逆転裁判 ~東方法闘録〜   作:タイホくん

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探偵1日目 その7

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 【同日 午前11時3分 被害者の自宅・敷地内】

 部屋を出ると、すぐ右手の物干し竿のそばに、目的の人物がいた。華扇さんだ。

 華扇さんは、どこからか飛んできた小鳥と戯れていた。小鳥は、かなり華扇さんになついているように見える。動物に好かれやすい体質なのだろうか。

 

 「華扇さん。ちょっとよろしいでしょうか」

 小鳥が逃げ出さないように、声を抑えて話しかける。

 「? はい、なんでしょう」

 「さっき聞きそびれたことについて、お話を伺いたいのですが」

 「……しつこいですね。さっきも言いましたが、席を立ったのは少々吐き気を感じたからです。嘘ではありません。いいでしょう、それで」

 華扇さんはやや機嫌が悪くなる。

 ……ロックを解除するときは、いつも申し訳ない気持ちになる。相手の隠していることを暴き出すわけだから。……でも、裁判で戦う前には、疑問は全て潰さないといけない。申し訳ないが、その心のカギを開けさせてもらおう。

 

 ぼくは懐から勾玉を取り出し、上部にあいている穴をのぞき込む。

 すると、ガコンと音が鳴り、視界が華扇さんを残して真っ暗になり、鎖と錠前が現れた。

 ……さて、取り掛かるとするか。

 

 

 

―サイコ・ロック―

~吐き気を感じた理由~

 

 「……裁判で戦うにあたって、もう少し情報が欲しいんです。そして、あなたの感じた“吐き気”はもしかしたら、事件解決の糸口になりえるかもしれないのです」

 「……うう」

 「なぜ、吐き気を感じたのか、あなたは理由を知っているはずです。教えていただけませんか?」

 「り……理由なんて、私には分かりません」

 ……いや、理由が分からないならロックは現れない。理由が分かるからこそ、それを隠したくなりロックが現れるのだから。

 「お、お酒はあの日、あの時のために購入されたものです。腐っていたわけでもないですし、変なものが入っていたわけでもありません!」

 「……“変なものが入っていない”。それはどうでしょうか」

 「……え?」

 「あの日、あなたが口をつけたお酒には、これが入っていたのかもしれないのです」

 

 摂取することで、吐き気を感じたり、腹痛を引き起こしたりするモノ……ぼくはそれを知っている。

 

 

 

―つきつける―
 

華扇が摂取したものとは?
 

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

──────────────────

 

──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

──────────────────

 

《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

──────────────────

 

──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

──────────────────

 

──────────────────

・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あなたが摂取したモノ……それはこれだったのです」

 「……本気で私がそれを摂取したとでも?」

 「あれ、違いましたかね?」

 「現実的に考えてありえません!」

 ……間違えてしまったようだ。

 

 「……今度こそ教えて差し上げましょう。あの日、あなたが口をつけたお酒には、これが入っていたのかもしれないのです」

 

―つきつける―
 

華扇が摂取したものとは?
 

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

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・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

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──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

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──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

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──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

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──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

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・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

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・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

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・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

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──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

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──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

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・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

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《人物》

 

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・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

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・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

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・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

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──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

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──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

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・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

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・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

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・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

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・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

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・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

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・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あなたの飲んだお酒に入っていたかもしれないもの……それは、鬼殺の秘薬ですよ」

 「き、鬼殺の……」

 「ええ。今回の事件で、被害者の殺害に用いられた毒です」

 「そ、それがどうしたのですか……! 私は仙人です。その毒を飲んだところで、何も反応は起こらないはずです!」

 「……確かにそうかもしれません。しかし、それはあなたに“鬼の血”が流れていなければ、の話です」

 「……!」

 華扇さんは、こちらから目をそらす。

 

 「捜査官の人から教えてもらいました。この毒物は、鬼の血の“濃さ”に応じて、効果を示すそうです。純度百パーセントの鬼なら即死。そして、鬼の血が薄まれば薄まるほど、徐々に効果は弱まります。……そして、鬼の血が薄い者に対する効果として“吐き気”があげられます」

 「ううう……」

 「華扇さん、あなたには鬼の血が流れている。そして、あなたは鬼殺の秘薬を宴会中に口にしてしまった。だから、吐き気を感じてしまったのです!」

 「ぐ…………ぐうっ!」

 錠前が一つ、音を立てて弾け飛ぶ。華扇さんの声に驚いて、小鳥はどこかへと飛び立ってしまった。……よし、まず一つだ。

 

 「あ、あなたの話していることは推測にすぎません! 私に鬼の血が流れている? そうだというのならば、証拠を出してください!」

 華扇さんは声を少し荒げる。

 

 ……ここは重要なポイントだ。彼女の正体を証明するために、外堀から埋めていこう。まず、彼女の交友関係を明らかにする。次に、その交友している人たちの正体を証明する。そうすれば、彼女に鬼の血が流れていることが証明できるはずだ。

 

 「……分かりました。では、証拠をお見せしましょう。あなたに鬼の血が流れていることを示す証拠品は……!」

 

―つきつける―
 

華扇に鬼の血が流れていることを
 

示す証拠をつきつけろ!
 

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

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・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

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・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

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・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

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・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

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・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

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・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

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・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

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・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

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──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

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・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

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・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

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・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

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《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

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・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

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──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

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──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

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──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

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・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

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・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

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──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

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・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あなたに鬼の血が流れていること……これをみれば一目瞭然です!」

 「…………ああ、失礼。小鳥と戯れていて聞いていませんでした。もう一度仰っていただけますか?」

 「……その前にもう一度考え直していいですか?」

 「……よく考えてからしゃべり始めてほしいものですね」

 もう一度考え直そう……。

 

 「えーっと……今度こそお見せしましょう。あなたに鬼の血が流れていることを示す証拠品は……!」

 

―つきつける―
 

華扇に鬼の血が流れていることを
 

示す証拠をつきつけろ!
 

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

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・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

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──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

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・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

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・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

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・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

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・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

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・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

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・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

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・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

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・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

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《人物》

 

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・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

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・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

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・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

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・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

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・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

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──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

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・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

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・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

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・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

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・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

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・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

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 「……こいつです」

 「そ、それは……メモ用紙?」

 「重要なのは、中身です。華扇さん。あなたは昔よく、萃香さんや、勇儀さん、それにもう一人の鬼の方と、四人でつるんでいたそうですね? 勇儀さん本人から聞きました」

 「……! 勇儀……余計なことを」

 「そして、勇儀さんと、萃香さんもまた、もう一人の方と同じく“鬼”でした。……果たしてこれは偶然でしょうか?」

 「……た、確かに昔、よくつるんでいたのは事実です。でも待ってください。私が鬼とつるんでいたから、私に鬼の血が流れていたと言いたいのですか? それでは、証明したことにはなりません」

 「……もちろんです。この話には続きがあります」

 「……! 続き、ですって?」

 「カギとなるのは、勇儀さんたちの“正体”です」

 「しょ、正体……。……その様子を見るに、彼女たちの正体を知っているようですね。……ならば、答えてください。その者たちの正体とは、いったい何だったんですか?」

 

―つきつける―
 

勇儀たちの正体とは?
  

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

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・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

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・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

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・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

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・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

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──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

──────────────────

 

──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

──────────────────

 

《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

──────────────────

 

──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

──────────────────

 

──────────────────

・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 「これが、勇儀さん達の正体だったのです!」

 「……本気でそう考えているのですか?」

 「えっ」

 「私の目を見て、本気でそう言い切れますか?」

 「……ごめんなさい、無理です」

 「でしょうね……」

 失敗したようだ……。

 

 

 「失敗してしまいましたが……。それでも、この話には続きがあります」

 「……! 続き、ですって?」

 「カギとなるのは、勇義さんたちの“正体”です」

 「……先ほどは間違えたようですが……その様子を見るに、やはり本当に彼女たちの正体を知ってるようですね。……ならば、答えてください。その者たちの正体とは、一体何だったんですか?

 

―つきつける―
 

勇儀たちの正体とは?
  

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

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──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

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・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

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──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

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──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

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──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

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──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

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《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

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・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

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──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

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──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

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──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

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・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

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・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

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・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

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・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

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・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

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・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

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 「それは……こいつが教えてくれます」

 「またメモ用紙ですか」

 「例のごとく、重要なのは中身です。……これも勇儀さんから教えてもらった情報です。

勇儀さん、そしてその友人である萃香さんは、その昔、“鬼の四天王”と呼ばれていたそうです」

 「し、四天王……」

 「そして、あなたと勇儀さんたちはよく“四人”で集まっていた。この数字の一致は果たして偶然なのでしょうか?」

 「ま、回りくどい言い方はやめてください!」

 「……では、単刀直入に言いましょう。……華扇さん、あなたは“鬼の四天王”の一人だった! 今は、仙人になった影響で、その血は薄まっているのかもしれませんが……少なくとも、あなたには鬼の血が今も流れているのです!」

 「ぐっ……!」

 華扇さんは歯を食いしばり、焦りの色を顔に滲ませる。これでどうだ……?

 

 「……確かに、筋は通っているようです。しかし、まだ甘い」

 「なんですって?」

 「集まっていた仲間の人数の一致を根拠とする。悪くはありません。しかし、あなたの主張はまだ偶然の範疇を出ていない。核心にはまだ至っていないのです!」

 「ぐ、ぐぬぬ……」

 確かにその通りだ。数字の一致だけで彼女が鬼の四天王だと証明するのは少し難しいか。

 

 「……ならば、“もう一つの可能性”を証明してみるとしましょう」

 「ま、まだあるというのですか?」

 窮地を脱したと思い安堵していた華扇さんの顔が再びひきつる。

 

 「“発想を逆転する”んです。あなたが元々は鬼で今は仙人である、ということが証明できないならば、その逆を証明すればいいのです」

 「逆……?」

 「つまり、“あなたは仙人であるが、何らかの理由で鬼の血が流れている“ということを証明すればいいのです。そして、ぼくはそれを可能とする証拠品をすでに得ています」

 「……いいでしょう。私ももう腹をくくります。聞かせてください。あなたの持っている証拠品とやらを!」

 

―つきつける―
 

華扇に鬼の血が流れている事を示す証拠は?
  

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

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・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

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──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

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──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

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・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

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・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

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──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

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──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

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──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

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・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

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《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

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・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

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・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

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・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

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・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

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・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

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・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

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・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

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・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

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・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

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・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

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 「これこそが、その証拠品です!」

 「……どうやら、“発想を逆転”した結果、こんがらがってしまったようですね。どう考えてもそれは違うでしょう」

 「ぐぎゅう!」

 「……どこからそんな声を出しているんですか」

 間違えてしまったようだ……。

 

 「……私も腹をくくったのです。早く聞かせてください。仙人である私に鬼の血が流れていることを示す証拠品とやらを!」

 

―つきつける―
 

華扇に鬼の血が流れている事を示す証拠は?
  

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

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──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

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・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

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──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

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・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

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・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

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・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

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・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

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──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

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・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

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《人物》

 

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・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

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・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

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・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

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・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

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・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

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・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

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・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

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・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

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・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

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・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

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・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

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 その言葉を受け、ぼくは華扇さんの懐を指さす。

 「その証拠品は……華扇さん。あなたが持っている“茨木の百薬升”です」

 「……! なぜ、あなたがこれのことを!?」

 「……これもまた、勇儀さんに教えてもらいました」

 「ゆ、勇儀……本当にアイツはァ……」

 ……勇儀さんに少し申し訳ないことをしたかもしれない。ま、あの人なら大丈夫か。根拠はないけれど。

 

 「ええと、話を戻しますが。聞くところによると、その升を使ってお酒を飲むとけがや病気が治る代わりに、使用し続けるとやがて体が鬼になる副作用があると聞きました」

 「……その通りです」

 「ぼくは、あなたの本来の種族が鬼か仙人なのか、どちらなのか知りません。しかし、たとえあなたがどちらの種族であろうと、その升を使ってお酒を飲んでいる以上、あなたの体には鬼の血が流れていることになるのです!」

 「お見事です。成歩堂さん。……私は、元々は鬼として生きていたことを認めましょう」

 そう華扇さんが言った瞬間、残りの錠前も弾け飛んだ。鎖がどこかへと消えてゆき、視界が元に戻る。うまくいったようだ。

 

―解除成功―

 

 「……最初にあなたが仰った通り、私は元・鬼の四天王の一人です。今はこうして仙人をやっていますが……」

 観念した華扇さんは、しぶしぶと話し始めた。

 「やはり、鬼だったころの血がまだ流れているのですか?」

 「ええ。仙人になるための修行を続けているうちに、体は徐々に鬼から仙人のものに移り変わっているようですが……やはり、この升を使っている以上、鬼の血はいまだに私の中を流れているのでしょう。……不便な話、私はこの升でお酒を飲み続けないと、体が腐ってしまうもので」

 華扇さんは、包帯が巻かれた自分の右腕を左手でさする。昔、かなりの大けがを負ったのは間違いない。……あまり深入りしないほうが、彼女の為だろう。

 

 「……なるほど。分かりました。すみません、話したくないことを話させてしまって……」

 「いえ。私も、黙っていて申し訳ありませんでした。……鬼の四天王時代の頃の思い出は、少し恥ずかしいものが多いので……」

 華扇さんの頬が紅潮する。……真面目な人が、昔はかなりやんちゃしていた、っていうあれなのだろう。……こっちも深堀りしないほうがいいな。

 

 「……可能ならば、の話なのですが。鬼の四天王時代の写真なんかはありますか?」

 「……偶然にも、手元にあります。昨日の宴会の直前に、勇儀から渡されました。なんでも、家の押し入れを整理したら出てきたそうで……。押し付けられて困っていたところです。よろしければ、差し上げます」

 「感謝します」

 華扇さんから写真を受け取った。写真には、勇儀さん、萃香さん、そして角が生えた華扇さんが写っている。……もう一人の人はどこに行ったのだろうか。まあ、たまたまいなかったのだろう。この証拠で重要なのは、鬼だった頃の華扇さんが写っているという点だ。

 こいつも、裁判で重要な証拠になる。なくさないようにしておかないと。

 

―証拠品「鬼の四天王時代の写真」を

法廷記録にファイルした―

 

・鬼の四天王時代の写真

妖怪の山に鬼の四天王が君臨していた時に撮られた写真。

鬼だった頃の華扇と、勇儀、萃香が写っている。

 

 「……ありがとうございました。おかげで、重要な情報が手に入りました」

 「あ、あら、そうですか。お役に立てたのなら、なによりです」

 華扇さんは、ぼくの言葉にやや動揺した様子を見せた。

 

 ……ここで手に入れた情報は、超重要だ。今回の裁判において、弁護側の主張の要になる。よし、留置所に戻って、メディスンさんに報告しよう。

 

 真宵ちゃんの手を引き、ぼくは留置所への道のりを急いだ。裁判の開廷時間は、もうすぐそこまで迫っている。

 

   

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも、タイホくんです。お久しぶりです。
探偵1日目 その7をお届けしました。次回で探偵パートは最終回です。

一つ近況報告をさせていただきますと、2020秋アニメで放送されていた「安達としまむら」というアニメ作品にドハマりしてしまい、執筆が二週間ほど完全に停止してしまっています。ここまで一つの作品にハマったのはかなり久しぶりです。もう沼以外の何物でもありません。

今までアニメ作品を見ていて、面白いなと感じた作品はいくつもありましたが、「続きが気になってしょうがない! 二期制作を待ってる暇なんかねえ! 原作一から全部履修してやる!」となったアニメ作品はたぶん初めてです。自分でも驚いております。

作風としてはGL、いわゆる百合という奴ですが、抵抗のない方は是非一度読んでみてください。マジで面白いです。

普通の百合作品としての一面はもちろん、思春期特有の価値観やすれ違いなどを通し、主人公である安達としまむらの成長過程が描かれているのが非常に面白いです。そして、なにより尊い。

これ以上語ると蛇足になってしまいかねないので、とにかく読んでみてください。後悔はさせません。

はい。逆裁ミリも関係ないのに布教してしまいました。マジでお熱状態です。

次回投稿予定日は2月6日になります。正直、今回の話と合わせて出したほうがいいぐらい短い回になりますがご了承を。失踪だけはしたくねえという思いでやっております。

では。
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