逆転裁判 ~東方法闘録〜   作:タイホくん

92 / 116
探偵2日目 その14

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【同日 午後7時37分 刑務所・面会室】

 「おお。随分とお早いお戻りだこと。情報は見つかったのかい?」

 面会終了のギリギリの時間ということもあり、雪崩れ込むように面会室に入ったぼく達を、先に来ていた正邪さんの声が迎えた。さながら不良のように机を脚の上にのせて、背もたれに臆面もなくもたれかかっている。監視の人は見たところいない、外の扉前で待機しているのだろうか。

 【同日 午後7時37分 刑務所・面会室】

 「おお。随分とお早いお戻りだこと。情報は見つかったのかい?」

 面会終了のギリギリの時間ということもあり、雪崩れ込むように面会室に入ったぼく達を、先に来ていた正邪さんの声が迎えた。さながら不良のように机を脚の上にのせて、背もたれに臆面もなくもたれかかっている。監視の人は見たところいない、外の扉前で待機しているのだろうか。

 

 「ええ。なんとか」

 「そりゃーよかった。十五分前から待機していた甲斐があるってもんよ」

 「……こりゃまた随分と待ちましたね」

 「これでも模範囚なものでね。ははは」

 不躾な座り方をしている人に言われても、全然説得力がない。……いや、天邪鬼的に考えると、問題児ということになるのか。だったら納得だけれど。

 

 彼女の刑務所での態度は今はどうでもいい。午後八時を迎える前に、さっさとロックを解除してお暇しなければ。

 

 ポケットから勾玉を取り出し、穴をのぞき込む。ガコンという音と共に鎖が伸びてきて赤い錠前がつけられた。真っ暗になった視界の先に映るのは正邪さんただ一人だ。相変わらず、彼女は不敵な態度をとっている。

 ……さて、取り掛かるとしようか。

 

 

―サイコ・ロック―

~十年前の事件について~

 

 「今回の事件と、十年前の事件は必ずどこかで繋がっているはずなんです。小さな情報でも構いません。教えていただけませんか?」

 「ああん? しつこいねえ、あんたも」

 正邪さんは思いっきりメンチを切ってきた。横に座っている真宵ちゃんは小さく悲鳴を上げると、座ったままパイプ椅子を両手で抱えて、ぼくの背中に隠れる。

 名琴さんの時、ぼくもまったく同じことをしてしまったので、何も言わずにそっとしておいた。これで貸し借りはなしだ。

 

 「言ったはずだろう? あんた自身の手で私の口をこじ開けてみなって。何のためにお外に行ったんですか? 彼女さんと散歩ですか? あん?」

 正邪さんは自分の唇を指でトントンと叩く。とことん高圧的に来るスタイルのようだ。

 

 「そもそもだ。あいつは根っからの悪人なんだ。私と組んで委員会に乗り込む前から、前科持ちで監視されていたって話だぜ? そんな女なんだ。どっかで恨みの一つや二つ買われていても、なんら疑問の余地はない」

 「……彼女が根っからの悪人という話は初耳でした」

 「へん。その程度の情報も掴まねえで何が調査だ。何一つあいつのことを分かってねえ」

 「……面目ない」

 怒られてしまった。少し体が委縮する。……だが、今の正邪さんの言葉から会話のとっかかりを見つけることができた。これは好機だ。

 

 「オホン。彼女が悪人だということは分かりました。しかし、今回に限ってはその話は適用されないでしょう」

 「なんだと?」

 「委員会襲撃後、彼女は人間として十年間潜伏し続けていました。その間、彼女に目立った犯罪行為は見受けられない。形だけとはいえ、真っ当に生きてきた彼女が殺されるというのは、少し考えにくいのでは?」

 「ふん。屁理屈だ。どんな奴だって、根っこの部分は十年やそこらじゃ変わらないよ。ばれていないだけで、恨みを買われるような真似をしているかもしれないぞ?」

 「憶測の範疇を出ていませんね。ぼくが彼女ならば穏便に生活すると思いますが」

 「それだってあんたの憶測だ。人間の姿で生きていたとしても、あいつはいつ殺されてもおかしくない立場にあったことに変わりはないさ」

 「……あなたの言っていることは正しい。ただ、一つ問題があります」

 「ほう?」

 「彼女が人間として生きている間に、誰かの恨みを買い殺害される。あなたの口ぶりから察するに、あり得ない話ではないのでしょう。しかしその場合、一つおかしな点が浮かび上がります」

 「……もったいぶっていないで教えろ」

 「分かりました。……もし彼女が人間として殺されたとした場合、ぼくの手元にこの証拠品のデータはないはずです」

 

 

 

 

―つきつける―

正しい証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

──────────────────

 

──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王時代の写真【つきつける】

妖怪の山に鬼の四天王が君臨していた時に撮られた写真。

鬼だった頃の華扇と、勇儀、萃香が写っている。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏の水筒【つきつける】

陽皐瑠夏が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。ただし、彼女には効果がない。

蓋と容器がそれぞれ盃と徳利のような形状をしている。

片面に彼岸花、もう片面に黄緑色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の水筒【つきつける】

名琴が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。

現在は警察の管理下に置かれている。陽皐の水筒と同じもの。

──────────────────

 

──────────────────

・十年前の文々。新聞の切り抜き【つきつける】

十年前、転生管理委員会で起きた襲撃事件について書かれた記事。

 

※詳細(記事一部抜粋)

 “……警察は、事件の主犯格である鬼神正邪ら四名の人妖を確保。しかし、仲間の一人である鬼道酒華容疑者は依然逃走中である。現在、警察は彼女を指名手配し懸命の捜索に当たっている。だが、現状、鬼道容疑者について現在判明しているのは名前と顔のみであり、体格や身長、種族などの情報が不明瞭な状況の中での捜索は、困難を極めるものと推察される”

──────────────────

 

─────────────────

・人妖基本台帳【つきつける】

幻想郷に住む全ての人妖の基本的な情報が書かれた台帳。

被害者のことについても書かれていた。

──────────────────

 

──────────────────

・委員長の日記【つきつける】

転生管理委員会の委員長の日記。

 

※詳細

“四月八日 天気、晴れ。ついに鬼道の尻尾を捕らえた。偶然とはいえ、私が席を立った隙に私の酔い止めを飲んだ結果、あんなに酔っぱらってしまうとは……。もしかしたら、この酔い止めは鬼に対して何か特別な力を発揮するのかもしれない。今度そちらの筋に確認してみるとしよう。とにかく、ようやく柿戸が鬼道だと判明した。……しかし、奴め、まさか十年前の真実を大胆不敵にも告発しようとは。自らの死期を早める行為だとは知らずに口を割ってからに。だが、これでようやくこの事件に片が付く。忌々しき反逆者の妖怪どもを根絶やしにできる日は近い。早速始末の手段を考えなければ。しかし、能力なしで鬼をどのように殺したものか……”

──────────────────

 

《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

──────────────────

 

──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

──────────────────

 

──────────────────

・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

──────────────────

 

──────────────────

・水橋パルスィ(??)【つきつける】

勇儀さんの友人。嫉妬深い性格で少し厄介。

──────────────────

 

──────────────────

・東雲璃月(??)【つきつける】

トノサマンオタクの鬼。真宵ちゃんと同調すると収拾がつかなくなる。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏(??)【つきつける】

グルグルしたものが好きな鬼。

鈴くんにじゃれついては、毎回ウザがられている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼灯鈴(??)【つきつける】

背の小さな鬼。

少女のような見た目とは裏腹に、実は男の子。

──────────────────

 

──────────────────

・朝霧純透(??)【つきつける】

にとりさんの上司。今日はなんだか様子が変だった。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「このデータがぼくの手元にあるのはありえないのです!」

 「……今回の場合、つきつける証拠としてそれはありえない、っていうべきなんじゃないか?」

 「あれ、違いましたかね?」

 「どうだかねー。自分で考えな」

 ……多分、間違っているみたいだな。

 

 「……もったいぶってないで、さっさと正しい証拠を見せろ」

 「分かりました。……もし彼女が人間として殺された場合、ぼくの手元にこの証拠品のデータはないはずです」

 

―つきつける―

正しい証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

──────────────────

 

──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王時代の写真【つきつける】

妖怪の山に鬼の四天王が君臨していた時に撮られた写真。

鬼だった頃の華扇と、勇儀、萃香が写っている。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏の水筒【つきつける】

陽皐瑠夏が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。ただし、彼女には効果がない。

蓋と容器がそれぞれ盃と徳利のような形状をしている。

片面に彼岸花、もう片面に黄緑色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の水筒【つきつける】

名琴が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。

現在は警察の管理下に置かれている。陽皐の水筒と同じもの。

──────────────────

 

──────────────────

・十年前の文々。新聞の切り抜き【つきつける】

十年前、転生管理委員会で起きた襲撃事件について書かれた記事。

 

※詳細(記事一部抜粋)

 “……警察は、事件の主犯格である鬼神正邪ら四名の人妖を確保。しかし、仲間の一人である鬼道酒華容疑者は依然逃走中である。現在、警察は彼女を指名手配し懸命の捜索に当たっている。だが、現状、鬼道容疑者について現在判明しているのは名前と顔のみであり、体格や身長、種族などの情報が不明瞭な状況の中での捜索は、困難を極めるものと推察される”

──────────────────

 

─────────────────

・人妖基本台帳【つきつける】

幻想郷に住む全ての人妖の基本的な情報が書かれた台帳。

被害者のことについても書かれていた。

──────────────────

 

──────────────────

・委員長の日記【つきつける】

転生管理委員会の委員長の日記。

 

※詳細

“四月八日 天気、晴れ。ついに鬼道の尻尾を捕らえた。偶然とはいえ、私が席を立った隙に私の酔い止めを飲んだ結果、あんなに酔っぱらってしまうとは……。もしかしたら、この酔い止めは鬼に対して何か特別な力を発揮するのかもしれない。今度そちらの筋に確認してみるとしよう。とにかく、ようやく柿戸が鬼道だと判明した。……しかし、奴め、まさか十年前の真実を大胆不敵にも告発しようとは。自らの死期を早める行為だとは知らずに口を割ってからに。だが、これでようやくこの事件に片が付く。忌々しき反逆者の妖怪どもを根絶やしにできる日は近い。早速始末の手段を考えなければ。しかし、能力なしで鬼をどのように殺したものか……”

──────────────────

 

《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

──────────────────

 

──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

──────────────────

 

──────────────────

・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

──────────────────

 

──────────────────

・水橋パルスィ(??)【つきつける】

勇儀さんの友人。嫉妬深い性格で少し厄介。

──────────────────

 

──────────────────

・東雲璃月(??)【つきつける】

トノサマンオタクの鬼。真宵ちゃんと同調すると収拾がつかなくなる。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏(??)【つきつける】

グルグルしたものが好きな鬼。

鈴くんにじゃれついては、毎回ウザがられている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼灯鈴(??)【つきつける】

背の小さな鬼。

少女のような見た目とは裏腹に、実は男の子。

──────────────────

 

──────────────────

・朝霧純透(??)【つきつける】

にとりさんの上司。今日はなんだか様子が変だった。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ぼくはそう言うと、法廷記録からあるデータを取り出す。およそ三時間前、最新のものに更新されたばかりのデータ……鬼殺の秘薬に関するものだ。

 

 「……これは?」

 「“鬼殺の秘薬”という毒物に関する情報です。今回、彼女はこの毒物によって殺害されました」

 「ふーん。見たことも聞いたこともないねえ」

 耳をほじくりながら正邪さんは仕切り越しに資料を眺める。

 

 「この毒、鬼にしか効果を示さないという、特殊なものなのです。十年前から、彼女は人間として生活してきました。その間、彼女が誰かから恨みを買われ、殺害を企てられたとしましょう。……その場合、彼女の殺害にこの毒が使用されることは決してあり得ない。なぜなら、この毒は鬼以外の種族に一切反応を示さないからです!」

 ぼくが叫ぶと共に、錠前が一つ弾け飛んだ。よし、残り三つだ。

 

 正邪さんはぼくの大声に、一瞬動揺の色を見せたが、すぐにそれを、笑みを浮かべることでかき消す。まだまだ余裕のようだ。

 

 「ふ。確かにその通りだな。……だが、なんの証明にもなっちゃあいない」

 「そうでしょうか。彼女が鬼だということを知っているのは、事件に関わっている人たちぐらいなものです」

 「はん。どうだかな。いいか、あの事件は当時、幻想郷中の新聞社という新聞社がこぞって記事にしたんだ。唯一逃げ延びた鬼道については、言うまでもない。それだけ取りざたされれば、あいつの種族を知る人物だって出てくるはずだ」

 

 「……いや、それはあり得ない。新聞で彼女の種族について知りえることは不可能だったのです」

 

―つきつける―

正しい証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

──────────────────

 

──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王時代の写真【つきつける】

妖怪の山に鬼の四天王が君臨していた時に撮られた写真。

鬼だった頃の華扇と、勇儀、萃香が写っている。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏の水筒【つきつける】

陽皐瑠夏が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。ただし、彼女には効果がない。

蓋と容器がそれぞれ盃と徳利のような形状をしている。

片面に彼岸花、もう片面に黄緑色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の水筒【つきつける】

名琴が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。

現在は警察の管理下に置かれている。陽皐の水筒と同じもの。

──────────────────

 

──────────────────

・十年前の文々。新聞の切り抜き【つきつける】

十年前、転生管理委員会で起きた襲撃事件について書かれた記事。

 

※詳細(記事一部抜粋)

 “……警察は、事件の主犯格である鬼神正邪ら四名の人妖を確保。しかし、仲間の一人である鬼道酒華容疑者は依然逃走中である。現在、警察は彼女を指名手配し懸命の捜索に当たっている。だが、現状、鬼道容疑者について現在判明しているのは名前と顔のみであり、体格や身長、種族などの情報が不明瞭な状況の中での捜索は、困難を極めるものと推察される”

──────────────────

 

─────────────────

・人妖基本台帳【つきつける】

幻想郷に住む全ての人妖の基本的な情報が書かれた台帳。

被害者のことについても書かれていた。

──────────────────

 

──────────────────

・委員長の日記【つきつける】

転生管理委員会の委員長の日記。

 

※詳細

“四月八日 天気、晴れ。ついに鬼道の尻尾を捕らえた。偶然とはいえ、私が席を立った隙に私の酔い止めを飲んだ結果、あんなに酔っぱらってしまうとは……。もしかしたら、この酔い止めは鬼に対して何か特別な力を発揮するのかもしれない。今度そちらの筋に確認してみるとしよう。とにかく、ようやく柿戸が鬼道だと判明した。……しかし、奴め、まさか十年前の真実を大胆不敵にも告発しようとは。自らの死期を早める行為だとは知らずに口を割ってからに。だが、これでようやくこの事件に片が付く。忌々しき反逆者の妖怪どもを根絶やしにできる日は近い。早速始末の手段を考えなければ。しかし、能力なしで鬼をどのように殺したものか……”

──────────────────

 

《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

──────────────────

 

──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

──────────────────

 

──────────────────

・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

──────────────────

 

──────────────────

・水橋パルスィ(??)【つきつける】

勇儀さんの友人。嫉妬深い性格で少し厄介。

──────────────────

 

──────────────────

・東雲璃月(??)【つきつける】

トノサマンオタクの鬼。真宵ちゃんと同調すると収拾がつかなくなる。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏(??)【つきつける】

グルグルしたものが好きな鬼。

鈴くんにじゃれついては、毎回ウザがられている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼灯鈴(??)【つきつける】

背の小さな鬼。

少女のような見た目とは裏腹に、実は男の子。

──────────────────

 

──────────────────

・朝霧純透(??)【つきつける】

にとりさんの上司。今日はなんだか様子が変だった。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「これを見れば、不可能だったことが分かるはずです!」

 「……私には、理解不能だな、その証拠」

 ……間違ってしまったようだ。

 

 「……新聞で被害者の種族について知り得ることは不可能だった。今度こそ、これがそれを示してくれます」

 

―つきつける―

正しい証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

──────────────────

 

──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王時代の写真【つきつける】

妖怪の山に鬼の四天王が君臨していた時に撮られた写真。

鬼だった頃の華扇と、勇儀、萃香が写っている。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏の水筒【つきつける】

陽皐瑠夏が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。ただし、彼女には効果がない。

蓋と容器がそれぞれ盃と徳利のような形状をしている。

片面に彼岸花、もう片面に黄緑色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の水筒【つきつける】

名琴が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。

現在は警察の管理下に置かれている。陽皐の水筒と同じもの。

──────────────────

 

──────────────────

・十年前の文々。新聞の切り抜き【つきつける】

十年前、転生管理委員会で起きた襲撃事件について書かれた記事。

 

※詳細(記事一部抜粋)

 “……警察は、事件の主犯格である鬼神正邪ら四名の人妖を確保。しかし、仲間の一人である鬼道酒華容疑者は依然逃走中である。現在、警察は彼女を指名手配し懸命の捜索に当たっている。だが、現状、鬼道容疑者について現在判明しているのは名前と顔のみであり、体格や身長、種族などの情報が不明瞭な状況の中での捜索は、困難を極めるものと推察される”

──────────────────

 

─────────────────

・人妖基本台帳【つきつける】

幻想郷に住む全ての人妖の基本的な情報が書かれた台帳。

被害者のことについても書かれていた。

──────────────────

 

──────────────────

・委員長の日記【つきつける】

転生管理委員会の委員長の日記。

 

※詳細

“四月八日 天気、晴れ。ついに鬼道の尻尾を捕らえた。偶然とはいえ、私が席を立った隙に私の酔い止めを飲んだ結果、あんなに酔っぱらってしまうとは……。もしかしたら、この酔い止めは鬼に対して何か特別な力を発揮するのかもしれない。今度そちらの筋に確認してみるとしよう。とにかく、ようやく柿戸が鬼道だと判明した。……しかし、奴め、まさか十年前の真実を大胆不敵にも告発しようとは。自らの死期を早める行為だとは知らずに口を割ってからに。だが、これでようやくこの事件に片が付く。忌々しき反逆者の妖怪どもを根絶やしにできる日は近い。早速始末の手段を考えなければ。しかし、能力なしで鬼をどのように殺したものか……”

──────────────────

 

《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

──────────────────

 

──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

──────────────────

 

──────────────────

・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

──────────────────

 

──────────────────

・水橋パルスィ(??)【つきつける】

勇儀さんの友人。嫉妬深い性格で少し厄介。

──────────────────

 

──────────────────

・東雲璃月(??)【つきつける】

トノサマンオタクの鬼。真宵ちゃんと同調すると収拾がつかなくなる。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏(??)【つきつける】

グルグルしたものが好きな鬼。

鈴くんにじゃれついては、毎回ウザがられている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼灯鈴(??)【つきつける】

背の小さな鬼。

少女のような見た目とは裏腹に、実は男の子。

──────────────────

 

──────────────────

・朝霧純透(??)【つきつける】

にとりさんの上司。今日はなんだか様子が変だった。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ぼくはカバンから新聞の切り抜きを取り出すと、仕切りの前に差し出す。

 

 「十年前の事件についての切り抜きです。ここには確かに彼女に関する情報が載っています。しかし、当時判明していたのは“名前”と“顔”だけでした。種族に関する情報はありません。この切り抜きをくれた記者の人曰く、今回の事件が起きるまでの間、名前と顔以上の情報は幻想郷のいかなる人物でも掴むことができなかったそうです」

 「どこかで鬼道が自分の能力について喋っちまった可能性だってあると思うが?」

 「それはその通りです。しかし、鬼道さんの口から出た情報のみで、彼女の種族を鬼と断定し、殺害に至るのはリスクがある。この場合、普通なら様々な種族に対して有効な毒物を使うほうが自然です。しかし、犯人は鬼にしか効かない毒物をわざわざ使用して殺害に及んだ。ここまでの確証を得られる人物は、事件に直接関わっている者以外考えにくい!」

 二つ目の錠前がはじけ飛んだ。正邪さんは特に態度を崩すことなく続ける。

 

 「……確かにそうだな。鬼道の口から出た情報だけで鬼殺の秘薬を使うというのは、少し考えにくい。だが、まだ問題は残っているぜ?」

 「なんでしょう」

 口ではそう言ったが、こう来るのは予想できた。なぜならロックがまだ半分残っているからだ。まだ正邪さんの口は割れない。

 

 「いいか。幻想郷狭しといえど、ここには多くの種族が存在する。角が生えている種族だけでも、鬼道みたいな鬼や、私みたいな天邪鬼。他にも沢山存在しているわけだ。いくら事件関係者でも、一目見ただけでは、鬼道の種族が何かということは分からないはず。事実、私がサツどもの話を聞いて居た限りでは、奴らは新聞にあった通り、鬼道の名前と顔以外は本当に分かっていない様子だった。あんたの言う、“鬼道の種族が鬼だと確証を持てる人物”は、事件関係者の中には一人もいないんだよ」

 正邪さんはニヤリと笑った。……残念だが、こちらにはその言葉を切り崩すことができる証拠がある。

 

 「いいえ、正邪さん。一人だけ。事件関係者の中に、鬼道さんの種族を知ることができた人物がいたんですよ」

 「……聞かせてみな」

 「その人物は、これを使って彼女の種族を知ったのです」

 

―つきつける―

正しい証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

──────────────────

 

──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王時代の写真【つきつける】

妖怪の山に鬼の四天王が君臨していた時に撮られた写真。

鬼だった頃の華扇と、勇儀、萃香が写っている。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏の水筒【つきつける】

陽皐瑠夏が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。ただし、彼女には効果がない。

蓋と容器がそれぞれ盃と徳利のような形状をしている。

片面に彼岸花、もう片面に黄緑色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の水筒【つきつける】

名琴が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。

現在は警察の管理下に置かれている。陽皐の水筒と同じもの。

──────────────────

 

──────────────────

・十年前の文々。新聞の切り抜き【つきつける】

十年前、転生管理委員会で起きた襲撃事件について書かれた記事。

 

※詳細(記事一部抜粋)

 “……警察は、事件の主犯格である鬼神正邪ら四名の人妖を確保。しかし、仲間の一人である鬼道酒華容疑者は依然逃走中である。現在、警察は彼女を指名手配し懸命の捜索に当たっている。だが、現状、鬼道容疑者について現在判明しているのは名前と顔のみであり、体格や身長、種族などの情報が不明瞭な状況の中での捜索は、困難を極めるものと推察される”

──────────────────

 

─────────────────

・人妖基本台帳【つきつける】

幻想郷に住む全ての人妖の基本的な情報が書かれた台帳。

被害者のことについても書かれていた。

──────────────────

 

──────────────────

・委員長の日記【つきつける】

転生管理委員会の委員長の日記。

 

※詳細

“四月八日 天気、晴れ。ついに鬼道の尻尾を捕らえた。偶然とはいえ、私が席を立った隙に私の酔い止めを飲んだ結果、あんなに酔っぱらってしまうとは……。もしかしたら、この酔い止めは鬼に対して何か特別な力を発揮するのかもしれない。今度そちらの筋に確認してみるとしよう。とにかく、ようやく柿戸が鬼道だと判明した。……しかし、奴め、まさか十年前の真実を大胆不敵にも告発しようとは。自らの死期を早める行為だとは知らずに口を割ってからに。だが、これでようやくこの事件に片が付く。忌々しき反逆者の妖怪どもを根絶やしにできる日は近い。早速始末の手段を考えなければ。しかし、能力なしで鬼をどのように殺したものか……”

──────────────────

 

《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

──────────────────

 

──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

──────────────────

 

──────────────────

・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

──────────────────

 

──────────────────

・水橋パルスィ(??)【つきつける】

勇儀さんの友人。嫉妬深い性格で少し厄介。

──────────────────

 

──────────────────

・東雲璃月(??)【つきつける】

トノサマンオタクの鬼。真宵ちゃんと同調すると収拾がつかなくなる。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏(??)【つきつける】

グルグルしたものが好きな鬼。

鈴くんにじゃれついては、毎回ウザがられている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼灯鈴(??)【つきつける】

背の小さな鬼。

少女のような見た目とは裏腹に、実は男の子。

──────────────────

 

──────────────────

・朝霧純透(??)【つきつける】

にとりさんの上司。今日はなんだか様子が変だった。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「鬼道さんの正体……これを見れば一目瞭然です」

 「……ああ、そのようだな。お前の考えが間違っていることが一目瞭然だ」

 「あれ、違いましたかね?」

 「どうかなー。自分で考えて見な」

 ……どうやら、間違っているようだ。

 

 「……おほん。今度こそ教えて差し上げましょう。その人物は、これを使って被害者の種族を知ったのです」

 

―つきつける―

正しい証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

──────────────────

 

──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王時代の写真【つきつける】

妖怪の山に鬼の四天王が君臨していた時に撮られた写真。

鬼だった頃の華扇と、勇儀、萃香が写っている。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏の水筒【つきつける】

陽皐瑠夏が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。ただし、彼女には効果がない。

蓋と容器がそれぞれ盃と徳利のような形状をしている。

片面に彼岸花、もう片面に黄緑色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の水筒【つきつける】

名琴が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。

現在は警察の管理下に置かれている。陽皐の水筒と同じもの。

──────────────────

 

──────────────────

・十年前の文々。新聞の切り抜き【つきつける】

十年前、転生管理委員会で起きた襲撃事件について書かれた記事。

 

※詳細(記事一部抜粋)

 “……警察は、事件の主犯格である鬼神正邪ら四名の人妖を確保。しかし、仲間の一人である鬼道酒華容疑者は依然逃走中である。現在、警察は彼女を指名手配し懸命の捜索に当たっている。だが、現状、鬼道容疑者について現在判明しているのは名前と顔のみであり、体格や身長、種族などの情報が不明瞭な状況の中での捜索は、困難を極めるものと推察される”

──────────────────

 

─────────────────

・人妖基本台帳【つきつける】

幻想郷に住む全ての人妖の基本的な情報が書かれた台帳。

被害者のことについても書かれていた。

──────────────────

 

──────────────────

・委員長の日記【つきつける】

転生管理委員会の委員長の日記。

 

※詳細

“四月八日 天気、晴れ。ついに鬼道の尻尾を捕らえた。偶然とはいえ、私が席を立った隙に私の酔い止めを飲んだ結果、あんなに酔っぱらってしまうとは……。もしかしたら、この酔い止めは鬼に対して何か特別な力を発揮するのかもしれない。今度そちらの筋に確認してみるとしよう。とにかく、ようやく柿戸が鬼道だと判明した。……しかし、奴め、まさか十年前の真実を大胆不敵にも告発しようとは。自らの死期を早める行為だとは知らずに口を割ってからに。だが、これでようやくこの事件に片が付く。忌々しき反逆者の妖怪どもを根絶やしにできる日は近い。早速始末の手段を考えなければ。しかし、能力なしで鬼をどのように殺したものか……”

──────────────────

 

《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

──────────────────

 

──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

──────────────────

 

──────────────────

・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

──────────────────

 

──────────────────

・水橋パルスィ(??)【つきつける】

勇儀さんの友人。嫉妬深い性格で少し厄介。

──────────────────

 

──────────────────

・東雲璃月(??)【つきつける】

トノサマンオタクの鬼。真宵ちゃんと同調すると収拾がつかなくなる。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏(??)【つきつける】

グルグルしたものが好きな鬼。

鈴くんにじゃれついては、毎回ウザがられている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼灯鈴(??)【つきつける】

背の小さな鬼。

少女のような見た目とは裏腹に、実は男の子。

──────────────────

 

──────────────────

・朝霧純透(??)【つきつける】

にとりさんの上司。今日はなんだか様子が変だった。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「“人妖基本台帳”……。転生管理委員会の委員長室にあるものです。これには、幻想郷中に住んでいるすべての人妖に関する基本的な情報が記載されています。その中には鬼道さんの物もありました。ばっちり、彼女の種族は鬼だと書かれていましたよ」

 「ほーう」

 「つまり、転生管理委員会の委員長ならば、鬼道さんの種族について知ることができた。人間として生きている彼女に、確信をもって鬼殺の秘薬を使うことができたのは、この人物だけなのです!」

 

 「……あんたらが、その情報をどうやって手に入れたかはさておくとして。一応、筋は通っているようだな」

 三つ目の錠前が割れた。残るは、一つ。正邪さんの心の牙城はもう陥落寸前だ。

 

 「だが、最後の詰めが甘い。まだ疑問点は残っているぜ?」

 「……お聞きしましょう」

 「残る疑問は単純明快。“そもそも委員長は、本当に鬼道を殺害する必要があったのか?”という事だ。仮にも正義の是非曲直庁の役人様なんだ。鬼道を見つけたならば、殺さずに逮捕するのが普通だろう。人間として身分を偽っているとしても、適当な罪をでっちあげて捕まえてしまえば済む話だ。その程度なら、二、三日あれば簡単に作り上げられるだろうよ」

 「……ところが。犯人はそんな罪をでっちあげる時間さえも惜しいぐらい追い込まれていたようです」

 「ほう?」

 「これが、それを示しています」

 

―つきつける―

正しい証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

──────────────────

 

──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王時代の写真【つきつける】

妖怪の山に鬼の四天王が君臨していた時に撮られた写真。

鬼だった頃の華扇と、勇儀、萃香が写っている。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏の水筒【つきつける】

陽皐瑠夏が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。ただし、彼女には効果がない。

蓋と容器がそれぞれ盃と徳利のような形状をしている。

片面に彼岸花、もう片面に黄緑色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の水筒【つきつける】

名琴が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。

現在は警察の管理下に置かれている。陽皐の水筒と同じもの。

──────────────────

 

──────────────────

・十年前の文々。新聞の切り抜き【つきつける】

十年前、転生管理委員会で起きた襲撃事件について書かれた記事。

 

※詳細(記事一部抜粋)

 “……警察は、事件の主犯格である鬼神正邪ら四名の人妖を確保。しかし、仲間の一人である鬼道酒華容疑者は依然逃走中である。現在、警察は彼女を指名手配し懸命の捜索に当たっている。だが、現状、鬼道容疑者について現在判明しているのは名前と顔のみであり、体格や身長、種族などの情報が不明瞭な状況の中での捜索は、困難を極めるものと推察される”

──────────────────

 

─────────────────

・人妖基本台帳【つきつける】

幻想郷に住む全ての人妖の基本的な情報が書かれた台帳。

被害者のことについても書かれていた。

──────────────────

 

──────────────────

・委員長の日記【つきつける】

転生管理委員会の委員長の日記。

 

※詳細

“四月八日 天気、晴れ。ついに鬼道の尻尾を捕らえた。偶然とはいえ、私が席を立った隙に私の酔い止めを飲んだ結果、あんなに酔っぱらってしまうとは……。もしかしたら、この酔い止めは鬼に対して何か特別な力を発揮するのかもしれない。今度そちらの筋に確認してみるとしよう。とにかく、ようやく柿戸が鬼道だと判明した。……しかし、奴め、まさか十年前の真実を大胆不敵にも告発しようとは。自らの死期を早める行為だとは知らずに口を割ってからに。だが、これでようやくこの事件に片が付く。忌々しき反逆者の妖怪どもを根絶やしにできる日は近い。早速始末の手段を考えなければ。しかし、能力なしで鬼をどのように殺したものか……”

──────────────────

 

《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

──────────────────

 

──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

──────────────────

 

──────────────────

・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

──────────────────

 

──────────────────

・水橋パルスィ(??)【つきつける】

勇儀さんの友人。嫉妬深い性格で少し厄介。

──────────────────

 

──────────────────

・東雲璃月(??)【つきつける】

トノサマンオタクの鬼。真宵ちゃんと同調すると収拾がつかなくなる。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏(??)【つきつける】

グルグルしたものが好きな鬼。

鈴くんにじゃれついては、毎回ウザがられている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼灯鈴(??)【つきつける】

背の小さな鬼。

少女のような見た目とは裏腹に、実は男の子。

──────────────────

 

──────────────────

・朝霧純透(??)【つきつける】

にとりさんの上司。今日はなんだか様子が変だった。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「真犯人に時間がなかった……これこそがその証拠です!」

 「……面会時間、あとちょっとしかねえな……時間がないのがアンタも同じなんだし、さっさと正しい証拠を出したほうが身のためだと思うぞ?」

 ……間違えてしまったようだ。

 

 「確かに面会の時間も残り僅かなようです。今度こそお見せしましょう。真犯人に時間がないこと。それはこいつが教えてくれます」

 

―つきつける―

正しい証拠をつきつけろ!

 

【法廷記録】

 

《証拠品》

──────────────────

・弁護士バッジ【つきつける】

ぼくの身分を証明するためのバッジ。

これが無いと誰もぼくを弁護士として認めてくれないが‥‥幻想郷で付けていてもあまり意味がないような気がする。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華の解剖記録【つきつける】

被害者の解剖記録。

※詳細

・被害者 鬼道酒華

・死因 鬼殺の秘薬の摂取による内蔵出血。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺の秘薬【つきつける】

被害者を死に至らしめた毒物。鬼族の血の濃さに応じて毒性が変化する。

鬼族以外の種族には一切反応を示さない。えぐみのある味をしているらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・宴会参加者の情報【つきつける】

名琴から教えてもらった宴会の参加者の情報。

※詳細

宴会の参加者は妖怪がほとんどを占めていて、

人間は唯一名琴のみ。鬼が全部で六人、残りの二人は妖怪だった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の証言書【つきつける】

名琴から聞いたことをメモしたもの。

「萃香が被害者に酌をしたとき、彼女は盛大に酒をこぼしてしまった」

──────────────────

 

──────────────────

・被害者のお猪口【つきつける】

被害者が座っていた席に置かれていた。

牡丹と鶯色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・華扇と勇儀たちの関係【つきつける】

華扇は昔、鬼の勇儀と萃香、さらにもう一人別の鬼と、

四人でよくつるんでいた。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木の百薬升【つきつける】

華扇の持ち物。病気やけがを治す力を持つが、

使用し続けると体が少しずつ鬼になるらしい。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼殺し【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

強い度数と辛みが特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・神便鬼毒酒【つきつける】

宴会でふるまわれた酒。

弱めの度数と甘い味が特徴。

──────────────────

 

──────────────────

・お猪口と徳利セット【つきつける】

萃香が持参したお猪口と徳利のセット。

お猪口はペアになっているものが5セット入っている。

※詳細

それぞれのお猪口の柄は以下の通り。

風:表に雲、裏面に風が吹いている様子

花:表に彼岸花、裏面に川

雪:表に降雪の様子、裏面に月

月:表に月、裏面にすっぽん

鳥:表に鶯色の鳥、裏に牡丹の花

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王【つきつける】

その昔、妖怪の山に君臨した四人組の鬼の集団。

メンバーは萃香、勇儀、そして残り二人のうち一人は……?

──────────────────

 

──────────────────

・鬼の四天王時代の写真【つきつける】

妖怪の山に鬼の四天王が君臨していた時に撮られた写真。

鬼だった頃の華扇と、勇儀、萃香が写っている。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏の水筒【つきつける】

陽皐瑠夏が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。ただし、彼女には効果がない。

蓋と容器がそれぞれ盃と徳利のような形状をしている。

片面に彼岸花、もう片面に黄緑色の鳥が描かれている。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴の水筒【つきつける】

名琴が宴会の時に持参していた水筒。中身は酔い止め。

現在は警察の管理下に置かれている。陽皐の水筒と同じもの。

──────────────────

 

──────────────────

・十年前の文々。新聞の切り抜き【つきつける】

十年前、転生管理委員会で起きた襲撃事件について書かれた記事。

 

※詳細(記事一部抜粋)

 “……警察は、事件の主犯格である鬼神正邪ら四名の人妖を確保。しかし、仲間の一人である鬼道酒華容疑者は依然逃走中である。現在、警察は彼女を指名手配し懸命の捜索に当たっている。だが、現状、鬼道容疑者について現在判明しているのは名前と顔のみであり、体格や身長、種族などの情報が不明瞭な状況の中での捜索は、困難を極めるものと推察される”

──────────────────

 

─────────────────

・人妖基本台帳【つきつける】

幻想郷に住む全ての人妖の基本的な情報が書かれた台帳。

被害者のことについても書かれていた。

──────────────────

 

──────────────────

・委員長の日記【つきつける】

転生管理委員会の委員長の日記。

 

※詳細

“四月八日 天気、晴れ。ついに鬼道の尻尾を捕らえた。偶然とはいえ、私が席を立った隙に私の酔い止めを飲んだ結果、あんなに酔っぱらってしまうとは……。もしかしたら、この酔い止めは鬼に対して何か特別な力を発揮するのかもしれない。今度そちらの筋に確認してみるとしよう。とにかく、ようやく柿戸が鬼道だと判明した。……しかし、奴め、まさか十年前の真実を大胆不敵にも告発しようとは。自らの死期を早める行為だとは知らずに口を割ってからに。だが、これでようやくこの事件に片が付く。忌々しき反逆者の妖怪どもを根絶やしにできる日は近い。早速始末の手段を考えなければ。しかし、能力なしで鬼をどのように殺したものか……”

──────────────────

 

《人物》

 

──────────────────

・綾里真宵(19)【つきつける】

ぼくの助手。

倉院流霊媒道の使い手。今もなお修行中。

──────────────────

 

──────────────────

・八雲紫(??)【つきつける】

ぼくを幻想郷に連れてきた謎の妖怪。

スキマ、というワープホールを使うことができる。

──────────────────

 

──────────────────

・四季映姫(??)【つきつける】

幻想郷の裁判長。紫さんの挑発に乗って検事になった。

色々とフクザツな事情を抱えていそうだ。

──────────────────

 

──────────────────

・小野塚小町(??)【つきつける】

法廷係官。

サボり癖がひどく四季検事にいつも怒られている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼道酒華(??)【つきつける】

今回の事件の被害者。

彼女に関する情報はまだ少ない。

──────────────────

 

──────────────────

・メディスン・メランコリー(??)【つきつける】

今回の事件の被告人。毒を操る程度の能力を持つ。

大人の女性に憧れている節があるようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・河城にとり(??)【つきつける】

刑事兼エンジニアの河童。

四季検事に怒られたせいか、機械いじりは慎むようになった。

──────────────────

 

──────────────────

・名琴為人(24)【つきつける】

宴会の参加者の一人。自称物書き。

掴みどころのない印象を受ける。

──────────────────

 

──────────────────

・茨木華扇(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。

生真面目そうな印象の人だ。

──────────────────

 

──────────────────

・星熊勇儀(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。でかいほうの鬼。

豪快な性格で小さなことは気にしない人のようだ。

──────────────────

 

──────────────────

・伊吹萃香(??)【つきつける】

宴会の参加者の一人。小さいほうの鬼。

見た目とは裏腹に酒のみ。常に酒の入ったひょうたんを携帯している。

──────────────────

 

──────────────────

・水橋パルスィ(??)【つきつける】

勇儀さんの友人。嫉妬深い性格で少し厄介。

──────────────────

 

──────────────────

・東雲璃月(??)【つきつける】

トノサマンオタクの鬼。真宵ちゃんと同調すると収拾がつかなくなる。

──────────────────

 

──────────────────

・陽皐瑠夏(??)【つきつける】

グルグルしたものが好きな鬼。

鈴くんにじゃれついては、毎回ウザがられている。

──────────────────

 

──────────────────

・鬼灯鈴(??)【つきつける】

背の小さな鬼。

少女のような見た目とは裏腹に、実は男の子。

──────────────────

 

──────────────────

・朝霧純透(??)【つきつける】

にとりさんの上司。今日はなんだか様子が変だった。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ぼくは懐から携帯を取り出すと、撮影した写真を開いて正邪さんにつきつける。正邪さんは、見慣れない機械の登場に一瞬目を白黒させたが、すぐに目線を画面のほうにむける。

 

 「これは委員長の日記です」

 「ふふーん。これもどこで見つけたんだろうねー。まあいいさ。続けな」

 「ここにはこう書かれています。“……しかし、奴め、まさか十年前の真実を大胆不敵にも告発しようとは”、と」

 「…………」

 正邪さんの口がへの字に曲がった。とどめは刺せたも同然のようだ。

 

 「彼女が真相を告発しようとしていることを知った委員長は、焦ったに違いありません。確かに、殺さずに逮捕するのが一番穏便に事を進められるでしょう。しかし、仮に逮捕が成功したとしても、真相を知っている彼女が生きている以上、またどこかから情報が漏れてしまう可能性がある。そこで委員長は、殺害することによりその口を永遠に塞ごうと画策した。つまり、今回の事件は、十年前の真相を闇に葬り去るために引き起こされたのです!」

 

 「……合格だ。いいだろう、すべて話してやるよ」

 正邪さんは観念したように笑った。最後の錠前がはじけ飛び、鎖がどこかへと消えてゆく。

なんとか成功したようだ。

 

―解除成功―

 

 「……まあ、すべて話してやると言っても、概ねあんたが今証明したことと変わりないんだがな」

 付き物が取れたように威圧的な態度を引っ込めた正邪さんは、そう言うと、自分の服の下から腕を突っ込んで何枚かの紙束を取り出した。

 

 「これは?」

 「日記に書いてあった、“十年前の真相”ってやつさ」

 仕切りの隙間から手渡されたそれをペラペラと捲る。詳細をかいつまんで話すと、十年前、委員会は確かに襲撃こそされたものの、死人は実際には出ていないという話だった。

 

 「書いてある通りだ。私たちが委員会に乗り込んだ。それは事実だ。だが、ただ役所に入って委員長様と面会しただけさ。それ以上のことは何もしてない」

 「……あれ、でも下剋上の為なら、血が流れても構わないと思っているって聞きましたよ?」

 いつの間にかぼくの横に移動していた真宵ちゃんが言った。正邪さんの威圧的な態度が収まったからだろうか。

 「ふん。どこから聞いたんだか。確かにそうだ。だが、私とて、大好きな自分の体を傷つけたくはない。余計な血が流れずに済むならば、そうする手段を選ぶまでさ。ま、面会の結果は芳しくなかったがね」

 正邪さんはため息をついた。

 

 「役所を出ようとした時だ。私たちは突然現れた警官隊に取り押さえられ、連行された。委員長の野郎は、“たとえ血が流れていなくとも、反逆の意思を持つ妖には死んでもらう”なんてほざきやがった。……鬼道が逃げ延びたのは幸運だった。報復を恐れてか、委員長は私たち全員をまとめて始末しようと思っていたらしい。もし、あの場で全員お縄にかかっていたら……今頃私はここにいないね」

 “おおー怖い”と正邪さんはわざとらしく身震いする。

 

 「丁度、一昨日の晩の事だった。鬼道の手貝と共にこの暴露情報の複製を手渡された。情報を掴めたのがよっぽど嬉しかったんだろうな。わざわざ私に手渡さなくてもいいのに。まあ、それがなければ、今頃あんたはこの情報を掴めていなかったわけだから、結果オーライなわけだが」

 「……そうですね」

 

 「その複製はお前にやるさ。私にはもう不要だ。好きに使いな」

 「ありがたく頂戴します」

 

―証拠品「鬼道酒華の告発文」の情報を

法廷記録にファイルした―

 

・鬼道酒華の告発文

十年前の事件の真相について書かれたもの。

ちなみにこれは複製品。

 

 ひと段落したので時計を確認する。時刻は面会終了の五分前だ。……最後に、一つ聞いておきたいことがある。それを聞いたらお暇するとしよう。

 

 「正邪さん。最後に一ついいでしょうか?」

 「なんだ。ここまで来たら、もう隠し事はしないさ」

 「では……。十年前、あなたたちはなぜ転生管理委員会を訪れたのですか?」

 「ああ。そんなことか。私たちがあそこに行った理由は……委員会に関する、きな臭い話の真偽を確かめるためさ」

 紫さんからも似たようなことを聞いていたと記憶する。やはり、噂は本当なのだろうか。

 

 「きな臭い話……確か、委員会が罪を犯した者の魂を輪廻の輪から外している、ってやつですか?」

 「そう、それだ。……委員会成立の数週間前だ。是非曲直庁周辺の情報を集めていた時、ある噂を小耳に挟んだんだ」

 「噂?」

 「委員長の能力についてだ」

 「能力、ですか……」

 そういえば、日記に“能力を使わずに殺すには……”みたいなことが書いてあったな。と、いうことは委員長の能力は殺傷能力を持っているという事になる。

 

 「当時は確証がなかったんだが……委員長は魂の存在を抹消する能力を持っていると、裏のスジに情報が流れていた。四季映姫がその能力を知ったうえで、それを理由に委員長を登用したかは不明だがな」

 「た、魂を抹消する……。そんなことしたら、霊媒もできなくなっちゃうよ」

 真宵ちゃんが震え声をあげた。

 

 「だが、やはり噂の範疇を出ていないものだった。確証のないことを辺りにばらまくわけにはいかなかったから、この噂を知っているのは、私を含めた妖怪数人ぐらいのものだったがな」

 「トップシークレットだったという事ですか」

 「そういうこった」

 正邪さんは首肯する。

 

 「次に、“その能力を持って、妖怪たちの魂を根絶やしにしているのでは?“という仮説が立つまで、時間はそんなにかからなかった。私の仲間は、みんな腹に見られたくない物を隠し持っていたもんでな。罪を犯している自分たちは、間違いなく魂を抹消させられるって震えあがっていたさ。……それで、私が確認のためにわざわざ乗り込んでやったってわけ。……そして結果は御覧のざま。きっと図星だったんだろうね」

 正邪さんはやれやれとため息をつく。

 

 「……意外と優しいんですね、正邪さん」

 「あ? 私が、優しいだ!?」

 真宵ちゃんの言葉に、正邪さんは混乱する。

 

 「だって、怖がってる仲間のためにわざわざ乗り込んでいったんでしょう? 仲間想いじゃないとできませんよ、そんなこと!」

 「う……うるせえ! 勘違いすんな! 私は、私の為に行動してんだ。他の奴なんて知ったこっちゃないね!」

 正邪さんはそっぽを向いてしまった。やや頬が紅潮しているのを見るに、今の反応は天邪鬼のそれだなと思った。

 

 さて、話は変わるが、委員長の能力についての情報は、後々使う可能性がある。メモを取っておいたほうがよさそうだな。

 

―証拠品「委員長の能力」についての情報を法廷記録にファイルした―

・委員長の能力

転生管理委員会の委員長の能力に関するメモ。

※詳細

委員長は「魂を抹消する能力を持っている」という噂が、

正邪の仲間内で立っていた。

 

 「……ほら! もう面会終了時間だ。帰った帰った!」

 つい先ほどまでの威圧的な態度はどこへやら。正邪さんは恥ずかしさのあまり、最初とキャラがすっかり変わってしまっていた。

 パイプ椅子を蹴り飛ばすように立ち上がった正邪さんは、そのまま部屋を後にする。が、扉に手をかける前にこちらを向くと、

 「委員長の野郎をぶっ潰してこい! 失敗したらただじゃ置かねえぞ!」と怒鳴って今度こそ部屋を出ていった。

 

 「ふふふ。死刑囚って言うんだから、もっと怖いものを想像していたけど。本性は優しい人だったんだね」

 真宵ちゃんが笑った。

 

 ……これで、今日できる調査は終わりだろう。残っている盃の謎については、明日の法廷で解き明かさなければならない。

ぼくに出来るだろうか……いや、やるしかないのだ。メディスンさんを救うため。裁かれるべき人物を引きずり出すことが、依頼人と、そして殺されてしまった鬼道さんの為になる。なんとしてもやり遂げなければならない。

 

暴露文書をぎゅっと握りしめる。被害者が生前に繋ぎとめた情報を無駄にはしまい、と覚悟を決めた。

午後八時を告げる時報が鳴る。深まっていく夜を見て、事件の闇が深まっていくような錯覚を覚える。

果たして、この事件の真相が明けた先に何が待っているのか。この時のぼくにはまだ分からなかった。

 

 

 

つづく

 

   

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも、タイホくんです。探偵2日目はこれにて終了となります。お疲れさまでした。
半年かかるかなーと思ってましたがギリギリかからずに終わりましたね。

さて、次回からはいよいよ法廷パートに突入でございます。序盤戦はすこし逆裁らしからぬと言いますか何と言いますか…ちょいと異色な展開が待っている、と言っておきます。

事前にお伝えしていた通り、法廷パートに入る前に一カ月の休載をいただきます。そのため、今回投稿分で、今年の本編の投稿は最後となります。

少し早くなってしまいますが、良いお年をお迎えください。

次回投稿予定日は、1月1日です。控室のシーンと裁判冒頭の2回分投稿する予定です。

では。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。