転生特典が貧弱だけど前世の力がチートすぎる、そんな主人公の物語である。

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短編を投稿しました。
神様転生ですがそんな彼等も―――


魔法少女リリカルなのは とある転生者たちの覇道紀

世の中には神様転生と言うものがある。

何らかの事情で死に絶え、神様の元で転生すると言う感じだ。

王道どころか使い古された手段でもある。

まぁ最近では踏み台と呼ばれる転生者を倒すオリ主や、チート能力を使わずに圧倒的強者に勝つオリ主、そして転生者を殺すためだけに存在する転生者殺しなどなど。

いずれにせよ。一括りに纏めて神様転生と言う言葉になるだろう。

中には神様転生した者をその世界の人間が倒すと言うお話があるが、それはそれで別の話しだ。

兎に角、転生者達は転生したら一体どんなことをするのだろうか?

介入、傍観、アンチ、敵対などなど………数を上げたら限が無い。

中には自分勝手な行動やハーレムを作ろうとしたりするもの、そして逆恨みをする者も出てくる。

だけどそんな中でも自分の意志を突き通すのも居るのだ。

たとえそれがいい方向で無かったとしても―――。

 

+++

 

私立聖祥大附属小学校に通う僕こと村雲誠也は転生者である。

まさか自分がこのように神様転生するとは思わなかったけど………まぁ楽しければ全て良しだ。

幸いにも第二の人生は転生者特典と言う奴で特殊な能力も貰った。

まぁルーレットだからあまり良い物は貰わなかったけどね。

てかCランクに電池ってどう言う事なの?

そう思いながら自分の手にあるナイフのデバイスを見る。

 

「ほんっと、最悪だよね。そう思わない?」

「へぇい、そこのお嬢さん! その燃える剣で私を斬ってくれない!?」

「聞けよ人の話しを」

 

転生前からの親友である大久保トアレことの後頭部に針を第一宇宙速度で投擲する。

 

「アォオオオオオオオオオオオオッ!?」

 

ブスリッと突き刺さってジャンヌは痙攣して絶頂した。

流石は究極のドM…………自分の対極とは思いたくないその態度。

本当に最低だよこの変態。

 

「ふぅ…………ったく、何すんだよ空亡。気持ち良いじゃないか」

「黙れ喋るな身の程を知れ。ジャンヌ」

「おいおい空亡ィ、私がその程度の罵倒で気持ちよくなるわけがないじゃないか」

「それで、アンタは誰なの?」

「な、何だと? まさかの放置プレイ?」

 

驚愕の表情に包まれビクンビクンと痙攣し始めるジャンヌを視界にいれないようにしてピンクのポニーテールの人形に向かって話しかける。

すると人形は剣の切っ先を向けて宣言した。

 

「闇の書の守護騎士、烈火の将のシグナムだ。お前達の魔力を奪わせてもらおう」

 

ぉお、これまた見事な悪役だ。

 

「ねぇジャンヌ、一つ聞いても良いかな?」

「ふぅ…………放置プレイってのも悪くないな。ん? どうした空亡」

「もう一度主人公になるのってあり?」

「良いんじゃないの? そうなったら私はヒロインだな!」

 

えっへんと胸を張る自分の裏面。

本当に自分はこの子のことが好きだな。

そう思いながら前世の力の一端を引き出す。

 

「僕は主人公、英雄だ。そして君は悪役、化け物だ。化け物は英雄にやられなくちゃならない」

 

自らの思いを相手にぶつけ、『 』を言う。

烈火の将って言ってたから将の記憶を使おうか。

 

「我が愛は破壊の情

 まず感じたのは『礼賛』――求めしものは全霊の境地

 ああ なぜだ なぜ耐えられぬ 抱擁どころか 柔肌を撫でただけでなぜ砕ける なんたる無情――

 森羅万象 この世は総じて繊細にすぎるから

 愛でるためにまずは壊そう 死を想え 断崖の果てを飛翔しろ

 私は総てを愛している――修羅道至高天!

 

 怒りの日 終末の時 天地万物は灰燼と化し

 ダビデとシビラの予言のごとくに砕け散る

 たとえどれほどの戦慄が待ち受けようとも 審判者が来たり

 厳しく糾され 一つ余さず燃え去り消える

 我が総軍に響き渡れ 妙なる調べ 開戦の号砲よ

 皆すべからく玉座の下に集うべし

 彼の日 涙と罪の裁きを 卿ら灰より蘇らん

 されば天主よ その時彼らを許したまえ

 慈悲深き者よ 今永遠の死を与える エイメン」

 

かつて、この世界とは違う宇宙を染め上げる神座と言う物が存在した。

そして今から使うのは第四天・永劫回帰の対になる修羅道至高天の理―――!

 

混沌より溢れよ怒りの日(Du-sollst――Dies irea)!!」

 

覇を唱える黄金の槍を射出する。

その槍は人形に直撃し、大ダメージを与える。

人形は絶叫上げ、この空間から立ち去った。

 

「ぅう………やっぱり威力かなり下がってるよなぁ」

 

転生したさいに色々と封印されたし、覇道神としての特性も殆ど使えないとは………正直かなりショックだ。

まぁ木っ端微塵に砕け散った座の一部を持ってこれたから別に構わないんだけどね!

 

「まぁ良いじゃないか。この世界には過ぎた力なんだから」

「そうだよねぇ」

「あ、第六天の『大欲界天狗道』の無量大数でぶん殴ってくれ」

「後でなら良いよ~」

 

そう笑いあいながら家にへと向かって行った。

 

―――この二人が後に時空管理局を壊滅させた神の災厄と呼ばれることなるのは、まだ秘密だ。

 




まぁ短編ですのでチートでさらっといきたかったんですよはい。


キャラ設定

村雲誠也
元第七天の覇道神。
上位の観測世界の出身で人類滅亡後の世界に住んでいた。
(∴)と同じ質量と力を持ち、求道型の覇道神。
その上軍勢変生を持っている。
コズミック変態よりも特異な為、時間軸をさらに無視し、上位次元の力と無量大数、偶然拾ったヌキヌキポンを武器にし、(∴)を永遠に孤独の無い世界にへと放逐し殺害。
ついでに刹那も殺してその太極を取り込む。
流れ出した世界の理は『無極空亡』
どんな理かは二元論を元に全ての太極を混ぜ合わせて改造し、敵を作り無限の闘争を作り出した。
難しいので簡単に言うと、勝った方が正義の世界と言う事。
以外にも文明を成長させる理、だが地獄だ。
支配領域は格段に上がり、外宇宙の円環の理さんと悪魔になった人、好きな人と永遠に過ごすための世界を作り出した時の神をも殺している。
統治していた世界でも覇道神は生まれたが底力が違うので勝ち続ける。
その後、神座を解体するまで成長した文明の手によって滅ぼされる。
が、死ぬ瞬間何を思ったのかは不明だがコズミック変態と似たような死に方を望み、自滅因子を作り出した。

元になった渇望は「主人公になりたい」
求道だがとある人のような感じで「主人公には悪が必要」と考えているので覇道としても機能している。
(∴)と同じように世界観が独自で、人類最後の生き残りだった。
本来の渇望は「孤独は嫌だ」になる。
その為、覇道神の発生を手助けしていたりする。
後世のことを考えておらず、自分勝手。
そして自分の望んだ展開にならないと消滅させる。

間違いなく悪神。だがもっとも神様らしい神でもある。
傲慢で人を人とも思わず、自らの娯楽のために他者を利用し、自分の思い通りにならなかったら無かったことにするなど人としてどうかと思うことを平然とやってのける。
もし一般常識を教わっていたらこうはならなかっただろう。


大久保トアレ

転生前はジャンヌと言う名前だった自滅因子。
太極はまだ無い。
変態変態変態、ドMの美少女。
文字通りの踏み台になろうと頑張っている。

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