一発ネタ:戦姫絶唱シンフォギア×SICクウガ 作:クロトダン
原作:戦姫絶唱シンフォギア
タグ:R-15 ガールズラブ オリ主 残酷な描写 アンチ・ヘイト クロスオーバー シンフォギア XDアンリミテッド クウガ 仮面ライダー SICクウガ オリジナル展開 オリジナル設定 平行世界
グロンギ語は翻訳サイトを利用していますので、所々間違っているかもしれません。
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不評があったら消します。
―――全ての始まりは一人の青年が戦士になった事から始まった……。
ギャラルホルンのアラートにより、新たに発見された平行世界にやって来た立花 響、雪音 クリス、マリア・カデンツァヴナ・イヴ、暁 切歌を含めたシンフォギア装者達。
彼女達はこの世界に起きた異変は何なのかを調べようと街で聴き込みをしていると……。
突如、人の姿をした怪物達が街に現れ、その場にいる人達を手当たり次第に襲い始めた!
装者達はギアを纏い、怪物達と戦い始めたが、装者達の攻撃を受けた怪物達の傷が瞬く間に回復した!
装者達はそれに驚きながらも、攻撃を続けたが装者達の攻撃は怪物達に通じず、逆に追い込まれてしまう……。
怪物達と対峙している中、戦場に子供の鳴き声が聴こえた。鳴き声を聴いた装者達は声が聴こえた方に目線を向けると親とはぐれて逃げ遅れたのか、幼い少年が瓦礫に足をはさまれた状態で泣いていた。
それを見た響は他の装者達に怪物達の相手を任せると直ぐに少年の元に駆け寄り、瓦礫を退かした後、少年を抱き抱えて避難させようとしたが、他の装者達と戦っていた怪物達の内の豹を彷彿させる怪物が響に向かって来ていた!
装者達はそれを止めようとしたが、他の怪物達がそうはさせないと攻撃を繰り出し、装者達は足止めされてしまい響に逃げろと叫ぶ。それを聴いた響は怪物から遠ざかろうと全力で駆け出した。
だが、豹のような怪物はニヤリと口元を歪めるとギアを纏って走っている響を軽々と追い越し、彼女の行く手を遮った。
豹の怪物は軽く指を鳴らした後、響と少年の命を奪おうと腕を振るおうとしたその時。
――ブォォォォン!――
―――と一台のバイクが現れ、響と少年を襲おうとした怪物の身体を牽き飛ばし、飛ばされた怪物はビルの壁に激突し、衝撃が強かったのか怪物を中心に壁に大きな罅が拡がった後、怪物は地面に落下した。
響は自分達を助けた人物にお礼を言おうと顔を上げその姿を確認すると――。
「えっ?」
響はその人物の姿を見て、思わず声を挙げてしまった。何故なら、彼の姿は人とは違う姿をしていたからだ……。
――彼の姿は全身を黒い肌に覆われ、上半身を赤い鎧を纏い、腰には【霊石アマダム】を埋め込んだ銀色のベルト【アークル】を巻いている。そしてその頭部は、クワガタを彷彿させる金色の角と炎のような赤い複眼をした戦士を彷彿させる数をしていた。
彼――赤い戦士は自分の姿を見て驚いている響に早く逃げてと伝えると、乗っていたバイクから降りて構えた後、豹の怪物……かつて未確認生命体第5号――ズ・メビオ・ダ――に向けて駆け出して行った。
ズ・メビオ・ダは地面から立ち上がり、自分に向かって来ている赤い戦士に爪を立て、赤い戦士の右目を抉ろうと爪を突きだした。
だが、赤い戦士はメビオの突き出した爪を右腕で反らすと空いた左の拳をメビオの脇腹に叩き込んだ!
赤い戦士の拳を受けたメビオは脇腹を抑え、距離を取ろうと後退しようとしたが、そうはさせないと赤い戦士は距離を詰めてメビオに拳と蹴りを浴びせていく。
そして、強く握りしめた拳を突きだすとメビオの身体は大きく跳び地面を転がっていく。
その瞬間を赤い戦士は見逃さず、数歩後退した後、右腕を前に、左腕をベルトの上にして構えた後、両腕を開いて腰を落とす。右足を2、3回程地面に擦らせた後、赤い戦士はゆっくりと立ち上がろうとするメビオに向かって走り出す。その直後彼の右足の裏から炎が上がる。
ある程度進んだ後、地面を強く蹴ってジャンプして、前方宙返りを加え威力を向上させ封印エネルギーを集中させた右足を突きだし、
「うぉりゃああああああ!!」
と叫びつつ飛び蹴りをメビオの胸に蹴りいれた!
メビオの身体を蹴った反動で、少し離れた位置で膝をつきながら着地した。
赤い戦士の蹴りを受けたメビオはその威力に耐えきれず吹き飛ばされ、再び地面を転がっていった。
それを見た装者達はメビオを蹴り飛ばした赤い戦士を見て、怪物達も戦うのを止めて視線を赤い戦士がいる方向に向けていると、地面を転がったメビオはふらつきながら立ち上がる。
だが、メビオは突然自身の身体に激痛が走り、自身の胸を見ると、赤い戦士に蹴られた場所に古代の文字で記された封印の文字が浮かび上がり、その封印エネルギーがベルトにある装飾されたベルトに走っていく。
メビオは叫び声を挙げるが封印エネルギーが彼女の腹部に埋め込まれた魔石【ゲブロン】に伝達した直後、メビオの身体は、ベルトを中心に爆発し、メビオだった身体の肉片が辺りに飛び散った。
「ゴボセ……ッ!ヅギパ、ビガランブヂゾ ギダザブゾ……!」
それを見た怪物達の一体は分が悪いと判断して、赤い戦士にそう言った後、残っている他の怪物達を引き連れ、その場から逃走した。
装者達は自分達が苦戦した怪物の一体を倒した赤い戦士の姿を見ると、赤い戦士は身体を装者達に向けると右手をゆっくりと上げ、親指以外を握りしめた仕草、サムズアップを彼女達に向けた。
かつて、この世界では未確認生命体4号と呼ばれ、未確認生命体――グロンギ――と戦い人々の笑顔を護った戦士。
その戦士の名は――クウガと呼ばれていた……。
「未確認生命体?」
「ああ。5年前、突如現れた戦闘民族。奴らの目的は自らの格を上げる為に行われた【ゲゲル】という殺人ゲームだ」
「人を殺す為の…ゲーム……!?」
かつて、クウガと共にグロンギ達と戦っていた、当時は元刑事であり現在は警視男、風鳴弦十郎に怪物達の正体とその目的を教えてもらい、それに驚きを隠せないクリス。
「ま、マムが私達の知っているマムより若いデス!」
「失礼な。私はまだ三十代です!」
「はっ!しまったデス、驚きすぎて遂……」
「なんですか貴女は!人の顔を見て若いだの、なんだのと……失礼ですよ!」
「うひぃ!ご、ごめんなさいデース!」
城南大学で出会った古代文字の研究をしているナスターシャ・セルゲイヴナ・トルスタヤ教授の見た目に驚きを隠せず、思った事を口にしてしまい彼女に怒られてしまった切歌。
「ど、Dr.ウェル!?」
「ドクター?確かに僕は医者で、時には手当てをする事はあるけど、本業は司法解剖専門医なんだけどね……。はあ、死体なら喜んで解剖するんだけど」
「ど、ドクターだけど、ドクターじゃない……!」
グロンギと戦い傷を負ってしまい、関東医大病院にてそこに勤務する司法解剖専門医であるジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクスに手当てをされながら、自分達とは違う彼の性格に混乱するマリア。
「これが5年前に弦十郎君が独断で4号に渡したトライチェイサーよ!これはね当時の警視庁が開発した新型白バイの試作機で、無公害イオンエンジン“アレグロ”を搭載して、 さらに車体の色を変化させる【マトリクス機能】を持っているの! 更に、従来の白バイとは比較にならない機動力と運動性を誇ってて、最高速度:300km/h まで出せる特別整なの!それだけじゃなく現在4号が乗っている後継機には……」
「わ、わかりましたから!ちょっと一旦休憩にしましょう了子さん!」
「あらそう?」
グロンギに対抗する術を聞こうと科学警察研究所の責任者、櫻井了子と出会い、彼女が開発した作品の数々の説明を受けて戸惑う響。
「パグバパ、ン・ガミオ・ゼダ!バヅデ、クウガビ ダゴガセダ ゾグゾグゾ ボンジョビ ジョリガゲサゲダボパ ボンゴセザ!」
―――そして、最後のグロンギがクウガと装者達の前に現れた。
クウガと装者達は現れたガミオの闇のゲゲルを止める事は出来るのか?それとも……。
戦姫絶唱シンフォギアXDアンリミテッド外伝――笑顔の戦士――
――装者達の歌により、青年は再び究極の戦士へと変身する。
はい、どうも皆さんクロトダンです。
いかがでしたか?
手元にあるSICクウガを眺めていたらふと、
「シンフォギアとクウガの主人公って共通点幾つかあるなぁ」
と考え、筆を取りました。
それを書く暇あるなら、他の作品の続きを書けよと石を投げられるかもしれませんね。すみません。
この作品は思いつきなので、続編を希望しても続きは書けませんので申し訳ありません。
もし、この作品の設定や続きを書きたいという方がいらっしゃれば、クロトダンのマイページからメッセージを送ってください。
長くなりましたが、お付き合いありがとうございます。