ある日、前世人間現怪獣なオリ主は予言に従い地球に舞い降りる。
南極で見つけた基地に侵入してオリ主が見るのは?

俺ってばこんなんでも神様なのよね


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モスラよ モスラ
光輝くあなたの生命で
平和をもたらす守り神となり
われらを守りたまえ


星に舞い降りたのは

やあ、ご機嫌よう。皆は唐突だが宇宙人って信じているだろうか?世界中で観測されるUFOや、未確認生命体の発見報告。そういったものが本当に存在すると信じる人はどれだけいるのだろうか。

 

俺?俺は信じているよ。何故かなんてものは全くもって無粋な話である。俺自身がその存在の証明になるのだから。

 

 

 

カミングアウトします……俗に言うCOです。気が付けば地球とはことなる星で生まれた地球外生命体になっていました。

正直何を言っているのかわからないと思うが、俺も最初なんて説明したらいいのか言葉に詰まったものだ。

 

そもそも人型ですらないのだから、言葉を話すもなにもなかったわけだが……

 

なんやかんやあって俺は人外、俗に言う怪獣っぽいものになって生まれた星に君臨した。まあそこでも色々あって……簡単に言うと大怪獣決戦を勝ち抜いて来たわけで

 

俺はその星で最強の生命体であり、そこに住まう知的生命体にとっての神様になったんだ。

 

そこから何千年も平穏に過ごしていたんだけど、知的生命体っていうのはある程度技術の進歩が進むと神様の加護とか神様への依存っていうのを必要としなくなるのだ。

気が付いた時にはニートだった。だってなにもしなくても勝手に繁栄していくのだ。まあ、排他的になったわけではないのが幸いか……

そんな自分の存在意義というものを悩んでいた時に自分に仕える神官さんが俺に予言を行ったんだ。

それによると、とある辺境の星に自分が向かい、そこで運命的ななにかに出会うだろうという予言だった。

 

正直怪しさ満載な上に胡散臭い話なのだが、こんなニートに真摯に使える神官さんの行った予言だしなぁ……

 

まあ深く悩んでも仕方ないし、なにより暇だしね。俺は神官さんの予言を信じて、言われた方向に向かって羽を広げ飛び立ったんだ。

宇宙空間を自身の形態を亜光速モードに変更して飛び続ける。自分のいた星には生物的本能から迷わず戻れるのでなにも考えずに言われた方向に進む。

 

なんだかんだ飛び立つ時に多くの民から祈られたのはちょっと感動だったかな。こんなニートに対してでも信仰っていうのは簡単に消えないらしい。いつでも帰って来れるから、そう神官さんには伝えたから俺がいない間も大丈夫だとは思うけど、結構心配に想うのは彼らを何千年もの間見守り続けた故の母性からか。

 

あ、言うのが遅くなりました。実はこの身体雌なんですよ。

前世まだ人間だった頃は男だったんだけどね。でも性別に関して困ったことはない、なにせ怪獣なので性別を気にしたところでどうにもなりませんので。

 

そうして幾千年宇宙空間を飛び続けて漸く見つけたのが遥か昔、自分がまだ人間だった頃に、本やインターネットで見た姿だった。

 

 

そう、地球は青かった。

 

 

なんとなくだけど、少しの間泣いていたかもしれない。いやこの身体は涙を流さないんだけど。

前世の故郷に途方もない時間がかかったけど帰って来たんだって……帰って来たんだって……

 

俺は星の人々に気が付かれない様にステルスモードになって地表に降り立った。いきなりこんな巨大な身体で降り立ったらパニックになるだろうと思ったからだ。

そこでこの星の文明がすでに俺のよく知る時代のものにまで発展していることを知った。

 

今俺がいるのは、懐かしき故郷、日本の中心都市……東京。その象徴であった東京タワーの頂上だ。最も身体をある程度小さくしてだが。

本来の大きさでは東京タワーのてっぺんに乗るだけでつぶしてしまいそうだったので、事前に小型化しといたのだ。

 

地を歩く人々が携帯……スマホであろうか?……を片手に操作しているのを見ておおよそ時代は俺の知る物に近いという予測を立てる。

 

しかし、予言の出会いというのはどうすれば会えるのだろうか?

神官さんは行けばなにか起きると言っていたが……

 

いつまでも悩んでいても仕方がないので移動しようと翼を羽ばたかせる。今はステルスモードで普通なら誰にも気付かれないはずだが、何が原因でバレるかわからないので早々にその場を後にする。

一旦目指すのはなるべく人がいない所に向かおうか。少し久々の故郷で興奮していたのかもしれない、落ち着けばもう少し冷静に物事を考えられるはずだ。

この星で人が少ないと言えばどこだっただろうか……

 

答えは簡単 南極である。

 

理由も簡単で、これは勘によるもの。人が少ないとはいえ、南極にだって調査基地などがあるので決して人がいない場所ではないのだが。

俺は街灯に集まる蛾のごとく南極を目指したのだ。なにか引かれているという感覚を抱きながら。

 

 

 

飛ぶこと数分、大気圏内であまり速く飛ぶといろいろと問題が起こるのである程度速度を落としたがそれでも異常な速さで目標とした場所に飛ぶ。

見えるのは標高が6000mはある雪山の山頂、そこに()()()建てられた巨大な施設

 

明らかに南極の人が立ち入るのも難しそうな場所に建てられた、南極にあるにしては大きい施設。

 

怪しい……

 

なんでどうしてと考えるのも億劫なので、侵入しようと思う。少々迂闊な感じが否めないが、俺を引いている?呼んでいる?正体がこの施設の中にある気がしてならないのだ。

というわけで、俺は通気口と思われる場所から小さくなって侵入する。

南極の雪山ということで通気口もかなり複雑の構造となっており、途中空気を温めるために高温となっている部分もなんなく通過して、俺は廊下と思われる場所に出たんだ。

 

その時だった、施設の奥の方から聞こえてくる爆発音と、その後に続くサイレン音……いやこれはアラートか?

 

俺まだなにもしてないんだけど、今の俺のせい?

 

ちょっと驚いてどうしよう、もしかしなくても俺なんかやっちゃった?と慌てていると二人の青年少女が部屋から廊下に飛び出し駆けて行く。

 

それを見て俺は一応自分が原因だったら償いぐらいはしないといけないと思い、二人を追いかける。

 

追いかけた先で見つけたのは燃え盛る炎と崩れた瓦礫の山。青年、白衣のようなものを着たどこか幸薄そうな方は慌てて奥の方に向かって行った。

残った一人これまた一見普通そうな少女は瓦礫に押しつぶされているどこか弱弱しい少女の手を握り涙を目に浮かべている。

 

これはいけない、これがもし俺が原因だったとしたら目覚めが悪いとかそんなレベルの話ではない。

 

俺は二人の少女の真上まで飛び、鱗粉をばら撒きながら神としての権能を行使する。

生命力を増幅させ、自然治癒力を爆発的に上昇させる。

 

「これは?」

「綺麗な光」

 

『レイシフト、定員に達していません。該当マスターを検索……発見しました。適応番号48番をマスターに登録』

 

施設のスピーカーだろうか、どこか機械的な声が聞こえる。少女たちは突然の光に戸惑いを隠せず、しかして暖かな光に目を細める。

 

『ファーストオーダー、実証を開始します』

 

俺が少女たちに力を施してすぐ、世界は光に包まれたんだ。

 

 

 

 

 

そういえば、まだ話していなかったね。

俺の名前は、モスラ

 

異星から来た怪獣の女王さ!

 




モスラ

最大翼幅:53メートル
最大翼長:38メートル
全長:24メートル
体重:5,900トン
飛行速度:マッハ15.5

こんな感じにモスラでFGOとか見てみたい

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