私とタバコとあの先輩   作:ましろん

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一色いろはは過去を振り返る。

「ふぅ〜、疲れたぁ〜」

 

私は今通っている大学の喫煙所で徐ろにタバコを咥え、火をつけた。

 

スゥー フゥ〜

 

青白い煙が私の肺を刺激したあと、空中に霧散していく。

 

私、一色いろは、年はピチピチの20才!!

 

そんな私はタバコを吸っている。

別にグレてしまった訳ではない。

まぁ正直に言ってしまうと初めて吸ったのは18の頃からなんだけどね。。

内緒だよ?

 

じゃ〜なんで吸いはじめたの?って思った??

 

それはね、あるきっかけがあって大学入ってすぐにコンビニで買っちゃってたの。

 

まさか本当に買えるとは思ってなかったけどね。

 

実は、正直に言わせてもらうとタバコを吸うという行為に少し憧れを私は持っていた。

 

憧れたきっかけはやっぱり私の母校の平塚先生。

平塚先生のタバコを吸う姿はまさに大人の女性って感じで、初めてみた時からかっこいいと思ってた。

 

それでも私には似合わないと思っていたから、まさか本当に吸うことになるとは思わなかった。

 

「中学の時の私じゃ考えられなかったけどなぁ〜」

 

両親にタバコがバレた時はすっごい怒られた。主にパパに、まぁそりゃそうだよね、自分の可愛い子供が未成年の時からタバコ吸ってたらそりゃ止めるよね。私だったら許さないし、でもママは許してくれた。そりゃ勿論ママにも怒られたけど、でも吸いはじめた理由も聞かないでくれて、終いには怒りすぎたパパに「怒りすぎ!」と逆に説教をしていたのを覚えている。

 

正直ママにはめちゃくちゃ感謝してるし頭が上がらない。

 

 

でも、今ではパパが怒った理由も少し、いやかなりわかる。だってわたし、今ではめちゃくちゃ後悔してるし。だってタバコって本っっっっっ当にいい事ない!臭いし!地味に高いし!なんでこんなに高いの!?しかも半分以上が税金とか意味わからない!!もう値上がりもしないで貰いたい!

 

流石に1日に一箱全部は吸わないけどさっ!!

 

それでも月々にかかるお金を考えると本当に頭が痛くなる!

 

おっと話が逸れてしまった。。落ち着け〜私〜。

 

もぉー正直に言ってしまうと私がタバコに手を出した理由はあの先輩が絡んでいる。

あの捻くれてて目が腐ってて、鈍感で、シスコンで、アホでハチマンで。。

 

 

 

そして。。。

 

 

 

 

 

私が恋をしている。

 

 

 

 

 

そんな先輩が関係している。。

 

先輩のあの瞬間をみた時、私は頭の中が真っ白になり、気づいたらタバコに手を出してしまった。。

 

「本当に責任、とってもらいたいくらいだよ〜。。

でも、もう無理なんだよね。。」

 

 

そんな事を呟きながら私はあの時の事を思いだす。そう、あの入学してから間もない頃を。。

 

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