私とタバコとあの先輩   作:ましろん

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一色いろはは久々の繋がりを手に入れる。

あの日から何日か経った後。

私はいつも通り喫煙所にいる。だけどタバコは手に持っていない。代わりにスマホでメッセージをある人に送っている。て言っても、せんぱいなんだけどね。

 

 

『せんぱ〜い、一緒にタバコ行きませんか?』

 

『いや、今帰ろうと思ってたからいい、てかタバコって複数人で吸うものじゃないだろ』

 

私は連絡先を交換してからたまにせんぱいをタバコに誘うようにしている。こうゆうところでもガンガンアピールしないとね!

 

『え〜いいじゃないですか〜(´・ω・`)今日彼女さんも休みでせんぱい一人ですよね〜?』

 

『いや、なんで理恵の行動範囲知ってるの?何?ストーカー?』

 

『違いますよ〜私も交換させてもらったんですよ〜。』

 

そう、私は先輩の彼女さん、理恵さんとも連絡先を交換した、なんでかって?それは平塚先生のアドバイスだから。平塚先生が、「今の比企谷の事を一番知る相手と仲良くなっても損はないんじゃないか?」と、もっともな事を言ってきたので釈然とはしないが交換してもらった。でもこれ何気にせんぱいが一人でいる時とか知れるから誘いやすいんだよね、

 

ほんとに流石平塚先生。早く誰か貰ってあげてください。。

 

『さよで、まぁ仲良くなったなら良かったわ、じゃー俺帰るから』

 

『も〜、せっかくせんぱいの好きなコーヒー買って待ってるのに。。』

 

『それを早く言え、なら仕方ないすぐ行くわ』

 

いやちょろい!!せんぱいちょろすぎますよ!びっくりです!!

 

でも良かった。来てくれるんだ。。

やばい、ニヤケてしまう。。

 

『私もう喫煙所いるんで待ってますねぇ〜』

 

そこから返信は帰ってこなかったが2.3分で本人が登場した。私はさっきまでニヤけていた顔を必死に元に戻し平常通りの顔で待ち構えていた。

 

「おう、お疲れ」

 

「おつかれさまで〜す。はい、せんぱい」

 

そう言って私はコーヒーを渡した。せんぱいは「さんきゅ」と言いながらプルタブを開け、タバコを口に含みながらコーヒーを飲みはじめた。

 

「はぁ〜、生き返るわ、やっぱマッカンにタバコの組み合わせはマジ神。もう死んでもいいレベル。」

 

「生き返るのに死んでいいとかどっちですか…?ていうかそんなに合うんですか?」

 

「当たり前だろ?タバコの苦味とコーヒーの甘みが絶妙にマッチしてそれはもう最高のひと時を味わえるんだよ」

 

「急に饒舌ですね、、それにしてもコーヒーで釣れるとは思わなかったです。」

 

「仕方ないだろ?理恵が、マッカンは体に悪いってせめて大学では飲むなって止められてるんだからよ‥」

 

理恵せんぱい、タバコ許すのにマッカン許さないなんて変わってますね。

 

んっ??でもこれはチャンスですね。

 

「なるほどです。じゃーせんぱいと私の秘密ができちゃいましたね。」ニヤニヤ

 

「なんだよそのニヤニヤ、こえーよ、あとこわい、で、何が望みだ?金ならないぞ?」

 

「いやいやいや、私の事なんだと思ってるんですか。。?あのですね、小町ちゃんの連絡先が欲しいんです!せんぱいください!」

 

「え〜すごい嫌なんですけど、お前のあざとい部分が俺のラブリーマイエンジェルに移ったらどーするんだよ‥てかお前ら連絡先交換してなかったっけ?」

 

「してたんですけどぉ〜、私が一回スマホ壊しちゃったんでその時消えちゃったんですよ〜、だからください!」

 

「それはご愁傷様だな、、だが断る!」

 

ですよねぇ〜。。まぁ拒否られるのは想定していた私は、無言のまま理恵せんぱいとのトーク画面を開き、せんぱいに見えるように文字を打ち始めた。

 

「ごめんなさい俺が悪かったです!!

。。はぁ、わかったよ、ただ小町に聞いてみて許可得たらだぞ?」

 

「はい!それで大丈夫です!」

 

「じゃーちょっとだけ待ってろ。」

 

そう言ってせんぱいはケータイをいじっている、小町ちゃんに聞いてくれてるんだろう。

 

将を射んと欲すればまず馬を射よ、小町ちゃんを味方につけられたら大分有利になれる。そう思ってずっと私はお願いする機会を狙っていた。

まぁ、小町ちゃんに断られたら終わりだけど。。

 

「小町の奴、是非是非!だってよ、さっそくお前に送っておくわ」

 

少し不安になりながら待っていた私は、小町ちゃんの返事に安堵しながらせんぱいに連絡先を貰った。

 

「せんぱい、ありがとうございます!」

 

「礼なら小町に言ってくれ。じゃ、俺これで行くわ、これ、コーヒーの代金な。」

 

「いえいえ、お代は結構ですよ?」

 

「なんども言ってるが、俺は養われる気はあるが、施しを受ける気はない。」

 

「あ〜はいはい、いつものですね、、わかりました、じゃ〜ありがたく受け取っておきますっ!」

 

「おう、じゃーまたな。」

 

そう言ってせんぱいは吸っていたタバコを灰皿に入れ喫煙所から出て行った。

 

「はいっ!おつかれさまでした〜。」

 

そう言いながら私はせんぱいが出ていくのを見届けながら2本目に火をつけた。

 

今日もあっという間だったな。。まぁタバコ吸ってる5分程度の時間だもんね、、1時間くらい吸えるタバコ販売されないかな?

 

私はそんなくだらない事を考えながら帰ったら小町ちゃんと連絡を取ろうと決めた。

 

 

 

 

 

 

 

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