自分なりにどんどん頑張ります!
家に帰った私は、さっそく小町ちゃんに連絡を入れた。
『やっほー!小町ちゃん久しぶり!
いろはだよ〜!連絡先教えてくれてありがと〜!』
せんぱいと違ってマメな性格の小町ちゃんはすぐに返信が返ってきた。
『いろは先輩!!おひさしぶりです!いえいえ!小町も嬉しいです!でもどーしたんですか?急に?』
『いやぁちょっと聞きたいことがあるからさぁ、小町ちゃんちょっと通話できない?』
『いいですよ!さっそくかけちゃって大丈夫ですか?』
『大丈夫だよー!』
と返信をしたすぐに電話がかかってきた。
「もしもし〜」
「もしもし!いろは先輩!改めて久しぶりです!それでなんですか?聞きたいことって?」
「うん、せんぱいの事なんだけど。。」
「ほうほう、詳しく聞いてもよろしいですか?」
私はいつかの平塚先生に話したことを小町ちゃんにも説明した、私の気持ちから始まり、これまで行動出来なかったことも、さらに今少しずつ進展していること。
「ふむふむなるほど、いろはさんがまさか兄の事を。。小町的にはお姉ちゃん候補が増えて嬉しいですけど。。正直言って難しいとは思いますね、理恵さんとは何回か会ったことありますけど、正直兄にはもったいないくらいの人ですから、兄もデレデレですし。」
「うっ、やっぱそうだよね。」
そりゃそうだよね、小町ちゃんもせんぱいがこのまま幸せになってくれた方が嬉しいもんね。。側から見たら私はただの邪魔者だもんね。
「でもでも、いろは先輩には色々お世話になってるんで私も微力ながら協力させて頂きますよ!」
「うん、ありがとう。。ごめんね、今更こんな相談しちゃって。。私が高校時代にもっと素直になってたら良かったのに。。」
「まぁ過去の事を嘆いてもしょうがないので今できる事を頑張って行きましょう!兄も言ってますよ!過去を思い出せば後悔で死にたくなるし、未来を考えれば不安で鬱になるから消去法で今が良いって!」
「それなんか違くない?でも、せんぱいらしいな、なんか笑っちゃう。」
ほんと、せんぱいらしい。
「ありがとう小町ちゃん、なんか元気出たよ!私は私らしく頑張るよ!
小町ちゃんは大学どう?」
「あっ、それがですね!」
私たちは今の近況報告から過去の思い出話に花を咲かせた。
ふと時計を見たらすでに2時間以上電話をしていた。
「もうこんな時間だ〜ごめんね、小町ちゃん、こんなに長くつき合わせちゃって」
「いえいえ!小町も楽しかったので全然大丈夫です!良かったら今度一緒に出掛けましょう!」
「いいねそれ!楽しみにしてるね!じゃーおやすみなさい!」
「はい!ではでは、お休みです!」
こうして久々の長い電話は終わった。
「はぁ〜良かった。小町ちゃんも強力してくれるって言ってくれて。」
正直、小町ちゃんを味方につけるかつけないか、これは本当に勝負の分かれ目だと思う。
まぁ今のところ全敗も良いところなんだけどね。。
でもでも!私は絶対本物を手に入れる!今の所負けてるけど、頑張るぞ!
「って早くご飯食べて寝ないと!」
私はご飯も食べずに通話していた事に気付き、急いで晩御飯の支度を始めた。