岩倉玲音と俺の夏休み。それとペルソナぁ!!!   作:げげるげ

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おまけです。蛇足です。これで正真正銘の最後です。


蛇足的なおまけ

・天原晴幸

 馬鹿。なんか強い。考え方は割とクレバー。巨乳派だったのだが、玲音に恋をして性癖が拗れる。異邦人。もっとギャグに満ちた川上時空とか、井上時空の世界の住人の魂だったのだが、誰かの嘆きに応じて、本物語の世界へ。前世の記憶とかは特に持っていない。

 所持ペルソナはヤマ。違法改造済みのヤマ。なんか強い。骨の大剣は、断罪者としての力を表す。罪人特攻。嘘吐きの力を無効化。ワイルドの力は、もう使えない模様。でも、時々、TSすることがある。何故だ。

 イカサマは、この世界の住人でありながら、この世界の住人ではないという矛盾に満ちた存在であるからこそ、ある程度の無茶や誤魔化しが効いたり、不可能を可能に変える奇跡を使えたりする。ただし、相手が望まない奇跡は起こせない。

 エンディング後、玲音と付き合って、高校卒業後に結婚。二児に恵まれて、ラブラブイチャイチャしながらも、葛葉からは『最後の最後まで隠しておきたい最終兵器』扱いされながらも、家族のために働く日々。

 京子や直也とは、高校を卒業した後も、その後の人生で長く関わることとなる。

 生涯、玲音を愛していたようだ。

 

 

・岩倉玲音

 かつて女神だった少女。割と馬鹿なところがある。何か深淵な考えがありそうなアンニュイな表情が得意だが、割とその場のノリ。あまり考えていない。シリアル大好き。エッチなことは苦手だったが、エンディング後は、晴幸を搾り取る毎日である。愛が重い。世界を救える人間でないと付き合えない系少女。恋人同士になった後は、晴幸とのイチャイチャ生活を楽しんだ模様。なお、性欲を搾り取り続けた結果、晴幸がいつの間のかモテ始めていて驚く。あいつ、性欲がすっきりしている状態だと気持ち悪い発言しないから、普通にモテるらしいのだ。嫉妬してかつての力を取り戻しかけた玲音だったが、「え? 玲音を一人にするわけないじゃん」と素面で惚気た晴幸に撃墜される。大概、色ボケである。唯一の原作キャラだが、キャラ崩壊が激しい。

 結婚後は、二児の母となって、美人なお母さんとして天原家の常識枠となった。ただし、朝食にはシリアルを出し続けるという悪癖があるらしい。

 生涯、晴幸を愛していたようだ。

 

・中島京子

 晴幸の相棒。凄腕のハッカー。虚無の胸を持つジャージ少女。過去のトラウマを乗り越えて、メンタル強者となった。女神転生シリーズにおける中島性持ちなので、その人生は割と悪魔と関りが深い物となっているだろう。

 もっとも、馬鹿が隣に居るので、悲劇がモグラ叩きのように粉砕されて、割と楽しい人生を送っている模様。

 エンディング後は、さりげなく正義感が強くて優しいその人柄が回り回って、美少女やら美少年が集まるよくわからないハーレムを形成してしまい、晴幸に軽く引かれたらしい。

 

・結城直也

 晴幸の悪友。超絶美少年。色々と女癖の悪い奴だったが、夏休みを経て改善される。もっとも、魚を釣っても餌をやらない系美少年として、より多くの人を振り回して、トラブルが多数。トラブルメーカーとして、晴幸に度々泣きつきながらも、晴幸と玲音の間に子供が産まれた時は、あらゆる用事を放棄して病院に駆け付けたらしい。二人の子供をとても甘やかしたい衝動に駆られつつも、両親に「甘やかしすぎるな!」と怒られてしょぼんとなっている、格好いいおじさん枠として、天原家に愛されている。

 エンディング後には、晴幸の合法ロリの姉と付き合い始めた。最初は、いろいろなすれ違いはあったが、最終的には愛し合い、無事に結婚したのだとか。

 ただ、学生時代に一回、ロリ姉と行為している時に、「出すよ、晴幸ぃ!」とうっかり口に出して半殺しにされたらしい。こいつも馬鹿である。

 

 

・有栖川忍

 前作主人公。ただし、バッドエンドみたいな! 本来の主人公枠として、仲間と絆を育み、共に『お父様』に立ち向かったのだが、グレートファーザーに敗れて、記憶と力を失う。仲間たちもまた、記憶と絆を失ったのだが、エンディング後、記憶が戻って再会。無事に、かつてのメンバーが揃って、割と騒がしい大学生活を送ることとなる。

 なんだかんだ、世界的な画家となって有名となるのだが、時折、作品の中に登場する少女の正体を知る者は少ない。

 実は、合コンの時に居たナイツのメンバーの一人と結婚して、幸せに暮らしている模様。なお、ロリコンとショタコンの変態ではない。絵描きの方である。

 

 

・『お父様』あるいは、有栖川康孝

 作中で一番愚かな人物。途方もない馬鹿。割と、こいつが早めに初代岩倉玲音に告白していたら、何もかもが上手くいったのだが、全ては過去の話である。その場合、現在の岩倉玲音も生み出されなかったわけなので、結果的にはマジで生みの親である。

 邪神と契約して、世界を敵に回しても愛しい人物を呼び出そうとしたが、愛しい人物は自分の心の中に居ました、というオチ。むしろ、邪神と契約した所為で、余計にわからなくなっていた模様。

 間違いなく、地獄行きの悪行の持ち主であるが、独りではなくなった。

 

 

・【ペルソナちゃん】

 作中の黒幕というか、いつものニャルさんである。大体こいつが悪い。

 人類に試練を与えて、良い感じに輝けよー、と人類を蔑みながらも愛する、どうしようもない奴。康孝にいらない知恵を与えたのも、最初の偽神を唆したのも、こいつが悪い。

 ただ、天原家と相性が悪く、たまにちょっかいを出しに行くと捕まって、『岩倉ちゃん! 岩倉ちゃん!』と構い倒されるので、苦手意識があるらしい。

 

 

・クラウン

 別の世界のニャルの一部みたいな存在。

 なお、その世界はギャグに染まっているので愉快な性格をしている。

 晴幸の無茶な部分は、大体、こいつが担当している。チートというか、イカサマで世界を騙すのがお仕事。

 

 

・殲滅者ライドウ改め、駄目妹

 お前は神座世界の人間か? ってぐらい、テンションによって力が乱高下する存在。七つの世界を滅ぼした作中最強。ただし、無敗ではないのでイカサマによって、兄からの説教を受けて敗北。以後、様々なことに葛藤しながら、守護者見習いとして働いている。心が折れて、大分力は衰えたが、それでもなお、作中最強なあたり、真なる反則枠である。

 

 

・葛葉未海

 刑事さん。事件の後処理が色々大変で、三徹に突入したらしい。

 晴幸のでたらめさに驚愕しながらも、万年人員不足なデビルバスター業界へ誘導したのだから、業界からすればグッジョブ。

 エンディング後は、時折、晴幸と組んで仕事をすることもあるのだとか。

 酒癖が悪い。

 

 

・風間美花

 かつてのナイツ。晴幸にぼこぼこにされてた後、京子に慰められて改心。

 大学に進学後、気になっていた男子と再会。なんやかんやを経て、結婚。割と幸せに暮らす。

 筋肉野郎へのトラウマは、中々治らず苦労した模様。

 

 

・仮面巫女

 葉隠ちゃん。退魔の家系。色々あって、拗らせていた模様。かつてのナイツ。

 エンディング後は、再度家出。京子の家に転がり込んで、なし崩しに同棲を始める。京子に懐き、ハーレムを統率する、初代会長となったのだとか。なんだよ、会長って。

 

・ロリショタ変態ガール

 世界を全て、ロリショタで満たそうとして、ソロモンの魔神を手中に収めた稀代の魔術師。晴幸の姉を含めた、合法ロリショタパーてぃによって討伐。その内の一人である、合法ショタと結ばれて結婚。いつ間にか出現していた、よくわからない変態。

 




夏に書き始めて、冬に終わりました。
猛吹雪の空を眺めながら、夏の物語を終わらせるという奇妙な気分。
ただ、思い描いていたエンディングにたどり着けたので、感無量です。

原作lainに対する、アンサーとしての二次創作ですが、完結してよかったです。

貴方は、レインを好きになれましたか? 少しでも、レインたちの魅力が誰かに伝わっていただければ幸いです。

では、またいつか、次回作でお会いしましょう。

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