TRPGをやったことが無い方、初心者さんにTRPGについて説明したい方向けの小説です。
お子さんでも分かりやすいように、内容を簡略化しています。


登場人物
海老先輩:TRPGが大好き。みんなにTRPGについて教えてくれる
マコト:好奇心旺盛
くると:俺様
空:大人しい

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登場人物

海老先輩:TRPGが大好き。みんなにTRPGについて教えてくれる
マコト:好奇心旺盛
くると:俺様
空:大人しい



第1話

1.TRPGってなに?

 

先輩「TRPGは「レベルの高いごっこ遊び」といえばイメージできるかな?」

くると「…全然」

先輩「…だよね。じゃあ、実際にやってみようか。今回は「3匹のゴブリン」というお話を作ってきたんだ。冒険者になりきってゴブリンをこらしめるお話だよ」

マコト「三匹の子ぶ…何でもない」

先輩「戦闘のない短めのシナリオだよ。私がゲームマスター…つまりナレーションをやるから、君たちには役者をやってもらいたいな」

空「劇みたいな感じ?」

先輩「そんな感じ。ただ、私が用意したのはあらすじだけ。どんな物語になるかは君たち次第!」

 

 

2.キャラクターを作ろう

 

先輩「まずは、自分が演じたいキャラクターを作ってね。ここに戦士と魔法使いと僧侶のデータがあるから、好きなのを選んで。キャラの設定は自由に決めていいよ」

 

相談中……

 

マコト「じゃあ僕は心優しい僧侶をやる!モンスターも人間も平等だよ、みたいな感じにしたい」

くると「俺様は戦士に決めた。腕利きの傭兵」

空「もの静かな魔法使いにした」

先輩「うんうん。個性的な役者がそろったね。じゃあ早速始めようか」

 

 

3.ロールプレイ

 

先輩「君たちの村の村長が、相談を持ち掛けてきました。」

村長(先輩)「最近、三匹のゴブリンが悪さをしている。どうか奴らをとっつかまえてくれんかのぅ」

マコト「村長役も先輩がやるんだ…」

先輩「君たち以外の登場人物は全て私がやるの。あとはナレーションも」

くると「忙しいな」

先輩「さて、村長が話しかけてきたけど、君たちにはキャラになりきって話をしてもらいたいな」

戦士(くると)「ゴブリンだって?そんなの俺様一人で十分だぜ」

僧侶(マコト)「出来るだけ傷つけないで済む方法を探しましょう」

先輩「いいねいいね」

空「ずっと座ったままなの?」

先輩「そうそう。言葉だけで表現するところも、劇とは違うね」

 

 

4.判定

 

先輩「三人が歩いていると、一匹のゴブリンが子供をイジメているのを見つけました。僧侶はどうしますか?」

マコト「「乱暴はいけませんよ」と言ってたしなめます」

先輩「それじゃ、説得が成功するか判定してみましょうか」

くると「判定?」

先輩「今回は知力で11以上で達成にします。キャラデータの中に知力の欄があるでしょ?」

マコト「知力6って書いてある」

先輩「サイコロを2個転がして、出た目と元々の数を合わせて10以上になればオッケーってことだよ」

マコト「合計5以上出ればいいんだね。えい」

サイコロの目は3と5でした。

マコト「やった成功!」

先輩「ゴブリンは「ごめんゴブ。もうしないから見逃してほしいゴブ」と言ってきます」

僧侶(マコト)「じゃあ、一緒に村長さんの所に謝りに行きましょう」

空「やさしい」

先輩「では、村長に許してもらい、ゴブリンも無事改心することが出来ました」

マコト「よしっ」

 

 

5.特技

 

先輩「3人が歩いていると、今度は別のゴブリンが畑を荒らしています。戦士はどうしますか?」

くると「ぼこぼこにして縛り上げる!」

空「さっきとの差がすごい」

先輩「では筋力で12以上で達成にしましょう」

くると「ていっ」

サイコロの目は2と1。

先輩「戦士の筋力は7なので、失敗ですね」

くると「えーっ」

先輩「でも大丈夫。戦士の特技にサイコロを振りなおせる奴があるでしょ?」

マコト「あ、あるある」

先輩「職業によって、みんな出来ることが違うの」

クルト「じゃあ特技を使う!おりゃー!」

サイコロは2と3。

クルト「セーフ」

先輩「ゴブリンはコテンパンにやられてす巻きにされてしまいました」

戦士(くると)「村長、つかまえてきたぞー」

村長(先輩)「おお。ありがとうございます」

戦士(くると)「俺は歴戦の傭兵だからな。これくらい楽勝だぜ」

 

 

6.自由な発想

 

先輩「3匹目のゴブリンが食べ物を盗んでいるのを見つけました。魔法使いの出番です」

空「持ち物の欄に「非常食」って書いてある」

先輩「うん。今回は戦闘が無いから使わないけどね」

空「えと、ゴブリンに非常食をあげてもいいですか?お腹が空いてると思うから」

マコト「え、優しい…」

先輩「オッケーです!アイテムを敵に使うとか、変わったこともできるのがTRPGです。結果どうなるかはゲームマスターがその都度考えます。今回は精神力9以上で判定にしましょう」

空「もともと6ある」

くると「両方1じゃなきゃ大丈夫だな」

サイコロの目は6と6です。

一同「おおお!」

マコト「これはすごい成功だね」

先輩「ゴブリンは涙を流しながら「盗人のオレに食べ物をくれるなんて…オレが間違ってたゴブ。これからは人のために生きるゴブ…!」と言っています」

 

 

7.おわりに

 

先輩「みんな、初めてのTRPGはどうだった?」

マコト「実際にやってみたら、何となくTRPGのことが分かった気がする」

くると「キャラのデータが書いてある紙は、字がいっぱいでよく分かんなかった」

先輩「まぁ、細かいデータまで理解しようとすると結構大変だからねぇ。最初は大雑把な部分だけで、分からない所はゲームマスターに聞けばいいよ」

空「けっこう楽しかった」

先輩「ありがとう。がんばってお話を作った甲斐があったかな」

先輩「では、これにてTRPG終了です。皆さんお疲れさまでした!」

三人「ありがとうございましたー!」

                                                                            

 

 

 

 




質問コーナー

Q.ゲームマスターって名前がかっこいい。偉いの?
A.別に偉くないよ。ただ準備とかが大変だからいたわってあげてね。

Q.戦士と魔法使いじゃなくて、ロボとかヒーローとかになりたい。
A.なれるよ!TRPGの本はいろいろあるから、自分のお気に入りを探してみよう。

Q.何か必要な物ってある?
A.筆記用具はあった方がいいね。あとはTRPGの本とサイコロはいろんな種類があるから、どれが必要か事前に確認しよう。貸してくれるところもあるぞ。

Q.すごく時間がかかるって聞いたけど…
A.6時間くらいかかることが多いね。でも、その気になれば1、2時間のお話も作れるから、お話を作ってるゲームマスターが居たら相談してみて。

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