今回はじゃん拳がテーマです。
学生達にとって至福の時期である夏休み……の最終日。一部の学生はヒィヒィ言いながら宿題をしているだろう。
そんな時期に河川敷で二人の男子高校生が立っていた。
ここからは分かりやすく【男】と【男性】で分けさせて表記させて頂くことを理解して頂きたい。
『河川敷に来た』それだけなら涼みに来た。と思うだろう。
だが二人の目的は違った。
「ケラケラケラ、キョーこそ決着着けるぞぉ~」
「分かってるさ」
男達は手を伸ばせば相手の肩を届く距離まで近づく。
そうして男達は手を握り力強く拳を作る。
その拳を腰の辺りまで引く。そうして……
「「最初はグー……」」
拳を突きだした。
そう、男達がしているのはじゃん拳だ。
男達は自分が勝てるように。そう願いながら、もう片方の手で拳を掴む。
「「じゃん拳……」」
男達は膝を曲げ、体を捻る。
たかがじゃん拳なのに地面が揺れているような感覚がしてくる。
「「ポォイ!」」
相手の拳と衝突した。
その威力で雲が割れ、空気に振動が走る。
そうして二人は吹き飛ばされるが、空中で姿勢を整えて着地する。
え、じゃん拳ではないのかって?
ふっふっふっ……だって、この作者がマトモなの書くわけないですし(真顔)
それと威力強くない?こっちまで来てるんだけど。
「まだまだだなぁ~あぁ!」
男は着地してすぐに膝を曲げ、体を縮める。
地面に両手を付けて、思いっきり地面を押し脚を伸ばす。
その力に地面が耐えきれず、蜘蛛の巣状に亀裂が入る。そんなことすら気にせず、男は弾丸のように跳び始める。
「かかってこい!」
男性はその場から動かず、その男が次に出すに何を出すか考えていた。
先ほど出した『グー』は同じ威力だった。ならば『グー』は無いだろう。だとしたら『チョキ』だろうか……それもないだろう。この直線で『チョキ』を使ってもかわされるだけだと言うのを分かっている筈だ。つまりは……『パー』だろう。
「決まるか!?」
その男は跳んだ勢いで男性の顔を『パー』で叩こうとした。
しかし『パー』が出てくることは既に予想されていた。
「そう来ると思ったぜ」
『パー』を『パー』で相殺する。
威力に耐えきれずに、お互い手が弾かれる。その時に両者の手が真っ赤になっていることから、かなりの威力であることが容易に想像出来るだろう。
「これで決めるぜぇ~!」
男は弾かれた手を握り拳を作る。
その拳を腰辺りまで引き『グー』を出す準備をする。
その『グー』は男性の鳩尾へと出そうとする。
「負けねぇ……絶対に負けるものか!」
男性は『グー』を受け止める。ではなく、受け流した。
男は『グー』を出した勢いで後ろに下がれず、無防備な状態になってしまう。
「しまっ……!」
男は急いでかわそうとするが時既に遅し。
男性は力強く手を開き『パー』を出す。
そのまま『パー』を男の頬へと繰り出す。
「ぐぎゃあ!」
男は『パー』で吹き飛ばされ、地面に転がる。
男性も疲れからか地面に転がり始めた。
「これで、100000戦4250勝4250敗500引き分けだな」
「次は負けねぇぞ~」
男達は笑う。
一緒にじゃん拳したからだろうか、それともこれから何か面白いことがあるのだろうか……否、違う。
「宿題、やらないとな」
「やりたくねぇよぉ~」
じゃん拳です、誰が何と言おうとじゃん拳です。
心理戦ありましたし、大体はあいこでしたし。
……本当はふざけて書きました。
ネタが思い付かなくて、適当に動画を見てたらじゃん拳してるシーンがあって「あ、これ良いな」と思って書きました。
え、動画のじゃん拳?普通のでしたよ。子供がよくやるような、あんな感じの。