絶対転生特典間違えただろ   作:ナカタカナ

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 短いですかね?
もう少し長くした方がいいですか?


家族と旅行に来ました。

 小学校生活も充実したものを送れ、三年が経ち、現在小学校四年生となりました。

 

 これまでに起きたことを軽く説明するとドゥーチェに会った。

 

 なんか、西住流を見学しに来たらしく、そのときに仲良くなった。

今は、電話でやり取りをしている。スマホがまだ出ておらず、ガラケーな時代ではあるが、それでも楽しくやり取りしています。

 

 しかし、通話を終える度にサーヴァント達に色々といわれます。

 

 「先輩、もしかして彼女のことが好きなんですか?」

 

 「まぁすたぁ、裏切るのですか?」

 

 「もう、沖田さんがいるじゃないですか」

 

 「マスター・・・あの女」

 

 「奏者は余のものだ。他の女と仲良くするでない」

 

 「姉として、師匠としてお主にいうが、他にも女はいるだろ、ここに」

 

 「よし、その女を斬りにいこう」

 

 「BBお姉さまがいるじゃないですか、何が不満なんですか」

 

 「マスター、そのですね、姉としてじゃなくて、私はおん「女ばっかり追いかけてないで少しは私のこともみなさいよ」なとして・・・フフフ」

 

 「ますたあ殿、少しおいたがすぎるんじゃねぇか」

 

 「マスターッ、あーそぼ」

 

 以上の反応が来る。清姫は勿論だが静謐ちゃんや師匠、沖田・オルタ、ジャンヌ、お栄ちゃんまでもがヤンデレ化しているような気がする。いや、個人的にヤンデレは好きだが、相手が悪すぎる。

 

 全員強すぎるんだよ。現段階で真正面からやって勝てるの静謐ちゃんくらいだよ。

でもね、その静謐ちゃんもねアサシンだから気配遮断とかあるのよ、気が付いたら後ろからキスされることもしばしば、幸い、受肉してから毒のon offができるらしく毒は喰らってないはず。

 

 たまに、戦ったあとに体が熱くなったりするけど気のせいだよね。

 

 ということもあり、ヤンデレは好きだが相手が悪すぎる。

しかも、みほちゃんもその片鱗を見せ始めてきた。そこまで好かれるようなことをした覚えはないのだが。

 

 

 

 

 小学四年生の夏休みに入り、俺達は旅行に来ていた。

車は女神様が用意してくれていたキャラバンだ。運転はエミヤに任せている。

 

 アストルフォが運転するといっていたのだが、流石に免許はなく、俺の一個上ということになっており

俺の隣に座っている。

 

 行き先は神奈川だ。

 

 学園艦でいうと聖グロリアーナ女学園があった。

聖グロはOGが主体となっていたはずだ。マチルダ会とチャーチル会、クルセイダー会だった筈なのだが

アニメを見たのが十年以上も前になるので詳しい事は忘れてしまった。

 

 ただ、俺の中では一番好きなキャラであるダー様ことダージリンがいる。

というか、ガルパンのキャラは全員可愛い。うちのサーヴァント連中も可愛いと思うのだが、ヤンデレがな・・・

 

 「「「「「「変な事かんがえた?」」」」」」

 

 全員口調が違うはずなのに、同じに聞こえる不思議。

一人一人ドスが効いているにも関わらず、それが六人同時だと。

 

 「兄ちゃん怖い」

 

 「よしよぉ~し、こら、マスターが怖がってるじゃないか」

 

 アストルフォは俺の癒しだ。

癒しなのだが、たまにキスするのは止めてもらいたい。

 

 いや、アストルフォなら普通に男とか関係なくいけるのだが、あれだ。

死線(誤字にあらず)が怖いんだよ。

 

 神奈川に到着した俺達は、中華街にきていた。

前世でも来たことはあったが、ところどころに戦車道に関するポスターが張られている。

やはり、聖グロの本拠地ということもあるからだろうか。

 

 「あふ、あふぅいよぉ」

 

 アストルフォが熱々の肉まんを頬張りやけどをしたようだ。

 

 「マスターもどう?」

 

 「うん、一口ちょうだい・・・はふはふ、美味しい『エミヤの作った方が美味しいけど』」

 

 「マスター私の小籠包も一つどうですか」

 

 横から沖田が入ってきた。

 

 「う、うん、ちょうだい」

 

 「はい、アーン」

 

 「あ、アーン」

 

 こうして、みんなからアーンを貰うことはおおいのだが、恥ずかしい。

しかし、いつまでも口に入れないと終わらないのですぐに貰うようにする。

 

 「ますたあ殿、ここらは中国?料理ばっかなのかい?」

 

 「そうだよ、お栄ちゃんも何か食べなよ。お金は女神様が毎月振り込んでくれるし」

 

 「そうだな、トト様も食うか」

 

 

 

 

 サーヴァント全員が色々な中華を食べている。

今でも前世の家族のことを思い出すことがあるが、みんなの顔を見ていると寂しいという感情は収まる。

 

 「どうしたんだマスター?」

 

 そんな俺に気付いたのかエミヤが話しかけてきた。

 

 「ううん、なんでもない。エミヤが作ってくれた方が美味しいなって思って」

 

 「そうか、では帰ったら作るとしよう」

 

 俺の頭を撫でるエミヤは本当に父親のようだ。

彼の生前を考えるとこんな風にゆっくりとすることは運命の夜を境に送ることは出来なかっただろう。

 

 魔術師殺し衛宮切嗣に拾われ彼もまた第五次聖杯戦争に参加しセイバー、アルトリア・ペンドラゴンと契約し

セイバールート、遠坂ルート、桜ルートの経験を得た。

 

 赤毛だった彼の髪も今は真っ白になってしまっているが顔つきは、いくつもの修羅場を潜り抜けてきた歴戦の戦士だ。

 

 「ありがと、父さん」

 

 エミヤの顔を見てお礼をいうとエミヤは驚いた顔をし、再び俺の頭を撫でる。

 

 彼の幼少期はこんな気持ちだったのだろうか。

切嗣から正義の味方という夢を託された彼も、きっと養父の切嗣にこうしてもらったのだろう。

 

 「先輩、アレ美味しそうですよ」

 

 「マスター、今日は一日鍛錬は無しにする。しっかり休め」

 

 「うん、わかった。待ってマシュ」

 

 

 

 




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 戦車などの知識もアドバイスしてくださるとありがたいです。

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