絶対転生特典間違えただろ   作:ナカタカナ

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 今回は幕間です。

 


模擬戦後

模擬戦は無事に終了し、原作通りAチームの勝利で終わったのだが。

他のサーヴァントが何をしていたかというとそれぞれの戦車の近くでただ観戦していただけのようだ。

 

 理由を聞くと

 

 私達が普通にすれば戦車なんてあっという間ですし、本来の歩兵の役目である地雷の設置とかしたくても地雷がないから観戦するしかないだった。

 

 いや、確かに一時ある。

 

 ということで歩兵組が本格的に動き出すのは聖グロとの試合からだ。

 

 そして、現在なにをしているかというとなんだが・・・

 

 俺は一人で学園についている大浴場にいる。

 

 他のみんなは女湯にいる。まぁ、あたりまえだ。

 

 今考えると一人になることって転生してからほとんどなかった。

 

 それはそれで幸せな事なのだがたまには一人でいるのもいいことだろう。

これを機に一度、これからの俺の役目というか戦い方を考えてみようと思う。

 

 まず歩兵として基本的な偵察と罠の設置、作成。

 

 俺が得意なのは力技でゴリ押しする系だ。落とし穴を作るのはまぁ出来るだろう。

 

 あとは、八九式を見つけたときみたいに地割れを起こして相手の戦車の履帯を呑み込むなんてこともできそうだ。

 

 地雷の設置については自信がない。

 

 衝撃とかで爆発するなんていう代物ではないのだが1tを超えると爆発してしまう。

もし、俺が1tを超えるなにかをしてしまったらと考えると無理だと思ってしまう。

 

 次に、援護なのだが・・・

 

 歩兵の援護は偵察で敵の戦車の場所やフラッグ者の場所を教えることだ。

 

 これに関してはなにも問題はない。

 

 俺の視力は一般人の何十倍、何百倍もある。なんたって裸眼で太陽の黒点を発見できるくらいだからな。

これに関しては一番を誇れる。

 

 それでだ、本題は俺が先ほどの模擬戦でやった小石を投げるという行為だ。

戦車道のルールに小石を投げてはいけないなんてルールはなかった。というか、普通は投げても傷一つつかないであろうだからだ。

 

 もしかすると今後、禁止にされるかもしれない戦法であるため、他にも必殺技的なモノを考えておこう。

(小石を投げることは禁止されません)

 

 例えば木を投げるとか、これも小石のように何回か使うと禁止にされそうだ。

 

 他には・・・直接俺が主砲を殴って曲げるとか?

これはどうなんだろうか?ま、まぁ俺以外は出来ないから一度は確実に使えるはずだ。

 

 もう、なんならいっそ戦車道の歩兵ということに置いて革命をぉぉしてやろうかと思ってきた。

えっ、なんの革命だって?

 

 人が造ったものは必ず人の手で壊せるだ。某、ヘヴィーなオブジェクトを二人で破壊した英雄殿の学生君は言っていただろ。

 

 いや、しかし、そのうち本気でしほさんに殺されそうだ。

 

 ということで少しづつ変えていこう。うん、その方がいいな。

 

 

 

 

 

 風呂から上がった後は自動車部にいって今日使った戦車の整備をする。

 

 ダメージはそこまで大きくなかったらしく三時間もあれば終わるそうだ。

いや、三時間で終わるってマジでヤバいぞ。だって、五両もあるんだろ?それを三時間・・・やべぇ。

 

 「戦車道はどうだった?」

 

 戦車道に興味を持っていたスズキが感想を求めてくる。

 

 「そうだな、楽しかったといえば楽しかったし、結構スリリングだな」

 

 「へぇ」

 

 「スズキは戦車道なんで取らなかったんだ?」

 

 「えっ、あぁ、うん。まぁ少しね。でも、近いうちにしてみたいとは思ってるよ」

 

 「そんときは俺が先輩だな」

 

 「十六夜君は後輩でしょ」

 

 「戦車道では先輩だ」

 

 「ふふふ、そうかもね」

 

 癒されるわぁ、マジで大天使スズキエルは癒しだ。きよひーとかも癒しだがこれはまた違ったベクトルの癒しだ。

 

 「十六夜ぃーちょっとコレ持ち上げて」

 

 ホシノが戦車の前を持ち上げるように命令?する。

 

 「はいよ、ほら」

 

 「そのままで待っててね」

 

 「はいはい、待ってますよぉ」

 

 もう、誰も俺が一人で戦車の前を持ち上げていることに疑問は持たなくなっている。

それどころか、それを利用してこのように作業を行っている。

 

 「おっけー、おろして良いよ」

 

 滅茶苦茶早かった。時間にしてみれば三分もかかってなかったぞ。

 

 「十六夜君、この主砲って何があたったの?」

 

 ナカジマがM3と八九式を指差すと聞いてくる。

 

 「砲弾ではないよね。この大きさからしてうーん、なんだろう」

 

 「石だぜ。俺が投げた石が当たって曲がった」

 

 「なるほど、石ねぇ、石ってこんな威力出るんだ。いや、十六夜がおかしいだけか」

 

 ほんと、なんの疑問も持たなくなってるね。もうアレだ。アニメでもチートだった自動車部がさらにチートになっている。といっても過言ではない。

 

 「主砲の変えは貰ってるからあとはそれを付け替えるだけだね。よぉし、みんな三十分で終わらせるよ」

 

 「「「おおー」」」

 

 うん、ほんとに三十分で終わったというか余裕があったくらいだ。

 

 もう、俺は何も言わんぞ。下手したらうちの家族よりチートじゃねぇかとか思ってないからな・・・

 

 家に帰りシャワーを浴びて店の手伝いを二時間ほどして俺は眠ることにしたのだが、メールが届いた。

 

 メールの送り主は安斎千代美、アンチョビだ。

 

 『まだ起きてるか?』

 

 『起きてるぞ。なんだ?』

 

 すぎに返信を返すと五秒くらいで返信が来た。

 

 『大洗って戦車道が復活するんだってな』

 

 『なんでしってるんだ?』

 

 『沖田姉から聞いたぞ』

 

 沖田姉とは沖田さんの方であり千代美とは姉妹揃って仲が良いらしい。昔は仲が悪かったが最近ではよくメールをしていると聞いた。

 

 これはおそらくなのだあ、沖田姉妹も千代美も恋愛小説が好きだ。

つまり、その話題で仲良くなったのかもしれない。まぁ、俺の推測だがな。

 

 A、正解です。

 

 『今度うちと試合しようぜ』

 

 『それもいいな。でも安心しろ。近いうちに戦うから』

 

 『またお前の勘か?』

 

 『そのとおーり、俺のサイドエ〇ェクトがそういってる』

 

 『そうか、そ、それでなんだがな』

 

 『どうした?』

 

 『こ、今度なんだが、私の学校に来ないか?』

 

 『それはいいけど、なんでいきなり?』

 

 『実はなアンツィオも最近共学にしようという意見が出てきてな。そこで唯一の男友達であるお前に意見を聞かせてもらおうと思って』

 

 『いいぜ、いくらでも行ってやる。あっ、千代美の作ったパスタ食わせてくれよ』

 

 『あぁ、任せろ』

 

 『楽しみにしとくぜ。じゃあ、また連絡入れてくれ』

 

 『おやすみ』

 

 『おやすみ』

 

 千代美、アンチョビっていい奴だよな。

可愛いし、可愛いし、可愛いし、ドゥーチェ、可愛いし、可愛いし、ドゥーチェ・・・

 

 にしてもラッキーだな。これでどうどうと偵察しても何も言われないだろう。

まぁ、流石に全国大会までにはアンツィオにいくことになるだろうし、P40は見れないだろうが、そのときはまた行けば良いか。

 

 だったら、今回の件は観光を楽しむぞ。

 

 あっ、ペパロニにもあってみたいな。

 

 皆さんも好きだろ。ペパロニちゃんは。

 

 あの元気で馬鹿っぽいが料理上手で着やせしちゃってる黒髪ショートの美少女のことは。

 

 是非ともあってみたい。よし、これで更に楽しみが増えたな・・・

 




 
 良かった、ドゥーチェ出せて良かったぁ。

 ペパロニももうすぐ出てくるし、フフフ、楽しみだな。

 感想待ってますので送ってきてね♡

 毎日投稿頑張ります!

 次回、再開!?

 ではまた次回でお会いしましょう

 せーの!パンツァーフォー

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