絶対転生特典間違えただろ   作:ナカタカナ

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 今日は主要キャラが一人増えます。


転入生とはいったい・・・

 冷泉のばあさんの見舞いから数日が経ち、アンツィオとの戦いを控えたこの頃・・・

 

 大洗学園に一人の転入生がやって来た。

 

 「初めまして。今日から大洗学園に通うことになりました逆廻・アストルフォだよ」

 

 そう、俺の兄であるアストルフォが転入してきたのだ。

 

 最近、戦車道が忙しく、彼の存在をすっかり忘れていたが彼は今日から大洗の生徒となるのだ。

制服は女子の制服ではなく男子の制服を着ているのだが・・・

 

 男子は盛り上がっている。そりゃそうだろ、なんてたってアストルフォだぞ。

見た目美少女が増えて喜ばない男子はいない。

 

 女子はなんで男子の制服着てるんだろうとか小さな声で話している。

 

 「ちなみに逆廻で分かると思うけど十六夜の兄だよ」

 

 兄だよのところに疑問を持った生徒は多く、頭の上に?マークを浮かべている。

 

 「姉じゃないよ、兄だからね。僕はれっきとした男だから」

 

 男だから男だから男だからと無駄によく響く。

 

 そして、辺りはシーンと静まる。

 

 「「「「「「男ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」」」」」」

 

 そして、爆発した。

 

 

 

 

 

 

 

 とまぁ、そんなことがあり朝から若干カオスになった大洗学園なのだが、今日も普通に戦車道の授業を受けている。講師はみゃー先生。アストルフォも戦車道を選択授業で取り、さらに戦力が増えた。

 

 ライダーである彼は戦車に乗るのかとおもいきや歩兵としての参加である。

 

 どこかにアララーイとか落ちてないかな。

 

 そして、全員アストルフォのことは知っているのでなんとか仲良くやっていけそうだ。

 

 「やっと十六夜と一緒に学校に通えるね」

 

 「抱き着くなって」

 

 まぁ、御覧の通り俺に抱き着いてきます。なんかいい匂いするし

 

 校内でもこのようにして抱き着いてくるため一部の腐った女子から

 

 「イザ×アス・・・いい」

 

 「いいえ、アス×イザよ」

 

 「きゃああああ、普段俺様な十六夜君が小悪魔系のおにーさんに逆に襲われちゃう」

 

 「ナニソレ・・・サイコーじゃん」

 

 「今年のコミケでの作品はこれで決まりね」

 

 「うぉぉぉぉぉぉぉぉ滾ってキタァァァ」

 

 何も考えないようにしてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 アストルフォの編入の翌日、俺は生徒会室へと呼び出されていた。

 

 「遅いぞ逆廻」

 

 「へいへい、なんでございましょうか?」

 

 「えっとね詳しい要件はそど子ちゃんに聞いてよ」

 

 会長の後ろからおかっぱ頭が目立つ風紀委員長 園 みどり子が現れる。

 

 「そど子って呼ばないでください」

 

 「それで、風紀委員長殿が大洗一の問題児である俺に何の用だ?」

 

 「少し手伝ってもらいたい事があってね」

 

 風紀委員長が俺に手伝ってもらいたい事だって?

 

 「最近、また船底の方が荒れてきてるの。しかも、船底の方には学園艦の心臓部もあるのだけど、そこに不良が溜まってるらしくてね、そこで逆廻くんには同行してもらいたいの」

 

 「やだよ、面倒だ」

 

 「そこをお願い。女の不良ならまだしも男の不良が来たら私にも対処は難しいの」

 

 「へぇ~、じゃあ男子の風紀委員に手伝ってもらえよ」

 

 「・・・いないのよ、男子の風紀委員は一人もいないのッ」

 

 知らなかった。てっきり男子の風紀委員もいるのだろ思っていたのだが一人もいないとは・・・

 

 「どうも髪型が嫌だって」

 

 「あぁ~」

 

 風紀委員の決まりで風紀委員は全員おかっぱ頭で決まっている。

その髪型が嫌な男子たちは誰も風紀委員に入ろうとしないようだ。というか、だったらおかっぱ頭だけで統一しなくてもいいじゃないか。

 

 「ということで、逆廻君に手伝ってもらいたいの」

 

 「報酬はなにかあるのか?」

 

 「サボった授業のうち10コマ分のサボりをなかったことにしてあげる」

 

 「よし、乗った。いますぐ行くか」

 

 「分かってくれたみたいで良かったわ。それじゃ行きましょ」

 

 

 

 

 

 

 ということで、俺とそど子は学園艦の船底にやって来た。

 

 「ここからが大洗のヨハネスブルグよ」

 

 「へぇ~、初めてきたな」

 

 「そうなの?てっきり何度も来たことがあるのかと・・・」

 

 「あのなぁ、俺は問題児だが不良ってわけじゃねぇんだぜ」

 

 大洗のヨハネスブルグといえば、サメさんチームがたまり場としているBARドン底がある。

少し寄ってみたいなと思う。サメさんチームの中で俺が一番好きなのはフリントだ。

 

 歌声が綺麗なのといい、美人だ。

 

 少しづつ奥に進むとスケ番が大勢いた。なんともまぁ、ファンキーな髪形をしている。

俺は本気で世紀末に迷い込んでしまったのかもとか思ってしまった。

 

 「わぁぁぁぁぁ」といきなり脅される。

 

 「キャぁッ」

 

 そど子は怯えて俺の後ろに隠れるが俺はとりあえず、そど子を守るように先に進む。

 

 にしても進めば進むほど人は増えてくる。

 

 あと、もったいねぇな。全員整った顔立ちをしているというのに服装や髪形で全部台無しだ。

 

 「大丈夫か?」

 

 「え、えぇ」

 

 「ちょっと待ちな」

 

 すると突然、二人の女子生徒に通行を憚られる。

 

 「誰の許しを得てここを通るんだい?」

 

 「ここは校内よ。学校の中を通るのに誰の許可がいるのかしら?」

 

 「風紀委員長どのが男連れてこんなところ来るなんて」

 

 女生徒はニヤリと悪い顔をする。

 

 「ち、違うわ。こいつは私の護衛よ」

 

 「へぇ、お姫様ぶってるの」

 

 そど子は挑発に乗りドンドン口げんかへと発展する。

 

 「はいはい、そこまでにしとけって、ほら先に進むぞ」

 

 そど子の手を引いて女生徒を無理やり通り抜ける。

 

 「待ちなッ」

 

 「るせぇな、そど子走るぞ」

 

 「そど子って呼ばないでキャッ」

 

 俺はそど子を抱きかかえて軽く走る。

 

 まぁ、余裕であいつらを振り切り、さらに奥まで進んできた。

 

 「ここよ」

 

 そど子に案内されながら重厚な扉が塞ぐ部屋の前に立つ。

 

 「へぇ、それで、ここに溜まってる不良を片付ければいいのか?」

 

 「えぇ、でも、大丈夫、多分何十人もいるわよ」

 

 「今更かよ、大丈夫だって」

 

 こんなところまできて心配しだすそど子、いや、ほんと遅すぎる。

 

 「そんじゃ、入りますか・・・たのもーってな」

 

 「「「「「「あんッ?」」」」」」中に入った途端に中にいた不良パッと見三十人ほどからにらまれる。

 

 不良は男子が十人、女子が二十人ってところだな。

煙草は落ちてるわ、酒は落ちてるわとまぁ、ぐちゃぐちゃだ。

 

 「んだよてめぇーは?」

 

 モヒカン頭の男子生徒がガンつけてくる。

 

 「大洗一の問題児逆廻十六夜様と風紀委員長の園みどり子だ」

 

 「それで、問題児様と風紀委員長様が何のようだい?」

 

 髪を真っ赤に染め濃いルージュを付けた美人が聞いてきた。

 

 「別に、ここに溜まるのをやめてくれと頼みに来たんだが」

 

 「やだね、ここは居心地がいいんだ」

 

 「そうかい、だったら実力行使にでるがいいのかな?」

 

 「てめぇこそ、姐さんになに喧嘩売ってんだ。この数あいてに、てめぇら二人でで勝てるのかよ」

 

 違う男子生徒が笑う。

 

 「残念、二人じゃなくて一人な。というわけで、そど子はそこで見てろ」

 

 「ちょ、逆廻君ッ」

 

 「こいつ馬鹿だぜ」

 

 「姐さん、結構カッコいい顔してやすぜコイツ」

 

 「あとで、私らに跪かせましょうよ」

 

 「そうだね、それも面白い。よし、てめぇらヤリな」

 

 姐さんと呼ばれた真っ赤な髪の女生徒以外が俺にとびかかる。

 

 「はぁ、面倒だがそっちから来たんだ・・・覚悟しろよ」

 

 男子生徒だけを先に無力化する。十人ほどしかいないのであっという間に終わらせる。

 

 よく考えてみろ。音速普通に超える奴にたかが不良十人が相手になると思うか?秒で終わる。

 

 「なっ、何が起きたんだ?」

 

 「安心しろ、全員気絶してるだけだ」

 

 男子生徒全員が気絶してその場に倒れている。俺の移動速度があまりにも早すぎて何がなんだか全く分かっていない連中はジリジリと後ろに下がる。

 

 「さぁ~て、女に手をだしたりはしねぇがこれ見て勝てるとおもってんのか?」

 

 「「「「「・・・・・・・・・」」」」」

 

 全員、流石に理解できたのか誰も言葉を発さない。

 

 「アハハハハ、あんたなかなかやるじゃない。私の男にならないかい?」

 

 そこで声をだしたのは姐さんと呼ばれる女生徒

 

 「ヤハハ、美人なあんたの男になるのは楽しそうだな、だが、今日は風紀委員の手伝いとしてきたんだ。ということで、先にそど子の依頼から達成させてもらう」

 

 「てめえら退きな」

 

 「姐さんまさか一人で」

 

 「無理っすよ、あいつなにするか分からない」

 

 「流石の姐さんもこいつには」

 

 「わーってるよ、私は強い男と戦いたいんだ。そこに倒れてるヒョロヒョロ共と違ってこいつはいい相手になりそうだ」

 

 突然のタイマン発現をする姐さん。

 

 「私が勝ったら私の女になりな」

 

 「俺が勝ったらここをでていってもらうぞ」

 

 「あぁ、いいさ。ふふふ、楽しみだね。どんな顔であんたが私にすがるのか・・・」

 

 完全にドSだな、いや、こうして正面から私の男になれっていわれるのは初めてだが少々来るものがある。

まぁ、俺が勝つから意味ないけどな。

 

 「いくよっ」

 

 自身の懐から何やら丸い物体を取り出しそれを投げてきた。丸い物体の正体は・・・

 

 「ヨーヨーかよッ」

 

 なんとヨーヨーだった。というかヨーヨー武器にする奴とか初めて見た。

 

 シュルシュルシュルと高速回転しているヨーヨーは不規則な軌道をしており、面白い。

 

 「へぇ、なかなかやるじゃない。これならどうッ」

 

 するとヨーヨーをもう一つ取り出し、二個のヨーヨーを使って俺を攻撃してくる。

 

 「ぶねぇ、姐さんとやらはヨーヨーの達人にでもなりたいのか?」

 

 「なわけないだろ、私は強い男が欲しいだけさ。にしてもこれを避け続けられたのはあんたが初めてだよ」

 

 「それはそれはどうも、降参してくれたら嬉しいんだが」

 

 「馬鹿いうな、あんたの方こそ降参しな」

 

 「はっ、こんなおっせえヨーヨー相手になんで降参するんだよ」

 

 俺の言葉を聞いた途端にヨーヨーはさらに早く俺の方へと向かってくる。

 

 「調子に乗るなよ」

 

 ギラギラと輝く目がなんとも恐ろしいw

 

 「そんなカッカすんなって折角の美人が台無しだぜ」

 

 「その美人が自分の男になれっていってんだ。男だったら大喜びしな」

 

 こうして普通に会話しているが彼女の操るヨーヨーが俺を幾度も襲っている。

 

 「煙草やめたら考えるかもな」

 

 「私は煙草吸ってないよ」

 

 「へっ・・・痛ッ」

 

 まさかの事実にあっけにとられてしまった瞬間、彼女のヨーヨーが俺に当たり、グルグルと俺を拘束した。 

 

 

 

 





 転入生が主要キャラだと思いましたか?ざんねーん不良の姐さんが主要キャラになります。

 まぁ、今の段階ではこうですが・・・
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