絶対転生特典間違えただろ   作:ナカタカナ

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 今回はちゃんと投稿できてますよ。

 フフフ、二度とあのような失態はせぬわ戯けッ←フラグ


さぁて、みんなお待ちかねの海だよ

 「おはよう」

 

 「「「「「「「「「「「おはようぉ・・・」」」」」」」」」」」

 

 女性サーヴァントのみんなはえらく眠たそうにしている。

本来ならサーヴァントは睡眠を必要としないのだが、受肉しているということもあり疲れているのだろう。

 

 「初めての外泊だからちゃんと眠れなかったのか?」

 

 「へぇ、違うぞ。少しばかりガールズ&トークというやつだ」

 

 「&はなくてもよくないか?」

 

 「なにをいう。この世界はガールズ&パンツァーなのだろ。であれば、&をつけなければな」

 

 眠そうだがノリは人一倍いいローマ皇帝だった。

 

 よく見ると少しばかり隈ができている。

 

 隈といえば、俺は隈が似合う女性を一時期好んでいた。

 

 理由は満足に寝ることもできず、自分の仕事をする。そんな女性に惹かれていた。

 

 諸君はブラック・ブレットという作品をご存じだろうか。

 

 その作品のなかで室戸菫という女性がいる。

彼女は主人公が死にかけたときにバラニウムと呼ばれる金属でできた義眼と義肢を付けた人物で、研究者であり死体好きだ。そんな彼女の眼元には隈ができており、顔立ちも整っていたため好きなキャラだった。

 

 他にも、とある科学の超電磁砲のレベルアッパー編での最後の敵だった木山春生という人物も好きなキャラだった。性格も教え子の為に頑張っている姿は教師の鏡といいだろう。

 

 話がずれてしまったが。現在は部屋に運ばれた朝食をいただいている。

 

 やはり海鮮系の朝食で味噌汁が異様に美味しかった。エミヤには負けるがな。

 

 モグモグと朝食を食べているとエミヤから一つの言葉を授かった。

 

 「マスター、もし彼女たちと何かあればこういうといい、私の為に争わないで・・・と」

 

 「エミヤ、すんごいキャラ崩壊してるよ。自覚してる?」

 

 「マスターの為ならばキャラなどどうでもいい」

 

 「いや、良くないから。でもまぁ、ありがと」

 

 「気にするな」

 

 「わぁ、この刺身おいしいね」

 

 俺とエミヤが話している間ももう一人の男性サーヴァントであるアストルフォは一心不乱に朝食を食べている。

彼らしいといえばそうだが、もう少し数少ない男として何かないのか?・・・いや、ないか。

 

朝食を食べたあとは食後のコーヒーが出された。いや、和食だったのにコーヒーなの?と思ったが俺やアストルフォ、沖田さんたち小学生チームはオレンジジュースだった。

 

面白かったのはジャンヌ姉妹がコーヒーは苦手だったということだ。

 

飲む度に「うっ」と声を漏らすところが非常に面白かった。しかも、二人がハモるせいでさらに面白い。

かわいそうなので俺とマシュがオレンジジュースと交換したのだが、味覚か前世と違って子供のモノになってしまっていたせいで苦く感じた。マシュはそこまで味覚は変わっていなかったのか普通に飲んでいる。

 

 しかし、あれだな。メガネをかけた幼女がコーヒーブラックを飲む姿を見ていると言葉にできない魅力があった。仕事のできる女という感じが強かった。見た目は幼女だが流石シールダー略してサスシルって関係ないか。

サスシルってミス〇ルみたい・・・これこそ本当に関係ない反省・・・

 

 コーヒー自体は、酸味が強かったため苦かったといえどもそこまで気にはならなかった。

 

 普通に美味しかった。

 

 コーヒーも飲み終えたあとは海に行く用意をする。

 

 なんでもここから徒歩十分弱の所に海水浴場があるらしい。

結構人気な場所らしく、窓から外を見ればチラホラとパラソルが見える。

 

 ちなみに十六夜の視覚のおかげで一キロは離れているだろうが意識すれば海で砂浜にいる人の表情も見える。

イメージで言えばカメラのズーム的な感じだ。普段は普通の人と同じ視力なのだが意識すれば視界が狭くなり一転が集中されて視界に映るのだ。

 

 初めは戸惑ったりしたが今は使いこなすことができた。

 

 ちなみにだが、原作の十六夜が最初にしていた太陽の黒点を見るということはできた。

ただ目が疲れる。太陽によって目が焼かれるという事案はないが、ものすごーく目が疲れる。

 

 それとだが、夜に星を観察するときもこの能力は非常に役に立った。

 

 

 

 

 俺とエミヤは先にビーチに足を運びパラソルやテントなどの準備をする。

 

 アストルフォと女性陣は水着に着替えている。

 

 水着といえばなのだが、サーヴァントの霊基がかわることはない。何故かって?受肉しているかららしい。

詳しくはしらんが、まぁいいだろう。あのなかで霊基が変わるサーヴァントは師匠ときよひーとジャンヌだ。

 

 ネロは元々水着でのクラスで呼んだので大丈夫だと思う。しかし、なんでだろう。俺の第六感がお栄ちゃんも霊基がかわるような気がする。具体的にいえばセイバーに、しかも普通のお栄ちゃんとは少し違うお栄になりそう。

 

 

 

 

 「ふぅ、これでひとまず完成だな。マスター、何か飲み物はいらないか?」

 

 ブーメランパンツを履いたエミヤが額の汗を拭いながらクーラーボックスを開ける。

 

 「そうだな、ファ〇タグレープが欲しい」

 

 「了解した」

 

 エミヤからキンキンに冷えたファ〇タを貰い一気飲みする。

 

 「ぷはぁ」

 

 「君は親父かい?」

 

 「失礼な純粋な小学四年生だぞ。エミヤの平行世界線で主に魔法少女が出てくる話の君の妹より一つ下だぞ。

まぁ、精神年齢は25歳だが」

 

 「私は時々思うのだが、私が夜の学校でランサーに殺されてしまったことは不運なことだと思うが、天使に間違って殺されてしまったマスターは私よりもすごいと思うぞ」

 

 「うるせぇ、俺は右腕でしか異能を破壊できないツンツン頭の不幸少年と違って、全身で破壊できる十六夜様なんだよ、きっと全身で幸運を無効化しているに違いない」

 

 「マスターが何をいっているかよくわからないが、頑張れマスター」

 

 「令呪を持って命ずる自害しろアー「やめろ、マスター」一度やってみたかったんだよね。でもさ、これでランサー命令しても師匠は死なないと思う」

 

 師匠にクーフーリンの様に命令しても死なないどころかむしろ俺が殺されそうである。

なんだかんだ、あの人は自分が死ぬことを望んでいるらしいが、残念だったな。俺が生きている間は絶対にそんなことはさせない。

 

 「私もそう思う。あの槍兵の師匠だ」

 

 「私の馬鹿弟子がどうかしたか?」

 

 「ひっ」

 

 背後から突然、師匠の声がした。

 

 あまりにも不意を突かれてしまったせいで変な声がでた。

 

 すぐに振り返ったのだが、俺は言葉を失った。

 

 「・・・・・・」

 

 「どうした十六夜?」

 

 「・・・・・・」

 

 「あれ、先輩?」

 

 「どうしたんですかマスター?」

 

 「なにかいいなさいよ」

 

 「マスター、似合ってる?」

 

 「ますたあ殿も男なら感想の一つや二ついいやがれってんだ」

 

 「これはあれだな、沖田ちゃんの姿が可愛すぎて言葉を失っているのだな」

 

 「まぁすたぁは私の水着を見て言葉を失っているようですね」

 

 「・・・・・・はっ、その、みんなよく似合っているよ」

 

 カエルがつぶれたような声しか出なかった。

 

 それだけ彼女たちの姿は衝撃的であり、美しかった。

 

 この世の芸術の全てがここに集結しているいや、それを軽く超えているといっても過言ではない。

 

  





 えっ、水着姿が分からない?

 次の話で細かく綴る予定で~す。

 個人的には沖田ちゃんの水着が見てみた。

 あの褐色のお肌が・・・とりあえず、十六夜そこ代われッ

 では、次回で会いましょうハイ、チャラバ

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