ダンジョンにサーヴァント7騎のマスターがいるのは間違っている   作:ルーニー

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マスター、マスターになる

 突然だが俺は死んでしまった!登場して数秒も持たずに死んじゃう主人公って、果たして何人いることになるんだろうね!(現実逃避

 

 まぁ、冗談はさておいてだ。どうして死んだことになっているのか、簡単に言えば散歩がてらコンビニでGOOGL○カードを買おうとしていたら頭に花瓶が落ちてきてそのまま死亡、というわけのわからない死に方をしてしまった。いや、でも上とか意識していないでしょ普通?

 

 それはともかくとして。普通は死んだらそこで終わりのはずだろうと普通は思うはずだ。俺も死んだんだなぁということを自覚して、あれ、なんでまだ意識あるんだ?という気持ちにはなっていた。しばらくそんな感じで悩み続けていたら、なんか神様らしき人物、神物?が俺の頭の中に声をかけてくださったのだ。

 長々と現在の状況とどうして話しかけてくれたのか、そして何をしてほしいのかを語ってくださったのだけど、マジで長かったから要約していうと、

 暇だったからなんかないかなぁと探してたら神様転生物が何やらはやっているみたいじゃないか。どうせ暇つぶしになるし自分もそれに乗っかってみようじゃないか。おぉ、そう思っているときにいいタイミングで死んだやつがいるじゃん。よ~しこいつにある程度のチートをあげてよその世界に飛ばしたらどうするのか見てみよう。

 とのことだった。

 

 語っているご様子はまさに神様だという感じだったのだけど、内容が内容なだけになんか残念な神様だな、と思ったのは仕方ないことだと思う。うん。

 まぁ、それはそうとして、頭の中に語り掛けてくれる系神様は本当に願いをかなえてくれるそうなので、割と真剣に考えた結果俺はサーヴァント7騎を求めることにした。

 いや、確かに王の財宝とか無限の剣製とかあこがれなくはないんだけどさぁ、やっぱり英霊に話を聞いたりいろいろとやってもらったりするのが楽しそうじゃん、とFGOをやってて思うんだよね。

 まぁそれはそうとしてだ。7騎もサーヴァントを要求するのは無理かなぁと思っていたら、なんと二つ返事でOKをもらえた。まさかOKをもらえるとは思っていなかったから喜んだはいいけど、ここで再び悩みどころが。いったい誰を選べばいいんだろうか。

 けっこうな時間、どれぐらい経っていたのかはわからないけど、を考え、結論として以下のサーヴァントを選ぶことにした。

 

 セイバー:ジークフリート

 アーチャー:エミヤ

 ランサー:李書文

 アサシン:燕青

 ライダー:牛若丸

 キャスター:クーフーリン

 バーサーカー:ヘラクレス

 

 え?星3と星4が多い?いや、だって星5のサーヴァントって、なんか怖いじゃん?別にいうこと聞いてほしいとかそういうわけじゃないんだけど、ある程度融通利かせてくれそうなサーヴァントって思ったらまぁこうなるじゃん?特に王様系サーヴァントとかファラオ系サーヴァントとかバーサーカーとか謀反できちゃう系サーヴァントとか愉快犯系サーヴァントとかいたら扱いに困るじゃん。

 そりゃ趣味丸出しでいいなら水着サーヴァントたちといちゃいちゃしたり幼女サーヴァントで癒されたりコハエースサーヴァントでいろいろやりたいとかあるんだよ!でも収拾つかないじゃんどう考えても!ぐだーずはできそうな気がするけど、俺はぐだーずにはなれないんだよ!ぐだーずとはぜひお友達になりたい!

 

 まぁ話がだいぶとずれてしまった。とりあえずの条件としてこの7騎をサーヴァントとして、さらに21もの令呪と7騎を維持できる十分な魔力を持たせてくれるといううれしいアフターフォロー。俺この神様を崇拝します。

 

 まぁ、こんな感じでいろいろともらえたはいいけど、話を聞くとどうも転生先はランダムでどこに行くのかわからないらしい。本当ならマジもんの意味で世紀末な世界に飛ばしてやろうと思っていたらしいのだが、転生する担当は別らしい。俺みたいにいじるだけなら特にバレるようなことはないのだが、どこかに飛ばそうとしようものならすぐさまバレるらしい。どうして俺のようなことをしてもバレないんだろうという疑問はあるのだが、まぁここで聞いたところで意味はないんだろう。

 

 さて。そんなこんなで転生オプション(チート)をもらった俺は、気が付いたらどこかもわからない2部屋ほどあるボロ小屋の中で大体3歳児ぐらいの体で眠っていた。ここはどこか、そしてなんで俺はこんなところで寝ていたのか。そんなことを考えていたが、まぁそんなことを考えてもわかるはずもなく、辺りを見回してみる。

 今は誰もいないが、どうもここで暮らしていた人がいたようで暮らすだけならそれなりの設備があった。とは言っても本当に最低限住むだけなら、というレベルのもので本当にここに人が暮らしていたのかと思える程度には物がなかった。

 

 辺りを見回してみても誰もいない。しかし、本当に神様と出会いサーヴァントを授かっているとすれば、もしかしたらもうサーヴァントと契約しているのかも知れない。そう思い、試しに全員の名前を呼んでみても、だれも来ない。これは担がれたのかと思って深くため息を吐いて、小さくなった体を動かしてなんとかもう1つの部屋の中に入る。

 

 そこは薄暗く見えにくい窓一つない部屋だったのだが、ぼんやりと見えてきたそこにあったのは、誰かが使っていたのか疎らに本が置いてある本棚が1つと机が1つ、そして床には血で描かれているかのように赤黒い魔法陣が描いてあった。

 どこか見覚えのある魔法陣に心ウキウキしながら本棚にあった本を出して読んでみる。どうも日本ではないのか日本語では書かれてなかったのだが、なぜか何事もなく読めてしまう。これも転生チートだと納得させて読み進めていくと、どうもそれはこの小屋を使っていた人の日記、あるいは手記のようだった。

 

 読み進めていくとこの人は人間のような、または人間を強力な使い魔として呼び出すことを目的としてここで研究をしていたようだ。ページを読み進めていくと、生贄の血といくつかの金属を魔法陣として書き込むことで何かしらの反応が出た、ということが分かったと書いてあり、次のページには明日召喚をする、何が来るのか楽しみだ、と書いてあった。その次のページには何も書かれていない。成功したのか、はたまた失敗して某錬金術師のように対価として体を持っていかれてしまったのか。まぁさほど興味はない。

 

 しかし、これはこれでいい。なんせ書かなければならないであろう魔法陣がすでに書いてあり、しかももう発動まで準備万端である状態でおいてあるのだ。これは使わないわけにはいかないだろう。呪文?ふはははは。呪文を覚えるのが趣味だった厨二をなめんなよ。

 

「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。

 

 降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ

 

 閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)。 

 

 繰り返すつどに五度。

 

 ただ、満たされる刻を破却する

 

 ――――告げる。

 

 汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

 

 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ

 

 誓いを此処に。

 

 我は常世総ての善と成る者、

 

 我は常世総ての悪を敷く者。

 

 汝三大の言霊を纏う七天、

 

 抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

 

 数瞬の間、そして、魔法陣は黄金に輝いた。魔法陣からの光は強力で何も見えなかったが、その中に7人の人影が徐々に現れてくる。

 光が収まりやっと見えるようになって確認できたのは、そこに俺の願った人たちが俺を見ていて、俺はそれを見て満面の笑みが浮かんでくるのを感じた。

 

オリ主の強さはサーヴァントに鍛えてもらってるから

  • 強いのは当たり前
  • とはいえシビアにいくべき
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