ISドライロット~薔薇の騎士の転生録~ 作:ひきがやもとまち
次話からは普通に原作話に戻しますので、どうかお許しいただけると助かります。
六月頭、土曜日の午後。
織斑一夏の姿は第三ISアリーナにあった。
「9回死んだな。15回は殺してやろうと思っていたが、やはり世界最強ブリュンヒルデに鍛えられた弟は反射神経がいいらしい」
「はぁ・・・、はぁ・・・、」
休日となる日曜日をまえに、土曜午後の完全自由時間を利用してISを使った白兵戦の稽古をつけてもらえるよう、自分を負かした今一人の男性IS操縦者ワルター・フォン・シェーンコップに依頼していたからである。
皆より遅れてISを習い始めた一夏にとって、他の者が休んでいる間に差を縮めるため訓練をこなすことは後発組の義務であり、シェーンコップにしてみても生前は上司から養子の白兵戦指導を任された実績がある。教え子が一人増えようが二人増えようが大差はない。
「とはいえ、本物の実剣を使っていたならあの短時間で20回は死んでいただろうがな、坊や。奥義を教えてやるのは、基礎をマスターしてからにした方がよさそうだ」
「はぁ・・・、はぁ・・・、あ――ありがとうございましたっ」
かつての教え子と同様、ハードで容赦ない訓練を受けさせられ立っていることさえできなくなるまで疲れ切っていた一夏であったが、訓練を施してくれた相手に礼を述べないままでは『剣道の道』に悖る。
震える足に力を入れて立ち上がり、ふらつく体に活を入れながら頭を下げて同世代の師匠に対して一礼をする。
――もっとも、シェーンコップに言わせれば、『人殺しの技術に道を云々すること』は堕落であり、『人格的に優れた方が刀剣の振り回し合いで勝つ』などという考え方は馬鹿馬鹿しいことではあったのだが――
(まぁISを使った戦闘はスポーツであって、戦争じゃないからな。強い敵と戦ったからこそ鍛えられて強くなれるスポーツに“なるべく楽をして勝つ”戦争の論理を持ち込むのもバカバカしいと言うものか)
そのような理屈でシェーンコップは納得し、現在の状況を受け入れていた。
実際、彼が生きていた生前の時代・・・・・・150年もの長きにわたって二大国が無益な戦争を続け、『誰も平和を知らない』時代になってしまっていた銀河を巡る動乱期にあってさえ《フライング・ボール》という名の低重力下の環境でおこなわれるスポーツ球技が人気を集めていた。
帝国軍から奪取した後、対帝国との最前線基地へと変貌した難攻不落のイゼルローン要塞でも各部局から代表選手たちを集めた対抗試合がおこなわれたことのある正々堂々としたスポーツ競技だ。反則には当然ながら罰則としてペナルティが課せられるし、例外もない。
たとえ司令官の養子で中等部リーグの年間得点王だった実績のある自分の教え子だろうとも、他の選手と同様に一選手としてルールに支配されながら勝敗が競い合われるのがスポーツだ。勝ちさえすれば奇術だろうと詐術だろうと奇跡と呼ばれる戦争と同一視する方が無理がある。
第一空戦隊の飛行隊長で、要塞きってのエースパイロットでもあったオリビエ・ポプラン中佐などがいい例だろう。
彼は政権維持を目的に決定された無謀な出兵で多くの熟練兵を無為に失い、新兵ばかりを補充された窮状の中『新兵のヒヨッコ三人がかりで一人の熟練兵を袋だたきにする』という戦法を考案して、一対一の個人技が流行していたドッグ・ファイトの世界に集団戦闘の概念を持ち込んだ空戦の天才だったが、「正々堂々としたスポーツの大会」であるフライング・ボールの対抗時代にあっては「薔薇の騎士チーム」の選手一人と空中衝突して退場させられており、 『フライング・ボールの反則王』という名誉ある異名を奉られた人物だった。
斯様に戦争とスポーツを混同することは意味がない。
だがもし、『勝利の原因を道徳的優越に帰するほど馬鹿馬鹿しいことはない』と考えるご同輩諸兄がおられた場合には、是非とも戦争末期で敗戦寸前だった頃の同盟軍に自主志願して欲しいところである。
人手はいくらいても困る状況ではなかったし、老人だろうと新兵だろうと最悪、囮の任ぐらいには耐えられた。
時代が違うのだから、平和な時代に好き好んで戦争の理屈を持ち込む必要はいささかもない。――それが英雄たちが銀河を覇権をかけてぶつかり合う動乱の時代末期に、魔王のごとく悪名をとどろかせた最強集団ローゼンリッター連隊十三代目連隊長だった前世を持つ男の考え方である。
「まぁ、焦ることはない。俺の初陣だってそこまで派手じゃなかったし、お前さんはまだ十六歳でしかないんだ。あと三年か五年もしたら姉との技量の差も逆転している可能性だってないことはあるまいよ」
「はぁ・・・、はぁ・・・、・・・ふぅ。流石にそこまでは無理だと思うけどな・・・」
ようやく上がっていた息を通常に復帰できた一夏がまともな返事を返し、口は悪いが気を遣ってくれた友人に対して普通に礼を言えるだけの精神的肉体的余裕を取り戻すことができたのだった。
「でも、そう言ってもらえると安心するよ、ありがとう。よければこれからも時間があった時には訓練に付き合ってくれると助かる」
「・・・・・・ま、そこのところは労働条件も含めて後日に話し合うとしてだ」
敢えて言葉を濁し、誠実で一本気ではあるが『師に忠実すぎて師を超えられそうもない』かつての教え子と似た欠点を持つ少年に背を向けて、シェーンコップは耳に痛い諫言の代わりに訓練終了という心と体に優しい言葉を宣言してやることにする。
「悪いが坊や、今日以降しばらく訓練は延期だ。心の狭い女どもに博愛と寛容の精神を教え込む用事を仰せつかったばかりなんでね」
箒が耳にしたら耳まで真っ赤にして激怒しそうな言葉を平然と吐くシェーンコップに、さすがに耐性がついてきた一夏は怒ることなく相手の不誠実な態度を咎めようともせずに肩をすくめるだけに留めてから何気ない口調で一言だけ質問しておいてやる。
「今度はどこの国の、なんて名前の子と仲良くなったんだ?」
「ドイツさ。本国から正式な国家代表候補生殿が最新鋭専用機とセットで来日してこられるそうだ」
軽く言って、公式発表はまだされていない国家の国防に関わる重要事項をさらりと民間人に流出させて、相手に重要事項を知らされたことに気づかせぬまま去って行くシェーンコップ。
――このとき聞かされた何気ない口調で教えられた情報を、無意識のうちに鈴か箒か、はたまた別の誰かに触りだけでも語ってしまっていたことが週明けのIS学園を『専用機乗りの転校生』の噂話で持ちきりにさせることになるのだが。
相手の何気ない発言に注意を払いづらい所のある一夏には、後日になっても自分の軽はずみな発言内容を思い出すことはなかったのだが、それはまた後日の週明けからはじまる話である―――――
わずかに時間は遡り、前日の夜。六月頭、日付的には土曜日となっていた金曜日の深夜でのこと。
IS学園寮にある一室に、シェーンコップの姿は存在していた。
『政府から正式に専用機を与えられた代表候補生が、週明けにそちらの学園に到着する』
深夜に叩き起こされ、消灯時間がどうのと囀っておられる寮長殿の小言を聞き流しながらシェーンコップが呼び出された通りに電話に出てやると、相手がいきなり要件から入って話し始めてくる内容を終わるまで聞いてやる拷問を甘受せねばならなくなっていたからである。
『彼女は“男である君”とは違い、政府から正式に代表候補生の地位を与えられた第三世代機の操縦者だ。よって到着以降は彼女の意向を第一に尊重して行動するように』
相手の女性【ドイツ軍セシリー・セレブレッゼ参事官補】を名乗る官僚型の士官は、時候の挨拶もなしに要件から入って早口で会話を終わらせる算段だったらしい。
自身の女尊男卑思想と、シェーンコップら男に対しての差別感情を隠そうともしない嫌悪感むき出しの姿勢は、いっそ清々しいほどのだと賞賛されてよいものだったかもしれない。
『君はたしかに【世界で二番目の男性IS操縦者】ではあるが、序列の上では第二世代ISを与えられた代表候補生候補の一人でしかない身でもある。くれぐれも彼女の職権を侵さぬよう厳につつしむよう気をつけたまえ。それが君の将来のためでもある』
“男相手に説明などしたくない”“してやるほどの価値もない連中だ”・・・そんな本音を露骨に声に滲ませたまま、本人的には必要最小限度の言葉だけを使って相手に“説明してやらなくてはならない義務”を全うしていただけの彼女から聞かされた言葉の内容。
それは要約してしまうなら、『余計なことは何もせず大人しくしていろ。女性の専用機持ちが目立つのを邪魔するな』と、それだけで終わってしまう単純極まる脅し文句だった。
どうやら、戦闘でもプライベートでも『派手に目立たなければ損』と考えるシェーンコップの活躍ぶりは本国でも注目の的になっているらしい。
わざわざ連絡事項の“ついで”に、参事官補殿から嫌味を賜れるほどVIP扱いしていただけるとは元軍人の端くれとして名誉なことである。
『以上だ。異存はないな? ワルター・フォン・シェーンコップ代表候補予備生』
敢えて政府が彼に与えている、名前だけは代表候補生に近いが権限も待遇もまるで別物の地位の正式名称を名の後ろにつけて呼んでくるセレブレッゼ参事官補。
シェーンコップとしても、別に異存はなかった。答える声と言葉に毒がこもったのは、個人の趣味というものである。
「かしこまりました、セシリー・セレブレッゼ参事官殿」
敢えて役職名の後ろの付けられた“捕”の字を言い忘れてやることで実際よりも一階級上の名前で呼んでやった相手が、唇を大きく“へ”の字にひん曲げる気配を受話器越しでもハッキリと感じとっていたシェーンコップは礼儀正しく静かな仕草で電話を切る。
軍の役職名など一般には広く知られていないし、参事官や参事官補などといった階級とは別のマイナーな役職は名前さえ知っていればよい程度の存在だが、軍内部の人事では当然ながら格差が設けられている。
基本的に参事官になれる軍人は『少佐』以上の階級を持つ佐官級の上級士官だけであることが多く、参事官“補”は逆に最高位でも大尉までの『尉官』クラスしか配属されることはあまりない。
大尉と少佐の間には一階級の階級差しか存在せず、中尉と大尉の間には然程の違いはないのだが、これが階級名の後ろに『佐』がつくか『尉』の字が付くかで地位も待遇も、退役後にもらえる年金の額までもが大きく変わってしまうのが、軍隊という名の特殊専門技術者たちだけが集められて出世していく特殊な職場の事情であった。
当然、一階級上がるために必要となる上からの評価の程は大きく変わり、補が付くかどうかで彼女の地位身分が上から見下ろされる立場でしかない事実を他の誰より本人自身が普段から自覚させられる勤め人の事情に一般人だろうと軍人だろうと違いはない。
「さて、これからどうしたものかな」
軽く凝った肩を揉みほぐして先ほどの会話で溜まった疲労と毒素を中和させながらながら、学園内に設置されていたソファーに座り長い足を高々と組みんだシェーンコップは何とはなしに独り言ちる。
誰一人起きていない深夜のIS学園内で、自分一人だけが叩き起こされた要件も終わり、暇を持て余してしまった彼としては、想定外の余暇時間をどのように過ごすかで思案することにしたのである。
別に二度寝ができないわけでも、したくなかった訳でもない。次に寝られるのが何日後かも予測できない戦場において、寝られる時に寝ておくことは軍人としての務めであって義務ですらあると言っていいだろう。同盟軍白兵戦部隊に所属する兵士たちの中で最優秀の実績と評価を誇っていた彼が、どうして二度寝を厭うことなどありえよう。
――だが、今は戦時下ではない。平時である。
平和な時代に戦わなくて給料がもらえる軍人か、それに準ずる兵器を扱う公的身分を得たからには、余暇の時間は自由時間として完全に消化しておくのが軍人の責務に変わるべき類いのものだろう。
国家の命令で敵を殺して給料をもらうのが仕事である軍人が真面目に働かずに、暇を楽しむため余暇の時間を浪費するのは平時においてとても良いことである。
少なくとも、彼の祖国の軍隊と国民からは絶大な人気と尊敬の念を集めていた伝説的な『不敗の軍人』である直属の上官殿からは確実に賛同が得られそうな結論に行き着いた彼は優雅に立ち上がると決断を下す。
「さて、そうとなれば学生らしく門限破りの夜遊びと洒落込みにいくとしよう。酒を飲む楽しみの半分は禁酒令を破ることにあることだしな」
織斑千冬が聞いたら出席簿が飛んでくるだけでは済まない独白を平然とつぶやき捨てると、シェーンコップは学園の塀を乗り越え、最新鋭とはいえ機械に頼りすぎた学園側セキュリティ諸共たやすく突破して街へと繰り出し、学園近くにある施設等を冷やかし始める。
――と、その時に。
「あの・・・・・・、すいません」
控えめな声がかけられて、大きなバッグを肩にかけて、後ろにはカートを引きながら外国から来たばかりとおぼしき金髪の美しい少年が、自分のことを見上げながら困ったように小雑誌片手に見上げてきていた。
見ると、彼が持っている本のタイトルは『IS学園入学案内』。
雑誌ではなくIS学園入学志願者向けに発行されているガイドブックのような本で、「細かすぎて日本人以外には判りにくい」と日本人以外の者たちからは生徒と関係者含めて全般的に評判が悪い説明書だったが、一応ながら学園内にある諸施設と学園外にある関連施設の一部の位置と情報が記載されている。
「あの・・・・・・僕、初めて日本に観光に来たんですけど、地元の人から有名なIS学園がこの近くにあると聞いて遠目からでも見てみたいなって思ってやってきたら道に迷って、こんな時間になってしまい困ってたところなんです。よろしければ駅までの道筋と、IS学園の近くまでいく道順だけでも教えていただく事ってできませんか? 少ないですけど、お礼はさせてもらいますから・・・・・・」
夜遅いこともあり、シェーンコップの顔が見えづらかったことと、シェーンコップ自身も門限破りのプロとして鳴らした前世の経験を活かして私服に着替えていたことから、自分の話しかけた相手が『世界で二番目に発見された男性IS操縦者』だと目視だけで判別することが出来なかったようだった。
少し考え、シェーンコップは「にやり」と癖のある笑顔を浮かべると「ああ、構わんよ」と快く了解してみせて本心を隠し、学園と最寄り駅だけでなく近くにある様々な施設の場所と情報までもを迷子の少年に与えてやって喜ばせてやる。
「わぁ、ありがとうございます。これで明日から迷わずに学園を見物しにくることができそうです」
「いやなに。困った時はお互い様、とこの国では言うらしいぞ?」
「いい言葉ですね。母にも聞かせてあげられたら良かったんですけど・・・・・・」
そこでふと、一瞬だけ相手の少年の声に陰が落ちたような気配がして顔を伏せたが、すぐに表情をあらためてシェーンコップを見上げ尚した時には暗い面影は一切残すことなく柔らかい笑みを浮かべながら青い瞳で灰色の瞳を直視して。
「本当にありがとうございました。・・・・・・そういえばあなたは、ご存じでしょうか? 『世界初の男性IS操縦者』織斑一夏くん――って、男の人のこと。
僕の国でも女の子たちが彼の噂話で持ちきりで、僕も耳にしたときには『同じ男なのにスゴい人がいるんだなぁっ』て思って感心しちゃって。それ以来すっかり彼のファンになっちゃって。来たことない日本に一人で来たのも実は彼に人目だけでも会えたらなって思ったからで・・・・・・。
あ、あの、もしよろしかったら彼のことで知ってることあったら教えてもらって構いませんか? 何でもいいんです。どんな細かいことでもいい。彼のことを少しだけでも知ることができたら僕はそれで満足して国の帰れ―――」
「なぁ、“お嬢ちゃん”」
ここぞとばかりに食い気味に反応を返してきていた少年が、シェーンコップの一言で途端に凍り付いたように舌と体の動きを停止させ、まるで女の子が夜中にお化けと遭遇してしまったかのような恐怖と驚愕に満ちた瞳と表情で相手の顔を見上げてくる。
「お前さんが何をするつもりで一夏のことを知りたいのかは知らんが・・・悪いことは言わん。やめておけ。お前さんはどうやら昔の知り合いと同じで他人を欺すことに向いていない」
「あ、あなたは・・・・・・なん、で・・・・・・ッ!? どうし――――ッ」
「それに、だ」
引きつったように見上げてきていた相手の顔に、自分の顔をぐいっと近づけ相手が背にした金網に右掌を叩きつけて退路を塞ぐ。
ガシャン!と大きな音が鳴り響く中で、震えながら大柄な元男性の顔を見上げる少年―――いや、少年の身なりをした少女に顔を接近させながら。
ニヤリと好色な作り笑いを浮かべて、“彼女”に向かって警告を伝えてあげるのだった。
「こんな夜中に人気のない街路で男が、アンタみたいな綺麗な女の子から声をかけられたんだ。本来だったら、青臭い思春期男子の男共なら誤解するなと自制を促すだけ無駄な徒労になるところだった。次からは身だしなみを含めて気をつけることさ」
「・・・・・・え?」
「世にはびこる大半の男たちの中で、俺のように紳士的で誠実なフェミニストは滅多にはいない。気をつけて帰るといい、美しいフロイライン」
言いたいことだけ言って、格好つけるだけ勝手につけてから背を向けて勝手に帰って行くシェーンコップ。
正体がバレたにもかかわらず見逃され、かといって安心していいのかどうかも判らないまま放置されてしまった男装麗人でフランス人美少女でもある彼女は腰を抜かしたようにへたり込みながら。
「な、なんだったの・・・? 今の人・・・・・・」
短時間の内に記憶に刻みつけられた様々な印象を持つ相手に対して、そう評してから「う~・・・」とうなり声を上げた後。
「・・・でもやっぱり僕には、人を欺す才能とかってないのかなぁ・・・。けっこう頑張って男の子のフリする練習したつもりなんだけどなぁー・・・。
でも今からじゃどうせ帰れないし、帰ったところで僕の居場所はもうあそこにはないし・・・。はぁ~・・・明後日から僕どうなっちゃうんだろう・・・? 憂鬱だよー・・・・・・」
――こうして、異なる過去の時代に生まれ変わった薔薇の騎士と、この夜にはまだ出会うはずのない少女とがあり得からざる邂逅を果たした。
この出会いが彼ら彼女らの物語に如何なる変化をもたらすものなんか、現時点で知りうる者は誰もいない・・・・・・。
つづく
注:鈴とかセシリアの現状に関しては次話から色々書いていく予定でおります。
本当だったら、一夏との会話の後にシェーンコップがラウラを出迎えに行くパターンも考えては見てたんですけど、一先ずはコチラを書いてみた次第。理由は特にない…と思います。自分の気持ちですけどよく分からなくなってる最中でしたので…