みんなが過保護過ぎるんですが、誰か助けてくれません? 作:因幡の黒兎。
お気に入り登録が300突破! ありがとございます!
あと、時間が足りなくて最後が雑になった…。今から修正始めます…!
「「…」」ギュー!
「それで、どうして勝手にどこかへ行ったのですか? ひばり?」
「…」ダラダラ
み、みなさんどーもー…。正座…では無く普通に椅子に座っていて、ことりちゃんと穂乃果ちゃんに抱き付かれ、膝に海未ちゃんを乗せている南ひばりだよ…。いや、どうしてこうなった?
『あの、取り敢えず降りてくれません? 結構ボード持ちにくいし、文字も書きにくいんですが…」
「…それで、どうして勝手にどこかへ行ったのですか?」
『僕のお願いは叶わないんですね。ひばりわかります…』
あ、取り敢えず凛ちゃんと花陽ちゃんは先に入学式に行かせたよ? すっごい怯えてたし心配してくれてたけど二人は無関係なんだし、巻き込んじゃうのは悪いでしょ? …ほんとは助けて貰いたかったなぁ〜…。
『えっと、どこから説明すれば良いかな…?』
「最初からに決まってますよね?」
『…だよね。』
という事で、三毛猫が珍しくて追ったら迷子になった事を伝えたよ♪
「…バカなんですか?」
『にゃーん…』
「は?」
『反省してます。ごめんなさい。』
海未ちゃん、お願いだからそんな低い声を出さないでよぅ…。おっかしいなぁ〜、両サイドを抱き締められてるのに身体が芯から冷えてきた…。
「確かに二年ぶりの外出で、目に入る物の全てが物珍しく感じるのは仕方のない事だと思います。ですが! どうして勝手に行ってしまうのですか!? 何度も言ってますが、外は危険なんですよ!?」
『反省してるであります…』
「巫山戯てますよね?」
『…ごめん。』
この重々しい雰囲気を変えようとしたんだけど、むしろ悪化しちゃったね…。ひばりくんったらうっかり♪ …やばい、次はほんとに監禁される…。えっ、「今までもそうだっただろ」って? …あっ、ほんとだ。
「本当に心配したんですよ? 穂乃果とことりは大泣きしてましたし、私だって心配で胸が引き裂けそうでした…」
返す言葉がありません…。と言うか、ことりちゃん達の目元が赤かったのって泣いてたからだったんだね。僕、何やってるんだろ…。これが“遅すぎる後悔”って奴なんだね…。
「とにかく、無事で良かったです…」
『ほんとにごめんね…』
あと、そろそろ入学式の時間が…いえ、なんでもございません…。
「…反省もしているようですし、私は許します。次は無いですからね?」
『うん』
「それと…」
「?」
「頑張って耐えて下さいね?」
…耐える? 耐えるって何のこと?
「ねぇ、おにぃちゃん…」「ひばりくん…」
ん? ことりちゃん、穂乃果ちゃん…? なんだか黒いオーラみたいなのが漏れ出てるように見えてきた…ついに目がおかしくなっちゃったのかな…? …あの、怖いんですけど〜…。
「…凛ちゃんと、花陽ちゃんって言ったっけ?」
「…すっごく仲良くなってたね?」
「っ!?」
あ、あれ? 僕、二人に凛ちゃん達の名前を教えたっけ? あと、なんで仲良くなった事を知ってるの…?
「それに、路地から出てきた所をぶつかって出会うなんて、少女漫画みたいだと思わない?」
「すっかり忘れてたよねー。ひばりくんってとにかく可愛い子とフラグを建てないといけない病気だったよね♪」
待って。ねぇちょっと待って? なんで出会い方まで知られてるの!? もしかして近くに居たとか? でも、ことりちゃん達の気配は無かったし…。
「ことりね? おにぃちゃんが居なくなってパニックになっちゃって、すっかり忘れてたんだ〜。おにぃちゃんの制服にGPSを仕込んでた事♪」
…えっ? GPSって…えっ?
「それでね〜? 今のGPSって凄いんだよ〜! 居場所がわかるだけじゃ無くて、音声まで聞けるの♡」
「…」ポカーン
「ひばりくんの事を探しに行こうとしたんだけど、海未ちゃんに止められちゃって…。それで、その時にGPSの事を思い出したんだけど、ちゃんと音ノ木坂に向かって来てたから驚いちゃた♪ だって、ひばりくんは道を知らない筈なのに〜って♪」
「まさか可愛い子に運命みたいな出会い方をして、仲良くお話ししながら学校に来てるんだもん。心配してたのに、酷いと思わない?」
「…」ガタガタ
おっかしいなぁ〜、変な汗が止まらないや…。GPSの件はまぁいいよ。ことりちゃんが届いた制服を持って来るまでに少し時間が掛かってたから、何かあるんだろうな〜って思ってたもん。でも、これは不味いよ…。そう言えばことりちゃん達って、僕が違う女の子と話してるとすっごく嫉妬しちゃう事を忘れてたや…。
「昔からそうだもんね〜。少しだったけどお母さんの単身赴任について行って、そこで出会った子と『もう一度会えたらお嫁さんにしてあげるね♪』とか言ってたり…」
「クラスの虐められてた子を助ける為に一人で証拠を集めて、逆恨みで襲いかかって来た人達を返り討ちにしたりね〜?」
『で、でも僕、あの時のことをあまり覚えて無いし…』
「は?」
「っ!?」ビクッ
「ねぇ、今何か言った?」
『なんでも無いです。ごめんなさい。』
「「ねぇ、お兄ちゃん(ひばりくん)?」」
『…なんでしょうか…?』
「「お話し、しよっ♪」」
あっ、えっ…ちょっ! 待って…──ッ!?
▽▼ ▽▼ ▽▼
「それでは只今より、入学式を始めます。まず始めに…」
ふぅ──、散々な目にあったよぅ…。
「ひばり、貴方。なんでそんなに窶れてるのよ…」
『ことりちゃん達曰く、“フラグを建てた罰”って事でお説教…じゃなくて、お話ししてた…』
「だから遅れて来たのね…」
『あと、迷子になってたからってのも多少はあるかも』
「…えっ? 迷子!? 一体何があったのよ!?」
お母さん、壇上裏だから誰も見えないけどそんなに大きな声出さないで…。僕はさっきのことりちゃん達のお説教…お説教で疲れてるんだよ…。あ、疲れ過ぎて言い直せて無いね…。まぁあながち間違って無い…あっ、いえ、何でもないです。
「理事長祝辞。理事長先生、お願いします」
『お母さん呼ばれてるよ〜』
「あとでしっかり聞きますからね!?」
『にゃ〜』
はっ! 今、凛ちゃんが乗り移ってた!? まさか凛ちゃん、あんな可愛い顔をして人の身体を乗っ取る術を…! …って、巫山戯てる暇は無いんだった。僕、これから全生徒に向けての挨拶を考えないといけないだよねぇ〜。音ノ木坂存続の為のテスト生、さらに開校から初めての男子生徒って事もあって第一印象は大事だと思うし…と言うか絶対に大事だもん。お母さんの顔に泥を塗らないようにしないと…!
「…」
とは言え、僕は声が出せないからなぁ〜。そこら辺はお母さんが説明してくれるんだけど、僕自身の印象を良くするには…まぁ、なるようになるよね! うん。即興で何かすれば良いだろうし、考えるのやめよっと♪
となると暇だし、お母さんの祝辞でも聞いて待ってようかな。…ふわぁ〜、眠たい…。まだ家を出てから一時間も経ってないのに色々あったもん…疲れるに決まってるよね。三毛猫を追って、迷子になって、凛ちゃんと花陽ちゃんに会って、幼馴染3人に怒られて…すっごいボリューミーだね。
「…」コクッ‥コクッ‥
「ねぇ、ちょっと」トントン
「!?」ビクンッ⁉︎
ぴぃっ!? なんか肩を叩かれた!?
「…驚かせてしまったかしら?」
「!」フルフル
「そう。良かったわ」
この人って、さっき入学式のプログラムを読み上げてた人だよね? 金髪で綺麗な人だねぇ〜。でも日本語は訛って無いし、外国人と日本人のハーフとか…クォーターなのかな?
「貴方がテスト生よね?」
『うん。君は?』
「私は綾瀬絵里。この学院で生徒会長をしている三年生よ」
やっぱりハーフかクォーターのどちらかっぽいね。僕の予想だとクォーターなんだけど、合ってたら良いな〜。
『そっか。知ってるかもだけど、僕は南ひばり。年齢的には僕も3年生なんだけど、事情があって2年に編入する事になったんだ〜。よろしくね?』
「えぇ、よろしく」
手を差し出すと、すぐに握り返してくれた。…細くて柔らかい綺麗な手だね。ことりちゃんと良い勝負が出来るかも! まぁ、もちろん僕のことりちゃんが勝つに決まってるけどね!
『それでどうかしたの? 何か聞きたい事でもあるのかな?』
「…理事長、廃校について何か言ってなかったかしら?」
『お母さん? 特に何かを言ってた覚えは無いけど…』
「…教えてくれてありがとう。急に変な事を聞いてしまって悪かったわね」
『別に気にして無いよ〜』
でも、なんで廃校の事を聞いて来たんだろう? やっぱり生徒会長だから気になったのかな? …なんだか寂しそうな眼をしてるなぁ〜。
なんか嫌だなぁ。その眼は見たくないや。
「…困った事があったら、いつでも頼ってくれていいわ。力になるから」
『ありがと〜、絵里ちゃん♪』
良い人っぽいね。何かに困ったら頼ってみるのも良いかも!
…だからこそ、勿体無いって思っちゃうや。
「ふふっ…。それじゃあ、貴方の挨拶を楽しみにしておくわ。ひばり?」
『お楽しみ〜♪』
…さて、頑張んなきゃね!
▽▼ ▽▼ ▽▼
「次に、理事長先生からのお知らせです。理事長先生、お願いします」
プログラム通りに入学式の進行をしながら、私はさっきのやり取りを思い出していた。つい最近、理事長が生徒会メンバーに話した事実。それに私は絶句してしまった。
『音ノ木坂学院の廃校』
お婆さまの母校。それが廃校と聞いて、私はどうにか阻止出来ないかと考えた。…が、廃校を阻止出来る様な具体案は思い付かず、生徒会としての活動も理事長先生に止められてしまった。
そして、つい4日前に聞かされた『音ノ木坂共同化テスト生の編入』。そして、テスト生は理事長先生の息子って…。一週間で色々ありすぎなのよ…本当に頭が痛いわ…。
別に私は共同化に文句なんて特に無い。それで音ノ木坂が存続するなら私は構わないと思っている。でも、やっぱり反対の意見も多く挙がった。女子校に男子を入れれば何か悪い事が起きるかもしれないと言う言い分もわからなくは無いわ。私もどこかで反対の意見を持っているのかもしれないわね。
…わからないでも無い。けれど、なんで私が面倒事を押し付けられるのよ…!
先生曰く、「生徒会長なんだし、ちゃんと男を見張ってなさい!」って…巫山戯てるの!? 久々に頭に来たわ…! あの後に希が気分転換に誘ってくれれなかったら暴れてたかもしれないわよ? 今度誰かにチクってやろうかしら…!
まぁそんなこんなで私は彼、共同化テスト生『南ひばり』に話を聞く事になった。
彼の今までの情報を見ると、驚く物が幾つもあったわ。幼い頃から幾つもの資格を取っており、今もその学力があれば難関校だって余裕で合格出るでしょうね。と言うか、なんで小学生なのに英検一級を合格してるのよ…。
それに、
…私は彼が怖いと思った。中学一年生と言う若さで世界中に影響を及ぼす事件を起こしている。正直な話、出来る事なら彼と関わりたく無いと思ってしまったわ。生徒会長なのに、生徒になる子と関わりたく無いなんて思って…会長失格ね…。…そもそも推薦でなりたくも無いのになった役職なのだけど…。
でも、彼は私の想像とはかけ離れた性格をしていた。
『ありがと〜、絵里ちゃん♪』
ただの男の子。彼はそうとしか思えないほど無邪気に感じた。書類のミスかとも思ったが、それは絶対に無い。だって、彼の母親である理事長直々に書いた書類だもの。
「…彼は、どんな影響を与えるのかしらね…」
少しだけ彼の居る学校生活が楽しみに感じる。それに…って、もうすぐ彼の自己紹介ね。一体どんな自己紹介をするのかしら?
「それじゃあ、ひばり。自己紹介をお願いね?」
『了解であります♪』
『僕は南ひばり! 今日からこの学園で二年生をやります! よろしくね♪』ヨーソロー!
…やっぱり不安だわ…。
修正するけど…最後ざっつ…。寝落ちしちゃって、18時10分に投稿しないといけないからこうなるのも仕方ない…訳ねぇですよね。ごめんなさい…。
☆9評価を下さったインフェさん、零桜紅雅さん! ☆8評価を下さった餅もち餅もちさん! ありがとございます! これからも読んで頂けると幸いです!
あと、またもやアンケートを取ります。内容は見たら分かると思いますけど、コメントで要望のあったAqours編についてです! まぁ参考としてなんで、気軽に答えてくれると嬉しいです!
それではまた次回更新で! さようなら!
おい作者ァ! 投稿頻度についてなんだけどよぉ!!!
-
毎日投稿しろやゴラァ!
-
週に数本投稿しろや! あ゛ぁん!?
-
月に数本でえぇんじゃボケェ!
-
暇なら書いて速攻で投稿せんかい!
-
…あれ? 何を言おうと思ったんだっけ…?