みんなが過保護過ぎるんですが、誰か助けてくれません?   作:因幡の黒兎。

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はぁ…はぁ…! なんとか強面なおじさんから逃げて来た作者だぜ…! アンケートで余った枠があったからそこにネタ枠を作ったら一番票が入っててヤベェって感じてる途中だぜ…。

まず、本編の一番最初『だれか、助けて。』の後書きを読んで来てください。注意書きを載せて来たんで。これは必読だかんな!? 作者との約束だかんな!

次に、評価投票者が50人を突破しました! ありがとうございます! これからも頑張ろうって励みになります!

それとUA60000、お気に入り登録者が650人突破しました! 作者の語彙力が無いんで同じ言葉を繰り返す事が恥ずかしいですけど、ありがとうございます!

ついでじゃ無いんですけど、またまた日間ランキングに入ってました! 19位、嬉しいです!

前書きが長くなっちゃってごめんなさい! それでは本編です! どーぞ!



だって、可能を感じたんだよ!?

 …気付けば、そこに居た。

 

 どうやって来たかは覚えていない。ただ言える事と言えば、周囲の地形を知らないと言う点だけ。

 

 後ろを振り返ると、飲み込まれてしまいそうな程に暗く静かな細道。なんだか戻る事に対して“嫌な予感”がした僕は、まだ夕日で照らされている前へと向かう。

 

 それからどれくらい歩いたのか、オレンジ色に染まる公園に立っていた。

 

 中々広い公園なのに居るのは僕を入れても二人だけ。

 

 もう一人はブランコに乗って、ぼーっと心ここに在らずと言った様子の女の子。

 

「あの子…」

 

 瞳を悲しさが濁している。僕は勝手にそう感じていた。

 

 もしも今は濁っている瞳に輝きを戻す事が出来たら、どれだけ綺麗なのだろうか? …いや、考えてもそれは意味を成さない。だってそれは予想に過ぎないんだから。

 

 ならどうする? そんなの決まっている。

 

「おーっと、そこのお嬢さん。何か悩み事でもあるかなぁ〜?」

「えっ…?」

 

 実際に見れば良い。僕が、この子の瞳に輝きを戻す。それが一番早くて、一番確実な方法なんだから。

 

「一人ぼっちは寂しいでしょ? だから、僕が相手をしてあげる。あっ、でも出来れば道を教えてくれると嬉しいかな。僕、迷子みたいだからさ♪」

「…クスッ…迷子なのに自慢げって、変だね」

「あーっ、ひっどーい!」

 

 小さくオレンジ色の笑みを浮かべる少女。その子の第一印象は…

 

 

 

「その髪型、可愛いね♪」

 

 

 

 

 

 ▽▼ ▽▼ ▽▼

 

 

 

 

 

「──ゃ─! お─いちゃん! お兄ちゃん!」

 

「っ!」ガタッ‼︎

 

 何々!? なんか大声が! …って、ことりちゃん? あれ、僕…もしかして寝てた?

 

「もぅ、机に伏せて寝たらダメだよぅ!」

『あはは…。ごめん…』

 

 机で突っ伏して寝るのって随分久しぶりだなぁ〜。おかげで身体が痛いや…。

 

「どうせ寝るならことりに寄り掛かって、ゆっくり休んで良いんだよ♪」

『うん。それはちょっと違う気がするなぁ』

 

 普通は寝ちゃダメって叱らない? まさかの『寝ても良いよ発言』なんです?

 

 おーっと、このひばりくんと在ろう事が…毎度恒例の自己紹介を忘れてたね! どーも! 海未ちゃん&ことりちゃんに怒られた結果、疲れちゃって授業が終わるまで寝ちゃってた南ひばりだよ!

 

「う〜ん…! 今日も疲れたぁ〜!」

『穂乃果ちゃんお疲れ〜』

「ひばりくんもお疲れさま♪」

 

 ふ〜…。ねぇ、やっぱり穂乃果ちゃんって天使だと思わない? 目が覚めた思ったら真っ赤になって「ひばりくんの、えっち…」って言われた時は決別されんじゃないかってビクビクしてたけど、その後に「頭を撫でてくれたら許してあげる♪」ってウィンク付きで…あっ、やばっ。思い出したらなんかに鼻血が出そうに…!

 

「それじゃあ授業も終わった事だし、生徒会室に行こっか!」

『おー!』

 

 ん? 「なんで生徒会室に行くんだ?」って? 別に僕たちは悪い事をした訳じゃ無いから変な誤解はしないでね? ほら、ことりちゃんが説得してくれたおかげで海未ちゃんもスクールアイドルをやってくれる事になったし、部活設立の用紙を出しに行こ〜!ってこと。

 

「ですが、認めて貰えるでしょうか?」

「う〜ん、どうだろう?」

 

 ほんとは5人以上部員が居ないと部活は作れないんだけど、5人以下で活動してる部活もあるから交渉でどうにか出来ないかなぁ〜って感じ。まぁダメなら部員を揃えれば良いだけだし、正直な話をしちゃえば別に部活を作らなくてもスクールアイドルとしての活動は出来る訳だしね。

 

「きっと大丈夫だよ! だって生徒会長さんって、昨日ひばりくんに笑われて涙目になってた人でしょ?」

 

 うわー、穂乃果ちゃんの中での絵里ちゃんの印象が…。でも、希ちゃんに台詞を遮られちゃって恥ずかしそうにしてた絵里ちゃん、可愛かったなぁ〜♪ チャンスがあるならもう一度見たいなぁ〜♪

 

「それはあまり関係無いですよね?」

「…そうかも?」

「噂では結構怖い人みたいだよ?」

「へぇ〜」

 

 昨日、絵里ちゃんが希ちゃんとどこか行っちゃった時に周囲が騒ついてたから聞き耳立ててたんだけど…絵里ちゃん、周囲の人からは少し厳しいってイメージがあるみたいだね。近寄り難い雰囲気とかもそうなんだけど、多分どこかで強く当たっちゃったのかな? それでちょっと勘違いされてるみたい…。

 まぁ、あの時希ちゃんが遮らなかったら突き放すような事を言ってたと思うし…勘違いされちゃうのも仕方ないのかも?

 

「部活の設立届けはちゃんとありますね?」

「うん!」

「名前もしっかり書いてる?」

「穂乃果に海未ちゃん、ことりちゃんとひばりくん…。全員の名前も書かれてるよ!」

『しっかりお菓子は持って来た?』

「うちのお饅頭を!」

「…ん? 何か今、一切関係の無いものが混じっていた様な…」

 

 おーっと、秘密兵器として準備していた物が取り上げられると困っちゃうし、さっさと生徒会室まで行っちゃいますかね!

 

『それじゃあ行っくにゃ〜!』

 

「「おー!」」

 

「お、おー…?」

 

 

 

 

 

 ▽▼ ▽▼ ▽▼

 

 

 

 

 

 ─コンコン

 

「どうぞ」

 

 生徒会室に入るのって結構緊張するね! 海未ちゃんとことりちゃんの表情も強張ってるし…でも可愛い♪

 

「失礼しま〜す!」

 

 あっ、穂乃果ちゃんはなんとも思ってないんですね、ひばりくんわかります。穂乃果ちゃんってあんまり緊張とはしないよね〜。僕みたいに演技出来る訳じゃ無いのに…これってほんと凄くない?

 

「貴方達…」

「少し騒がしくなりそうやなぁ?」

『昨日ぶりだね〜。絵里ちゃん、希ちゃん♪』

「えぇ、そうね…」

「そうやなぁ〜。それで、どう言った用件なん?」

 

 なんか絵里ちゃん、思い詰めた様な表情をしてるね…。それに眼も相変わらずだし…

 

 やっぱり、嫌だなぁ。

 

「これですっ!」

 

 なんか家宅捜査の令状を出すみたいに設立届けを突き出してるけど、それって地味に失礼だからやめようね。

 

「部活…? 貴方達、今から部活を作るつもりなの?」

「そうです!」

 

 さーて、ここからどう出るのかなぁ〜? 楽しみだねっ♪

 

「そう…。でも、ここに書かれているのは4人よね? 部活は同好会でも最低5人は必要。それはここにも書いてあるわよね?」

 

 やっぱり言われちゃうよねぇ…。

 

「ですが、校内でには部員が5人以下の所もたくさんあるって聞いてます!」

『確か手芸部、華道部、バトミントン部…7つくらいあったと思うよ?』

 

 まぁこれを言ったところで返答は決まってると思うけどさ。

 

「設立した時には5人以上居たはずよ」

『だよねぇ〜…』

「わかってて来た訳?」

『微かな希望に賭けてね』

「希望? それって一体何かしら?」

 

 ふっ、気になるのならば仕方がない!

 

『穂乃果ちゃん!』

「うん! 生徒会長さん! これをどうぞ!」

「は…?」

 

 ふっふっふ…! ここで漸く登場、和菓子屋“穂むら”の名物! 穂むら饅頭、略して『ほむまん』! これは穂乃果ちゃんからの受け売りだよっ!

 

「…これは?」

「ウチの和菓子屋のお饅頭です!」

『むっふっふ〜ん♪ これが欲しいでしょ〜?』

「いえ、別に」

 

「『あれぇ!?』」

 

「2人とも、馬鹿なんですか…?」

「あはは…」

「お饅頭を賄賂の代わりに持って来たん? 面白い発想やなぁ〜♪」

 

 なっ、なんで欲しがらないの…!? これさえあれば海未ちゃんは大抵の言う事を聞いてくれるのに…! なんで絵里ちゃんには通用しないの!?

 

「…まさかこれが希望?」

『希ちゃんも言ってたけど、賄賂の代わりにって思って持って来たんだけど…』

「…ふっ…」スンッ

「鼻で笑われた!?」

『“ぼくのかんがえたさいきょうのさくせん”が…役に立たなかった…!?』

「お饅頭で足りない部員分を補えるとでも?」

 

「『ぎゃー!』」

 

「うちのおバカ2人がすみません…」

「いや、面白かったけん全然えぇよ〜」

 

 どうする…! どうすればこの最悪な現状を打破出来る…!? …なんて、お遊びはここまでにしとこっか。まさか本気でお饅頭が賄賂の代わりになると信じてるって思ってた? もしもそうなったら今頃穂むら…と言うか和菓子屋は大繁盛してるだろうね〜。

 

『なら、部員を揃えて来れば認めてくれる?』

「…その前に聞いて良いかしら」

『何をかにゃぁ〜?』

「貴方達、どうしてこの時期にアイドル部を始めるの? ひばりは入って来たばかりだから良いとして、他の3人は二年生でしょ?」

 

 ん〜、この場合は言わないで上手くはぐらかした方が良いかなぁ…。

 

「廃校をなんとか阻止したくて!」

 

 穂乃果ちゃぁー!? なんで素直に言っちゃうのかなぁ!? 多分それを言ったら絵里ちゃん、絶対に反対するよ!? 最悪の場合、部員揃えても認めて貰えなくなっちゃうよ!?

 

「スクールアイドルって今、凄い人気があるんですよ! だから…!」

「…だったら、例え5人集めて来たとしても認める訳にはいかないわね」

「えっ…?」

 

 ほらやっぱり! 僕の予想的中しちゃったよ! こう言う時には外れて欲しかったなぁ!!!

 

「どうして…」

「部活は生徒を集める為にやる物じゃない。思い付きで行動したところで、状況は変えられないわ」

 

「「「…」」」

 

 …まぁ言ってる事は確かなんだけど、なんか“違和感を感じる”なぁ〜。今の発言の途中で希ちゃんが含みを持った様な表情をしてたし、何より絵里ちゃんの言葉とは思えない

 

『ねぇ、3人とも。ちょっと外に出ててくれない?』

「えっ?」

「なんで…」

「…わかりました。穂乃果、ことり。少し外しましょう」

「海未ちゃん!?」

 

 海未ちゃんは雰囲気から察してくれたみたいだね♪ ことりちゃんと穂乃果ちゃんは心配そうにしてるけど…。

 

『別に危ない事もしないし、すぐに終わるから安心して』

「うぅ〜! 絶対に危ない事をしちゃダメだよ!」

「穂乃果ちゃん!? なんで許可しちゃうの!? お兄ちゃんを1人にしちゃったら危ないよ! またお怪我しちゃうよぉ!」

「本人が大丈夫って言ってるんですから信じてあげましょうよ。…まぁ、あまり信用出来ないのは私だけじゃ無いと思いますけど…」

「ちょっ、海未ちゃん!? 腕を引っ張らないでぇ! お兄ちゃん! お兄ちゃぁあーーーぁんっ!!!」

 

 ─パタンッ

 

「「「・・・。」」」

 

『その…騒がしくてごめんね…』

「あはは…。ひばりんも大変やなぁ…」

 

 うぅ…恥ずかしい…! 顔から火が出るってことわざがあるけど、この現状がそうなんだね…。

 

「…こほんっ。それで、何か言いたい事でもあるのかしら?」

『あ、うん。少しね♪』

 

 さてと…。ちょっと切り替えて、真面目に話をしようかな。

 

『ねぇ絵里ちゃん。』

「何かしら?」

 

 

 

 

 

 

 

『さっきの言葉、誰の受け売りかな?』

 

 

 

 




☆10評価を下さった春☆さん! ありがとうございます! 一気読みして下さったんですよね? 面白いって思って頂けて嬉しいです!

そう言えば皆さんはスクスタやってますか? 銀色マカロンが全然集められないのってワイだけなん…? なんか効率良い集め方があるなら教えて欲しいです…。凛ちゃんの衣装解放したせいで他のステータスボードが解放できねぇんすよね…。

それじゃ、また次回更新で! なんかまた強面おじさんが来てるんで逃げますね! またね!

あと、アンケートに答えてくれると嬉しいです! 出来ればネタじゃないのでお願いします! って話してたらまた来たぁ!?

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