みんなが過保護過ぎるんですが、誰か助けてくれません?   作:因幡の黒兎。

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昨日、TSUTAYAにCD借りに行ったんすよ。未体験HORIZON、やっぱり良いですよね〜。…どちらかと言えばDeep Resonanceをメインに借りたんすけど… ボソッ‥。
それで、建て込んでたせいで申し訳無い事に1日延滞しちゃったんですよ…。延滞しちゃって恥ずかしいなぁ…って思いながらレジに居た店員さんにCDを渡したんす。そしたら、なんか研修生さんが居て…
「良いか、ここにある番号が…」
「なるほど…」
…って、未体験HORIZONのCDケースを開いてマジマジと見始めて…。なにこれ新手の羞恥責め…?って気分でした…。

どーも作者です! なんとか間に合ったよぉ!!!⤴︎ 何書けば良いのかわかんなくってついさっきまでスマホの画面と睨めっこしてたよぉ!!!⤴︎

…こほんっ、それでは本編です。どーぞ!


ダイエット、忘れちゃってたのぉ!?

「…」グテー‥

「ひばりくん、大丈夫?」

『だいじょーぶ…。ちょっと疲れただけだから…』

「その…お兄ちゃん、ごめんね? ことり、嫉妬しちゃって…」

 

 もぅ…可愛いから許しちゃうよぅ! どうも、ことりちゃんと雪穂ちゃんに色々問い詰められて疲れてる南ひばりだよ〜。やっと尋問から解放されて、今は穂乃果ちゃんのお部屋でゆっくりしてる所でありますよ〜。

 あっ、ちなみに雪穂ちゃんは友達とお泊まりの約束があったみたいで、今はここに居ないんだよね〜。久々に会えたのに…残念なのだ…。

 

『そう言えば、さっきから気になってたんだけど良い?』

「ん〜?」

「どうかしたの? お兄ちゃん?」

『2人とも、そんなにいっぱい和菓子を食べてて良いの? ダイエットは?』

 

「「…あぁ!?」」

 

『忘れちゃってたんだ…』

 

 えっ? 「ダイエットってなんの事だ」って? えーっと、ことりちゃんと一緒に衣装について考えて、その後に穂乃果ちゃんを膝に乗っけて嫉妬された事があったでしょ?(詳しくは本編21話を参照!) その時の事なんだけど…

 

 

 

 

 

 ▽▼ ▽▼ ▽▼

 

 

 

 

 

「全く…ひばりは本当に穂乃果やことりに甘過ぎます!」

『すみましぇん…』

「でも、海未ちゃんも充分甘やかされてるよね〜?」

「…まぁ、そうかもですけど…」

「と言うか2人とも! なんで穂乃果の事は降ろしたくせに、2人はひばりくんのお膝に堂々と乗ってるの!?」

「お仕置きとお説教です」

「こんなの酷過ぎるよぉ! そもそも! 2人はひばりくんとイチャイチャしてたじゃん! だから穂乃果も〜ってなったのに! 2人ばっかりズルい!」

 

 別にイチャイチャなんてして無かったと思うけど…。少なくとも海未ちゃんとは漫才みたいなやり取りじゃ無かったかなぁ?

 

『と言うか、そろそろ次に進まないと昼休みが終わっちゃうよ?』

「グループ名について、ですか?」

『うん! だからそろそろ…』

「ですが、その前に話があります!」

『まだお話が…?』

「えぇ。まず、衣装のデザインについてなのですが…」

 

 衣装のデザインについて? なんだろ? 何か気になった所とかあったのかな…。

 

「スカートが短過ぎます! なんですか、この短さは!」

『あ〜、やっぱり海未ちゃんは気にするよね〜』

「当たり前です!」

「でも、アイドルなんだよ? これくらいが普通だと思うんだけどなぁ」

「普通とか普通じゃ無いとか、そんなのはどうでも良いんですよ! こんなの破廉恥です!」

『破廉恥かなぁ…?』

 

 制服のスカートとかと同じくらいの丈だと思うんだけど…って、これは言わない方が良いかな?

 

「それに…」

「?」コテン

 

 なんか自分の脚を眺めてモジモジし始めたけど…どうかしたの? …もしかして…

 

「だいじょうぶだよぅ!」

「ぅぁっ!?」

「海未ちゃん、そんなに脚太く無いよ?」

 

 確かに脚の太さを気にしてるんじゃ〜って思ったけど、反応から察するに合ってたっぽい?

 

「人の事を言えるのですか!?」

 

 ちょ、海未ちゃ…! そんな前のめりに、しかも勢いよく立ったらスカートの中が…あっ。水色…

 

「あっ…、えーっと…? ふむふむ…」

 

 ちょーっと穂乃果ちゃーん!? そんな目の前で自分の太ももをぺたぺた触らないでよぅ! なんかに目がそっち向いちゃうから!

 

「ねぇ、ひばりくん」

「っ!?」ビクッ

「穂乃果の太もも、どう?」

「──ッ!?」エェッ⁉︎

 

 なんで僕に聞いちゃうのぉ!? ちょっ、スカートあげて見せようとしないで! 違うのまで見えちゃうから!!!

 

「わぁ…穂乃果ちゃん大胆…」

「は、ははは、破廉恥です!!!」

「えぇ〜? 穂乃果はただ、ひばりくんに太ももの感想を聞いてるだけだよ?」

 

 ならスカートを上げなくても良くないですか!? ほんと、このままだとR18展開になっちゃうから! と言うか僕がしちゃうから! 規制かけられるのとか嫌だよ!?

 

『その、穂乃果ちゃん…』

「な〜に?」

『…オレンジ、似合うね…』

「ふぇ? あっ…」カァー‼︎

 

 あーぁ、なんで僕、文字に書き出しちゃったんだろ…。と言うか自分からスカート上げてた穂乃果ちゃんまで赤くなってどうするのさ…。見えないギリギリの所で止めるつもりだったのかな…? もう、手遅れだけど…。

 

「…穂乃果?」

「ごごごごめんなさい!」

 

 どーしよ、なんか鼻が熱い…。と言うか多分…いや、絶対に鼻血出てるよね…。

 

「そ、それよりひばりくん! 太ももの感想は!?」

『まだ聞いてくるの!?』

「ここまで来たら答えて! 穂乃果だって恥ずかしいよ…!」

『なら聞かなくても良くない!?』

 

 もう自棄になっちゃってるね…。やっぱ、ここまで来たら答えなきゃ駄目だよね…。

 

『…凄く、むっちりしてて触りたいです…。はい…』

「ぁ、え…? そ、そっか…触り…たいんだ…?」

「…」‥ コクッ

「なら、触る…?」

「!?」ブーッ‼︎

 

 ふぁっつ!? えっ、今なんて!? えっ、えぇ!?

 

『…本気?』

「ひばりくんが、したいなら…、良いよ…?」

『…そっか。なら…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──って! 2人とも何しようとしてるのさ!」

「良い加減に戻って来なさい!」

 

「きゃっ!?」

「っ…!」

 

 はっ…! なんかもう穂乃果ちゃんしか見えて無かった…! と言うか良く考えたらまだ膝にことりちゃん乗せたままで僕は何しようとしてた!? しかもここ教室じゃん! 奇跡的に僕たち以外は誰も居なかったから助かったけど、ほんとに何しようとしてんのさ…。

 

「そもそも穂乃果! ひばりはむっちりしててって言ったんですよ!? 要するに太いって事じゃ無いですか!」

「…あぁ!?」

 

 えっ、別に太いだなんて思ってないよ!? むしろ触りt…あ、いえ、なんでも無いです…。

 

「ならダイエットしなくちゃ!」

「…ですけど、それとこれとは別です」

「えっ…?」

「…今、何しようとしてました?」

「あっ…」

「お兄ちゃんもだよ…?」

「…」ダラダラ

 

 よーく見たら2人とも、瞳から光が消えてる…。これは…

 

 

「「ちょっとだけお話…しよっか(しませんか)♪」」

 

『…ちゅん…』「…はい…」

 

 

 ──何か言う事は!?

 

 ──オニィチャン…?

 

 

 ──ごめんなさーい!!!

 

 ──ぴぃいぃーいぃ!!!

 

 

 

 

 

 ▽▼ ▽▼ ▽▼

 

 

 

 

 

 …って事があってね…。思い出すだけでも鳥肌が立っちゃうよ…ひばりだけに♪ …い、今のは雲雀(鳥)と鳥肌をかけた…その…ごめんなさい…。

 

『取り敢えず、今食べてるのを早く食べ終えた方が良いと思うよ? 海未ちゃんが見たら怒るだろうし…』

「でもでも! お団子を急に飲み込んだら危ないし…」

「だいじょーぶだよ! 海未ちゃんは弓道部で忙しいし、もう少し掛かると思うから♪」

 

 穂乃果ちゃんは自信満々に話してるけど、なんか嫌な予感がするんだよねぇ…。こう言う時の感って、良く当たるからなぁ…。

 

 

「お邪魔します」

「あら〜! 海未ちゃん、いらっしゃい」

「こんばんは。穂乃果達は…」

「3人とも穂乃果の部屋に居るわよ」

 

「「「・・・。」」」

 

 海未ちゃんの声、菊恵さんの声、穂乃果ちゃんとことりちゃんの手には三色団子…

 

「もしかして…」

「もしかしなくても…」

『…来ちゃったね。あはは…』

 

 こう言う時、To be continued...って文字は便利だなぁ〜って感じるよ。考えた人、天才だね。

 

 でもまぁ取り敢えず何時ものを…誰か、この絶体絶命の危機から助けてくれませんか!?




スマホを買い替えて一週間くらい経つけど、未だにホームボタンが無い事に慣れない…。

評価を下さったフォックスファイヤーさん! ありがとうございます! 久しぶりに評価貰った…! 皆さんも、コメントとか評価とかしてくれてえぇんやで…?チラチラ

それじゃ、次回更新で会えると嬉しいです!

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