みんなが過保護過ぎるんですが、誰か助けてくれません? 作:因幡の黒兎。
この『みんなが過保護過ぎるんですが、誰か助けてくれません?』の連載を開始したのは18時10分から。なのに、なぜかUAが14時から付いている。投稿したのは18時からなのに。
…こーわっ。なんでこうなってるんだ? 投稿前から読まれてたって事? 怖くて夜どころか朝まで寝ちゃいそうだぜ。
「…」ウズウズ
まだかなぁ…。あっ、朝食べたポテトサラダがもう一回食べたい南ひばりだよ! いやぁ〜、やっぱりお母さんの料理は美味しい物だね!
「…」チラチラ
さっきから時計を何度も確認してどうしたのって? もちろん、ことりちゃんの帰りを待ってるんだよ。今の時間帯、ことりちゃん達は学校に行ってるからね。僕が出来る事と言えばテレビを観るか、隠し持ってる道具使って筋トレするか、寝る事くらいだし…。
部屋から出ないのって? 残念、外から鍵を掛けられてまーす。…驚かないのかって? 別にー、驚くような事でも無いでしょ? それに、二年前からだしね〜。普通だったら監禁とか圧迫感とかで恐怖を感じるんだろうけど、あいにく僕は普通じゃ無いからさ。
それに、繋がれちゃってるからベットからは1メートルくらいしか離れられない様になってるし。
─ピロン♪
「!」
スマホの通知音が鳴った! あっ。実は僕、最近スマホを買って貰ったんだよ! まぁ使い方が全然わからないし、ことりちゃん達とのやり取りだけ出来れば良いって感じだから、殆ど使って無いんだけど。使えるようになったら暇潰しとかになるかな?
ことりちゃん
『今学校が終わったから、すぐに帰るね!』
ことりちゃん
『もぅ、お兄ちゃんじゃ無いんだから大丈夫だよ。あと、今日は穂乃果ちゃんと海未ちゃんが遊びに来るけど大丈夫? 眠く無い?』
ことりちゃん
『ふふっ、二人にもお兄ちゃんが楽しみにしてるって伝えるね♪』
ことりちゃん
『それじゃあ、危ない事しちゃめっ!だよ!』
危ない事って…なに? 本は固定されてるし、文房具もノートも引き出しに入れて鍵掛けられてるし、筋トレグッズはもう隠して問題無いし…。テレビは…昼ドラかニュースしかやってないもんな〜。
「…」
ベットに飛び込んで、パタパタとバタ足をしてみる。ぽふっとシーツから空気が抜けるような音と、ことりちゃんが何時も寝てるせいで甘い香りが沸き立った。
…ことりちゃん達が帰って来るまでもう少し時間がかかるだろうし、少しだらーってしてよっと。
はぁ、退屈だなぁ〜…。
▽▼ ▽▼ ▽▼
─ガチャ
「…!」ビクッ!
あっ、帰って来た見たいだね。危ない危ない、気い抜いて寝ちゃいそうになってたや。
「ただいま〜!」
「おっ邪魔しま〜す♪」
「お邪魔します」
「…」クスッ
三人とも、性格があんなに掛け離れてるのに何時も仲良しだよなぁ〜。お兄さんは見てて微笑ましいよ。
何度か鍵の開くような音が聞こえて、僕は起き上がってベットに腰を下ろす。
「お兄ちゃん、今帰ったよ」
「…」カキカキ『うん、おかえりなさい。ことりちゃん』
「ひばりくぅ〜んっ!」
「あっ、穂乃果!?」
ことりの背から飛び出した影…もとい穂乃果ちゃんが僕目掛けて駆け出して…
「ひっさしぶり!」
ぽふっと胸に飛び込んでくる。うぉっ、勢い強っ!?
「穂乃果! ひばりが下敷きになってますよ!?」
「えっ? あぁ!? ごめん、ひばりくん!」
一度は懐き度MAXな愛犬のように頬ずりをしていた穂乃果ちゃん。それが海未ちゃんの言葉でざっと距離を取った。
「大丈夫!? 怪我してない!? ごめんなさぁい…!」
「…」アワアワ 『僕は大丈夫。それより穂乃果は怪我してない?』
「うん、穂乃果は大丈夫…。それよりごめんね…」
『だから大丈夫だよ。そんな謝られると、僕が悪いみたいになっちゃうよ』
昔は背面からも飛び込んで来て地面にディープキスさせられてたのに、今ではベットに埋もれるだけで謝られる。なんで!? いや、理由はことりちゃん達と同じってわかってるけどさぁ!
「ひばり、大丈夫ですか!?」
『大丈夫だってばぁ…』
「ですが指を捻っているかもしれません! それにどこか打ってるかもしれませんし…!」
『捻ってないし、打ってないもん』
僕が倒れたのベットだよ? 打ち所って淵くらいじゃ無いかな? それに穂乃果ちゃんを抱き止める感じで倒れたから指を捻るなんて事は無いよ…。海未ちゃん、ちょっと心配しすぎ。
あっ、これも困ってる事の一つね? 幼馴染が過保護過ぎるんだよ…。僕、この中で一番お兄さんなんだよ? それに内緒で鍛えてるからちょっとの事じゃ怪我しないし…。
「ほんとに大丈夫?」
『ほんとに。』
「本当の本当ですね?」
『ほんとうのほんとうだよ。』
おーっと、説明忘れてたね。今、涙目で小さくなってる娘が高坂穂乃果ちゃん。僕とことりちゃんの幼馴染で、何事にも前向きな努力家ちゃんだよ。思い立ったら行動って感じの熱血さんでもあって、昔から結構振り回されてたんだよね〜。…まぁ最近は外に出てないから、一緒に身体動かして遊べて無いんだけどさ…。お家が和菓子屋で、好きな食べ物はパン。ほんとは甘えるのが大好きなんだけど、最近は僕の心配ばっかりで甘えてくれてもすぐに距離を取られちゃうんだ…あれって結構凹むんだよねぇ…。
それで、その隣で不安そうに僕の事を見てるのが園田海未ちゃん。穂乃果ちゃんと同じで僕とことりちゃんの幼馴染。凛とした雰囲気で近寄り難い高嶺の花…って言われてるけど、すっごい恥ずかしがり屋さん。昔は「ひばりお兄さん…!」って僕の後ろを何時も付いて来てて、可愛かったんだ〜! あっ、もちろん今も可愛いよ? お説教の最中に頭を撫でたり抱き締めたらすぐに真っ赤になって、言葉を失っちゃう所とか特にね♪
あっ、そう言えばさっき穂乃果ちゃんが「ひっさしぶり〜!」って言ってたけど、つい昨日も会ってるんだ〜。穂乃果ちゃん曰く、「十分以上離れてたら久しぶりなんだよ!」との事。なお、僕はこの言葉の意味を理解出来て無いであります。
『とにかく僕の心配なら必要無いよ。それより遊びに来てくれたんでしょ? 取り敢えず座ってよ』
「うん…」
「はい、わかりました」
僕はベットに、その隣に穂乃果ちゃん。海未ちゃんはちゃぶ台の前に敷いておいた座布団に座ってる。ちなみにことりちゃんはお茶とお菓子を取りにキッチンへ行ってるよ〜。
『ねぇ。今日は学校、楽しかった?』
「勉強ばっかりで大変だったよぉ〜…」
「そう言えば穂乃果、今日宿題を忘れてましたよね? メールではやったと書いてましたよね?」
「う゛ぅ…!? それは〜、その〜…あ、あはは…」
『穂乃果ちゃん、ちゃんと宿題をやらないとめっ!だよ?』
「だってわからないんだもん…」
「あれくらい授業をしっかり聞いていたら解けます! 大体穂乃果はいつもいつも…!」
あらら…何時ものお説教が始まっちゃったね〜。まぁもうすぐことりちゃんが戻って来て、何時もみたいに遊ぶ事になるんだろうけどね♪
「おまたせ〜。お茶とお菓子、持って来たよ♪」
ほらね?
「わーい! ことりちゃん大好き〜!」
「あっ、こら穂乃果! まだ話は終わってませんよ!」
「まぁまぁ、お説教ならお菓子を食べながら聞くからさ〜」
「? ことりが居ない間に何かあったの?」
『何時ものだよ。』
「そっか♪」
ポテチある! 僕、ポテトチップスの中でもコンソメ味は特に好きなんだよね〜♡
「あっ、ひばりくん! 危ないよ!」
…えっ?
『何が?』
「お菓子の袋なら穂乃果が開けてあげるから! ひばりくんはちょっと待ってね♪」
『えー…。お菓子の袋を開けるだけなのに、どこが危ないのさ…』
まぁいいや。それならジュース飲んでよっと…。
「あっ、ひばり。喉が渇いたのですか?」
『えっ? うん』
「そうですか。なら…はいっ、どうぞ」
グラスを持って、ストローの口を付ける所を向けてくれる海未ちゃん。…おかしいねぇ。
『グラスくらい自分で持てるよ?』
「何時も言っていますが、滑って落としてしまったらどうするのですか? 中身が掛かるだけならまだしも、グラスが割れて怪我をしてしまったら危ないじゃ無いですか」
『そんな心配いらないんだけどなぁ…』
…幾ら何でも考え過ぎだよね。座っている位置からグラスを落としても破れないよ…。それに、そのグラスってお母さんが割れない様にって買い変えたプラスチック製の奴だし…。
はぁ…誰かー、この過保護過ぎる幼馴染達をどうにかしてくれませんかね…?
まぁ穂乃果ちゃんと海未ちゃんが過保護じゃ無くなっても、ことりちゃんとかお母さんとかが居るからあんまり変わりないと思うけどさぁ…。
所々、おかしな点があったって…? 本人が気にして無いなら、問題無いんじゃ無いですか? …まぁ、闇が深いのは発覚しちゃったかもだけど。
あと、☆9評価をして下さった赤コブラさん、ありがとうございます! 励みになりますんで、これからも読んで頂けると嬉しいです!
おい作者ァ! 投稿頻度についてなんだけどよぉ!!!
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毎日投稿しろやゴラァ!
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週に数本投稿しろや! あ゛ぁん!?
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月に数本でえぇんじゃボケェ!
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暇なら書いて速攻で投稿せんかい!
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…あれ? 何を言おうと思ったんだっけ…?