全集中の呼吸で「最強」を目指すのは間違っているだろうか   作:V.IIIIIV³

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神の宴

 ……ここは《ヘスティア・ファミリア》のホームである隠し教会。普段ヘスティア達が暮らしている地下の部屋の真上にあるその場所で、ヘスティアは一人物思いに耽っていた。

 

『神様…僕、強くなりたいです……』

 

 最後にそう言い残して、刃を背負って帰ってきたベルが倒れるように眠ったのが、昨日の朝のことだ。

 

 あれから既に丸一日。未だに二人は昏睡状態のまま起きてこない。

 

 ヘスティアはここ最近この二人のことで心配ばかりしているような気がしてきていた。当たり前だ。二日連続で団員全員が意識不明なんて事態、つい半月前まで団員ゼロだったらヘスティアには縁遠すぎる話だったのだ。昨日だって、もし気を失うのがもう少し遅かったらと考えてみると、先刻から心労で胃袋がキリキリと鳴って仕方がない。

 

(刃君は大女神様が送ってきた転生者だから多少の規格外さは納得出来る。でも、あの子は……)

 

 ……得体がしれないというのはこういうことを言うのだろうな、とヘスティアは感じていた。

 

(……ベル君。君は一体、何者なんだい……?)

 

 思考のスパイラルに陥ってしまいそうだったので、頭をぶんぶんと振って、辛気臭い雰囲気を断ち切ってからホームへの階段をおりる。

 

 そのような事を今考えたところで、その答えが出ることが無いのはわかっていたから。

 

 そして…………、

 

「あ、おはようございます。神様!」

 

「……ああ。おはよう、ベル君」

 

 彼が愛する息子であるということもまた、変わりようのない事実なのだから。

 

 

 

「そ、そんなに伸びてるんですか!?僕のステイタス!!」

 

 今回のステイタス更新の結果を聞いたベルが、驚きのあまりテーブルに身を乗り出してヘスティアに確認を取った。

 

「ああ。今の君は恐ろしく成長する速度が速い。言っちゃえば成長期みたいなものだ。

 ……これはボク個人の見解に過ぎないけど、君には才能がある。お世辞でも方便でもなく、将来的には、あの剣姫君や刃君すら超えてしまう程の潜在性を秘めていると思っている」

 

 思わぬヘスティアからのベタ褒めに、ベルは少し照れて後ろ頭を搔く。

 

「君はきっと強くなれる。そして君自身も、今より強くなりたいと望んでいる」

「はい」

 

「ボクは君のその意志を尊重する。応援するしサポートもする。力も貸そう。だから君は思う存分戦って、強くなるといい」

 

 主神からの嬉しい激励の数々に興奮し奮い立つベルに対し、しんみりとした表情で、でも、とヘスティアは続ける。

 

「ホントは、あんまり無茶はしないで欲しいし、怪我もして欲しくない。でも、結局男の子ってのは、すぐ無理するし心配もさせちゃうんだ」

 

 ヘスティアは頭の中で、背後のベッドで寝ている剣道小僧の顔を思い浮かべた。普段は冷静な刃でさえ危なっかしいことが多いのだから、最早男の子とはそういう人種なのだろうとヘスティアは受け入れていた。

 

「だからこれだけは約束してくれ。傷だらけでもいいし、眠りこけててもいい。最悪、死にかけていたっていい。

 必ず生きてボクのもとへ帰ってきてくれ。お願いだから、ボクを一人にしないでおくれ」

 

 そう言ったヘスティアの声の僅かな震えを感じとることが出来たのは、ベルも同じ気持ちを、本当の一人の辛さを知っているからだろう。

 

「はいっ!約束します!強くなれるように頑張りますけど、たとえ死にかけになっても、何日かかったって絶対、ただいまってここに帰ってきます!!」

 

 だからベルは、拙い言葉でありながらも決意を表明した。

 

 ヘスティアもそれを受け取って、不安そうな表情を消して笑みを浮かべて見せた。

 

「その言葉が聞ければ、安心だよ!

 

 それじゃあ次の話、刃君についてだ」

 

「刃に何かあったんですか!?」

 

 ベルは自分のステイタスの伸びを聞いた時よりも激しい様子で身を乗り出し、ヘスティアに刃の安否を問い詰める。

 

「大丈夫。身体の方は君が早く連れ帰って来てくれたおかげで、なんの異常もなかった」

 

「そうなんですね。良かった……」

 

 あからさまにホっとしているベルを前に、「ただ、完全に安心って訳でもないんだ」とつけ加えてヘスティアは話を続ける。

 

「口で説明しても困惑するだろうから、これを見てくれ」

 

 ヘスティアは隣においておいた二枚の細い紙をテーブルに並べた。言われた通りベルは置かれた紙をとり、文字が書かれていたので内容を見てみると、書かれていたのは二枚とも文字列ではなく二つの異なる三桁の数字を右矢印でつないだ()()()だった。ベルから、というより冒険者と神々からすればとても見慣れた数字列だ。

 

「これって、ステイタスですよね?一列分しかないし、どの項目かも書かれてませんけど……。僕のどれとも一致しないから、刃のですか?」

 

「ああ。昨日君が帰ってきてから刃君の様子を見てみたんだが、彼から何か不思議な力を感じた気がしたんだ。なにか異常が現れていないかと思ってステイタスを更新してみたんだが、特に異常は見られなかった。左のはその時の。右のは今朝更新したものだ」

 

「そうなんですか?ならなんでこれを見せて…。え?」

 

 ベルは二つのステイタスを再度見比べると、明らかにおかしい点があることに気づき、困惑しながらヘスティアに尋ねた。

 

「神様、どうして寝たきりの刃のステイタスが上がってるんですか!?」

 

 ステイタスが上がるというのは、冒険者が戦うことでその中で得た経験値(エクセリア)を力に変えるという事。敵を攻撃することで力値が上がり、攻撃を受けることで耐久値が上がり、走ることで敏捷値が上昇する。

 

 そのはずなのに、直近丸一日は戦いに出ていないはずの刃のステイタスが上がっているというのはどう考えてもありえない状況なのだ。

 

「これもボクの見解ってだけだけど、多分刃君は何者かの精神攻撃を受けていると思うんだ。そしてそれはボクらの手では介入が出来ない」

 

 そこまでの説明を聞けば、いかに冒険者歴のベルといえど察しはついた。

 

「刃は今、心の中でその何かと戦っているんですね」

 

「ああ。ボクもそうと考えてる」

 

 ベルとヘスティアの見解は一致した。ならば次は今後の対応についての話になるのだが。

 

「じゃあ、起きた時のために色々と準備しとかないとですね!ご飯も全然食べられてないし」

 

「話が早くて助かるよ!ベル君!

 それで病み上がりの君に頼むのも気が引けるんだが、ボクは今夜から二、三日留守にすることになるから、できる限り今日のうちにいっぱい稼いでボクがいない間家で刃君の様子を見ていてくれないか?」

 

「はい!任されました!」

 

 ──彼らは刃が「何か」に負けるとは微塵も考えていなかった。自分たちの知っている天道刃は、そんな状況も好機と捉え何か新しい技でも会得して絶対に帰ってくる。そう信じて疑わない。

 

 たった一週間の関係であろうがそれが=(イコール)浅い関係では無い。簡単なようで実はすごく難しい「信じて待つ」こと。お互いがお互いを骨の髄まで信じられる信頼関係を、この家族(ファミリア)は当たり前に持っていた。

 

「それじゃあ、早速行ってきます!刃、神様!」

 

「うん!行ってらっしゃい、ベル君!」

 

 

 

 ────────────────────ー

 

 

 

「本っ当に、すみませんでした!!」

 

 様々な話し合いを終え、三日間の食費などを稼ぐためダンジョンに向かっていたベルだったが、現在はその道中にある豊穣の女主人で、その店長であるミアに勢いよく頭を下げながらお金の入った袋を差し出している。

 

 朝っぱらからとてもとても異様な光景だが、何故こんな状況になっているのかは順を追って考えてみればその理由は明白である。

 

 先日、ベルが強くなりたいと願ってダンジョンを駆け巡った日。豊穣の女主人にいたベルは初めての酒場の雰囲気に気圧され、ミアに(無理矢理)色々と食べさせられていた。つまりは、払っていなかったのだ。飲み食いした分の代金を。

 

「自分から払いに来るとは関心じゃないか。……ま、来ないならこっちからケジメをつけに行くつもりだったがね」

 

 ベルが払った勘定を受け取ったミアがドスの効いた声でそう言ったので、ベルは血の気が引き身震いした。

 

「ほっ、本当に本当に本当にすみませんでしたっ!!」

 

「もう謝らないでください、ベルさん」

 

「シルさん……」

 

「戻ってきて貰えて、私は嬉しいです」

 

 ミアの威圧に錯乱しまくり腰を九十度に曲げ続けるベルを見かねて、シルが駆け寄ってフォローした。しかしそれでもまだ納得していない様子であったので、話を逸らす方向へとシフトする。

 

「そうだ!ベルさん、今日もダンジョンへ行かれるんですよね?」

 

「はい。色々あってちょっとお金が入り用になって。今日はずっと潜りっぱなしになりそうです」

 

「あら、それは大変です。じゃあこれ!お弁当です」

 

「えっ?いやそんな、悪いですよ二日続けてなんて」

 

「貰って下さい。ダメ、ですか?」

 

 そう言って上目遣いで甲斐甲斐しく弁当を差し出すシル。男が生涯でやって欲しいシチュエーション十位以内くらいには入りそうな行為を美少女のシルが行使しているこの状況を、堅物の刃ならまだしもベルに耐えられるわけもなく。

 

「はは……。すみません、いただきます」

「!ふふっ」

 

 ベルがなすすべなく弁当を受け取ると、シルはご機嫌な表情になって厨房の方へと姿を消した。

 

「シルには感謝しときな?あたしも含め、血の気の多いウチの連中があんたを許したのは、あれの説得のおかげだからね」

 

「……そうでしたか」

 

 それを聞き、弱くて罵倒されたことが情けなくなった上、自分勝手な理由で作ったトラブルをまた女の子に助けて貰ってしまったことに、ベルは少し自分が恥ずかしく思えた。

 そのベルの悩みを表情から読み取ったミアは言った。

 

「坊主。アンタが何を考えて、背負ってんのか知らないが、冒険者なんてカッコつけるだけ無駄な職業さ。最初のうちは、生きることに必死になってればいい。惨めだろうが笑われようが、生きて帰ってきたやつが勝ち組なのさ!」

 

 ミアはキョトンとした表情のベルの肩を掴み、グルンとベルの体を半回転させて出口の方へ向けた。

 

「あたしにここまで言わせたんだ。簡単にくたばったら許さないからね!さ、行った行った!店の邪魔になるよ!」

 

「おわっ、と、とっ」

 

 ミアの励ましによって、どこか沈んでいた気分が払拭されたベルは、笑顔になってダンジョンへと駆け出した。

 

「はい!行ってきます!!」

 

 

 ──────────────────────

 

 

「皆の者ッッ!よくぞ集まってくれたッッ!

 

 俺が!ガネーシャであるッッ!!」

 

 ここは神ガネーシャが主催する、神々の宴会場。天界きっての貧乏神であるヘスティアが、刃の世話をベルに任せてまでわざわざ宴に参加して何をしているかといえば……。

 

「ほっ、ほっ、はむはむ」

 

 宴の料理を自身の口と持参したタッパーに懸命に放り込んでいた。

 

(神連中がドレスも着られないボクを笑うから今まで来てなかったけど、宴の料理がこんなにおいしいなんて知らなかったよ!ベル君たちにも持って帰ってあげなくては……)

 

 本来このような場で出された料理を持ち帰るのは御法度、友人同士の飲み会ですらやらないのが暗黙の常識なのだが、今日を生き残ることに全力を尽くすような生活を経験してきたヘスティアはそんなものに縛られはしなかった。

 もしも目を覚ました刃がこれを受け取ったとすれば、ヘスティアに軽くげんこつを落とし説教をしたうえでそんなことをさせることのないよう今までの何倍もダンジョン探索に励むことだろう。

 

 そんな不審者同然の挙動のヘスティアに近付く、一人の女神がいた。

 

 それは、容姿端麗な神々が多く集まっている会場中の男衆の視線を根こそぎ奪い取るほどの美貌を有していた。それでもなお毅然態度であり続ける様は正に美の化身。

 

「こんばんは、ヘスティア」

 

「ン!!……フレイヤ」

 

 その女神の名はフレイヤ。オラリオ随一の美貌の持ち主であると同時にオラリオ二大最強派閥《フレイヤ・ファミリア》の主神だ。

 

「何やら熱心にやっていたようだけど……。お邪魔だったかしら?」

 

「ボクは君が苦手なんだ……」

 

「うふふ、あなたのそんなところ私は好きよ?」

 

 ボクは君のそういう得体の知れない感じが苦手なんだけど……と言おうとしたが、視界の端に映った神物(じんぶつ)を見て優先順位を変え、その気持ちを饅頭と共に飲み込んだ。

 

「まぁ、君はまだマシなほうだけどね。あいつに比べ「おーいフレイヤー!ドチビッ!」」

 

 たった今こそ話題に上がろうとしたのを察知したのか、一人の女神が一瞬でヘスティア達のいる場所まで距離を詰めてきた。

 

「君は相変わらず騒がしいね、ロキ」

 

「うっさいわ、この貧乏ドチビが」

 

 女神の名はロキ。フレイヤとは違い性格も気品も美とは言い難く、常日頃から酒を浴びるように飲み、時には真っ昼間から酔いしれるダメ親父のような神だが、天界きっての悪戯者(トリックスター)と謳われるほどの直感力と知力は凄まじく、フレイヤと同じく二大最強派閥の左翼《ロキ・ファミリア》の主神たる女神だ。

 

「まあいいさ。どうせ君のところにも行かなきゃと思ってたんだ。フレイヤ。これから少しロキとプライベートな話がしたいんだ。用があったなら今言ってくれないか?」

 

「あら、一体どんな話か聞いてみたいところだけど……無粋な真似はやめておくわね。確かめたかったことも済んだし、私は失礼させて頂くわね」

 

「ええ!?もうかいな!もうちょっと飲もうやーフレイヤー!」

 

 そう言ってフレイヤは、ロキの静止に一瞬微笑み返して連れの者と共に会場の出口へと歩いていった。

 

「あぁ、行ってもうた……。で?何やねん話っちゅーんは」

 

 フレイヤが早々と帰って行ってしまったことに対しゲンナリしたロキが若干苛立った様子でヘスティアに向き直る。

 

「まず、先日ボクのところの眷属が君の子に手を出した事をボクからも詫びたい。すまなかった」

 

「ホンマや!ドチビごときんとこのガキがウチのアイズたんに何生意気しとんねん!……って言いたいとこやけど、今回はウチの方からもやんちゃしに行ったみたいやからな。こっちこそ怪我させてすまんかった。これでこの件は終わりにしたるわ」

 

 ロキはつっけんどんな返事ではあるが、双方共非がどこにあるかが分からない子供では無いので、この件ではそこから先の喧嘩には至らなかった。

 

「この件についてなんだが、ロキ。ボクにはボクの子も君のところのヴァレン某君も、初対面でいきなりおっぱじめるような子達には見えないんだ」

 

「当たり前や。ホンマやったらウチのアイズたんがドチビのガキみたいな小物、相手にするわけないわ」

 

「ムカァッ……!いや、それなら尚更だ。何か知っていることがあるなら教えてくれないか?」

 

 刃が話せないと言った時には納得したような素振りを見せたものの、何故の疑問は消えてはいなかった。

 真相に少しでも近付くため、ヘスティアは胸の前で両手を握りしめ、犬猿の仲であるロキにプライドを捨てて懇願する。

 しかしそのヘスティアを見たロキは、若干の苛立ちを感じていた。

 

「……そのガキの事はウチの団員からも聞いた。ウチの団員しか知らんようなアイズの事も当てよったし、話も信じ難い部分はあったが筋は通っとった。ウチの幹部も認めとるようやし、今のところは信頼しとんつもりや」

 

「やっぱり知ってることがあるのかい!?だったら「そないな子がそないな重大なことを話さん理由なんか、一つしかあらへんやろが、このボケドチビ」うっ」

 

「お前らを危険に巻き込みたくないからや」

 

 ロキにそう言われ、ヘスティアは「あ…」と小さく声を漏らした。

 

「お前んとこにはもう一人駆け出しがおるんやろ?億が一、兆が一でも他全てを巻き込む大惨事になる可能性があるんや。吉と出るか凶と出るかまるで分からんこの状況で、当事者の小僧はしょうがないにしても、主神と仲間守りたい思うんは当然の事やろがい」

 

 ロキは手に持っていたグラスの中身をグイッと飲み干して、ヘスティアに背を向けて歩き出した。

 

「ま、そもそもその小僧が善か悪かも分からんし、確定要素もほとんどないふわっとした考察にすぎんのや。元から話すこともほとんどないわ。ほなウチはそこらで飲み直すから、今度こそこの話は終わりやで〜」

 

「……ああ。分かったよロキ」

 

 飄々とした態度で遠ざかる宿敵の後ろ姿を見つめるヘスティアは、唇を強く噛んだ。

 ロキとは個人としての喧嘩や言い争いは幾度となくしてきていたし、それにおいては自分が劣っているとは思っていない。

 しかし、ことファミリアの主神としての力と経験ではヘスティアは足元にも及ばない。見たことも話したことも無い刃の考えを見透かしたように答えていたことからも、その差は歴然。

 だが自分よりも刃のことを分かられていたという事実は、ヘスティアにとっては死ぬほど悔しい事だった。

 

「珍しく宴に来たと思ったら、何辛気臭い顔してんのよ」

 

「ヘファイストス!良かった、君に会いに来たんだ!」

 

 しかし、そんな事はヘスティアは元から百も承知だった。今回の事で変わったことといえば、抱いた決意がより強いものになったことぐらいだろうか。

 

「頼むヘファイストス。ボクに力を貸してくれ!」

 

「え〜……。またお金じゃないでしょうね?アンタなんだかんだ家がない、仕事がないとか言ってくるし……」

 

「グッ……。ぐうの音も出ないほどその通りだけど、今日は違うさ!ボクのためじゃない、家族のために!」

 

 今も自分たちが知らない場所で、他が為に奮闘している彼にもう二度と心配をさせないために、自分たちを助けようとしている彼を助けてやれるようになるために。

 

「《ヘスティア・ファミリア》が強くなるために、君の力が必要だ!!」

 

 

 

 

 

 刃が帰ってくることを信じ、それぞれがそれぞれの場所で戦う《ヘスティア・ファミリア》。

 

 その中で、一番早く心が折れるのは。

 

「ふっ、ざけんじゃ、ねーぞ……。時透ォ!!」

 

 他でもない、彼かもしれない。




なんか今回、場面転換ばっかっすね。

あと、ふと思ったんですけど、主人公の声優って誰が合うと思いますかね?

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