虚圏の母神   作:キングゥ

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お待たせしました


始まりの者達

 四番隊救護詰所。

 旅禍一同はそこで休息をとっていた。取ることを、許された。今回の件は藍染による誘導。あのまま処刑を行っていては護廷は良い道化を演じることとなった。それを止めてくれたのだから、との事。

 元々元柳斎は死神の都合に人間が巻き込まれるのを良しとしない。死神の不手際で死にかけたが故に死神の力を手にした一護、その死神を守るために瀞霊廷にまで訪れた井上達。彼女達を罪に問わぬ為に、また彼女達がそうまでして命を懸けるルキアへの恩情だろう。藍染に加え残り2名の隊長格の裏切りがあった今、また旅禍に暴れられる口実を減らしたいというのもあったのだろうが。

 実際暴れる必要がなくなった旅禍達は大人しいものだ。一人、意味が違うが。

 

「ヤア、検査結果が出たヨ」

「………そんで、結果は」

「やれやれ、調べろと君の方から言ってきたくせにその態度かネ?礼の一つでも、まずは言ったらどうカネ」

 

 旅禍の筆頭黒崎一護は涅マユリの言葉に答えを急かす。マユリはそんな一護にふん、と鼻を鳴らした。

 

「結論から言うと、確かに君の中には(ホロウ)……それも、あの時観測された虚月(うろづき)(しずく)……いや、ティアマトの霊圧と適合反応があるヨ。君も心当たりがあるんじゃないのかネ?」

「……………」

「………黒崎君」

 

 その言葉に一護は苦々しい顔になり、織姫達が心配そうな顔をする。

 思い当たるのは、捨てても戻ってくる仮面。白哉との戦いでも現れ、身体の主導権を奪った力。やはりあれは(ホロウ)の力で、あのまるで人間の女性のような姿をした(ホロウ)から受け継がれた力。なら、自分の母親は───

 

「しかしおもしろい存在だヨ君は。朽木家や四楓院家と並ぶ元五大宗家の一つ志波家の血筋による死神としての高い素質に、ティアマトの(ホロウ)の力、そして血縁の母親から受け継いだであろう滅却師(クインシー)の力………君が旅禍のままでいてくれたら、存分に研究していたのだがネ………まあ、代わりに血は貰ったが」

「「「………は?」」」

 

 一護、雨竜、岩鷲は同時に声を漏らした。

 いま、とんでもないごった煮であると言われたような?

 

「ま、待ってくれ!今、何て?滅却師(クインシー)!?黒崎の母親が!?」

「いやいや、それより、志波って、どういうことだ!?」

「ヤレヤレ。騒がしいネ……私は忙しいんだヨ。ネム、説明してやれ」

「はい、マユリ様」

 

 マユリは面倒くさそうに言うとさっさと部屋から出て行ってしまう。残されたネムはジッと一護を見る。

 

「………な、何だ?」

「いえ、お義母(かあ)様の子なら、お義兄(にい)様と呼んだ方がいいのかと」

「俺はあんたの兄じゃねえよ!?」

「そうでしたね………ごめんね、一護。お姉ちゃんうっかり………」

「弟でもねぇ!!」

「………冗談です」

 

 という割には残念そうに見えるが……とジト目で睨む一護。この中では唯一彼女と会話があった雨竜はこの人こんなキャラなのか、と意外そうに見つめる。そんな視線に、込められた感情を把握したのかネムは顔を上げる。

 

「お義母(かあ)様は私が笑うと可愛いと仰り、友人も沢山出来ると言っていたのですが、どうも私の表情はお義母(かあ)様以外には見分けがつかないらしく、それならユーモアを持ってみましょう、と言われたので」

「あ、そうなんだ………」

「………そのお義母(かあ)様ってのは、俺の中にある(ホロウ)の力の大本なんだよな?」

「はい。さらに言えば茶度泰虎さん、井上織姫さんにも僅かに適合反応が………いえ、率直に言うと、これまで記録された全ての(ホロウ)に対して適合反応が大なり小なり存在します」

「全ての?え、私達も?」

 

 全ての(ホロウ)にも反応がある?どういうことだ?というか、何で自分達にも?と疑問符を大量に浮かべる織姫。

 

「………これは仮説ですが、例えば死神は死神の霊圧、滅却師(クインシー)なら滅却師(クインシー)の霊圧を、個人の差異こそあれ判断できますよね?」

「それは、まあ………」

 

 実際雨竜も霊圧の反応で死神が街に来たことに気付いたし、遠くの(ホロウ)を狙い撃ったりもした。

 

「このように霊圧に共通点があるなら、裏を返せば死神も滅却師(クインシー)も、(ホロウ)すら()()()()()()()()()()()()と似通っている、と仮説を立てられます」

「つまり……彼女が世界で最初に生まれた(ホロウ)!?」

「彼女と適合反応の多い(ホロウ)の数、存在した歴史を考えるなら、その可能性が高いかと」

 

 さすがに観測された全ての(ホロウ)を彼女が生み出したとは考えにくい。実際(プラス)(ホロウ)に変化する過程の研究結果もあるし、その時ティアマトは四番隊副隊長としての業務を全うしていた。

 

「しかし、何故俺達にも………」

(ホロウ)に襲われ生き残った者は霊感を得ることがあります。これは、(ホロウ)の身体を構成する霊子が魂魄の一部に付着するため………それが子に遺伝されることは希ですが………魂魄が不完全な状態で宿っている胎児を持つ妊婦の場合はどうなるのか、マユリ様も興味を持たれていました」

 

 まあ、四十六室に禁止されてしまったのだが。

 

「つまり、俺達は過去(ホロウ)に襲われ、この力に目覚めた、と?なら、この力は………」

「極めて(ホロウ)に近い力ですね………話を戻しますが、このことを踏まえるとお義母(かあ)様の言っていたホワイトというのは、藍染隊長とお義母(かあ)様が生み出した(ホロウ)……貴方をそう呼んだということは………」

「俺のおふくろがそいつに襲われて、おふくろの魂魄に混じったその霊圧が俺にも引き継がれたから、ってことか?」

「おそらくは………」

 

 まあ、それにしては(ホロウ)の力が濃く、霊子の一部どころかそのものが混じっているような感じだが、そこは良いか、別に。何というか、付き合いの長いはずの自分より関係が深いと言われている気がしてムカつくし。

 

「黒崎の(ホロウ)の力については解った………なら、滅却師(クインシー)が母親というのは?」

「消去法です。滅却師(クインシー)の力は間違いなくある。死神の、志波家の霊圧も………そして、二十年ほど前志波姓の死神が現世にて行方をくらましました」

「───!」

 

 ピクリと岩鷲が反応する。心当たりがあるのだろう。

 

「死神の名は志波一心。元十番隊隊長です」

 

 

 

 

 

「今頃彼は己の出生について知るだろう。君の放った一言、私達の子という意味を知ろうとしてね」

「?ホワイトハ、ソースケト私デ創ッタ二人ノ子ヨ?」

 

 藍染のどこか楽しそうな声に、ティアマトは何を今更とでも言うような顔をする。そんなティアマトの反応に藍染は笑みを浮かべながら肩を竦めた。

 

「ホワイトは、確かにそうだ。だがそれを宿した黒崎一護は、黒崎一護としての両親が存在する。黒崎一心に、黒崎真咲がね………黒崎真咲には、君なら会えるだろうけど」

「?」

「彼女の魂はグランドフィッシャーに喰われた。だが、君なら引き出すことも可能だろう?」

「可能ネ───ケド、グランドフィッシャーハ、ホワイトト戦イタイ。ホワイトモ、人トシテノ母親ノ仇ヲ討チタイ、ハズ………邪魔ハ良クナイワ」

「そうだね。無粋だった………」

 

 子供同士の殺し合いには、ティアマトは基本的に関与しない。基本的に、であり森に住む者達は例外だが。

 ティアマトはそんな平和な森に近付こうとして、離れたり近付いたりを繰り返していた気配の主を閉じ込めた黒泥の球体を指でそっと撫でる。

 ドロリとチョコが溶けるように球体が崩れると中から一組の男女が出て来た。

 

「う、ぷ……げほ!ごほ!」

「うっ………はぁ───………」

 

 産後の赤子がそうするように肺の中にまで詰まった泥をせき込むことで吐き出し呼吸を整える男女。女の方は女性というには幾分か幼い少女と言うべき年齢。片目を隠した角の生えた兜のような仮面の名残から薄黄緑色の髪が零れる。

 男の方は首飾りのような下顎骨の仮面の名残を持っており、此方は成人した見た目。気怠げに欠伸をする。

 

「名前、あんのか?元々俺だったんだろ?」

「………リリネット・ジンジャーバック。あんたこそ、名前あるの?元々あたしだったくせに」

「コヨーテ・スターク………」

「オハヨウ、二人トモ………無事、産マレテキテクレテ、何ヨリ」

 

 ティアマトはそういうと二人を抱き締める。気恥ずかしそうに目をそらすスタークも、気持ちよさそうに抱き返すリリネットもその抱擁を拒みはしなかった。

 

「その現象は、グランツ兄弟のようなものかい?」

「少シ、違ウ………アレハ取リ込ンダ魂ノ剥離───コノ子達ハ、人格ヲ形成シテイタ核トナル魂魄ノ分離……ダカラ、コノ子達ハマダ一人ノママ──」

「ほう………」

「デモ、安心シテ?繋ガリハ、アナタ達ガ自分デヤッタ時ヨリ強クシテオイタカラ………ドチラカガ生キ残レバ、アナタ達ハ死ナナイワ」

「………そうか、ありがとな母さん」

「サンキュー母ちゃん」

 

 二人の言葉に嬉しそうなティアマト。

 

「サア、二人トモ服ヲ着テ………此処ヲ、案内シテアゲルカラ。友達ヲ、沢山作リマショウ」

 

 

 

 

「………相変わらずだね、彼女は」

「子供好きやねぇ、ティアマトちゃん……その子供好きが祟って瀞霊廷のみーんな落ちこんではるでしょうけど」

 

 藍染の言葉にギンが楽しそうにケラケラと笑う。本来ならティアマトは護廷十三番隊から殉職させるつもりだった。しかし彼女が大好きな子供達に隠し事どころか嘘を吐くことになってしまったのを嫌がり勝手に出て来てしまった。その結果、間違いなく彼女の裏切りに意気消沈している者が多々出たことだろう。

 

「本人としては、裏切った気もないのだからいっそ哀れだ」

 

 ティアマトは、単に隠し事を明らかにして嘘偽りなく去った、としか考えていないのだろう。敵対するからもう愛するなとは忠告したが、きっと彼女は今でも死神達を我が子のように愛している。

 

「彼女、裏切ったりしませんかね?」

「さて、ね………そもそも彼女は手伝いをしてあげているだけ、としか考えていない。裏切るも何もないよ………ただ、敵になるとするならそれは彼女が霊王を目にした時かもね」

「………?」

「ずっと、疑問に思っていたことがある。死神の王たる霊王と、(ホロウ)の神たるティアマト………ティアマトは、何故霊王が四肢を奪われたことを知っている?」

「それは………ティアマトちゃんが千切り取ったから?」

「いいや、奪ったのは綱彌代家だ。それも、世界を三つに分けた後に、復活し復讐されるのを恐れて、だ。ティアマトは関与していない」

「なら、何で………」

「ティアマトは、霊王が自分にとって如何なる存在か忘れている。それでも、無意識に関知してしまうのだろう………」

「忘れるって、ティアマトちゃんが一度あった相手を忘れるもんですかね?」

「忘れるさ。たとえば、思い出すための名を、奪われていればね」

「それって………」

「ティアマトの力は、実を言うと相対したあの時から使う気はなかった。だが、今の彼女は、間違いなく零番隊の方から関わってくるだろうね………」

 

 

 

 

 

 

「………なんだっテ?」

 

 隊首会。格隊長達が集う会合にて隊長では無い者が混じり、その者の言葉にマユリが不快そうな顔になる。

 

「じゃからな、ティアマトは殺すのも捕らえるのも無しだ。儂等が封印する」

 

 名を名乗らず、和尚と呼ぶが良い、そんな事を言った男の言葉に砕蜂が反応する。

 

「貴様等が封印するだと?零番隊だかなんだか知らんが、勝手なことを抜かすな!」

 

 零番隊。それがこの男の正体だ。王族特務の、近衛隊。総勢五名で護廷十三隊に匹敵する戦力と言われる強さを持つ者達の、リーダー的な存在。砕蜂の怒号にも眉一つ動かさず顎髭をさする。

 

「そうは言ってものぉ、今の機会を逃し本来の力に戻れば、どうなるか」

「本来の力じゃと?今の彼奴は、仮面を砕き進化したのではないのか?」

「違う違う。むしろ退化じゃ………心を失った(ホロウ)が剥き出しの本能を守る盾として仮面を被り、進化しさらなる力を得るために境界を越え死神の力を手にする……それが今までの破面(アランカル)ども………じゃが、ティアマトは違う。あれは本能を外界から守る理由がないから仮面を捨てた、正真正銘の化物じゃ……」

 

 通常の(ホロウ)は進化に限界が来ると、(ホロウ)としての進化を諦め新たなる力を手にする。死神という別の力と混じる。もちろん全てが力を欲した結果ではないが…………。

 例えば、進化をしないくせに力を蓄えることが出来る最下級大虚(ギ リ ア ン)。この個体は強制的な進化を施された。

 他にも、力を得るつもりが無くとも孤独に耐えきれず魂を分割しその影響で仮面が剥がれた者も居る。

 だが、その全てが結局は死神の性質を得ていることに違いがない。それに対して───

 

「ティアマトだけは違う。正真正銘、(ホロウ)としての側面のみを増加し続け進化し続けた例外中の例外。ま、そもそもティアマトが進化している間死神がいなかったからのぉ。進化の側面として得ることも出来なかったんじゃろ」

「虚月の正体などどうでも良い!何故、貴様等が封印などと決めるか聞いているのだ!」

「死神の力が混じることでティアマトの意識は本体から切り離された。故に、封じ、本体へと戻らぬようにする」

「それほどの存在なのかい?雫ちゃん───いや、ティアマトって………なら、良くもまあそんな存在放置してたね、ってなるけどさ」

 

 ふむ、と周囲を見まわす和尚。どうも敵意が多い。ティアマトの処遇を後から出てきた自分が決めたのが納得行かないのだろう。せめて、自分達で決めたかったと、そんな所か。

 

「しかし藍染の目的が霊王様であるというなら、そうはいかん。今の霊王様を見れば、ティアマトは()()()()()()()()()()()()かもしれんからなぁ」

 

 

 

 

 生と死が入り交じった混沌の時代。魂魄が未練により循環を拒み、(ホロウ)が生まれ、(ホロウ)が多くの魂を食らった。特に最初に(ホロウ)となった存在は時に同族すら喰らいより強大な力を手にした。

 その頃はまだ絶対数は少なく、大虚(メノス)へと変化することはなかったが喰らった人間の魂の総数だけで後に生まれるそれすら超える強大な存在は存在するだけで周囲に影響を与えた。

 魂魄は(ホロウ)の霊圧に侵され、生きたまま魂魄が(ホロウ)と化し、器子と霊子で分けられていなかった世界はその存在に蝕まれていた。

 そんな()()に世界があらがうように、(ホロウ)に抗える力を持つ者達が生まれた。たった一人の例外を除き、()()に挑んだ者は等しく()()の糧となったが。

 唯一の例外は、()()の特質を受け継いだ者。

 後の世にて完現術者(フルブリンガー)と呼ばれる無機物に宿った希薄な魂魄にすら干渉し使役する能力者。彼等は(ホロウ)の特質も併せ持つ。最初の彼とて例外ではない。魂魄の一部が()()の霊圧に侵された胎児は、しかし産まれる時その力に反撥するかのように後の世にて死神と呼ばれる者達の力を、その力に屈したように、その事実を否定するかのように消滅させる、後の世にて滅却師(クインシー)と呼ばれる者達の力を宿した存在。

 自身の特性を色濃く受け継いでから産まれた存在。周りの子等と違い、変質したわけではなく新たに誕生した存在。

 ()()の未練は生前生むことの叶わなかった子を、その手に抱きしめることが出来なかった我が子を産みたい、抱きしめたいという純然たる母の想い。故に、その存在を改めて()()()()()とした。だから、彼女の記憶からその男に関する全てを塗りつぶした。

 何を追っていたのか忘れた()()はやがて新たに産まれた同胞達と違う世界へと消えていった。そこは同胞達しかいない世界。故に食い合い、新たなる(ホロウ)の形を取った。しかし彼女は最初からその存在より強かった。姿形は似ていても、別物だった。

 そうして何時しか世界を飲み込みその世界を我が子で満たそうとした。その世界を飲み込み、別の世界にすら向かうのは時間の問題だった。しかし止まった。何故か止まった。理由は不明。しかし今は、一つの世界で、そこに住まう子供達で満足している。戦って勝てる相手でもない。故に監視という名の放置に切り替えた。

 だが、もし()()が霊王を思い出したら?再び産み直そうとするかもしれない。傷つけられた己にとっての愛し子を見て、怒り狂うかもしれない。

 ()()が協力する存在の目的は霊王を殺すこと。いや、それ自体は定かではないが少なくとも霊王の住まう場に向かうのだけは既に解ったことだ。だからこそ、止めなくてはならない。()()を霊王に会わせぬ為に。




破面大百科~ゴールデン~

ティアマト「起キタ?」

真咲「あれ?えーっと、ここは?」

ティアマト「グランドフィッシャーニ頼ンデ、少シダケ撒キ餌ヲ媒体ニ魂魄ノ記憶ヲ表面化シタノ………」

真咲「グランドフッシュ?高級魚?」

ティアマト「一カラ説明スル………」



真咲「そっかー、やっぱり私食べられちゃったんだ。うーん、でも何で急に力が使えなくなったんだろ?」

ティアマト「ソースケモ、ソコハ予想外ダッタソウヨ。本当ナラアナタニ滅却師(クインシー)ノ力ノ使イ方ヲホワイトニ教エサセルタメダッタラシイカラ」

真咲「うーん、でも、あんまり危険に関わって欲しくないから少ししか教えなかったかも」

ティアマト「ソノ後席官デモ勝テナイ子ヲブツケル予定ダッタカラ、ホワイトハソノ場ニ居ル死神カラ力ヲ受ケ取ラザルヲ得ナクナルケド」

真咲「あれ、私は?」

ティアマト「アナタヨリ強イ子達ニ相手サセルワ」

真咲「ええー、そのそーすけって人、性格悪くない?」

ティアマト「デモ、カワイイ子ヨ?」

真咲「それって絶対ティアちゃんの子煩悩フィルター入ってるって、でも確かに自分の子供って、すっごく可愛いよね~………あ、そうだ!ティアちゃん一護の事見てたんでしょ?教えて教えて!」

ティアマト「エエ、良イワヨ」


真咲「なるほどなるほど。女の子のために身の危険も省みず、かぁ………一護も男の子になっちゃって………流石私の自慢の息子!」

ティアマト「少シ、心ガ脆イトコロモアルケド優シイ子ナノヨホワイトハ。流石可愛イイ私ノ息子」

真・ティア「「………ン?」」



グランドフィッシャー「親権争いって怖い………」



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