その日は、夏真っ盛りの日で、気温は30度を超えていた。仕事が早めに終わり、家に帰っていて、信号を待っている時のことだった。
「ふぅ・・・・・たく、今日も暑いなぁ。早く帰って涼しくアイスでも食いながら、タイガを見たいなぁ。ん?」
その時、ちょうど赤信号だった横断歩道にボールを追いかけて子供が飛び出した。
「ちょ!ヤベッ!」
横からはデカイトラックが突っ込んで来ていた。その時の俺は何も考えずにただ、目の前でトラックを見て呆然としている子供に向かって走っていた。
ドンッ!
子供を抱いた瞬間、背中に強い衝撃を感じた。数秒ほどしてから痛みで目が覚めた。こちらを不安そうに見ている子供の顔と周りから悲鳴などが聞こえた。
「・・・・おい・・・・怪我はないか・・・・?」
子供は頷いた。
「よかった・・・・・二度と飛び出しなんかすんなよ・・・・・・」
しかしまぁ、なんだか体の感覚が無くなってきたな・・・・・俺、死ぬのか?まぁ悔いはないが。強いて言うならタイガを最終回まで見たっかったなぁ・・・・・・・・
そうして俺の意識は、無くなっていった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?」
目を覚ました俺は、何か冷たい床の上で寝ているのに気づき、そして混乱した。
何故自分は生きている?
なんとなくだが、確かに自分はあの時死んだような感覚があった。
少ししたら、とりあえず生きているみたいだし、服もそのままみたいだからとりあえず周りを散策してみることにした。
「しっかしまぁ、何なんだ此処は?見たところ何かの研究所っぽいが・・・お、エレベーター発見。」
ボタンを押してみたところ、まだ動くみたいだが、どうやら地下にしか行かないみたいだ。
思っていたよりも地下は深いようで、たどり着くのに10分ぐらいかかった気がする。扉が開いたので、中から出てみると、そこにはとんでもないものがあった。
「・・・・・なんじゃこりゃぁ・・・・。」
そこにいたのは見たこともない巨大な物体だった。
鎖が幾十にも巻きつけられ、体は結晶のようなものに覆われていて、何よりその頭には
「コイツは!」
ウルトラマンを見てきた者ならば見間違える筈がない。
それは、ウルトラシリーズに度々登場してはその力を振るった。『暗黒魔鎧装アーマードダークネス』の専用武器、『ダークネスブロード』が、惑星ハマーにあった時のように、巨大な姿で地面に刺さっていた。
俺はその時、何も考えずに、恐る恐るその刃のところに触れた。
「!」
そして見えたのは、ウルトラマンメビウスやヒカリ、ジャッカル大魔王、ウルトラセブンやゴモラとレッドキングなど、テレビなどでアーマードダークネスを纏った存在と戦った相手だった。
「なんだったんだ今のは・・・て!」
再び目を開けるとそこには、ネックレスみたいに小さくなったダークネスブロードが手のひらにあった。
「何だこれ?ダークネスブロードだよな?・・・・ん?」
ダークネスブロードの宝石のような部分が光ったと思ったら、何かを感じた。
数分間程、これを感じ続けた結果、どうもこれはアーマードダークネスの思念で、どういうわけかは知らんが、コイツは俺を主と認めたようだった。
アーマードダークネスって憑依とか特殊な方法を用いない限り、基本は
とりあえずコクピットに入ることができたが、どうもコイツは2人まで乗れるらしい。
昔何かの映画で見たことがあるような気がする内部を見てなんとなく操縦桿を握ってみた。
「ぐうっ!」
すると先程のアーマードダークネスの時とおなじような感覚を感じたさっきと同じなら恐らくこれはコイツの記憶。コイツも自我でもあるのかと思っていると何かが見えてきた。それは2人の男、1人は刀を1人は銃を持っていた。それから彼等が戦ってきたのであろう者達も見えた。
「ふう・・・・・本当に何なんだよっと!?」
目を開けたら強い振動を感じた。何かと思い外を見たら、コイツが勝手に動き出し、鎖などの拘束を解いた。
拘束が解けたと同時に、地面が動き出した。どうもこれも一種のエレベーターのようなもののようだ。しばらくして地上に出たら、何か荒廃した建物が見えた。後で調べに行こう。そう思っていたら、コクピットのコンソールに何か文字が表示され、そこにはこう書かれていた。
『MAZINKAISER SKL』
とりあえずまぁ、初っ端はこんな感じです。速攻で思いついて速攻で書いた作品なので、誤字とかがあるかもしれないので、見つけたら教えてほしいです。
読了ありがとうございました。