【RTA】VRゾンビサバイバー真エンド【解説】   作:ササキ=サン

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誤字修正助かる助かる。・・・アリガトウ・・・アリガトウ・・・。


12話

防具は布の服1枚のみ、下着すらねぇ!そんな布装甲で1部のラスダンに突撃するRTA、はーじまーるよー!

 

さて、現在自衛隊基地からゆかりんの研究所へ移動中です。いつも通りレーシングゲームのごときドライビングで道路を爆走中です。セイカちゃんは・・・意外と静かです。この運転にも慣れてきていますねぇ。というかこいつ、さっきから目線がほもじちゃんの太ももなどに集中しているのですが。

 

なんだか背筋がゾワゾワしますね。これは・・・野獣の眼光? ――お前レズかよ!?

 

おかしいですね・・・。セイカちゃんは素で百合属性が着いていたキャラではなかったはずなのですが・・・。うーん。魅力が上がりすぎましたかね。なんだかんだいって、彷徨う者や複数の兵士ゾンビの撃破、満たす者の撃退などで、ほもじちゃんのレベルが6くらい上がっていますからね・・・。

 

え?魅力以外のステは上がりましたか・・・?ですって?

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・えーたしかにー、レベルは6くらい上がったんですけども・・・魅力以外のステは、何一つ上がりませんでした。

 

何一つ上がることなかったですぅ。残念ながら。はい。

 

一つくらい上がるやろうなーと思ってたんですけども、スゥー、結局三回くらいステータス画面を見返しても、何一つ上がっていませんでしたね、えぇ。

 

なんだろう。なんで上がらなかったんでしょうかねー。

 

いやほんとになんで上がらなかったんですかね(マジレス)。ちょっとスタッフさん、キャラの成長がバグッてんよこれー。

 

あ、そうだ(唐突)。おいセイカァ!

 

「ひゃっ!? な、なんですか?」

 

お前さっき俺が着替えてからずっとふとももチラチラ見てるだろ(現在進行形)。

 

「いや・・・見てないですよ」

 

嘘つけ絶対見てたゾ。

 

「な、なんで見る必要があるんですか・・・(正論)」

 

あ、お前さセイカさ、さっきヌッ、脱いでた時にさ、普通は気を遣って視線をそらしたりするはずなのに、なんでかほもじちゃんの全裸を凝視してたよな?(語録無視)

 

「い、いやそんなこと・・・」

 

見たけりゃ見せてやるよ(震え声)。

 

まあ、流石にそこまではやらないんですけどね。ね? 視聴者さん。

 

でもまあ、チラチラ見てくる視線が鬱陶しいので、釘は刺しておきましょうか。

 

「変態」

 

うーん。ほもじちゃんのボイスの罵倒は、なかなか気持ちがいいですね。声が可愛い。エロい。それにしても、ほもじちゃんが変態と罵倒するのか・・・自己紹介かな?(お前じゃい!)

 

「あ・・・違うんです・・・私は・・・ッ!」

 

あ、そうだ(使い回し)。どうでもいいから、メシを食べさせてください。ここに戦闘糧食があるじゃろ?私は手がハンドルでふさがっているので、あーんして♡

 

「え・・・? あ、あのぅ?」

 

もう待ちきれないよ!早く出してくれ!(レズもせっかち)

 

「は、はい!了解しました!」

 

ようやくセイカちゃんがご飯に手を付けてくれました。はやくはやく。腹の虫の音も、セイカちゃんを急かすようにぐぅぐぅ鳴っておりますね。これはまさにぐうの音しか出ないとも言いましょう(意味不明)。

 

というか、あと数分したらカロリー不足で倒れそうなんですが。まるでローグライクゲームみたいだぁ・・・。

 

「ど、どうぞ・・・」

 

あ、うんめぇなこれ(五目ご飯)。流石は食のこだわりが深い日本人の携帯食です。戦闘糧食というか、軍隊の非常食なんてみんな乾パンみたいなものだと思っていたんですけどね。缶詰に色々なおかずやご飯が詰まっているのは、素直に感動です。

 

さて、セイカちゃんにドリフトをする前にはしっかり警告を出しておきましょうね。せっかくのご飯がこぼれてしまいます。口をもむもむ素早く動かし咀嚼して、セイカちゃんに早く次をくれという合図を送りましょう。まるでひな鳥になったような気分ですね。屈辱です。セイカちゃんをぶち殺したくなってきました(サイコパス並の感想)。

 

しかしながら。端から見ると中々尊い光景じゃないですか?これ。 まま、ええわ。今回は許したる(寛容)。殺すのは最後にしてあげましょう(どっちだよ)。

 

というわけで食事をしながらのドライビング。自衛隊の缶詰は美味しゅうございました。そろそろ少し人口が多い場所に入るので、変なイベント踏んだり、フィールドボスに絡まれたりしないように気をつけましょうかね。

 

ん? あれは・・・フィールドボスの《穿つ者》ですね。よく山などにいる、丸い胴体に細長い足が複数ついているザトウムシみたいな姿をした強化ゾンビです。ピンとこない人は、エヴァの第9使徒マトリエル的なやつだと考えてください。あ。それもピンとこないですか・・・ググレカス(豹変)。

 

さて、あの強化ゾンビの特徴ですが、その細長い足で踏みつけ的な何かをしてくると見せかけて、本命は胴体や足から黒い鉄のようなビームを撃ってくることです。ビームは直径30㎝くらいある意外と太めのやつなので、躱す時は気を付けましょうね。

 

「ひっ、あ、あれは・・・」

 

おっと。セイカちゃんがかなり脅えた様子です。ふーむ。逃げてくる時に、あれが人を虐殺するような、恐ろしいシーンでも見たんですかね?これはトラウマとまではいかないものの、結構恐怖を抱いている様子です。

 

・・・・・・キラーン!(閃いた)

 

ふっふっふっ。ここでオリチャーの発動です。セイカちゃんがここまで脅えた様子を晒しているなら、紳士な視聴者諸君ならお分かりでしょう。あれを格好良く倒せば、キャー!格好良い!好き!ほもじちゃん抱いて!もしくは、ひぇ・・・やっぱりこの人には絶対に勝てない・・・!素直に従おう・・・。と、より強い服従を得ることができます。

 

どっちに転んでもデメリットはない上に、あれを倒せば結構な経験値がもらえます。現状のステータスでもラスボスまで余裕ですが、ステータスはあった方が討伐時間も移動時間も減ります。だから魅力しか上がっていない現状、チャートの予定より多くの経験値を稼いでおきたいです。

 

なので、一つ。視聴者の皆様に、びっくりする奥義をお見せしましょう。

 

急ブレーキをかけて、セイカちゃんに少し待っているように伝えましょう。そして車を飛び出て、民家の塀をジャンプ台に、木へ飛び乗り、そこからさらに二階建ての民家の屋根の上に飛び乗ります。

 

ご覧の通り、穿つ者の弱点である胴体は、結構高い位置にあります。民家の上に乗っても、まだちょっと足りないほどに。なのでここからわざと相手に発見してもらうことで、その胴体への足場を用意してもらい、お命を頂戴しましょう。

 

まずは、威圧をしてこちらの存在に気づいてもらいながら、穿つ者に接近します。

 

威圧のコツは、グッと気合いを込めて、お前を殺す・・・(デデン!)と脅すことですが、重要なのはあまり殺気を出し過ぎないことです。相手は腐っても一応生物で、なおかつ若干の自意識を持つ強化ゾンビなので、力の差を感じ取り過ぎてしまうと、逃げたり硬直したりしてしまって、殺すのに少し時間がかかります。

 

なので、なんなのこの人・・・と思われる程度に、気は抑えておきましょうね。え?ちょっと言っていることが良く分からない? え?覇王色の覇気的なあれですよ?みなさん、バトル漫画くらいは読んだことがありますよね?

 

? 違う、そうじゃない? 一般人の感覚で話せ? んにゃぴ。良く分かんないです(すっとぼけ)。

 

冗談はさておき、存在に気づいてもらうだけなら大声を出すなどでも代用できるので、適当にやりましょうね。おっと、ロックオンされましたね。早速攻撃兼足場が飛んでくるので、備えましょう。

 

穿つ者の黒レーザーは、だいたい時速160キロくらいでくっそトロい攻撃です。敏捷が十分に上がっていれば序盤の初心者プレイヤーやセイカちゃんでも何とか避けられるウスノロなので、ササッと躱しましょう。

 

そしてこの黒いレーザー。レーザーと言ってますが、実は普通に物体です。なので足場として利用が可能なのです。攻撃を躱しつつ、足場としてこのレーザーの上を走って、距離を詰めていきましょう。

 

空間認識や体幹が極まり、武術の奥義を開眼したのなら、レーザーの上を走るだけではなく、側面や下の部分も足場にして駆けることができます。頭が地面を向いて、足が空を向いているとしても、このように!重力が仕事していない?いやまあ、そうですね。ですが知っていますか、皆さん。

 

飛行機は、飛んでいるから飛べるんですよ(ドヤ顔)

 

つまり、高速で動き続ける物体は決して落下しないのです。言い換えると、立ち止まらない限り道は続く。団長の言っていたことは科学的にも正しかったんですね。

 

こっちだ ウスノロ・・・。勝てんぜ お前は・・・(アルティメットイキリ悟飯)。

 

えいしょ、こらしょ、どっこいしょ。見ての通り、一本一本のレーザーはトロイですが、思ったよりたくさんの数のレーザーを射出してくるので、ぴょんぴょん飛び回りながら避けて、さらに接近しましょう。それにしても、こんなくっそたくさんの数のレーザーの質量、一体どこから補充されているんですかねぇ?えーと、確かここら辺ではまだ、一体もゾンビや町の住人を見かけませんよね? あ・・・(察し)

 

さて、所要時間は10秒足らずですが、ここまで接近できました。もう胴体は間近ですね。正宗を抜刀しましょう。貴方の力を知らしめる時ですよ。

 

ボスをぶち殺す手順ですが、まず、本気で威圧します。自意識があるボスゾンビは、本気で威圧すると結構な時間硬直するので、その間に弱点の胴体を真っ二つにしてやりましょう。

 

では、威圧です。

 

首、置いてけ

大将首だ!!

大将首だろう!?

なあ 大将首だろうおまえ

首置いてけ!! なあ!!!

 

ちょっと待って、こいつ、首ないやん。 ・・・・・・。まま、ええわ。死ね。

 

ザンッッ!!

 

――工事完了です。

 

お、レベルアップですね。できれば体力か筋力、敏捷が上がって欲しいな~。

 

<レベルアップ! 魅力+3>

 

 

―♪例のBGM♪―

 

『終』 (討死する武田信玄)

 

 

 

 

・・・・・・。

 

ふぅ。ダメみたいですね(涅槃先輩)。

 

・・・。それにしても、多分こいつの弾薬になったんでしょうけど、周りに生存者がいなくて良かったですね。現在下半身の防御力が皆無なので、レーザーを足場に駆け回っていたところを下から見られていたら・・・処理のために、タイムロスをしてしまうところでした。

 

さて、さっさとセイカちゃんのところに戻って、再び自衛隊基地に行きましょう。こうなったらやけ食いです。もっと色々な缶詰をセイカちゃんに食べさせてもらうのです。

 

――少女移動中

 

「・・・貴方は。凄い、ですね」

 

え。帰ってきて早々なにその小学生並みの感想。セイカちゃんは色々と恋愛ができる要素がある人物の中で、最もBBAなんだから(トテモ=シツレイ)、もうちょっと素敵な感想はないんですかね?感服しました。私を貴方のブルドックスにしてくださいとか(意味不明)。

 

ガシッ

 

おおう?なんだなんだ急に掴んできて。投げ飛ばして良いですか?あ、イベント中なのでダメですか・・・。えぇ・・・(不服)。

 

「私は、私は・・・ッ! 弱いんです・・・ッ。貴方から離れたら、きっとすぐに死んでしまうほど・・・」

 

せやな。でも貴方は大丈夫。次があるよ(マジキチスマイル)。

 

「怖いです、不安なんです・・・ッッ! だから、だからどうか、どうか・・・・・・」

 

 

――私を護ってください。そのためなら、何でもしますから・・・。

 

 

ん?今何でもするって言ったよね(人間の屑)。

 

じゃあ・・・ぐへへへ。少し、私の実験に・・・って、お?選択肢が出ましたね。

 

①「うるさい。死ね」

②「分かった」

③無言でぶん殴る

 

ほーう。ほもじちゃんのくせに、意外と王道の選択肢が残されていますね・・・珍しい。まあ、視聴者ニキたちも、②を選んだ末にあるだろう従順ワンちゃんセイカちゃん。これはとても可愛いだろうと、ドキがムネムネしていませんか?その通りです。②を選ぶと、これは完全にほもじちゃんに依存する要介護の忠犬になってくれると思います。

 

といってもまあ、1周目セイカちゃんなんて激レアな存在にあったのは初めてなので、その返しをして本当に依存してくれるかは分からないんですけどね。でも、そういう実験は色々とやっているので、こういう目をした人にどんな言葉をかければ依存するのか。だいたい分かりますね、私は。そんな私の勘が、ここで押せば堕ちると囁いているんですよ。今のセイカちゃん(凄まじい倒置法の連打)。

 

「うるさい。死ね」

 

だからこそ、①を選ぶ必要があるんですけどね。分かりますか?視聴者のみなさん。

 

「誰かに縋らなくては生きられない人生なら、死んだ方がマシ」

 

そうだよ(便乗)。まあ、ぶっちゃけお荷物のままのクソザコセイカちゃんなら、いない方がマシなんですよね。

 

9話の時、初めてセイカちゃんに会った時の解説で最初に言ったでしょう? 使えないようなら、殺した方が安定する、と。これは攻略動画ではありません。早さが。そして、それを成すための合理性が。何よりも重視されるのです。

 

オイコラ視聴者諸君待ちなさい。何ですかその疑うような視線は。これはRTAですよ!攻略動画ではありません!ゆかりん攻略ルートでも、百合ハーレム構築攻略でも何でもないですからね!

 

「え、え・・・?」

 

ふう~~~↑↑↑ 見てください、この断られるとは思っていなかったと言わんばかりの絶望顔のセイカちゃん。いいですね~、いいですよ~!(人間の屑の鑑)

 

やっぱ、人は見たくないものから目を逸らそうとする性質がありますからね。初対面の印象を忘れて、ほもじちゃんを優しい人だと思い込むことで、自身の安心が約束された幸せな未来を思い描いていたのでしょう。しかし、そうは問屋が卸さない!(このRTA始まって以来最高のハイテンション)

 

いやあ、テンション上がってきましたね!実に楽しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マワリヲミロ、キョウマチセイカ」

 

絶望の淵に叩きつけられた私は、その言葉を上手く認識できなかった。

 

パンッ。

 

「・・・ッ!?」

 

頬に走る衝撃。私は、ぶたれた?

 

「周りを見ろ、京町セイカ」

 

私の目を、この人はじっと覗き込んでいた。

 

「この世界に、貴方が求める安息はない」

 

言われて、周囲を見る。ああ。化け物の死骸に、破壊された周囲の建物。それに、こびりついた血潮。ここはまさに、地獄のような場所だった。

 

「どれだけ強くても、それが確かである保証はない。昨日までの強者が、今日もしかしたら屍をさらすかもしれない」

 

・・・・・・。

 

私よりずっと射撃が上手な同僚がいた。――だが、彼は死んだ。

 

私よりずっと運動ができる先輩がいた。――だが、彼も死んだ。

 

私よりずっと賢く経験豊富な先輩がいた。――だが、彼も死んだ。

 

私よりあらゆる全てが上な隊長がいた。――だが、彼でさえも死を逃れることができなかった。

 

「私も、もしかしたら明日には死んでいるかもしれない」

 

嘘だ。貴方は、きっと、どんな相手にだって勝てるはず。あんなに強くて、美しくて・・・なのに、そんなのは・・・。

 

「京町セイカ」

 

その強き視線が、私の目を、心を貫く。

 

「貴方が真に求めるべきは、庇護ではないはずだ」

 

それ、は。

 

彼女が言わんとすることは、分かった。彼女が私に伝えたいことは、理解できてしまった。でも、でも、それは・・・。

 

私に立ち向かえというのか。この惨劇に。この地獄に。

 

「貴方は、きっと私の名前を知らない」

 

言われて。気づいた。私は、彼女の名前すら知らなかったということを。彼女の名前すら、求めていなかったことを。

 

私は一瞬、自分自身の行いに酷い吐き気を感じた。私にとって、彼女はどうでもいい存在だったのだ。私は彼女を、自己を護る力としか見ておらず、そこに人格があることを無視していた。

 

「ぁ・・・」

 

脅えながら、震えて彼女の目を見た。

 

「大丈夫」

 

そこに非難の色はなかった。その声音に、私を責めるものはなかった。ただ、見守るような。静かに私の成すべきことを見守る優しい瞳が、そこにあった。

 

「ごめんなさい・・・貴方の名前を、教えてもらってもいいですか?」

 

言えた。ああ、言ってしまった。でも彼女は、ぴくりとも今まで動かさなかった表情を満足げな様子に変えた。

 

「ほもじ やない」

 

ほもじ やない・・・。これはきっと、人生で最も意味をもった自己紹介であった。

 

「よし」

 

うん。と、やり遂げたようにほもじさんは頷いた。

 

「お互いの名前を知った。ならば、きっと、私たちは友だ」

 

随分適当な理論に、私は思わず吹き出した。でも、その情動は。媚びも保身も考えていない、ごく自然の情動であった。

 

「友ならば、互いを支えることに何の問題もない」

 

そう言って、ほもじさんは私に手を差し伸べた。

 

「友よ。私たちは対等だ。できる範疇で、力を貸そう。貴方は私に何を求める」

 

 

――ああ。

 

 

この人は・・・ほもじさんは・・・。

 

胸に溢れたのは、感謝だった。

 

だから、私はほもじさんの手を取った。縋るのではない。共に並び立つために、手を取ったのだ。

 

「いつか、ほもじさんの力になるために。私を、鍛えてくれませんか?」

 

そう言うと、ほもじさんは初めて笑った。

 

「あ・・・」

 

顔が、熱い。

 

どうして。分からない。でも、胸の内で、激しい情動が駆け巡った。

 

「よし」

 

何がよしなのか。分からないが、相変わらず、この人は不思議な人だと思った。

 

そんなほもじさんと対等な友として、いつか。彼女を支えられるように。

 

そんなことを考えながら、私は強く強く、ほもじさんの手を握った。

 

 

 

 

 

 

――そんな京町セイカの瞳の奥に。赤い輝きが、人を超える超常の力が。それは確かに芽吹き、静かにその種の発芽を迎えたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし!(適当)。セイカちゃん、これで戦力化が完了です。たぶん軽度に患っていたトラウマが吹っ切れたっぽいですし、正気度もぐんぐんうなぎ登りでしょう!いやーめでたしめでたし。

 

・・・・・・。

 

うーん。うーん。

 

やっぱり、前のセイカちゃんの方が、自分好みな気がします(人間の屑の鑑の鑑)。

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 




実はセイカちゃんがほもじちゃんの名前を聞いていないのは、作者のガバだったりする・・・かもしれない。

それはともかくとして、今後のルートに関する重要なアンケートです。割と作者はどのルートに進んでも面白そうだと考えているために、需要調査を含めて読者の皆様に聞いておこうと思います。

まず、走者に関する設定ですが、性別は定めません。リアルでは美形な中性的容姿という設定なので、男の子かもしれませんし、女の子かもしれません。読者の皆様の好みでお考えください。

さて、アンケートに関する細かい説明をすると、3択で、ヒーロールート、ヒロインルート、ギャグルートと分かれていますが、主にヒーローとヒロインルートでは、走者の細かい設定が決められて、走者のリアルの話がちょくちょく狭間に入ってきます。そしてその話も含めて、走者のガチ恋ルートに移行する感じです。

ヒーローとヒロインの違いは、恋愛における走者の関わり方です。ヒーローなら走者が惚れさせる側、助ける側にいきますが、ヒロインなら茜ちゃんなどが走者の心を開きにいきます。つまり、サイコパスで無敵状態の走者の無敵が解除されるというわけですね。ギャグは現状と変わらない感じに入れますが、走者の話が入ってくるため、良くも悪くもシリアスが増えるでしょう。

では、ギャグルートはというと、端的に言えば現状維持で、走者の設定もその場のノリで決めます。恋愛は、走者と完全に分離したほもじちゃんが担当します。ほもじちゃんとヒロインが百合百合して、それを走者が茶化すという、現状の枠組みが維持されるでしょう。

これからの希望ルート

  • ヒーロールート
  • ヒロインルート
  • ギャグルート

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