【RTA】VRゾンビサバイバー真エンド【解説】   作:ササキ=サン

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ただいま戻ってきたので初投稿です。


18話

どうでもいいコミュイベントの乱発でロスが半端ないRTA、はーじまーるよー!

 

唐突ですが、投稿期間が少し空いたので前回のあらすじ!

 

裏ボスゆかりんをたらし込んで、無事学校へ帰還したほもじちゃん。しかしゆかりんルート固有の地雷っぽそうなイベントが立ちはだかるが、魅力ステのごり押しで見事に突破。チャートは既に崩壊、ゆかりんルートは初見というハンデを背負って、これから戦闘少なめの日常パートに入るのであった・・・。

 

ということでやっていきましょう。今回、ゆかりんの弾劾裁判をなんとなくほんわかした雰囲気で回避したところからです。

 

まずはですねー。茜ちゃん辺りにほもじちゃんが遠征をしていた間、学校にいたメンバーは何をしていたのか尋ねましょう。屋上へ行こうぜ・・・(部室の外)久々に・・・キレちまったよ・・・(アカネニウム欠乏症)

 

「え~っとなぁ、ウチはだいたい学校に転がっていた死体処理かな。マキさんたちは使えそうな物を集めて、ずん子さんたちはまだ少し怪我をしているから、図書室で使えそうな本を集めていたで」

 

おう・・・やっぱりやっていましたか、死体処理。見れば分かりますが、茜ちゃん顔色悪いっすねぇ。すっげぇ白くなってる、(正気度が減ってるの)はっきりわかんだね。

 

「やっぱ、死体って腐っちゃうと色々酷いことになるやろうから、死んだ皆には申し訳ないけど、ちょっと乱暴に片付けたんや」

 

――少女説明中。

 

ほうほう。窓から死体をポイって投げて、後で一階の周りに散らばった死体をリアカーで回収したと・・・。Hウイルスでかなり筋力が強化されてるといっても、朝から夕方までで、数百近い校舎に散らばった死体を片付けきるとか、茜ちゃんはRTA走者か何かかな?いや普通にすごいっすね(素)

 

感染者の死体は、基本的にめっちゃ邪魔です。サイコパスとか、死体愛好家などの特性を持たない普通のキャラが見ると、正気度がかなり下がりますし、衛生的にも悪影響を及ぼします。

 

しかも放置して死体が腐敗し出すと、その腐乱死体の周囲に空気感染(弱)のバッドステータスをまき散らします。あと、Bウイルスが混合した謎の疫病判定も。

 

空気感染(弱)は、健康値が低いキャラクターを感染状態にするおっかないバッドステータスです。主人公が引き起こされた場合はHウイルスに覚醒するだけで済みますが、主人公への好感度が低く、Hウイルス感染・発症の条件を満たしていないNPCキャラの場合は、容赦なくゾンビ化します。

 

このように、このゲームはストーリー進行などに関わるレギュラーメンバーでも、下手なプレイをするとすぐに死にます。ついでにそのせいで、ストーリーで詰む場面が結構あります。

 

このゲームはゾンビもの特有の鬱シナリオに加えて、イベント以外にプレイング次第で自然に大量の鬱展開が生み出せるので、そういったものに耐性がない人がこのゲームをプレイする場合は、Wikiなどを熟読してから始めようね!

 

そういえば初見プレイの実況者が、発狂しながら守れなかったヒロインのゾンビを殺す動画とかありましたね・・・最高に面白かったです。・・・ふむ。前言撤回です。やっぱりこういうのはWikiを見ない方がやり甲斐があると思うので、みんなも初見プレイ、しよう!(邪心)

 

さて、脱線しましたね。一応健康値についての説明をしておきましょう。この値は、単純にいえば、ウイルスや病気に対する免疫のようなものです。最大値は体力ステータス基準で設定され、充分な栄養や休息で安定した状態が保たれます。また、衛生的な環境にいるとこの値の減少を抑えることができますね。

 

減り過ぎると、軽いものだと風邪を引く程度で済みますが、重症化すると、Bウイルスと風邪の菌が合体したかなり致死性の高い疫病にかかったりもするので、健康値の維持はわりとガチで生死に直結します。あ、R18版だと、精子にも直結しますよ(下ネタ)

 

というわけでまあ、ゾンビ死体の処理は、拠点維持の観点の上では非常に重要なことなのですが、この死体を処理するのは、正直滅茶苦茶面倒です。リアルで考えてもらえれば分かると思いますが、数十キロもする人の死体を、これまた何百と存在する数を持ち運ぶのは、めっちゃ面倒です。

 

まず殺し方にもよりますが、血が飛び散っているので、持つと血で汚れますし、それを嫌がっても死体は重いので、抱きかかえるように持たないとまず重くて運べません。当然、血が胴体にぐっしょりと着きますし、腐乱死体だとなんかすげぇぐちゃぐちゃしていて臭いですし、蛆もめっちゃ湧いてきます。

 

今回の死体は死後一日も経っていないので、噴水のごとく湧いてくるウジ虫の洪水とかはないでしょうが、この学校のように自然が近い場所は、死体を放置するとウジ虫(ハエの幼虫)が滅茶苦茶湧くので、死体処理は迅速に行いましょう。また、バイオハザード発生から日数が経過するごとに、町などの衛生環境が加速度的に悪くなる・・・というか地獄絵図になるので、グロ耐性がない方、潔癖症の方などがこのゲームをやると真面目に発狂するので、プレイする時はご考慮ください。

 

ついでですが、私はこの衛生環境に慣れたせいか、リアルで部屋が汚部屋になっても全く気にならなくなりました(モラルハザード)

 

あ、そうだ。感染者の死体から湧いたウジ虫とかは、半端ねえポジ野郎なので、Hウイルス感染者以外は素手で触らないようにしましょうね。ついでに中盤以降は、感染者の死体を貪ったウジ虫が人型に結集した、このゲームでもトップレベルのトラウマクリーチャーのマガットマンくんも登場します。感染者の死体が多い場所で出没するので、町探索時などは気を付けましょうね。

 

おっと。死体語りで大分脱線しましたね。話を戻しましょう。死体のお片付けを成し遂げた茜ちゃんのメンタルは、おそらくかなりボドボドでしょう。普通にキツイっすからね。ただし、私にはとってそれは好都合です。

 

ええ、今回のチャートでは、ヒロインズの正気度回復・維持のためのスキルを習得することを決めました。だからこそ、茜ちゃんの正気度カバーをすれば、デメリットの相殺。死体処理の手間をかなり省けたことになるのです。

 

ではでは、正気度の管理の一環で、ひとまず茜ちゃんを。

 

「頑張ったね、茜」

 

ぎゅーっとハグします。ぶっちゃけ、ここで褒めすぎて味を占められると、茜ちゃんが無理をしやすくなってしまう可能性があり、それはRTA的には結構なリスクなのですが、それはともかくとして、頑張ったらしっかりと褒めてあげることは、正気度管理の観点ではとても大事なことです。

 

皆さんも想像してもらえれば分かると思いますが、心をすり減らして頑張ってやったことを、他の人にどうしてこんなことをしたんだと怒られたら、頭にきますよ~ですし、止めたくなりますよ~となりますよね。つまりそういうことです。このゲームだとNPCは頻繁に無駄なことや余計なことをしますが、そういった面倒事を寛容に受け止めるのも、ある意味このゲームをプレイする上で必要な技能でしょう。

 

「やない・・・」

 

抱きしめられた茜ちゃんが、応えるようにほもじちゃんの背中に手を回し、同じくぎゅっとしました。相思相愛ですね。これはタマリマセンワー。咲き乱れる百合の花、まさにキマシタワーの乱立。いいですねぇ・・・RTAで荒んだ走者の心の傷がどんどん癒やされていきますよ。

 

さて、少々解説しますが、今回、茜ちゃんはかなり無理をしています。死体を片付けた手腕は素晴らしいですが、逆に言えば、それほど茜ちゃんは平静からかけ離れた心理状態になっていると言えます。

 

昨日まで一般的常識を持った人物が、同じ学校の人物の死体を窓から投げるという、道徳的にやばそうな行為を自分の判断で行ったのです。ええ、茜ちゃん本来の善良的な性格を踏まえて考えると、それを行ったということは、それほど覚悟が完了しているという証拠に他ならないでしょう。

 

道徳的にダメなことでも、少しでも生きることが有利になるなら、それをやってみせる。茜ちゃんの目を見ると、そういった強い意思を感じますね。

 

正直、私、結構ビックリしています。こういう非人道的な行為をできるかといった基準はキャラごとに違っていて、だいたいサバイバル日数が進むにつれて徐々に箍が外れていくのですが、茜ちゃんはヒロインズの中でもそうなるのが特に遅いキャラ。これはかなりイレギュラーです。

 

イレギュラーは、従来の経験があまり使えなくなる分、あまり好ましいものではないですが。

 

「本当に、よく頑張った・・・」

 

でもですね、そのイレギュラーの理由が・・・おそらくほもじちゃんへの想いだと考えると、本当にこう・・・。

 

胸にくるものがありますよね・・・!(大興奮)

 

茜ちゃん可愛いって言って? 言え(豹変)

 

さて、少し落ち着きまして、茜ちゃんの内心を考えるに、頑張るほもじちゃんを見て、色々思うことがあったのでしょう。善良な茜ちゃんが、非人道的な手段を躊躇しないほどに。今の茜ちゃんは、だいたい覚醒茜ちゃんといってもいいですね。このように覚悟が決まっているキャラクターは、精神面でかなり強くなり、能力の成長も伸びが大きくなります。

 

まあ、数百体の死体を片付けてなお、正気度の低下が、顔色が少し悪いといった程度で済んでいるあたり、やはりかなり精神的に強くなっています。

 

つまり、メンタルケアの必要性を減らせるので、時短要素ですね!茜ちゃんは日常パートにおいて、かなり放置してもいい存在でしょう(畜生)

 

むしろこれ以上接触を多くすると、恋愛イベントがもの凄い勢いで進行してしまいます。ただでさえゆかりんルートに足を踏み込みかけて戸惑っているのに、茜ちゃんルートとのシナジーも考えなきゃいけないなんて、初見プレイでは耐えられないです。

 

初見、初見・・・まあ、再走を考えながらも、ひとまず完走しましょう。話はそこからです。

 

というわけで、初心に立ち返り、RTAに恋愛など時間の無駄なのでフヨウラ!今後は彼女の正気度を減らさない、そして避けていると思われない程度に、上手に接触を減らしていきましょう。

 

「うへへ、温かいわ・・・」

 

オォン! アォン!

 

衣服の上からとはいえ、抱きつき状態で胸をすりすりされると、少しビックリしますね。

 

ふーむ、それにしても、なんかこう。茜ちゃんからほのかに死体の香りというか、血の臭いを感じますね。

 

一応シャワーを浴びて清めたのでしょうけど、それでも死臭が落ちないほどに、こびりついた死者の跡。

 

ふへへ、こんな穢れるほどに、頑張ったんですね。ほもじちゃんのために。

 

クスクス

 

 

クス クス  クスクス

 

 

本当に、健気で、可愛いなぁ・・・。

 

 

「や、な・・・い・・・?」

 

 

おっと、危ない危ない危ない。今はRTA中でした。可愛い物を見ていると、つい本性を隠しきれなくなってしまうことが多々あるのは、少しまずいですね。反省しましょう。いや、でもそれはあまりにも可愛らしい茜ちゃんが悪いのでは・・・?茜が悪いんだよ。

 

「ふぅ」

 

ちょっとため息をついて誤魔化しましょう。

 

え~っと、適当に何か言わなければ・・・。茜ちゃんが何かやばい深淵みたいなのを覗いて、正気度をすり減らしたような顔をしているので、こんな時にかけるべき言葉は・・・。

 

空を見上げると、そろそろ日が暮れ、空には大きなお月様が上がり初めていました。

 

うん。

 

つ、突きが綺麗ですね(空手家)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、みんな、お料理のお時間でございますよ。

 

日が暮れ、みんなもそろそろお腹が減り始める夕食時。ひとまずこの場で最も影響力のあるマキちゃんに、料理は・・・自信があるんですよ!とアピールして、調理係を奪取します。基本的にほもじちゃんのコミュニティーへの貢献具合を考えると、炊事という雑用にまで働かせるわけにはいかないと気を遣わせてしまいますが、そこは魅力でごり押しです。レズのマキさんには魅力ステの影響がことさら大きいので、骨抜きですよ骨抜き。余裕っす。

 

料理スキルをレベル5まで習得し、料理レベル3で習得できるようになる、《食事療法》スキル(調理した食事の正気度回復効果を高めるスキル)をマックスの3まで習得した今のほもじちゃんに、美味しく作れない料理などあまりない。私が一番料理を美味く作れるんだ・・・!ついでに、このコミュニティーで一番料理が上手なのは料理レベル5のほもじちゃんですが、次はずんちゃん(料理レベル3)、マキさん・葵ちゃん(料理レベル2)、きりたん(料理レベル1)となります。

 

小学生に負けている茜ちゃん、あかりちゃん、セイカちゃん、ゆかりさん。恥ずかしくないんですか?ゆかりんは自前のまな板を常に胸にぶら下げているので、料理上手かと最初私は思ったのですが、聞いてみたところやったことがないそうです。

 

煽っていてあれですが、ぶっちゃけ、ゆかりんは教えればすぐに上達すると思うんですけどね。ついでですが、茜ちゃんはメシマズ、あかりちゃんは食べる専門、セイカちゃんは外食中心の食生活らしいですよ。草生えますね。

 

とりあえずまあ、調理を開始します。

 

――終わりました(オートモード)

 

時計を見ると、経過した時間は30分ほど。それなりに大人数の分の料理をしたのに時間が経過していないのは、レトルトの完成したものに、一手間加えた程度の調理しかしていないからでしょう。

 

オートモードでやったため、調理時間はスキップされ、大幅の時短になりました。やっぱり・・・制作のオートモードを・・・最高やな!RTAの必須行動といってもいいでしょう。この後の日常編では、スキップが可能な睡眠とオートモードを使うポイントを、いかに多く作れるかがタイムの鍵を握るでしょう。

 

まあ、料理はオートではなく、プレイヤーを操作して作ることもできますが、料理レベル5なら充分に美味しい料理を作ることができるため、私自身の料理の腕を披露することは、このRTAではないですね。残念だなー。皆様に私の料理の腕をお披露目したかったんだけどなー。

 

といっても、私が料理したものを食べると、高確率で食べた人は様子がおかしくなるので、時間があってもRTA中では私自身が調理はしないのですが。

 

え。走者はメシマズだった!? 違いますよ、馬鹿にしないでください。私の料理を食べてくれた人はみんな、感想で「き、気持ちいい・・・!」って言ってくれたので、まずいわけはないでしょう。

 

ええ。試食もしていますとも。むしろ食べた上で、これは普通の人間には考えられないほど美味しくできていると確信をもっております。漫画の話ですが、にやつきまくって顔面崩壊するほど美味しいスープのように、たぶん普通の人間の味覚には耐えられないほど私の料理は美味しいのではないでしょうか。よく分かりませんが。

 

まま、最高に美味しい料理と麻薬は紙一重とも言いますし(造語)、きっとそういうことなんですね。

 

というわけでみんな-、できたのでテーブルに持って行ってくれ。味見はばっちりだ。うん、美味しい!オートですが、中々美味しい料理を作ってくれました。これならみなさんの正気度を大きく回復することが出来そうですね。

 

ああ^~、きりたんがテーブルに料理をわっせわっせと運ぶ姿は、見ていてなんだか癒やされますね。なんかこう、働き蟻が巣に餌を運ぶのを観察する時のような、ほのぼのを感じます。邪魔して良いですか?私、実は幼い子どもが料理やおやつなどを運ぶのを眺めるのが大好きでして(隙あらば自分語り)、そしてですね、運んでいた物を転んだりして床にぶちまかして、呆然としている様子を見るのも大好きです(ナチュラルにやべぇ感想)。

 

たまらないですよね、ああいうの(素敵な微笑み)。鬼畜?いえいえ、そんなことはありませんよ。続きがあります。床にこぼして呆然としているところをですね、大丈夫?と優しく声をかけてあやしてですね、代わりのものを買ってあげたりしてですね、感謝されるのも愉しいんですよ。ね、いたって普通の感性でしょう?

 

まあ、子どもが床にこぼしたりしたのって、たいてい私がそうなるように工作した結果なんですけどね。

 

クスクス。

 

はい。・・・きりたんにはそんなことはしませんよ?信じてください。なんせ、RTA中の食糧は貴重品ですからね。ただでさえそんなに能力がないくせに数人前の食糧を消費するうんち製造マシーン(あかりちゃん)(ヒロイン)がいるのに、これ以上無駄なことをしてしまったら食糧を回収しに行く回数が予定より増えてしまいます。

 

・・・・・・。

 

・・・・・・。

 

でも、貴重なものをダメにしてしまったからこそ、その責任を感じてしまうきりたんとかも・・・ウェヒヒ・・・おっと、いけないいけないいけない。

 

RTA開始からすでに結構時間が経っているせいか、集中力はともかく、邪心が抑えきれなくなり始めていますね。自重しなければ。

 

さて、テーブルに料理が運ばれたので、私もそろそろ・・・。

 

「あ、やないの席どうしようか」

 

茜ちゃんが呟いた一言で、空気に緊張が走りました。

 

茜ちゃんが葵ちゃんとの間に一席分の空席を作り、きりたんがずん子さんとの間に空席を作り、ゆかりさんはマキさんとの間に空席を作り、セイカさんはあかりちゃんとの間にあった空席をチラ見します。

 

ふむり。これは・・・四角いテーブルの、全ての辺の中央が空席になっていますねぇ・・・。

 

「やないが・・・好きな(・・・)席に座れば良いのでは?」

 

ゆかりんが提案します。おう、中々意味深な発言です。どうしよっかなぁ~。これがギャルゲーなら選択肢が出て、そのキャラの隣に行くことがルート分岐の条件の一つになったりしそうですね・・・。

 

じゃあ、自分は野獣先輩の、もっと下使って下使っての語録に則り、テーブルの下に・・・あ、はい。ダメみたいですね。ゆかりんにそれはないでしょ、みたいな目をされました。どこに座るか迷って、一瞬テーブルの下を見ただけで考えていることを看破されるとは。やっぱ好きなんすね~。

 

というか誰の隣に座るか、まるで誰が一番好きなのか尋ねられているような選択肢・・・。個人的には茜ちゃんのとこに行きたいですけど、それをやったらなんか面倒なことになりそうですよね。周りの人の様子を見る限り。

 

・・・RTAの予定では、恋愛は特にするつもりはなかったのですが、どうしてこうなったのでしょうか。まるでハーレム系のラノベの主人公みたいだぁ(直喩)

 

ほむ。選べというのですか。この私に。

 

ふむり。とここで考えるような仕草。実はこれ、フェイントです。

 

くっくっくっく。

 

一体、いつから私がテーブルに着く必要があると錯覚していた。

 

「ご飯、もう食べた」

 

え。といくつかあがる驚きの声。実は私、料理を完成した直後に素早くご飯を食べ終えていたのです。

 

素早く敵を切り刻むことが出来るのであれば、素早く歯で食事をかみ砕き、胃に送ることも可能。そういうことです。普通の人が食べる一人前の食事を、私は3秒とかからず完食することができます。

 

「疲れた。寝る」

 

適当に空いている椅子を掴んで、テーブルから少し離れた場所において、椅子の背にもたれかかるように座り、目をつむって寝る姿勢に入ります。実はこれでもほもじちゃん、肉体にかなりの疲労をためています。Hウイルスに覚醒したといっても、体力ステはあまり伸びていないほもじボディーです。持久力は同レベルのプレイヤーと比べると、うんちもいいところでしょう。こうして目を閉じれば、一瞬で意識を落とせる程度にはガチで疲れています。

 

「やない」

 

ゆかりんの呼びかける声を最後に、倍速がかかります。高速スキップ機能ですね。一応場合によっては敵襲があったりするので、完全なスキップは出来ません。数十倍速で時間が流れますが、神経を研ぎ澄ませれば、なんとなくその間に何が起こっているかも分かります。

 

なんか身体がぷらーんとなって、運ばれていますね・・・。これは、おそらくゆかりんにお姫様抱っこをされていますね。布団に寝かされました。おや、頭を撫でられていますね。

 

RTA中でなければ、気恥ずかしいので私の頭を撫でている手を斬り飛ばしてやりたいのですが、ここは我慢です。くぅぅ・・・RTAとは、ここまで忍耐を強いられるものなのでしょうか。ぬわあああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおおおおおおおん。やめたくなりますよ~RTA。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やない」

 

「そうですね。貴方はいくら私と同じ、完成に近い感染者であっても、基本的な身体能力は私より遙かに下です」

 

「ええ。だからこんなにも疲労をためてしまったのでしょう」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・貴方は」

 

「不思議です」

 

「強いのに、脆い」

 

「凜としているのに、儚い」

 

 

「やない」

 

 

ゆかりは、ほもじの額に唇を落とした。

 

 

「おやすみなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴォエ! ばっちい! 寝込みを襲うなんて最低ですよ、へんたいふしんしゃさんなんですか。

 

それでは今回はここまでです。次回もまた見てね。

 




次のお話は掲示板ネタとかで、この走者が世間的にどのような存在なのか掘り下げたいですし、ほもじちゃんが寝てる間に、どんな会話がヒロインズで行われていたのか。ゲーム内のほもじちゃん評価も掘り下げたかったりしますが・・・早く葵ちゃんのメンタルケアしたいなぁ。

Q.葵ちゃんのメンタルケアって何をするの?
ヒント。リンパ、みなさんやっていらっしゃいますから、老廃物です、女性ホルモンを活性化などなど

これからの希望ルート

  • ヒーロールート
  • ヒロインルート
  • ギャグルート
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