【RTA】VRゾンビサバイバー真エンド【解説】 作:ササキ=サン
あ。あと、今回麻雀をしているシーンがあります。ルールを分からない人にも走者のやっていることが伝わるように努力はしましたが、普通に分かりづらいので、麻雀がよく分からない人はフィーリングで読んでください。
実装されているミニゲームが多すぎるRTA、はーじまーるよー!
はい。というわけで、前回ゆかりんのお誘いに乗ったところからの再開です。
乗るなエース!戻れ!そんな幻聴が聞こえてくるような気がしますが、気のせいでしょう。
ええ。ゆかりんとは約束をしましたからね。RTAの関係上、かまい倒すというわけにはいかずとも、ある程度はゆかりんの相手をしてあげる必要があります。ま、多少はね?ゆかりんのおかげでゾンビとの戦闘が免除されるのなら、多少遊び呆けてもおつりが来るレベルです。
従来のチャートだと、一週間といっても最後の方の3日間は毎日のように派遣されてくる強化ゾンビ軍団の相手をしないといけなくなりますからね。しかも指揮官はゆかりんなので、戦闘の難易度は悪質極まりないやべーやつで、リセット多発ポイントです。これが免除されるゆかりんルートは・・・最高やな!
まあ、そういった訳で、このルートでの安全を保証しているゆかりんのご機嫌を損ねるわけにはいかないのです。たぶん。
・・・実際、どこまでご機嫌取りをすればいいのか、ゆかりんルートの際はどのようなイベントがあるのか。事前に調べて、最小限のご機嫌取り、及びフラグ管理で一週間を過ごしたいのがRTAですが・・・・・・まあ、ぶっつけ本番で行ったものが最適である可能性がなきにしもあらずなので、このRTAを続行します(鋼の意思)
というわけで対戦をやりますやります。なんの対戦をゆかりんとしましょうかね。
といっても、昨日やり忘れていたイベントを起こしてからですけどね。
はい。まずはゆかりんに待てをします。おすわり。待て。お手。おかわり(意味不明)
もう待ちきれないよ!早く出してくれ!ゆかりんは非常にせっかちな様子ですが、待ってはくれるようです。お手とおかわりは無視されました(悲しみ)
はい。ではゆかりんが待ってくれている間にセイカちゃんに話かけ、例の救助要請が承認されたか聞き出します。
――少女聞き取り中。
ふむふむ。はい。オッケーですね。
どうやら昨日、ほもじちゃんが仮眠を取っている間にずん子さんやきりたん、あかりちゃんの写真を上司に送り、救助を手配してくれるよう交渉を成立させたらしいですね。ナカナカヤルジャナイ!(関西おばさん)
よーしよし。セイカちゃんを褒めながら撫で撫でして、今回の事件に関する一部の証拠資料をUSBに入れて渡しておきましょう。当然、ゆかりんにほとんど非がないように情報を切り取った証拠資料ですが、セイカちゃんの上の人にとって、こちらの方が好都合なので、問題はないですね。
セイカちゃんの上司の方々は、ゆかりんをトカゲの尻尾としようとした人たちの没落を望んでいるのであって、ゆかりんが捕まることを望んでいるわけではありません。
政治的に何の立場もない小娘を牢屋にぶち込んだところで、彼らには何の得にもなりませんからね。ゆかりんと後で口裏を合わせなきゃいけませんが、これでおおよそゆかりんの社会的立場は守られるはずです。裁判まであるかは知りませんが、ゆかりん、俺はお前の味方だゾ(閉廷おじさん)
よし。確認が取れたので全員を集め、今日から一週間後に、この学校に救助が来ることを伝えましょう。説明は大雑把かつそれなりにぼかして伝えます。セイカちゃんの存在とか、今ではすっかり犬となっていますが、本来、露見したら口封じのために、殺しにかかってきてもおかしくはない立場の人間です。あまり余計な情報をぺらぺら喋る必要はありません。
セイカちゃんは、この事件の調査をするために派遣された軍人さんだということ。そして、善良なセイカちゃんは生存者であるほもじちゃんを発見して、上の立場の人に救助をお願いしたと言うこと。救助ヘリを派遣するのに、おおよそ一週間の期間がかかること。必要なことだけかいつまんで情報共有をしましょう。
吉報に、顔を輝かせるヒロインズ。例外と言えば、色々と誤魔化している
とりあえず一週間で脱出できるという希望のおかげで、みなさんの正気度はかなり上昇していそうですね。しかも、どうやら昨日の夜にゆかりんがゾンビーズの襲撃を抑制できるということを話していたらしいので、部屋の雰囲気が、勝ったな、風呂入ってくる。といった感じにかなり緩んでいます。
どんよりとしているよりはマシな雰囲気ではありますが、このゲームは油断したら一気にムード:《がっこうぐらし》になるので、油断せず、気を引き締めてRTAに励んでいきましょう。
「やない。どんな対戦をしましょうか?」
うん。中々空気が読めないゆかりんですね。だいぶ唐突ですが、せっかちなゆかりんにはこれでも我慢した方なのでしょう。
「麻雀」
とりあえず、麻雀部の部室に全自動卓があったと思うので、それを使ってやりますかね。個人的には、ゆかりんと勝負するにはちょうどいい代物だと思いますし。
勝負には色々と候補がありますが、チェスやオセロ程度のボードゲームの場合、チェスなら先行が、オセロなら後攻がまず勝ちます。ゆかりんレベルの天才と知恵比べをするなら、それなりに選択肢が広い、深いゲームでないとダメなんですよね。
あ。ルールは分かります?
「問題ないです。それはともかく、麻雀なら最低限あと一人、人が欲しいですね」
はい。それなら問題ないっすよ。マキちゃんとセイカちゃん、麻雀できますから。といっても、それをダイレクトに言うのは、どうして知っているのか?という話になるので、部室に集まっているメンバーに尋ねましょう。
「あ、私できるよ~」
はい。マキさん参戦ですね。
「あ。私も嗜む程度なら」
セイカちゃん参戦です。これでメンバー集め完了ですね。では、お前ら、クルルァについてこい(クルルァって何だよ)。とりあえず移動と麻雀卓のセッティングは何の面白みがないので倍速です。
――少女移動中(11.4514倍速)
はい。大雑把なルールの確認をしまして、早速始めましょう。
シュバッ! デュエル開始ィーー!(磯野)
では、画面はほもじちゃんの手牌を映しながら、麻雀についての簡単な説明をします。
麻雀。名前は良く聞くけど、実際のルールはよく知らない兄貴姉貴達が多いのではないでしょうか。そんな方々に麻雀がどのようなゲームか説明すると、順番に、牌がたくさん積まれた山から牌を一個ドローし、その代わりに手牌から適当な牌を一個捨て、特定の役を揃えてアガることを狙うのが麻雀です。
これだけ聞くと運ゲー要素が強く、親譲りの屑運に苛まれるチルドレンとしては絶望的な競技にも思えるかもしれませんが、麻雀は読みを極めれば屑運でも何とかなるのが素敵な所です。
そしてこれはRTAです。できる限り一局一局を素早く終わらせて、迅速な勝利を目指しましょう。
「ポン」
――ピカッッ!
何の光!?
麻雀初心者の方々に説明すると、麻雀には鳴きというルールがあります。麻雀は、アガるためには、3つの牌を特定のセットで集め、そのセットを4つと、同じ牌を2つ集めることでだいたいアガれます(アガれない場合もあるゾ)。
3つの牌のセットとは、同じ絵柄で同じ数字の牌を3つ集めるか、同じ絵柄で連番になった数字の牌を3つ集めるかといった感じです
そして鳴きとは、この特定のセットの内二つが揃っている時に、他の人がそのセットの最後の牌を捨てた場合、その牌をもらうことができることを指します。これにより、素早く手牌を揃えることができるのです。
鳴きにもいくつか種類があり、ポンは同じ絵柄で同じ数字の牌が2つあった時に、3つ目をもらう鳴き。チーはそれをもらったら、同じ絵柄で数字が連番になる時の鳴きです。
鳴きは素早くアガるためには非常に有効な手段ですが、デメリットとして、場にその鳴いた牌を晒さなくてはいけないため、何を集めているのかバレやすいということと、アガった時の点数がだいたい下がることですかね。
「チー」
――キュピィッッ
はい。先ほどから鳴くたびに牌が光っていますが、麻雀初心者の方々にこれを説明すると、これが哭きです。気合いを入れて鳴きを発動すると、このように牌が光ります。
哭きを使うと相手の運を削ったり、自身の運を向上させたりなどなど、色々なバフが付く感じですので、使える時はガンガン使っていきましょう。ただし雀力・・・精神力を結構消耗するので、使いすぎると疲労でガバが多くなります。だから、使い過ぎには注意しましょう。
「????」
マキさんやセイカちゃんは何かあり得ないものを見たような顔でこちらを見ています。お前哭きを見るのは初めてか?力抜けよ。
「そんなオカルトありえません・・・」
はぇ~ゆかりん、初めて麻雀を一緒にやりますが、そんな反応をするんですね。あなたのBオーラの方がよっぽどオカルティックだと思うんですがそれは。
「カン」
カンとは、鳴きの一種ですが、同じ絵柄で同じ数字の牌を4つ集めるとできます。効果は四つ集めた牌を場に晒して、王牌という特殊な場所から牌を1枚追加ドローし、ドラ(この牌を所持してアガるともらえる点数が増える)を一つ増やします(
そしてこのカンによる追加ドローで、ようやくアガることができます。
「ツモ。嶺上開花。500、300」
ドンッ(謎の花びら)
麻雀初心者の方々に解説をしますが、このカンをしてアガる嶺上開花を上級者がすると、どこからともなく現われた幻の花びらが舞い散ります。綺麗なだけで、特にめぼしい効果はないので気にしないでください。
さて、獲得点数は1100点。ほぼ最安値ですが、5巡でこの局を終えることができました。まあ、この局は粘っても高い手でアガることはできないような気がしたので、サッサと終わらせたかったというのもあり、目論み通りに終わらせることができましたね。いいゾ~これ。
といっても、ここでカンをして引いた牌が目当てのものでなければ、役なしでアガれないというだいぶ綱渡りなアレでしたが・・・・・・まあ、アガれる確信があったので、何の問題もないですね。
そして。3回哭きを発動させ、それなりにツキにバフを盛ることができた現状、できれば次の局で終わらせたい・・・終わらせたなくない?
はい。みなさんから点棒を受け取り、と。さて、スコアはこのようになります。
ほもじちゃん:26100
ゆかりん:24700
マキさん:24500
セイカちゃん:24700
点数がマイナスの人物が出たら終了なので、チャンスがあれば高い手でアガることを狙っていきたいですね。では、次の局に参りましょう。
むむ(直感:EX)
これは運が良いですね。手牌とこのあと引くであろう牌が素晴らしいです。おそらく、この局ではかなり高い手をアガることができるのではないでしょうか。
「・・・っ」
おや、ゆかりんと目が合いました。その様子からして、私が高い手を狙っていることを察したのかもしれません。
ふむ。ゆかりんは安くても素早く手牌を完成させ、早々にこの局を流すことにしたようです。一応残りの二人を見て、彼女たちが素早くアガれるようなら振り込むことも辞さないようですが、残念ながら、彼女たちの纏う雰囲気を見るに、まだまだアガることはできなさそうですね(観察眼:EX)
「ポン」
バリィッ!!
ついでですが、麻雀をよく知らない人のために解説をすると、卓越した雀力の持ち手が麻雀すると、このように一つの動作を行う度に電撃が飛び散ったり、目から謎の炎が出たり、背中から翼が生えたりします。
基本どれも幻覚ですが、はしゃぎすぎると周囲の電子機器やガラスに被害が出るので、凄そうな人が麻雀をしているのを見たら、慌てずにガラスや機械の側から離れるなど、冷静な対処を心掛けましょう。
「ポン」
パリッ!バリバリィィッッッ!!
これは、ツキが素晴らしいですね。今まで魅力ばかりが上がってきた揺り戻しがきたのでしょうか。やっぱり、高く飛ぶためには深くしゃがみ込むことも必要なんやなって。
少し解説をしますと、麻雀は引きがとても重要なゲームでありますが、それと同じくらい読みが重要なゲームでもあります。
例えば捨て牌。相手がいらね。と捨てた牌を見て、どうしてそれが不要だったのか、その考察をして相手の手牌を読むわけです。
そして更に注目すべきは表情、及び雰囲気です。牌を引いた時なら、良いものが引けた!とほころぶ顔であったり、不要なものを引いた時の、うへぇ・・・といったようなうんざりとした感じであったりなど。
他の人が牌を捨てた時なら、もしその牌を集めていたら、あ・・・その牌欲しかったのに・・・といった感じの雰囲気や、鳴きを入れようか迷う逡巡など。
こうして、捨てた牌の予想と、前述した人を見て得られる情報を統合して考えていくことで、相手の手を読むことができるわけですね。これがまさに麻雀の醍醐味とも言えましょうか。こういった読みが出来るようになって、二流の雀士・・・といったところですか?といっても、それなりにみなさんポーカーフェイスを心掛けているようなので、表情や雰囲気を読むのは卓越した観察眼が必要かもしれませんが。
まあ、真の一流は、それだけではなく運命を、場の流れそのものを読むこともできるんですけどね。
「カン」
皆さんは感じますか?私の背中を押す、この場の莫大な運命の波を。よし、じゃあぶち込んでやるぜ。
「カン」
果敢に
「もういっこ。カン」
さらに追加ドローした牌を加えて、加槓。これ、すごくコンボしている感があって気持ちがいい!カン度良好ですね(激ウマギャグその2)
それにしてもだいぶ乗っていますね。本当に絶好調ですよこれは。
ゆかりんは既に末路を察しているのか、あきらめ顔ですし、セイカちゃんやマキさんは未だにバリバリしている謎の幻覚に困惑しているようです。うん、まあ。安心してください。私と麻雀をしていれば、こんな演出すぐに見慣れますよ。
「――カン」
そして更なるカン。クフフ。ここまで目論み通りにきまると気持ちが良いですね・・・
絶望するが良い・・・これが私の闘牌です
「ツモ」
最後に引いた牌を叩きつけ、残った手牌を晒します。
「四槓子、清老頭。32000、16000」
決まりました。W役満ですね。
四槓子。カンを四回してアガる、かなり揃えるのが難しい役満ですが、調べたところ、一部の統計ではその出現率は0.000234%らしいです。
そして同じく役満の清老頭は、数字が1か9の牌だけを集めてアガる役満です。確率は0.00181%とのこと。
W役満だと、確率は・・・0.00000042354%くらいですか?(適当)
まあ、色々なバフなしだと一億局くらいやらないと出ない役ですが、バフを盛れば100局に1回くらいは出せるので・・・まあ、普通だな!
ともかく、これで親番だったセイカちゃんがトビで終了です。俺の勝ち!なんで負けたか明日まで考えといてください。
うん。やっぱり、麻雀って・・・楽しいよね!(私が勝つから)
「もう一回やる?」
あ。いいです。三人は声を揃えてそう言いましたとさ。
ええ・・・?ちょっと諦めるの早すぎるんとちゃうか?なんだお前ら根性なしだな。
先ほどの麻雀は、ゆかりんが不完全燃焼で納得がいかないらしいので、次はスマブラをすることになりました。
このゲーム、いくつかのゲーム会社と契約をして、ゲーム内で昔の名作ゲームを遊べるようになっているんですよね。スマブラもその内の一つです。大好きなヒロインと・・・スマブラを・・・最高やな!特殊性が際立つこのゲームの開発陣ですが、こういった配慮は本当に神的だと思います。
ゆかりんはこのゲームをそこそこにやりこんで大得意らしいですが、腕前はいかほどに。
さて、私は全身タイツのヘルメット被ったおじさんことキャプテンファルコンを使いますかね。合理的な理由は特にありませんが、膝やメテオ、ファルコンパンチなどのロマン技が豊富な性能は、個人的な嗜好にかなりマッチします。
おや、どうやらゆかりんはルキナを使うようです。ルキナは男の子と間違われるほどに胸が・・・。なるほど、確かにゆかりんとは非常に相性が良いキャラでしょう。絶壁が二枚・・・来るぞファルコン!
というわけで対戦よろしくお願いします。
さて、対戦開始直後、お互いに高機動なキャラであることを活かした、高速のステップによる読み合い合戦です。時折混じるジャンプによる牽制も含めて、ぶっちゃけかなり面倒くさい読み合いに移行しています。
私やゆかりんの知覚速度からして、相手の技の発生をしっかり見てからガードや回避することが余裕なので、互いに安易な攻撃を仕掛けることが出来ないことを意味していますね。
「うわぁ・・・めっちゃわさわさ動いている。このゲームってこんな早く動かすことができたんやな」
「ゆかりさんが強いことは知っていましたが、ほもじさんもここまで強いとは・・・これは目が離せない戦いになりそうですね」
観戦している茜ちゃんときりたんの感想です。さきほどのルールをよく知らなかった麻雀と違い、見ていて面白いという理由からこの対戦にはヒロインズが全員観戦にきております。
「あんなに楽しそうなゆかりん、初めて見たな~」
「ええ、本当に生き生きとした顔で遊んでいますね」
「・・・嬉しいけど、私は少し複雑かな」
「マキさん・・・」
なんか外野が少し不穏な会話をしていますね。いやまあ、マキさんは生粋のレズで、ゆかりんに野獣の眼光を向けている奴ですからね。ゆかりんの心を開いたほもじちゃんを見れば、そうもなりますか。
クスクス・・・恋心故に、美しい心に浮かんでしまう醜い嫉妬。実にからかい甲斐のあるマキさんですねぇ・・・。
ええ。ええ。ゆかりんが仲間としてマキさんに関わることができるルートは初めて見るのですが・・・中々、愉悦のあまーい蜜を味わうことができそうな・・・ウェヒヒヒ。おっと。いけないいけない。今はゆかりんと対戦しているんでした。集中しなければ。
あ。
ドォオッワァッッ!!(ファルコンの悲鳴)
やっべ、一機落とされました。
うーん。ちょっと油断しましたね。状況はそれなりにこちらが優勢でしたが、油断したせいで一気に撃墜まで持って行かれました。クッ、卑怯だぞゆかりん。外野のマキさんを使って私の油断を引き起こそうとするなんて(濡れ衣)
仕方あるまい・・・。それならば、こちらも本気を出しましょうか。
ファルコンにはかなり強力なコンボがありますが、その予備動作は普通に分かりやすいです。ですがあえてここで分かりやすく、敵に向かって飛びかかります。
馬鹿め。焦ったか!ゆかりんの目はそのように語りますが、瞬間的に違うと悟りました。そして僅かな逡巡を経て、私を見ます。ええ、大正解ですゆかりん。彼女は、ここまで見え見えの攻撃を私が仕掛けることはないと断定した上で、ゲームの外、盤外で何かを仕掛けてくると見破ったのでしょう。
実に賢明。素晴らしいですよゆかりん。
クスクス・・・ ゆかりんと私の目が合います。メトメガアウー(唐突なBGM)
「ゆかり」
ですが。貴方に教えて差し上げましょう。時として、予測可能回避不可能な攻撃があるということを。
「――好き」
卑遁・大胆な告白は女の子の特権の術!!
馬鹿め!お前のここが隙だったんだよ!
うわぁぁぁあぁぁっっ!!(ルキナの悲鳴)
無事、こちらもゆかりんの残機を減らすことができました。ジャンプから着地する寸前に、空中ニュートラル攻撃の一段目だけを当てることで、タメが多く、リーチが短いけどかなりの破壊力を持つ大技、飛び膝蹴りを確定で当てることができるコンボです。とても気持ちが良い!やっぱり膝は・・・最高やな!
「ひ、卑怯ですよやない!!」
何を言っているんですかゆかりん。決闘において、精神攻撃は基本ですよ?むしろこの程度で心を乱す貴方に非があります。
「ぐっ・・・それは・・・」
さあ、続けますよゆかりん。まだ残機は二つも残っているんですから。
「やない、それはちょっと、どうかと思うんやけど・・・」
うるせえ!こうでもしなきゃ撃墜までに時間がかかって仕方がないんじゃい。
オラァ!ゆかりんに好き好き連呼の怒濤のラッシュをぶち込みます!この・・・まな板・・・ッ!孕めオラァ!(唐突な下ネタ)
「くっ、なんて恐ろしい戦術・・・!」
うぇーい。俺の勝ち!なんで負けたか(以下略)
それにしても、思った以上に口撃耐性がないゆかりんだなぁ。照れ屋さんですね~ゆかりん。それとも、そんなにほもじちゃんのことが好きなんですか?にやにや。
「この・・・言わせておけば・・・!」
屈辱に震えるゆかりん。ゆかりんという絶壁が揺れているということは、もしかして地震ですかね?そういえば、誰かが地震への対抗策として、俺自身がそれ以上に揺れればいい!(意味不明)とか言っていた気がするので、少しやってみますか。
うおおおおおおおおお(屈伸煽り)
「これは・・・流石に草生えますね」
草生え散らかしているきりたん。意味が通じる人がいるのは助かる助かる。
「――ん?」
何か、思いついたようなゆかりんの声。どったのゆかりん。煽られ過ぎて頭エースになっちゃったの?
それとも気づいちゃいましたか?クスクス。気づいてしまったんですかぁ?
「・・・再戦を希望します。もう一回です」
ええ・・・。それは少し面倒臭いというか・・・。
フフフ。ねえゆかりん。それが人にものを頼む態度なのかな?
「・・・っ!」
そんなにやりたいなら・・・土下座しろよ(お正月番組並の要求)
「ほもじさん、意外とノリがいいんだね」
「あんなに感情豊かなゆかりさん、初めて見ました・・・」
マキさんとずん子さんがなんか言っていますね。コミュにデバフがかかるサイコパスでも、この程度の反応で許してくれるというのは、やっぱほもじちゃんの魅力が改めてやばいんやなって。
「・・・ほもじさんも楽しそうですね」
ぼそっと呟く葵ちゃん。うーん?おやおやおやー?(地獄耳)。葵ちゃん?あなたもしかして・・・まま、どうでもいいか。今は目の前のゆかりんで楽しむことに集中しましょう。――後で葵ちゃんをいじる(邪悪な眼光)
「ゆかり先輩頑張れー!」
あかりちゃんの無邪気な応援ですが、一体何を頑張って欲しいんですかね?もしかして土下座ですか?もしかしてあかりちゃんって私の同志だったんですか?
「も、もう一度戦ってください、お願いします・・・!」
えぇ・・・そこまでやりますか・・・(愉悦)。あーあ、もう(タイム)滅茶苦茶だよ。こんなんじゃRTAになんないよ~。でもまあ、そこまで頼まれたら、しょうがねぇなぁ(悟空)
「あ、アカン!やない、それは罠や!」
ええ。知っていますよ。茜ちゃん。賢明な視聴者の皆さんならお気づきかもしれませんが、ゆかりん、実は企みがあってこのようなことをしています。
ヒントを出すなら、私は先ほど勝つために何をしたのか、というやつでしょうか?
クスクス。クスクス
ねえゆかりん。あと何戦、戦いたいですか?
「・・・・・・っっ」
目を見開き。
「・・・くっ」
苦悶して。
「じゅ・・・」
欲望と戦い。
「10戦ほど・・・お願いします・・・」
なるほどねー。ふーん。
クスクス・・・クスクス・・・欲張りだね。ゆかりん
「いいよ」
じゃあ、ゆかりんにもご褒美をあげましょうか。
ああー。案の定、普通の読み合いだとゆかりんを倒すのにすっごい時間がかかっちゃうなー(棒読み)
「どうしたんですかやない?その程度では、私を倒すことは出来ませんよ」
くそー、確かにRTAなのに時間がかかってしょうがないなぁー(棒読み)
「読み合いではほぼ互角ですからね。読み合いでは。読み合いでは!」
じゃあ仕方ないかなー。読み合いで中々勝負が付かないなら、やっぱり盤外戦術を使うしかないなー(棒読み)
――好き
「ふぐっ」
<ウワァッッ!!!(ルキナの悲鳴)
あ ほ く さ
ちょっとそれは流石に露骨過ぎて、大草原ですわよ結月さん(お嬢様)
「なんて恐ろしい戦術でしょう・・・!こんなのを使われたら、一溜まりもないです」
(ちょっと声が)固くなってんぜ?棒読みにもほどがある(-114514点)
――好き
「ぐっ・・・」
<ウワァッッ!!!(ルキナの悲鳴)
こんな、稚拙なまんじゅう怖いを見せられるなんて・・・。なんて滑稽な。なんとも言えない気分です。あれほど天才的だったゆかりんが、たくさん殴り合ったあの好敵手が、こんなにも劣化してしまうなんて・・・。悲しいなぁ。
でも、そういうの滅茶苦茶大好きです。ウェヒヒヒヒヒ
――好き
「き、効きませんよ!」
<ウワァッッ!!!(ルキナの悲鳴)
――好き
「効きません!」
<ウワァッッ!!!(ルキナの悲鳴)
――好き
「全然効きませんね!」
<ウワァッッ!!!(ルキナの悲鳴)
「・・・ずんちゃん」
「なんですかマキさん?」
「私は、何を見せられているんだろうね」
「うーん・・・。夫婦漫才?」
「狂いそう・・・!(静かなる怒り)」
「マキさん!?」
はい。というわけで俺の勝ち!なんで負けたか(以下略)
本日の戦績は12戦12勝。私の圧倒的勝利です。ゆかりんはクソザコウンチーコングの口撃耐性でしたが、RTAで荒んだ走者の心にとびきりの愉悦を与えてくれた、素晴らしいまな板でした。
いやー今日は楽しかったですね。そろそろお昼ご飯を作りましょうか。ん?どうしたんですか茜ちゃん。
何?午後はみんなで桃鉄をやろう?ああ~いいっすね~!やりますやります。みんなでパーティーゲームとか、すっごく楽しそうですよ!
いやー楽しみだなー。というわけで今回はここまでです。次回もまた見てね。
・・・あれ?何か忘れているような・・・?(RTA)
セイカちゃん「クゥーン・・・」
人がたくさんいると、台詞を挟ませるのも一苦労なので・・・。必然的にあまり話す相手のいないセイカちゃんは喋らせづらいんやなって。
それはともかく、邪神テイストを出すために邪心が出ているシーンのフォントを変えてみたのですが・・・うーん。思った以上にホラーが入ったガチの邪神っぽくて草が生えない。
なんかこう、もっと弄ぶ上位者的な雰囲気の、美しさを持ったフォントはないですかねぇ。発見したら、フォントが代わるかもしれません。ご了承ください。
これからの希望ルート
-
ヒーロールート
-
ヒロインルート
-
ギャグルート