【RTA】VRゾンビサバイバー真エンド【解説】   作:ササキ=サン

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た だ い ま


25話

「ぬわああああああん疲れたもおおおおおおおん」

 

お風呂場の脱衣所。マキさんは女性としてどうなのか、少々審議の必要がある野獣のような声を挙げていた。

 

「疲れた…」

 

便乗するように、葵さんはため息をつきました。

 

「葵ちゃん、きつかったねー今日は」

 

??? 何がきつかったのでしょうか。今日はゲームばかりしていて、何か大変なことをした記憶がないのですが。

 

「えぇ、もう今日は…とてもキツかったです」

 

続く葵さんの同意。疑問符。本当によく分かりません。何がきつかったのでしょうか。

 

「防御が緩いからね・・・何でこんなキツいんすかねぇ~も~…やめたくなりますよ~自制~」

 

・・・。ジセイ。自省。時勢。自制?意味として通るのは、自省?マキさんは何か反省することがあったのでしょうか。

 

「どうしましょう・・・私も・・・」

 

どこか悩ましげに、ハァ~…と艶を帯びた葵さんのため息。男性ならドキッとするような色っぽさがあったのかもしれませんが、私はこのとき、謎の悪寒を感じていました。

 

「葵ちゃん、速いね…」

 

「もう…ビショビショで・・・」

 

葵さんとマキさん。どこか二人だけで通じ合っているような、そんな不思議なやりとり。こういったやりとりをされると、いつもならその内容を知りたくなってしまうのですが、なぜでしょうか。今回に限っては知らない方がいいと、嫌な予感が止まりませんでした。

 

「風呂入ってさっぱりしようよ~」

 

「入ろう、お姉ちゃん」

 

「せやな」

 

「うし」

 

全裸になったマキさんが、少し雄々しいかけ声と共にお風呂場へ歩いていきました。すれ違い様に、マキさんの裸体がドンと目に入ります。

 

お、大きい。

 

「ふぁー、あ、待ってくださいよぉ」

 

葵さん、茜さんもお風呂場へ。

 

・・・お二人とも、結構大きいんですね。それに比べると私は・・・いや、まだまだ小学生ですから。これからですね、これから。

 

「どうしたのきりたん?早くいくよ」

 

「あ、はい」

 

ずん姉様に声をかけられ、ハッと脱ぐのが止まっていたことに気づきます。慌ててシャツを脱いで、パンツを脱いで。

 

「・・・・・・」

 

ずん姉様も大きいし、みんな綺麗だな・・・。

 

なんとなく気恥ずかしくて、タオルで体を隠しました。

 

「ゆかり先輩、私背中流しますよ!」

 

「いえ、別にいいですよ」

 

同じく、お風呂場へ行くゆかりさんとあかりさん。

 

・・・・・・。うん、まあ。ゆか()りさん。

 

それを見たからでしょうか。どうにも、私の羞恥心はなりを潜めたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ・・・」

 

久々のお風呂に、思わず感嘆の息がこぼれた。

 

温かくて、体の力が抜けていく、そんな心地よさ。

 

 

「白菜かけますね~」

 

 

マキさんが葵さんの体を洗っているのが見えた。ゆかりさんとあかりさんもでしたけど、仲が良いんですね・・・。

 

「確かに、不思議ですよね、ほもじさん」

 

ずん姉様の声。ずん姉様がセイカさんとほもじさんについてお話ししているようでした。

 

「無表情で、何を考えているのかは分からないんですけど・・・でも、優しい人ですよ」

 

確かに、そうかもしれない。ほもじさんの態度は一見、冷徹というか、そういう誤解をされやすい系ヒーローみたいというか?でも、本心はとても優しい人なのだ。

 

「やないはまあ、基本すごい急いでいるからなぁ。必要な時以外はあんま喋らんし、誤解されやすいやろうな」

 

そうそう、ほもじさんはそういう人だ。言葉よりも行動。まさにそんな感じだ。

 

「そうですかね・・・?」

 

ぼそりと、そんな一言が聞こえた。

 

・・・・・・。セイカさん?

 

「――やないは、そんな単純な者ではありませんよ」

 

場の空気を切り裂くような。そんな鋭い声が、ゆかりさんから発せられた。

 

「優しい・・・あれはまあ、そういう一面もあるでしょう。確かに優しさを持っている。でも、決してそれだけではない」

 

どこか自慢げな、まるで私に対してマウントをとる時のウナちゃんのような雰囲気。以前まではとてもクールな人だと思っていましたけど、最近のゆかりさんはやはりどこか子どもっぽい雰囲気があるように思えました。

 

「確かに、桃鉄の時のほもじさん、面白かったですねー・・・」

 

あかりさんがどこか気の抜けたような声で、そんなことを言いました。

 

「あれは・・・まあ、知らない方がいいこともあるでしょう」

 

「やない、たまに忘れ物とかするからなー。意外と可愛いところもあるんやで」

 

そういえば。私は以前ずん姉様を持ち上げようとして、ぷるぷると震えていたほもじさんを思い出しました。確かに、思い返して見ると可愛いですね、ほもじさん。

 

「・・・一体、どこまでが計算尽くなのでしょうね」

 

ゆかりさんはどこか遠い目をして、ぼそりと何かを呟きました。

 

 

「頭にきますよー」

 

 

・・・・・・。まだマキさんたちは洗いっこをしているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

「やないは笑うとすごい可愛いんやで!すごかった!」

 

確かに・・・桃鉄の時、演技か何かでしょうけど、笑みを浮かべていた時が結構ありました。あれは確かにとてもドキドキして、なんだかいけない気持ちになってしまったような・・・。

 

「ええ、確かにほもじやない(・・・・・・)は笑うと可愛いですね。あれは・・・きっと嗤うことしかしないでしょうけど」

 

「???」

 

なんだか、ゆかりさんが意味深なことを言いました。あれ・・・?あれとは一体どういうことなんでしょうか。

 

「それはですね、きりたん。やないがまれに見せる恐ろしい一面のことですよ。たぶん、きりたんは見たことがないでしょうが」

 

そうなんですか?ほもじさんの恐ろしい一面・・・?ゾンビを切り倒している時の顔とかでしょうか?でも、あれは確かに無表情でちょっと怖いような気がしなくもないですが、そんなにあげつらうようなほどでも・・・?

 

ビクリ、と。茜さんが震えたのが目に入りました。温かいお湯に浸かっているというのに、とても青ざめた様子。一体どうしたのでしょうか・・・?

 

「あれは・・・確かに、怖いかもしれませんね」

 

セイカさんが、呟きました。

 

「でも」

 

 

 

 

「笑うと、とても綺麗で・・・温かいですよ」

 

 

 

 

そういったセイカさんの顔は、どこか誇らしげな様子でした。

 

むむ、どうやら私にはまだまだ知らないほもじさんの一面があるようです。もっと、深く知り合えるようになりたいですね・・・。

 

 

「は?」

 

 

ゾクッ。途轍もない悪寒。

 

慌てて後ろを見ると、そこにはいつも通りの顔をしたゆかりさんがいました。

 

??? 気のせいですかね?

 

「そろそろ、ウチはあがるかな。ちょっとのぼせてきたわ」

 

茜さんがお風呂から上がっていきました。私もあがりましょうかね。

 

おや?

 

先ほどまで、茜さんが座っていたところ。お風呂の段差のところなんですが、すごく抉れていますね。危ない・・・こんなところに座っていた茜さん、怪我はないでしょうか?心配です。

 

まだお風呂に入っている皆さんを尻目に、私は脱衣所へ戻っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「Foo↑極楽極楽…」

 

「マキさん…おやじ臭いですね」

 

「え゛っ…いやまあ、確かにそうかもしれないけど。傷つくなぁ」

 

「事実でしょう?」

 

「事実だから傷つくんだよなぁ…ブクブク」

 

「…あまりお湯を汚さないでくださいね。汚いです」

 

「オブラート……」

 

「ん?」

 

「??? どうしたんですか、マキさん」

 

「……」

 

「マキさん?」

 

「甘い」

 

「え?」

 

「お風呂のお湯、めっちゃ甘くて美味しい」

 

「えぇ…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人、校舎の中を歩きます。

 

夜の学校はとても不気味で。飛び散った血の跡が、一人歩きをしている現在をひどく後悔させました。

 

きっと、お化けなんていません。ゾンビはいましたが、お化けなんて非科学的なものはいるはずがないのです。

 

ガタンッと、物音。

 

「ひっ」

 

……。

 

何も、いないですよね?

 

もし、幽霊が出たら。

 

『楽しそうだね』

 

ふと、あの時のことを思い出しました。

 

「……フフ」

 

きっと、ほもじさんなら幽霊でも容赦なく対処することができるんだろうな。

 

 

 

 

『黙れ』

 

初めてほもじさんが私にかけてくれた言葉は、とても乱暴なものでした。でも、思い返せばそれは合理性の塊のような一言でもありました。

 

素早く姉を抱え…ちょっと疲れているからか、筋力が足りなかったようですが、物資を持って車で脱出する。あの人は何よりも合理的な行動をとっていました。

 

車の運転は…たぶん免許は取得できていない年齢なはずでしたけど、F1レーサー顔負けのドリフトというか、とにかくすごかったです。乗り慣れた我が家の自動車であんな動きができるのかと、とても驚きました。

 

 

 

 

『私を信じて、待っていて』

 

車で待っていて欲しい。そう言ってほもじさんはゾンビがひしめく校舎の中に入っていきました。

 

簡単に車の動かし方は教えてもらいましたが、マリカーでちょっとかじったことがある程度の私の腕では、いざという時にどうにかするのはとても荷が重いものでした。

 

でも、不思議と不安はなかったのです。

 

ほもじさんの戦う姿。陽炎のようにゆらめいたと思ったら、ゾンビが血を流して倒れる。

 

流水のように、澱みなく流れる…というのでしょうか?どんなゲームで見たものよりも鮮やかで、格好いいそれが、私の心に大きな安心感を抱かせました。

 

そして私は思ったのです。

 

まるで物語の中のキャラクターみたいだと。

 

どんな時も負けない最強のキャラクター。不屈の心と、卓越した技量を持ち、なおかつ美しさも兼ね備えた完璧な存在。

 

なんて、綺麗なんでしょう。

 

飛び交う血しぶきは、本来嫌悪すべきものであると思うのに。それでも、ほもじさんが戦っているその場においては、まるで舞台演出の一環ように、ほもじさんの美しさを引き立てていたのです。

 

きっと、大丈夫だ。この人がいる限り、私たちはどんなところでも生き抜いていける。そんな希望を、私はあの人の背中に見出しました。

 

 

 

 

でも、そんなことはなかったのです。

 

ほもじさんが噛まれて、どこかへ行ってしまった。それを追って、茜さんまでもどこかに行ってしまった。

 

足元から世界が崩れるような錯覚を覚えました。安心していた土台が、こんなにも容易く崩れ去るものなのだと。平穏がどれほど儚いものなのか、殴りつけるようにひどく強引に、私は現実を理解させられました。

 

どうして。なんで。ほもじさんっ!

 

私の叫びを、ずん姉様はただ黙って受け止めてくれました。そして一言。ずん姉様は頑張ろうと励ましてくれたのです。

 

今思えば、それは私を励ますためだけのものではなかったと思います。

 

だってあの時、ずん姉様は私を抱きしめながらも、確かに涙を流していたのですから。

 

 

 

 

次の日。ケロリとした様子で帰ってきたほもじさんを見て、私の心は歓喜に占められました。

 

嬉しくて、嬉しくて。そしてなによりも、私は安堵したのです。

 

ウイルスに感染しても、むしろ身体能力が強化されて帰ってくる。私はこの時、ほもじさんはきっと物語の主人公に違いないのだと、そんな確信を抱きました。

 

茜さんも噛まれたのにちゃんと帰ってきました。ああ、大丈夫なのだと。ゾンビがあふれる、創作のような地獄の世界だと思いましたが、それはきっと違うのです。

 

確かに困難があふれる世界なのかもしれませんが、それでもきっと、この世界は主人公には優しい世界なのだと思います。

 

大丈夫、大丈夫です。怖くない。怖いはずがありません。

 

 

 

 

ほもじさんが行ってしまった。止める間もない。待って、待ってほもじさん。いかないで。

 

忘れ物を取りに来た。嬉しい。そのままずっとここにいて欲しい。ああ、待って。せめて、傍に居させて。

 

でも、言えなかったです。怖くて怖くて仕方なかったけど。

 

だって、そうでしょう?

 

主人公みたいに何でもかんでも上手くいくから、ほもじさんの傍に居たいなんて。明らかにおかしいですから。

 

おかしい。おかしい?でも、そうでしょ?ほもじさんは強いんだから。

 

全部全部、怖いものをなぎ倒せる。ほもじさんがいるなら、もう何も怖くない。

 

でも、でもです。私は分かっているんです。自分がおかしくなっていることを。ほもじさんに依存し始めている自分がいることを。

 

だから、私は必死に自分の気持ちに蓋をしました。ずっと傍に居たい。いて欲しい。ほもじさんが欲しい。そんな欲望を必死に閉じ込めます。

 

 

 

 

ああ、でも。

 

こうして足を止めて考えていると、やっぱり自分の矛盾した気持ちに気づきます。

 

『助けて』

 

私は、役に立てたのです。

 

『ありがとう』

 

認められる心地よさを知ってしまったから。

 

「私は…」

 

怖い。でも、貴方の隣に立ちたい。

 

貴方に縋りたい。でも、頼られるようになりたい。

 

ほもじさんに会いたい。でも、ほもじさんに情けない私を見られたくない。

 

「私は」

 

――大人になりたいです。ほもじさん。

 

 

 

 

「ふう…」

 

少し、息を吐きます。

 

暗い夜道。ふと、月明かりが真っ暗な廊下を照らしました。

 

光に切り裂かれる黒を見て。私は恩人が立ち去るような残念さを覚えました。

 

きっと、この暗闇があったから、私は自分自身を見つめなおすことができた。

 

何も見なくて済んだから。きっと私は内側を見通すことができたのだ。

 

バイバイ。そんなことを思いました。

 

 

クスクス

 

クスクス クスクス

 

不気味な笑い声が聞こえました。

 

「……」

 

幽霊…ですかね?

 

怖い。そういう気持ちは少しありましたが、もう悲鳴をあげることはありませんでした。

 

クスクス クスクス

 

でも。

 

ゾワリと、体中の産毛が逆立つような。おぞましい何かがそこにいることが、なんとなく感じられました。

 

影が、闇が。忌避すべき何かが、嗤っている。

 

クスクス クスクス

 

少しずつ、近づいてくる。

 

クスクス クスクス クスクス

 

・・・・・・。

 

どうしてでしょうか。恐ろしいはずなのに。おぞましいはずなのに。

 

不思議と。危機感は感じませんでした。

 

その時でした。なぜかは分かりません。でも、自然と声が出たのです。

 

 

 

「ほもじさん?」

 

 

 

……。

 

一瞬の静寂。

 

「当たり」

 

気づけば、私はほもじさんに抱きしめられていました。

 

でも、どうしてでしょうか。体の強張りが解けません。

 

安心できないのです。

 

おぞましい何かが、まだそこにいるのです。

 

「こんな非常事態ですから、単独行動は感心しませんね」

 

後ろから抱きしめられて。ほもじさんの顔は見えませんでした。そのことに安堵している自分がいるのです。

 

汗が、じっとりとした嫌な汗が出ます。

 

頭上にあるほもじさんの顔を見たいという気持ちと、見たくないという気持ちが。二つあったのです。なぜか私は葛藤しているのです。

 

クスクス クスクス

 

嗤い声は、絶えません。すぐそばから、それが聞こえました。

 

「次からは、しないでくださいね?」

 

とても、力のこもった声でした。ピシッと、どこか空気が裂けるような感覚。どうしてかは、それが何なのかは理解できなくても、そこには凄まじい重圧があるのです。

 

 

でも。

 

 

私の体の強張りは、そこで消えました。

 

力が抜けました。ようやく、私は一息つくことができたのです。

 

「きりたん?」

 

見上げると、そこにはどこか心配そうな顔をした…。でも、無表情のほもじさんがいました。

 

「はい、次からは気を付けますね。ほもじさん」

 

無表情なのに、どうしてでしょうね。

 

それがおかしくて、私の口から笑みがこぼれたのでした。

 

ああ、それと。

 

東北妹、じゃなくて。初めて名前で呼んでくれましたね。ほもじさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだこのメスガキ!?危ないことをしているのでビビらせてやろうと思ったら、なんか余裕の笑みを浮かべていますね。分からせてあげましょうか…!?

 

「い、いひゃいですいひゃいですほほじふぁ…」

 

きりたんのほっぺたはモチモチで触り心地がいいですね。ちょっとちぎってもいいですかね。摘まめるくらい頬肉があるんですから、ちょっとくらい抉り取ってもかまへんか…。むしろみんな大好きな小顔効果(物理)がありますからね。きりたんも泣いて感謝するでしょう。

 

なーんて。冗談ですけどね。RTA中(・・・・)はやりませんよ。はい。

 

それにしても、やっぱりきりたんは可愛いですね…。弱いくせによく頑張るというか…そのための右手?(用途不明)

 

ぬわああん!!きりたんをぐちゃぐちゃ(意味深)にしたくなってきました。食べたい。食べたくない?ハンバーグ、美味しいよね(唐突)

 

ちょっとまずいですねぇ。きりたんの成長が相変わらず尊くて…。二回も男汁を出した(ジョーク)。はい、かなりテンションが上がっていますね、私。

 

前々から兆しは感じ取っていましたが、夜に一人でほっつき歩いているだけで成長イベントをこなすとは…。あげくに、あれだけ脅してあげたのに、こんなにも平然と対応してきました。常人ならSAN値直葬レベルのプレッシャーをかけたんですけどね…。やはりヤバイ(再確認)

 

ほもじさんの魅力ステのおかげか、ゆかりんがいることの効果なのか。最近のヒロインズの挙動がなんかおかしいというか、ちょくちょく前例がない動きをしますね。おかげで、RTAなのにとても愉しいです。

 

それにしても、本当に…。子供の成長って、いいですよね。美しく成長していく心を、魂を見ると、思わず頬が緩んでしまいます。

 

「あっ」

 

?? どうしたんですかきりたん。

 

「いえ、なんというか…」

 

――本当に、綺麗な笑み…。

 

…? きりたん、顔が赤いゾ。これはきっと夕焼けのせいでしょうね(Tonight)

 

今回は恋愛なしチャートですから…!(今更感)

 

申し訳ないが恋愛はNG(アイドル並みの感想)

 

さて、とりあえず部室に戻りますか。ほい。手をつないで、一緒に戻りましょうね。

 

これはあれです。恋愛とかいう甘酸っぱいものじゃなくて、ただきりたんの手に触れたいという肉欲に満ちた私的な感情なので、恋愛ではありません。ヨシ!(現場猫)

 

ああ^~きりたんの手がぷにぷにで柔らかいんじゃ^~

 

ん?きりたんがつないだ手を顔の高さまで持ち上げて…?

 

「暖かいですね」

 

……。

 

頬に手をすりすりしていますね。いや、別にそういう意図で手をつないだわけじゃないんですが。ぶち殺しますよ?

 

あかんこれじゃタイムが死ぬぅ!もう既に死んでるようなものとは言ってはいけませんが、それでも1秒でもタイムは縮めたいです(ほんとぉ?)

 

こうなったら、奥の手です(お目目ぐるぐる)

 

「きゃっ」

 

きりたんをお姫様抱っこして、全力で部室までダッシュします。行きますよ~イクイク。

 

……どうして私はこんなことしているんでしょうね。正直、編集していてもちょっとこの時の行動がよく分からないです。まあ、RTAでも結構ノリで行動していますからね、私。だからきりたんが幸せなら……OKです!

 

「早い!ふふ…! 楽しいです、ほもじさん!」

 

なにわろとんねん(サイコ)

 




前回予告したゆかりん名探偵まで終わらなかった・・・。何でも許してくださいお願いします!

これからの希望ルート

  • ヒーロールート
  • ヒロインルート
  • ギャグルート

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