そこには幸せが溢れていた。

頼り甲斐のある、尊敬できる父。

子供ながらに正義感に溢れた弟達。

厳しくも、愛を持った母。

ありふれた、しかしかけがえのない日常。

唯一の汚点は私がいたこと。

それが全てで、それで終わりだ。

亡き母の遺言通りに私は今を生きている、いまも焔を求めながら。
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