MALE DOLLS外伝集   作:ガンアーク弐式

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試作強化アサルト氏の危険指定存在徘徊中との大型コラボ編の三話目です
https://syosetu.org/novel/190378/

今回の後半部は以下の話を別視点から描写した物です

不幸って突然起きるものだけど連続して起こるってことあるよね・・・・・・(経験談)(コラボ回
https://syosetu.org/novel/190378/79.html


大規模補給路破壊作戦3

対空兵器を無力化しつつ、敵司令部に向かうアラマキ分隊とDG小隊とM134であったが、突如アラマキの通信機から流れる男の声に全員が固まった

 

『敵司令部は絶滅させた、少なくとも俺が来た後は誰も逃がしてはいない、情報とか欲しいんなら取りに来〜い、ある程度集めてあるが欲しいのがあるかは知らん』

 

上機嫌だが、禍々しい気配を含んだ男――ビーストの声が流す通信機を、アラマキとその周囲にいたDG小隊の面々とM134、漢陽は息を止めて、通信機を凝視していた

アラマキに至っては目をかっぴらき、手に持ったM4A1カービンをグリップを強く握り占めていた。

それを見たウェイターが彼に向かって疑問をぶつけた

 

「今の声が誰なのか知っているのですか?」

「BLACKWATCHの幹部、ビーストだ。少し前に、ワシのドローン支援隊に支援を頼んだ男がそう名乗っていた」

「マジかよ……」

 

アラマキの言葉にスミスが顔をさらに青ざめた。

ビーストの通信内容を言葉通りに受け取るなら彼が過激派の司令部を制圧した上に関する情報を集めた上で司令部で居座っているという事だ

 

スミスが青ざめるのをみて、M134が首を傾げた

 

「そのぶ……なんとかという連中はやばいのか?」

「あぁ、正規軍並みにヤバい連中と「そんな生易しいヤツじゃない」

「アラマキさん!?」

 

M134の疑問に答えるバレットの言葉をアラマキが遮るとレストが疑問をぶつける

 

「正規軍よりもヤバイってどういうことだ?」

「言葉通りだ……、BLACKWATCHの構成員がそうだと限らない。だが、通信越しでしか会話してないがワシには分かる……ビーストは人間の形をしたナニカ(バケモノ)だ。下手に刺激すれば、ヤツの周囲にグリフィンの人形の残骸と屍の山がいくつもできるぞ」

 

アラマキの言葉にその場にいた全員が固まった。アラマキの目が脅しや誇張で言っているのではないという事をバレットたちは理解した

 

 

それを見たアラマキはとある決断を下すと口を開いた

 

「ワシが単独で敵司令部に突入する。バレット、漢陽の指揮権を君に預ける」

「ちょっ爺さん、正気か!?」

「ご主人様、お一人で向かうのは危険すぎます!! 愛ちゃんもご一緒します!!」

 

アラマキの発言にスミスと漢陽は愕然し、アラマキを引き止めようとするが、アラマキは気にも留めずに言葉を続ける

 

「ワシの人生の大半を常識の裏側と向き合う事に捧げたような物だ……人間を甘く見るなよ」

 

 

 

 

DG小隊に漢陽を任せたアラマキは、強化スーツのパワーアシストを全開にして、ビーストが居座っているであろう炎上している司令部へ一直線で向かっていた

すでに司令部付近に展開している過激派達はAODとグリフィンの戦術人形部隊から逃げ惑っているも同然の状況だったおかげで、アラマキを行く手を阻む者はほとんどいなかった

 

だが、司令部である車両基地まで、数メートルという所まで近づいた所でアラマキが見たのは遠方で太い光――レーザーが降り注ぐ光景だった

 

その直後で、先ほどの後継はBLACKWATCHの試験兵器が暴発したことによる物だという無線がオープンチャンネルで伝えられるが、アラマキはそれが異常なモノの仕業だとすぐに見破った。それは常識の裏側とかかわり続けてきたアラマキの経験故に見破られたのである

 

「いかんな……異常(バケモノ)がを引き寄せ始めている。最悪、情報は諦めて異常を狩る事になるか」

 

アラマキがそう呟いて、腰につけた斧に触れた瞬間、アラマキの無線からタビー達の絶叫が響き渡った

 

『爺さん、応答してくれッス!?』

「タビー、何があった!?」

『爺さん、無事だったか……退去場所に待機していたグリフィンの戦術人形部隊がミサイル攻撃を受けったッス!!』

「なんだと、お前らは無事か!?」

『ウイッス、俺達は無事けど……ザザザッザザザザザザザザ』

「タビー、通信妨害……!?」

 

 

 

 

タビーの通信が突如ノイズまみれで聞き届けなくなった瞬間、アラマキはとっさに上を向いた瞬間、言葉を失った。

空に二つ目の太陽のような光が輝いており、その光が輝く方向がAODの爆撃隊が来る方向であった。アラマキは知らなかったが……それは、アラマキが追っている組織が作ったS.W.B.Mと呼ばれる対地対空両用の特殊なミサイルであった

 

「あれはなんだ!? それにあの方向はAODの爆撃隊……まさか、やつらか!?」

 

アラマキの脳裏にある組織の存在を浮かびあがった。人類人権派団体の力を増強させながらも姿を見せなずに、その裏で暗躍する者達を……ヤツラの存在を

 

だが、その一瞬の隙が大規模拠点に付近に突如出現した巨大なソレが放ったミサイルに気付く事が遅れていた

 

ドガガガガガガガガガン!!!

 

「ウギャアアアアアアア!?」

「ウワァァァッァァァァァァ!!」

「キャアアア!?」

「グワァァァァァァァァア!!」

 

ソレから発射されたミサイルや砲弾の雨あられがAODの兵士やグリフィンの戦術人形達を爆炎と吹き飛ばし、蹂躙していく。

その内の一発はアラマキの近くで展開していたAODの歩兵が潜んでいた残骸に着弾し、爆炎と爆風が隠れていた兵士ごと焼き払い、近くにいたアラマキも爆風が迫る。

ミサイルに気づいたアラマキは、爆風から逃れようとするも間に合わずに強化スーツを破損させながら、2m近く吹き飛ばされた

そして、爆風でふきとばされたアラマキの身体は地面に強く叩きつけられながら、更に強化スーツを破損。

 

「グッ、ペルシカ謹製の強化スーツでも衝撃を防ぎきれんか……奴の仕業か」

 

アラマキは体を動かそうとするも激痛で体を動かす事が出来なかった。しかし、ミサイルの放った元凶の姿をはっきりと見る事ができた。

 

それは一言で言うなら、多数の武器を満載した6m程の機械の巨人。

右腕と一体化したグレネードランチャー付きアサルトライフルを模したような機関砲と左腕に装着した盾、肩には突き出す様子に伸びた大砲とミサイルポッドと誰が見ても重武装、重装甲であるのは明白であった。

 

そして、激痛で身体を動かせないアラマキは巨人が搭載されている重火器類で友軍を蹂躙が終わるその時まで、見る事しかできなかった。

 

DG小隊のリバイバーがF.E.F.Gで巨人の大砲から放たれるビームから友軍を護る光景を、そして、リバイバーの起死回生のレーザーの一撃を巨人がシールドで防ぐと同時に肉薄し、胴切りにする瞬間もアラマキはただ、見る事しかできなかった

 

しかし、アラマキは巨人が友軍を蹂躙している間に、盾のような装甲に書かれていたそれを……彼らにたどり着くための手()()()を見逃さなかった

 

『FANNIES』と描かれた文字のエンブレムをアラマキは見逃さなかった

 

「そのエンブレム……お前らの名は()()()()()()か、覚えたぞ……」

 

アラマキはその言葉を忘れないように力強く呟いた

そして、巨人の蹂躙が始まった頃から気付いた空間の穴から感じる視線に向かって威圧感を込めて口を開いた

 

「貴様……見ているな……!?」

 

その言葉を発した後、アラマキも限界を越えていたせいか、彼は意識は闇へと落ちて行った




とりあえず、試作型機龍様、ごめんなさい!!!orz
BLACKWATCHをある意味で過剰にアラマキさんが警戒した上で他者に伝えてしました

不都合な点があったら、修正しますのでお伝えください

一話か二話でコラボ編の終了する予定です
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