ガリアは戦前、43cm砲を持つ新型戦艦を最終到達点と構想していたが、大和型戦艦に軽く超えられてしまうこととなった。怪異に長らく占領されたガリアには、もはや、40cm砲艦すら運用する余力も無くなっており、ティターンズとの密約無くば、早期の軍事的復興は成らなかった。ティターンズから提供されてきた鋼材で建造が再開された『アルザス級戦艦』。反ド・ゴール派は巻き返しを図ったが、大衆が軍事的地位の保持を志向し始め、結局は中止には出来なかった。だが、その頃には、扶桑が完全に戦時体制に移行。兵器の質は隔絶したものへとなっていたのである。
日本は扶桑軍を縮小・改編し、自衛隊の一部門とする計画があったが、内政干渉になるのと、膨大な軍関係の雇用をどうするのかという問題、戦艦や重巡の運用ノウハウは敗戦で喪失済みであるし、扶桑は史実の大日本帝国より広い面積の国土があり、自衛隊の兵力では到底足りないという問題から、見送られた。妥協的に『陸軍を縮小し、空・海軍を近代化し、陸戦隊を海兵隊化する』という方針が協定とされたが、他国の干渉で、陸軍の現状維持が決められた。カールスラント軍が形骸化した以上、扶桑にまで軍縮をされれば、連合軍は立ち行かなくなるからで、結局は周りに担ぎ上げられる形で、扶桑の軍事的地位が向上するという、史実と真逆の結果になったのである。
それに伴い、強大な力が必要となった事から、扶桑の部内で疎んじられていた『異能者』たちが英雄と扱われていった。これに反発した、ダイ・アナザー・デイ当時に中堅層であった世代の魔女らだが、まるっきり変わり果てた戦場の前には無力でしかなく、元々、地球連邦軍の最精鋭という謳い文句があったティターンズ残党は愚か、彼らの教育を受けた兵士らにさえ、軽く狩られることが相次いだ。質の均一化にはリスクが伴うことが『魔女の大隊が何も出来ずに、あえなく粉砕された』ことが繰り返されたのである。太平洋戦争では、その戦訓により、魔女の部隊は64Fを含めて、精鋭と評判のある部隊のみが展開している。それも、一線の人員は多くが(本来ならば)旬の過ぎたはずの世代の人間であったが、10代の雇用が実質的に規制された以上は、ダイ・アナザー・デイを経験したか、それ以前からの世代の生き残りを配置し続けなくてはならない。日本は前線配置の飛行時間を500時間以上に設定しているが、魔女はそこまでに達するまでに『あがり』を迎える場合も多いため、人員の新陳代謝が実質的に停滞してしまった感は否めない。とはいえ、10代を終えた途端に世代交代が強いられるのは『割が合わない』と見なされてもおり、現状は財政面から歓迎されている。しかし、せっかく数年は働いてくれるはずであった『中堅』を欠いた事は、魔女に許されていた社会的特権等の喪失へ繋がった。その代わりに軍を支えることになった『異能者』に特権が許されるようになったのは、軍略に影響を及ぼせるのが明確になっていたこと、未来世界の過酷な宇宙戦争でも活躍できるという『実績』が錦の御旗になったからで、結局、部隊能力の平均化の指針が物量攻勢に否定されてしまった後、尖った能力が必要とされる状況に陥り、分散配置も『物量に捻り潰されるのがオチ』と、新兵器の前線配備はまとまった数ですると決められた結果、新兵器の配備予定の部隊がその前に全滅するなどの事態も頻発。結局、新兵器のテスト運用は64Fが兼任することになり、それで問題点を洗い出し、全軍向けに量産する方針となった。その兼ね合いで、未来兵器の運用も公認されたわけである。
「陸軍の連中の空気、重くね?」
「連中は日本に目の敵にされて、贅沢な食事も控えてるからな。あたしらは戦う代わりに、特権が許されてるからな」
この頃になると、扶桑の大衆の嘆願により、士官であれば、基地外での食事などは許されたが、下士官以下は自粛が続けられた。大衆への暴力を恐れたからで、結局、日本は酒保のPXへの改編による品揃えの増強、下士官以下用のサロンを基地に設けるなどの手間がかかったため、経費削減のため、『模範的な素行であれば』の条件での外出を許可した。善行章(精勤章)などの文化が忘れ去られていたための埋め合わせで、日本側の(旧軍解体からの歳月による)文化の忘却により、扶桑が不利益を被る事例であった。結局、64Fの一員になるのが『外出許可をもらう近道』と見なされるのを防ぎたい上層部は(人材の一極集中を防ぐため)政治に締め付けられた軍人の福利厚生制度の回帰を図っていた。扶桑の大衆の支持があるので、日本も反対は出来なかった。軍票関連のパニックも日本の思い込みで引き起こされたと言っていいため、民間主導への移行は時として悪手になるのである。
「仕方がないから、下士官以下をパーティに参加させてやるのが、士官の務めになった。下士官以下をいじめすぎると、却って反乱の芽になりかねないからな。日本はそれが分かってないのさ。この時代の軍人の多数派は、士族や平民の次男や三男坊なのにな。中途半端な学しかねぇ連中も多いし」
扶桑の大衆の多数派が大卒になるには、あと数十年以上は必要であるし、華族の特権が解体され、一族総中流化が起こっても、形式的な上流階級は必要である。そのことにより、日本は扶桑への内政干渉を(政府レベルでは)止めたが、民間は規制出来ないため、市民団体による損害がかなりに登った。しかし、那覇の炎上事件以降は鳴りを潜めた。
「まったく。那覇の件で懲りてねぇのかよ」
「ゴッドマーズに感謝しとけっての、日本は」
明神タケル(マーズ)は魔女の世界での『不測の事態』に対応する要請を受けているため、強力な怪異をゴッドマーズで討伐している。いくら怪異と言えど、全次元世界でも五本の指に入る強大さを誇るスーパーロボットたるゴッドマーズには手も足も出ずに完封されたが、彼がガイヤー以下の六神ロボを呼び出すまでに生じた被害は甚大であったのも事実であった。首里城こそ無事であったが、市街地はボコボコであった。軍の駐留で得られるはずの収入を理不尽に潰された那覇市への損害補償も馬鹿にならず、日本は結局、市民団体の扶桑への干渉を止める権利を扶桑軍と扶桑警察に与えることとなったが、日本警察が軍部に関してはごねたため、プリキュア達に司法警察権も付与することで妥協された。また、艦政本部は『戦艦は大和型戦艦を祖とする重戦艦に絞りたいが、汎用性のある巡洋戦艦も本来は造るべきである』という日本側の方針により、超甲巡を巡洋戦艦化することが進められた。怪異は21世紀のフリゲート艦や駆逐艦程度は一蹴する火力を持つため、最低で150ミリ以上の重装甲か、対ビームコーティングやIフィールドが必要である。結局、怪異相手に直接打撃戦をこなすには、戦艦級の防御力が必要なのである。それも、最低で長門(最終時)クラスの防御力が。日本の自衛隊の艦船には荷の重い仕事である。結局、この事実は公表され、戦艦の維持の大義名分に使われた。ミサイルは迎撃の危険はあるが、砲弾はその危険が少ない。かといって、巡洋艦や旧式戦艦程度の火力では不足する。結局、日本の市民団体は自らの言説の説得力を無くす事件を現地への実害込みで起こしてしまい、扶桑のコントロールに興味を無くしていく。それでいて、損害賠償はしない。その姿勢が顰蹙を買うという流れであった。日本政府が扶桑のコントロールに興味を無くしていったのは、こうした厄介事を面倒くさがったからである。
「日本政府も、この戦争に興味を無くしているが、市民団体は何かとうるさいんだ。自分たちが監視者気取りなんだ。だから、少数精鋭で大多数を血祭りにあげろとか言うんだよ。華族のすべての財産を国庫に入れろとか、ね。そういう連中の行き着く先がティターンズであり、ジオン公国なんだけどね」
日本の市民団体は過激思想者が多い。そうした者たちが権力を持ったケースがジオン公国とティターンズである。いずれも、政権崩壊後に行いを否定された。大日本帝国もすべてが否定されたわけではないのに、大日本帝国的な要素を葬れれば、後はどうなろうが勝手。という市民団体の独善は、扶桑の大衆の反感を買っている。その反感を抑えるために、日本政府は戦争の長期化を望む。なんともいい難いジレンマであった。
「日本政府は扶桑による逆占領を恐れてるから、扶桑の政策にあまり口出ししない。だけど、市民団体の連中は自分たちが『連邦組織の長』だと認識してるから、扶桑を植民地同然に見下してる。昔の大日本帝国以下で、銀河英雄伝説の地球統一政府と同レベルだ」
のび太は駐屯地のサロンで、そう口にする。妻が公安警察の一員であり、自身も裏社会でも地位を持つ人間であるため、市民団体の独善と偽善をそう評した。
「日本の人間は大半が戦後生まれ。戦前生まれは絶滅危惧種に近いくらいに数が減ってるからね。だから、自分達の先祖が生きた体制を批判するし、経済で繁栄したと豪語してる。だけど、その繁栄は人口の多い世代がもたらしたボーナスのようなものに過ぎなかった。バブル崩壊以降の無策がそれを証明してる」
「で、扶桑の富を使って、経済復興を」
「日本は少子高齢化で詰んでたからね。人口ボーナス期に入りつつある扶桑の力がなきゃ、2040年代には、民族の将来的な消滅が現実味を帯びていたって言われてる。だから、扶桑と手切りしたくないが、日本の民間団体の多くが暴れてるからね。連中は未だに忘れられないのさ。『ジャパン・アズ・ナンバーワン』って言われて、周りから羨ましがられてた時代を」
のび太は壮年に入り始めている年齢になったため、こうした発言もする。実際、義娘になった(のぞみAの夫であるコージは、のび太の養子のため)のぞみAの転職の失敗も、こうした『扶桑人への無自覚な見下し』が起こしたと言っていい。
「だから、政府は扶桑におべっかを?」
「うん。扶桑の富で経済復興したからね。のぞみちゃんの処遇で外交問題にもなったから、日本は富だけもらいたいが、深入りしちゃったんで、後に引けない。その兼ね合いの結果がGフォースなわけ」
ゴジラの脅威に対応する力は欲しいが、三代目以降の不死身特性持ちゴジラが現れた場合、オキシジェン・デストロイヤーでも殺せないであろう事は既に予測済みだが、二代目以前であれば、初代と変わりない生態であるはずなので、オキシジェン・デストロイヤーが最適な兵器となる。芹沢博士(オキシジェン・デストロイヤーの開発者)の思惑とは別に、ゴジラの進化が『人智をいずれは超えてしまう』ことが目に見えていた故に、ゴジラをその前に抹殺しえる唯一無二の21世紀以前の兵器として、野比財団の手で再現が試みられている。つまり、ドラえもんの世界では、『ゴジラが戦後間もない時期に大暴れしていたが、日本が復興と帝国の遺産というべき研究で生かされた事実の否定のために、一切の公式記録が闇に葬られた』という闇の深い事実が浮き彫りになっていく。
「オキシジェン・デストロイヤー、知ってるかい?」
「ゴジラを一回は抹殺した超兵器だろ?爺様が子供の頃に見たとかいう、初代ゴジラに出てきた……まさか」
「うちの財団に、関係者の遺族が持ち込んだメモ帳にあったんだよ。博士がアレを生み出してしまう過程の様子が。驚いたよ。多分、本人も忘れてたんだろう。それをもとに、オキシジェン・デストロイヤーを生み出せと、日本政府から至上指令が出た。反対したが、政府は『ゴジラの進化が人智を超える』可能性を恐れててね。四代目以降に進化する前に抹殺するしかないと、腹をくくってる」
「ゴジラはいるのか、やはり」
「二代目が三代目に変異することを恐れてる。初代が映画通りに暴れたけど、オキシジェン・デストロイヤーで初代を抹殺した後、時の政府が隠蔽したが、ゴジラ自体は現れ続けてたらしいからね。それが二代目だ」
二代目ゴジラは1975年までの活動は確認されたが、以後は鳴りを潜めている。おそらく、ミニラが成長して代替わりしたと思われるが、1954年を覚えている者らは再度の災害化を恐れ、超兵器を開発させていた。だが、日本の為政者達は世代交代でゴジラのことを忘却していったため、超兵器を死蔵してしまうことになった。思い出された後は『厄介モノ』扱いで、Gフォースに回した。ある仮説があったからだ。1984年頃に『ゴジラが不死身の怪物に進化する可能性』に触れた論文が自衛隊内で書かれ、それが真実味を帯びていたため、オキシジェン・デストロイヤーやメカゴジラなどの超兵器が(その当時の資金力に物を言わせて)脚光を浴びた。だが、芹沢博士亡き後、オキシジェン・デストロイヤーは再現不可とされたため、メカゴジラやスーパーXに資金が割かれた。だが、オキシジェン・デストロイヤーの開発者の芹沢博士自身も忘却していたメモ帳が残っており、世代交代した遺族が意味を知らずに野比財団に寄贈したと言うわけだ。
「僕の財団がその開発者の遺族から寄贈されたメモ帳を確認したら、その実験過程が記されていて、日本政府が再現を至上指令として下した。ゴジラを完封した唯一無二の兵器だ。そりゃ、喉から手が出るほどに欲しいに決まってる。財団の管理に置くっていう条件で、再現が決まった」
「つまり、お前の世界はゴジラが三代目の次元に至らなかったが、人類はそうなる可能性を見込んでた世界線なんだな」
「そういう事。外国はアメリカを除いて、ああいう怪獣の実在を信じなかったようだし、ウルトラ怪獣みたいに、世界各地にいるわけでもない。だから、未来で宇宙怪獣が現れた時、地球連邦が泡を食うんだよ」
「それで、バスターマシンに至るってわけか」
「そう。幸い、銀河系のは巣が倒されたけど、もし、宇宙の抗体仮説が正しければ、他の銀河にもいるはずだ。だから、銀河を切り裂く威力の兵器が必要になったんだろう」
地球連邦軍は波動砲を量産しているが、原理はあくまで『タキオン粒子を一つの小宇宙に匹敵するエネルギー量までチャージして撃つ』というもので、単に強力な粒子エネルギー兵器であり、ガイア(反地球)の持つ『次元波動爆縮放射機』ではない。この違いにより、ガイア側の古代進は(外交問題の責任を追求されて)冷や飯食いに追い込まれたわけである。地球連邦政府(アース)はこの差による軍事的優位を武器に、反地球(ガイア)の居丈高さを打ち砕き、実質的に地球連邦政府の支配下に置いた。表向きは『地球星間連邦への加盟』だが、事実上は併合に近い。これに伴い、ガイア側の波動エンジン艦は(もろ他の危険と劣化コピー問題により、アース側の波動エンジン艦に次第に取って代わられることになる)次第に退役を余儀なくされることになる。これに伴い、ガイア側の宇宙戦艦ヤマトとアースの宇宙戦艦ヤマトは『似て非なるもの』ということも認知された。
「今回の怪物も、なんかの要因で休眠から目覚めたに違いない。将来的に、怪獣に進化しかねないから、その前に駆除しろと、評議会からお達しが来たよ」
「へっ、スポンサーは無理難題を仰る」
シャーリーは大いに愚痴るが、彼女は麦野沈利であった時の記憶も思い出したため、余計にがさつな口調になっている。ルッキーニBが怯えたのは、このがさつな口調が迫力ありすぎなところだ。
「その口調だけど、ルッキーニちゃんのBが怯えてるよ、君」
「あいつ、ちっぱいはヤダー!とかいうんだぜ?だから、つい……」
「君がキレると、子供はギャン泣きなんだから。少しは謹んだらどうだい」
「……努力はしてるよ」
図星なので、シャーリーはのび太に何も言えなくなる。シャーリーは覚醒で、がさつかつ、荒々しさが10倍増しになっているので、子供が怖がる。無論、キュアメロディとしての温和さもやれるのだが、紅月カレン寄りのガサツさが転生後の素に近いので、そう振る舞っているほうが気が楽らしい。
「私も、Dからぶーたれられましたよ。切ちゃんのDからは『属性が反転してるデスー!!』って言われちゃったし」
「まぁ、真逆だしね。君も説明がややこしいよ、ブライアンちゃん」
「私の場合は、競馬の馬の生まれ変わりで、あんたらと出会ったところから説明せねばならんからな……。しかも、キュアドリームの体を借りている状態だ」
「プリキュアって、精神が入れ替わってる状態でも、普通に変身できるんだな」
「フレッシュの時代に確認されたことだから、もうずいぶん古い事柄だよ、ナオちゃん。それに、のぞみちゃんはこの世界の名家の息女の立場を乗っ取るみたいな形で転生したから、他の子より事情がややこしいんだ。だから、色々な兼ね合いで、不在ってことにも出来ないから、精神を入れ替えることにしたんだ」
「と、いうことは、あいつ、今ごろはお前の立場であれこれ苦労してるってことか」
「生徒会や、ゴルシちゃんと親しい子らに生活の支援を頼んであるよ。だから、今回のことに、ジェンティルドンナちゃんが乗ったんだ」
「あの怪力女か……。どうなってるんだよ、あいつ。バルクホルンが魔法込みでも千切れない強度の鎖を軽くねじ切りやがったぞ?」
「奴のパワーは現役ウマ娘の中でも、随一のものだ。牝馬を前世に持つウマ娘として、最強無比だろう。それでいて、どっかの一流大学の医学部からは誘いが来てるとか聞いた。新進気鋭の資産家の令嬢だしな、あいつは」
ブライアンはここで、自身よりもジェンティルドンナのほうがパワーがあることを明言しつつ、ジェンティルドンナは(資産家の令嬢であること、ジェンティル自身も、在学の身ながら)企業を既に経営している。また、親類が院長をしている総合病院から『うちの医学部に入らないか』という誘いを受けているなど、総じて勝ち組な人生を送っている(史実を考えれば、子も成せる)ことに触れる。
「レースでの実績はこれからできるが、あいつはディープインパクトの最高傑作の牝馬の生まれ変わりだ。それ相応の実績を挙げる。ある意味、より後の世代のアーモンドアイに引けを取らんくらいの、な」
アーモンドアイが現れたら、勝数はルドルフをも超えるが、適性の問題で、有馬記念や天皇賞・春には出走しないと、思われる。中距離・マイルが主戦場のウマ娘であるのは推測されているからだ。ジェンティルは史実で、アーモンドアイ、デアリングタクト、リバティアイランドの三者が成し得なかった『有馬記念の勝利』を引退時に成し得ている。その事から、アーモンドアイより距離適性が長い(長距離向き)事は周知の事実だ。
「お前がそういうなら、あいつは超大物ってわけか?」
「そういうことだ」
ジェンティルドンナは一時代を築く力を持つウマ娘である。この時点では、クラシック級のウマ娘だが、三冠の経験者たるブライアンが実力を認めるあたり、偉大なウマ娘になるべき運命を背負う者である。この時点では、キュアアクア(水無月かれん)と入れ替わってる状態であるが、素でトリプルティアラを達成可能な身体スペックを誇ることが明確にされる。ましてや、かれんはのぞみと違い、現役時代から文武両道な人生を送っていたので、ジェンティルの体のスペックを素で引き出せると思われ、その点でも、あまり心配はされていない。ある意味、史実馬の転生であるウマ娘の場合は、運命の因果力が働く事の証明でもあった。