よかったらどうぞ読んでいってください
マネージャー「はい、最近はそういうのが人気なようですので、うちでもやってみようということになりました。」
まや「そうなんですね。」
マネージャー「でもただ人気投票するだけじゃ面白くないじゃないですか。」
千聖「まぁそれもそうですね。」
マネージャー「そこで!人気投票一位の人には新曲をセンターで歌ってもらおうと思います!」
みんな「えー!?」
イブ「え!?そんな急すぎます!」
日菜「でも面白そー!」
彩「ちょっとまって!
あの、もし私以外の誰かが一位になったら…、その…、私は…?」
マネージャー「その時は彩ちゃんには一位になった人の楽器を弾いてもらおうとおもいます!」
彩「えー!?そんな!無理ですよー!」
マネージャー「まーまーそう言わない!
彩ちゃんなら大丈夫だって!」
彩「ううぅ…。」
マネージャー「そんなわけだから、よろしくね!」
彩「どどどどどーしよー……。」
千聖「彩ちゃん、まずは落ち着きなさい?
まだ結果が出てるわけじゃないのよ?」
まや「そもそも始まってすらいませんからね。」
日菜「彩ちゃんが楽器かあ〜!
面白そー!」
彩「面白くないよー!」><
イブ「ですがもしかしたらチャンスかもしれませんよ?」
彩「え?」
千聖「それもそうね、きっと彩ちゃんの新しい可能性というか、一面が見れるんじゃないかしら?」
彩「そ、そうかなぁ……。」
まや「きっとそうですよ!
大丈夫です!私達もちゃんとサポートしますから!」
日菜「なんかルンってするね!」
彩「う、うん!
なんだかやってみようって気になってきたよ!
みんな、ありがとう!」
数日後
彩「今日は中間発表だね!
なんだかドキドキするよ〜…。」
千聖「そうね、この結果を見てなんの楽器を練習するかを決めなきゃいけないしね。」
日菜「彩ちゃんが楽器を演奏するの、なんだか面白そーだよね!」
まや「彩さん、ちゃんとサポートしますし、大船に乗ったつもりで安心してください!」
イブ「そうです!
武士に二言はありません!」
マネージャー「みなさん、おはようございます。
今日は中間発表ですが、こちらの紙に結果を出しましたので、各自確認してください。
ではこれで。」
みんな「……。」ドキドキ
人気投票中間発表
丸山彩 ・・・3票
白鷺千聖・・・15,000票
氷川日菜・・・14,000票
大和麻弥・・・13,000票
若宮イヴ・・・12,000票
みんな「え……?」
彩「え?待って…?
私、少なすぎない…?」半泣き
千聖「え?まって流石にそれは何かの間違いよ!
コメント欄あったでしょ?
あれみせて!」
コメント欄『A「いつも彩ちゃんの歌声聴いてるから、こういう時くらい千聖さんの歌声が聞いてみたい!」
B「彩ちゃんの楽器楽しみ!」
C「麻弥ちゃん意外と歌も上手そう!」』
まや「あー……。
そういうパターンですか…。」
イブ「彩さん、いつもセンターで歌ってますから、皆さんも目新しさを求めちゃったんですね…。」
日菜「でもこれじゃあなんの楽器練習すればいいのかもわからないよ〜?」
千聖「そうね、彩ちゃん以外みんな結果が均衡しているわ。
これだとすぐに結果が覆っちゃう…。」
彩「ど…、どーしよ〜…。」
まや「……、全部一通り練習しましょう!」
彩「…え?」
イブ「…確かに、それしか方法がありませんね!」
まや「安心してください!
スタジオミュージシャンとして、完璧にサポートしてみせます!」
彩「気持ちは嬉しいけど…、全部は流石に無茶じゃ…。」
日菜「大丈夫だよ!
私も彩ちゃんのことルンってさせてみせるから!」
千聖「そうね!彩ちゃんならきっと出来るわ!」
イブ「キーボードの修行はお任せください!」
彩「ううぅ……!
……うん!わかった!私、頑張るよ!」
千聖「でも本当に彩ちゃんなら大丈夫って気がするの。
だって…、この中で一番、誰よりも努力してるんですもの!」笑顔
彩「千聖ちゃん……!」
まや「そうですよ!
それに彩さんは一人じゃない、私たちがいます!」
日菜「彩ちゃんドジだけど、誰よりも頑張っててホントーにすごいもんね!」
イブ「彩さんが陰ながら努力してるところ、
まさにブシドーです!」
彩「まやちゃん、日菜ちゃん、イブちゃん……!」
千聖「さあ、一緒に頑張りましょ!」
彩「うん!」満面の笑み
こうしてパスパレメンバーによる彩ちゃんの特訓が始まった
ギター
日菜「いい?ギターはね?
こうやるの!」ギュイイイイイイイン!!!
彩「え!?こ、こう!?」ジャーン!
日菜「ううん!
もっとこう…、ルルルルルンって!」ギュイイィィィィンキィーーーン!
彩「あわわわ!」弦ブチー
彩「わぁ!どーしよー!」オロオロ
日菜「あららぁ…。」
ベース
千聖「いい?
ベースってリズムが大事なの。
ここが乱れると他が乱れるわ。」ドゥンドゥンドゥン♫
彩「う、うん!
わかったよ!」ドムン…ドムン…
千聖「……彩ちゃん?
ちょっと変な音ね…。」
彩「こ、こう?」ドゥンドゥゥゥン
千聖「えぇ、ちょっとずつだけど、上手くなってるわ!」
彩「ほんと!?」パァァ
千聖「えぇ!この調子で頑張りましょ?」笑顔
彩「うん!」
キーボード
イブ「私は肩からかけてますが、彩さんはありささんやつぐみさんと同じもので練習しましょう!」
彩「そうだね!
まずは基本からだよね!」
イブ「そうです!
1日1ブシドーです!」
彩「それはちょっと違うような…。」
イブ「問答無用!
ブシドー!」♫♫♫♫♫♫♫
彩「うぇぇん!難しすぎるよー!」♫♫♫
ドラム
まや「いいですか?
ドラムは縁の下の力持ちなイメージですが、実際はハードな演奏もこなしてるんです!
まぁ見ててください!」ドドドドドド!シャーン!
彩「す、すごい激しい…!
もしかして、いつもこんな風に叩いてるの?」
まや「いつもこうってわけではないですが、見せ場や盛り上がるところはこんな感じですね。」
彩「まやちゃんすごい!
とてもカッコよかったよ!」
まや「フヘヘ!
さぁ!次は彩さんの番です!」
彩「う、うん!
ううう!えい!」スティックスポーン
ガシャーン(窓に直撃)
彩・まや「………。」
こうして月日が過ぎ、いよいよ結果発表の日がやってきた……
彩「いよいよ結果発表の日が来たね…。」ドキドキ
千聖「大丈夫よ。
彩ちゃんならどの楽器でもステージに立てるわ!」
イブ「そうです!
彩さんは立派にブシドーしてました!」
日菜「彩ちゃんのギター、他とてもルンってするしね!」
まや「さあ彩さん、
結果を聞きに行きましょう!」
彩「うん!」
マネージャー「皆さんおはようございます。
今日は待ちに待った結果発表の日ですが…、
今の心境はどうですか?」
みんな「バッチリです!」
マネージャー「それはよかった!
それじゃあ・・・」
みんな「・・・」
マネージャー「こちらが最終結果になります!」ジャジャン
パステルパレット人気投票
最終結果
丸山彩 ・・・1,000,000票
白鷺千聖・・・150,000票
氷川日菜・・・140,000票
大和麻弥・・・130,000票
若宮イヴ・・・120,000票
みんな「えええええ!?」
彩「わ、私が!?」
千聖「ダントツで!?」
まや「トップ!?」
イブ「こんなことって!?」
日菜「ホントにあるのー!?」
マネージャー「私も最初見たときは驚きましたよ!
そこで、コメント欄を見てください!」
コメント欄『A「彩ちゃんって楽器弾けないよね…?彩ちゃんにしよ!」
B「流石にあの中間発表じゃ彩ちゃんかわいそうだから彩ちゃんに入れちゃった☆」
C「彩ちゃんがドラム叩いたらスティックが明後日の方向に飛びそうで怖いから…。」』
千聖「なるほど…、
つまり同情票が集まったってことね…。」
日菜「ドラムスティックを明後日の方向なんて、まんまその通りだしね!」笑
まや「それにしては票数の集まり方がおかしいような…。」
イブ「あ、他にも続きがありますよ!」
コメント欄『D「やっぱりパスパレのセンターは彩ちゃんでしょ!」
E「センターが彩ちゃんじゃないパスパレなんてパスパレじゃない!」
F「まんまるお山に彩りを!」』
彩「ファンのみんな…!」涙
千聖「ふふっ、彩ちゃん、愛されてるわね。」笑顔
日菜「そりゃ彩ちゃんだもん!
当たり前だよね!」
まや「きっと彩さんがいつも陰で努力している姿、ファンの皆さんに届いてたんですね!」
イブ「まさに、彩さんこそパスパレ1のブシドーですね!」
彩「みんな…!
うん…、うん!」涙
マネージャー「そんなわけですので!
新曲のセンターは彩ちゃんのままにします。
ですが!
せっかく練習したのですから、今度のライブは一通り演奏をお披露目しちゃいましょう!」
彩「……え?」
そんなこんなでライブ当日
彩「みんな!
今日は来てくれてありがとー!」
ワーワーワー!
彩ちゃん人気投票一位おめでとー!
彩「みんな投票してくれてありがとー!
今日はたくさん演奏の練習したから、
みんな聴いていってね!」
ワーワーワー!
ギター
彩「よし、いくよ!」ギュイイイイン!
日菜「さすが彩ちゃん!」
彩「えへへ!」ギュイイイイ、弦ブチィ
彩「あ……。」
日菜「あ〜あ……。」
ベース
彩「ベースはテンポが大事…!」ドゥンドゥン♫
千聖「そうよ!その調子よ!」
日菜「よーし!飛ばしてくよー!」ギュイイイイン!ギュイイン!キィーーーン!
彩「え!?
あ、あれ!?」ドゥドゥードゥードゥドゥ
千聖「彩ちゃん?」にっこり
彩「ごめんなさーい!」
キーボード
彩「ちゃんと練習通りに!」♫♫♫♫♫
イブ「彩さんその調子です!
この調子でテンポアップです!」
彩「う、うん!
あ!ゆ、指がだんだんもつれて…!」♫♫♩♩♫ ♫
イブ「……失敗もまたブシドーです!」
ドラム
彩「よーし!
いくよ!」ドドドドドドドン!
まや「彩さんすごいです!
めちゃくちゃかっこいいですよ!」
彩「えへへ!
もっといくよ!えい!」スティックスポーン
マネージャーin観客席「イダァ!?」
彩・まや「あっ………。」
ワーワーワー!
彩ちゃんダサかっこいいよー!
いつもの彩ちゃんだー!
彩ちゃんスゲー!
ワーワーワー!
ライブ終了後
彩「うぅぅ……。
たくさん失敗しちゃったなぁ…。」
千聖「彩ちゃん、お疲れ様!
失敗もあったけど、とても良かったわよ?」笑顔
日菜「そーそー!
とてもルンってきたんだから!」
イブ「たしかに指がもつれてましたが、それでも綺麗に弾けてました!」
まや「彩さんのドラムさばき、とても激しくてかっこよかったです!」
彩「みんな…!」
マネージャー「皆さん、特に彩ちゃん!
ライブお疲れさまです!
早速コメント欄に今日のライブの感想が来てますよ!」
みんな「・・・」ドキドキ
コメント欄『A「彩ちゃんのギターすごいかっこよかった!」
B「ベースの響きが素晴らしい!」
C「キーボードがとても綺麗だった!」
D「ドラム、かっこよかったなぁ…!」
E「一人であんなに楽器を使いこなせるなんて…!彩ちゃんすごい!」
F「ちょっとドジってたけど、彩ちゃんらしくてカッコ可愛かった」』
彩「ファンのみんな…!
本当にありがとう!」グスン
千聖「彩ちゃん、よかったわね!」
日菜「ライブ成功おめでとう!」
まや「本当にお疲れ様でした!」
イブ「彩さんは本当にブシドーです!」
彩「みんな……!
本当にありがとう!」
こうして、パステルパレットの人気投票は大成功に終わった。
しかしライブを見た社長が彩ちゃんにまた楽器を一通りやらせてバンドをより盛り上げようとしてるのはまた別のお話
彩「まだやるのー!?」泣
完
最後まで読んでいただきありがとうございます。