従者カップルはイチャつきたいから告らせたい   作:トネッピー

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7月7日18時頃、二次小説日刊26位全体30位に載ってました
それと、お気に入り300件&UA31000突破
ありがとうございます!!

これからも頑張っていきたいのですが、投稿頻度はどうなるかわかりません……

それでは、『崇宮誠は読ませたい』どうぞ


崇宮誠も読ませたい

《~~とある昼休み~~》

 

「御行……。学校に漫画なんて持って来ないでくださいよ……」

「う、うるさい。とにかく、これを四宮が読めば必ず俺に告白するはずなんだ!!」

 

まだ言ってんのかよ………

どっちかがから告白すれば絶対成功するだろうに

難儀な二人だなぁ、全く……

 

「そんなに好きなら告白すりゃ良いのに」

「ばっ!?///別に俺はそんなんじゃ……」

「はいはい。わかったわかった。それで、知らなかったんですか、きょうあま」

「知ってるのか?」

「はい。たまたま本屋で目に入ったから読んでみたら、結構面白かったので全巻買いましたから」

 

最終回のあれは良かったな~

それは置いといて

かぐや嬢、読むか?

俺が薦めても却下されたし

あ、でも、好きなやつに薦められたら読みそうだなぁ、あの人

 

「で、どう薦めればいいと思う?」

「え、そこ未計画だったんですか?」

「いやまぁ、石上会計に読ませればその流れで、とは考えているんだが……。タイミングが合うかどうか……」

「わかりました。自分に任せてください副会長が行きそうなタイミングで連絡しますから」

「助かる」

 

全く、なんでこう、ビミョーに無計画的というかなんというか……

こういうとこ似てんだよな、かぐや嬢と

まぁ、とりあえず手伝わねぇとな

 

《~~放課後~~》

 

はぁ、ホントに上手くいくのか?この作戦

 

「副会長、今日は生徒会に顔、出しますよね?」

「えぇ、そのつもりですけど。どうかしましたか?」

「いえ。ただ、藤原を待っていてあげてくれませんか?と思いまして」

「どうしてですか?」

「藤原一人だけ後で来たら、あの子騒ぎそうじゃないですか」

 

これが一番妥当な理由だったんだよなぁ………

昼休みから今まで考えたなかで、だけど

どうにか納得してくれねぇかなぁ

 

「そういう子でしたっけ、彼女」

「まぁまぁ、待っててあげたら彼女、絶対喜びますから、ね?」

「わかりました。藤原さんを待ちます」

「それじゃ、自分は先に生徒会室に向かってますんで」

「はい。それでは、また後で」

 

さて、さっさと向かいますかね

 

《~~崇宮君、移動中~~》

 

「や、御行。来たぞ~」

「泣いちゃうーー!!」

 

優………

やっぱりなくよなぁ~~!!

わかるわかる!!

すっげぇわかる!!

 

「あ、先輩」

「よっすー。で、ご感想は?」

「キラキラな恋したくなっちゃったーー!!」

「なるほど」

 

青春ヘイト極めてる優ですらこうなるのか………

きょうあまパネェな

 

「あー、どっかに出会い無いかなぁ」

「それなら生徒会には3人いるけど?」

「伊井野はあり得ませんし、四宮先輩は家の格が違い過ぎて無理」

「そうか……」ホッ

 

ホッとするなよ、全く………

でも、伊井野とかぐや嬢がダメとなると残りは……

 

「「藤原か……」」

「藤原先輩か………」

「いやでも、消去法とかで選ぶもんじゃないだろ?恋する相手って」

「いや、それはそうなんですけど。なんか油断したら恋しちゃいそうで」

 

そこまでなるか?

いや、俺も無意識にそうなってたのか?

う~む、わからん

 

「でもやっぱり、絶対この人じゃなきゃ!!って心から思える人と恋したいじゃないですか」

「まぁ、それが普通だろ」バンッ

 

噂をすれば

 

「ここから恋バナの匂いがします!!」

「藤原、もう少し扉はゆっくり開けましょうね」

「それは気を付けます~。で、誰が惚れた腫れたなんですか!?」

「いや、惚れた腫れたじゃなくてな」

「この漫画の話で………」

 

「きょうあまだーー!!」ドパッ

 

え!?なんで号泣してんの!?

 

「あっ、表紙見ただけで涙腺が……」

「そんなにか?」

「そうですよっ!!私、友達に1巻だけ借りて、電子で全部買っちゃう位はまったんです!!崇宮さんは読んだことないんですか?」

「いや、読むには読んだよ。確かに面白かったけど、表紙見て泣くほどじゃねぇだろ」

 

で、かぐや嬢の反応はどんなもんだ?

 

「………これは、そんなに面白いんですか?」

「おもしろいし、読んでみたらいいんじゃないか?かぐや嬢」

「そうですよ。かぐやさんも読んでみてくださいよ~」

「いえお構い無く。私は漫画を嗜まないので」

 

あ~、やっぱり?

さて、ここからどう読ませたものか………

 

「四宮、これも勉強………、漫画というものを一度通しで読んでみるのも悪くないと思うが」

「でもそれ、いやらしいんでしょう?」

「いや、そんなことないって……」

「どうだか……。最近皆さん私を騙すのが楽しくて仕方ないようですし。何を信じたら良いのやら……」

 

おい!!そんなの俺知らねぇぞ!!

どう言うことだ!?

 

「それって、どういう」チラッ

「「「」」」プイッ

「目をそらすな!!」

 

全く、最近ちょっと建て込んでて中々ここに出れてない間に何があったんだよ

 

「四宮?騙されたと思って、読んでみてくれないか?」

「参考程度に聞きますけど、どういう話なんですか」

「まず、人間不信の女の子が主人公でな」

「今の私と同じですね……」

「………んで、まぁクチの悪い男の子が転校してくるんだが」

「そのおとk……ムグゥッ!?」

 

はぁ、今絶対ネタバレしようとしただろ

全く、ちょっと油断するとすーぐやらかしそうになる

 

「次、ネタバレしようとした奴を潰す。OK?」

「「「りょ、了解しました……」」」

「と、とりあえず、続きをどうぞ」

「あ、あぁ……。それで、人間不信が高じて拒食症の少女がさ、恋愛を通して社交的になっていく訳よ」

「初めて友達も出来て、人間としての温かみを取り戻していく訳じゃないですか」

「あぁ!!序盤な」

 

あー、絶対ネタバレする流れだな

良し、潰そう

 

「それでーーっ!?」

「「い、痛い痛い痛い!?」」

「誠!?いきなりどうしたの!?」

「ネタバレするなって言ったよな。OK?」

「わかった!!わかったから手首極めないで!?」

「そうですよ!!僕らみたいな一般人に使う技じゃないでしょ!?それ!!」

「うるっせぇ!!ネタバレなんかされて読みたくなるか!!猛省しろ!!」

 

なんでネタバレせずに魅力を伝えられないの!?

したくなる気持ちはわかるけどさ!?

もうちょっとオブラートに包めないの!?

 

「それでですね。かぐやさん、その男の子がががががっ!?」

「だ~か~ら~!!ネタバレしないで伝えろっての!!」

「誠?そ、その辺にしないと、三人とも可愛そうよ……?」

 

「藤原先輩!!助けに来まし…えっ、何があったんですか!?」

 

あー、事態が余計にややこしくなった!!

 

「とりあえず、崇宮先輩は三人を離してください。というか、どうして指一本で人を拘束できるんですか!」

「いや、すまん」

「後、その口調も説明してもらいますからね!!」

「お、おう。わかった」

「「「い、痛かった………」」」

 

はぁ、面倒臭いことになった

最悪だよ………

 

「で、どうしてあんなことになってたんですか?」

「それはだな………」

 

《~~崇宮君、事情説明中~~》

 

「そういう事ですか。なら白銀会長達が悪いですね。それで、崇宮先輩のその口調は?」

「まぁ、対した理由じゃないけど。本当の自分を見られるのが怖いんだ。だから、普段は仮面を被って生活してる。でも、別にみんながキライとかじゃないぜ?ただ、口調を穏やかにして、ちょっとだけいい面してるだけで」

「まぁ、それが先輩の処世術なら、何も言いませんよ」

「助かる。後、生徒会室ではこんな感じだから改めてよろしく」

「はい。よろしくお願いします」

 

やっぱ、類は友を呼ぶんだな

伊井野もいいやつだよなぁ………

いやぁ、変なやつが入ってこなくて良かった良かった

で、向こうはどうなったかな?

 

「で、話はそれたが、四宮どうだ?読む気になったか?」

「えぇ、まぁ、少し興味が湧いたので読んでみようかなと」

「そうか!!だったら、これを」

「いえ、折角ですので買って帰りたいと思います」

「そうか………」

「ちゃんと読んだら感想を言いますよ」クスッ

「おう。それじゃ、解散にするか」

「そうですね」

 

良かった、上手くいったみたいで

でもなーんかモヤモヤするんだよなぁ……

なんでだ?

 

「どうかしましたか?崇宮先輩。すごく複雑そうな顔してましたけど」

「え、そんな顔してたか?」

「はい。なんというか、その、嫉妬?してるみたいな顔してました」

「ん、今後気をつける」

 

俺が嫉妬?んなアホな

 

《~~その夜、四宮別邸にて~~side早坂愛~~》

 

「私もこんな恋したいーーー!!」びぇぇぇぇぇ

「かぐや、ちょっと静かにして」

「ん?」

「今、いいとこ、だから」ポロポロ

「愛さん、漫画って良いものね」

「そうだね。じゃ、そろそろ寝よっか。かぐやがそうなってるならきっと会長も同じだと思うから、明日攻めればコロッと告白してくれるかもだよ?」

「そうよね!!それじゃ寝るわ、おやすみ!!」

 

かぐや………

最近更に思うけど、よくこのボロの出し方で今までバレなかったよね?

いや、多少バレてたから学校で噂になってたのかな?

まぁ、今はそんなことどうでもいっか

さ、私も自分の部屋に戻ろ

 

《~~早坂さん、移動中~~》

 

さ、久しぶりに誠君とお電話~♪

 

「もしかして、寝ちゃってるとかもありうるのかな?」プルルルルッ

『ん、もしもし?』

「あ、誠君?もしかして起こしちゃった?」

『いや、全然起きてたけど。どしたの?なんか鼻声っぽいけど、風邪か?』

 

うそ、そんなに変わってる!?

そんなはずないと思うんだけどなぁ………

あっ!!それぐらい細かい変化に気づくほど私を見てくれてるってこと?

えへへ~♪///照れるな~♪///

 

「風邪じゃないよ。かぐやときょうあま読んで泣いただけ」

『そうか、だったらいいけどさ。で、どうだった?きょうあま』

「すっっごいおもしろかったし感動したよ!漫画ってすごいね!」

『そうだな。確かにハマればすっげぇ面白いからな。漫画って』

 

へ~

漫画ってそういうもんなんだ

それにしても誠君ってすごいな~

私の知らない事いっぱい知ってるし、ちょっとした変化に気付いてくれるし

 

「あ、そうそう」

『ん、どした?』

「今週末、水族館にデート行こ!!」

『この辺だとSunlight水族館か』

「そうそう。行かない?やっと、色々終わったし」

『そうだな。行くか』

「楽しみにしてるね」

 

やった!!誠君とデートだー!!

楽しみ~♪

 

『ホント、悪いな。中々時間作れなくて』

「大丈夫。誠君が頑張ってるの、知ってるもん」

『でも、付き合ってるんだからさ。もうちょっと一緒に居たり、話したりする時間を作った方が良いだろ?』

「それって結局、誠君が私と話したいってことでしょ?」

 

ふっふ~

誠君、これは照れるでしょ~

誠君の照れた声かわいいから好きなんだよね~

 

『当たり前だろ』

 

あれ?

 

「へ?」

『大好きで彼女と少しでも話したいのって当たり前だろ?愛はそうでもないのか?』

「いや、そういうわけじゃないけど………」

 

あれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?

なんで!?今日の誠君、なんか変

いつもなら照れる筈なのに!!

どーして照れないの!?

 

『ホントか?だったらいいんだけどさ。ほら、申し訳ないじゃん?俺だけが勝手に舞い上がって話したがってたら』

「そ、そんなことないよ!!私だって、誠君と話せなくて寂しかったもん。恋しかったもん!!」

『そうかそうか。それは良いことを聞いた』

 

あれ?もしかして

 

『愛がそこまで俺にゾッコンだなんて嬉しいな~。照れちゃうな~』

「は、謀りましたね………///」

『ん?前に愛がやったろ?それの仕返し。だから、そんなに恥ずかしがらなくていいって』

「うっさい!!恥ずかしいからもう寝る!!」ブチッ

 

うぅぅぅぅぅ………///

恥ずかしいよぉ………

私、なんて言ったんだっけ?

たしか、[私だって、誠君と話せなくて寂しかったもん。恋しかったもん]だったよね?

 

「~~~~~~っ!!」バタバタバタ

 

は、恥ずかしい~~///

ベットの上で足ばたつかせても全然気持ちをそらせないよぉ………ピロリンッ

 

「ん?だれから?」

 

誠君か、なに?煽るつもり?

 

『ちょっと恥ずかしがってる愛を見てはしゃぎすぎた。すまん。でも、あの言葉に嘘偽りはひとつもないから』

 

はぁ、全く………

 

「これだけで許しちゃう私って、相当重症なのかな?」

 

『気にしなくていいよ。私も誠君が私みたいになったら同じことする自覚あるし』

 

 

明日は誠君ともっと話せると良いな~~♪




いかがだったでしょうか?『崇宮誠も読ませたい』

感想、批判批評などはバンバン送って頂いて結構です
どれも貴重な意見なので

次回は、まだ未定です

それでは、また次回
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