従者カップルはイチャつきたいから告らせたい   作:トネッピー

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かぐや様最新刊発売おめでとうございます!!

いやぁ~、感動しましたねぇ
良かったですよ
この作品ではどうしたものか………

ともあれ、今回は前半が『かぐや様♡アクアリウム』後半がオリジナルになります

それでは、『従者二人は楽しませたい』どうぞ




従者二人は楽しませたい

「水族館のペアチケットですか?こんなものを付けてくれるなんて、校長も粋な計らいをしますね」

「ふぅむ………」

「私、水族館好きなんです。色んな生き物が居て、ロマンティックで……」きゃっ きゃっ

「あ、あの~………」

「2枚っすか」

「石上君?」

「じゃあ四宮先輩、僕と行きます?」

「えっ」

「四宮先輩には、勉強を教えてもらったり恩義がありますから。こう見えて僕結構詳しいんですよ。魚」

「そうなんですか」

 

「凄いっすよ。僕の教えテク……」

 

「」ドキッ

「えーと………」

いや待て石上。魚はお前の方が詳しいかもしれん。だが、ペンギンなら俺だ」

「会長……」

 

「飛べない鳥のロマンを教えこんでやる。骨の髄までな」

 

「っ!!」キュンッ

「「四宮(先輩)」」

 

「俺と石上、どっちを選ぶんだ?」

 

あの~、三人とも?

 

「どうしてここまで影響されるんだよ………」

 

はぁ、まさかここまで恋愛ムードになるとは………

もう1時間もこんな感じの空気だよ………

恋愛漫画1つでここまでなるか?

もう、この流れのまま告白しねぇかな、二人

それと、今日はもう帰りたい

この空気、キツイ………

 

「いやぁー、白鵬強いですねー」

「そうだな。白鵬、強かったな。それじゃ、俺はこれで」

「どうかしたんですか~?」

「ちょっとした用事だ。じゃ、また明日」

「そうですか。バイバーイ」

 

藤原が居てもどうとでもなるだろ、多分

俺は俺のやりたいようにやらせていただきますよ

 

《~~崇宮君、移動中~~》

 

たぶんこの辺に居ると思うんだけどな~

お、いたいた

 

「翼君、今時間ありますか?」

「崇宮さん、なんかあったんすか?」

「いや、少し相談がありまして」

「オッケーっす。とりあえず、俺らの部室行きましょうか」

「え、他の部員がいるんじゃないんですか?」

「今日はオフなんで部室は誰もいないんで、大丈夫ですよ」

「そうですか。じゃ、よろしくお願いします」

 

《~~一方その頃~~》

 

はぁ~、不安だなぁ~

 

「どうしよっかな~~………」

「何かあったんですか?」

「わひゃっ!?か、柏木さん?」

「初めまして、早坂さん」

「………こんにちは」

 

び、びっくりした~………

柏木さんって確か彼氏いたよね?

だったら相談してみるか

でも、この人一回誠君を誘惑してるんだよね……

信用して良いんでしょうか?

 

「そんなに警戒しないでくださいよ。私は別に崇宮さんを誘惑したくてあんなことしたんじゃないんですから」

「本当にそうなんですか?」

「ほら、崇宮さんって結構脇が甘いじゃないですか。誰にでも平等に優しくし過ぎる所とか」

「それは誠君の美点です」

「それはそうなんですけど。後、あまり女性に耐性無いようでしたし。そういう人って危険ですから」

「まぁ、それは一理ありますけど………」

 

だからってあれはないでしょう!!

あんなのダメだよ!!

 

「だから、忠告も兼ねてやったんですけど……。でももう少しやり方があったのは事実ですね。そこは謝罪します。すいません」

「いや、それはいいんですけど………」

 

悪気は、ない………のかな?

わかんないけど、とりあえず信用してみる?

このまま考えても仕方ないし

相談してみるか

 

「それで、悩んでいるようでしたけど。何かあったんですか?私でよければ相談に乗りますよ?」

「いや、たぶん柏木さんじゃないとダメだと思う」

「そ、そうですか。それで、その内容は?」

「実は──────」

 

──────────────────────

 

「デートのやり方がわからない?」

 

あ~、やっぱりそうなる?

 

「恥ずかしい話なんですが、何回か彼女とお出掛けはしたのですが。その、そういう施設に行くのは初めてでして……」

「それで、どうしたらいいかわからない、と?」

「はい、その通りなんです………」

 

一回目は買い物とゲーセンだったから特に問題なしで、二回目は色々あったから、結局、娯楽施設でのガッツリデートってのは今回が初めてなんだよな

 

「何回かデートしてるんですよね?」

「まぁ、二回位ですけど」

「その内容は?」

「それは───────」

 

──────────────────────

 

「えぇっ!?二回目のデートで温泉旅行!?しかも一緒に入った!?」

「おっきな声で言わないで!!私もいま後悔してるんだから///」

「あ、それはすいません。でも、良く温泉旅行なんて行きましたね。襲われるとかって考えなかったんですか?」

 

お、襲っ………!?

 

「それは、その、誠君は同意無しにそういうことしないし………///」ブツブツ

「随分信頼してるんですね。崇宮さんの事」

 

信頼って………

 

「そりゃ、彼氏なんだから信頼するよ。もしかして、柏木さんはそうでもないの?」

「そんなことないですよ。私も翼も、お互いの事信じてますから」

「うらやましいな~。そういう関係」

 

私も誠君ともっと信頼し合いたいなぁ

まぁ?きっとなれると思うけどね!!

って、そうじゃなくて!!

 

「それで、どうしたらいいと思う?」

「う~ん………。どうしたらいいか、かぁ」

「やっぱり、初めてだからさ、楽しんでもらいたいの」

「なるほど……。あっ、そうだ」

 

何があるんだろう?

普通のデートってわかんないんだよね

あんまり恋愛物とか読んでないし

そういうの読むべきなのかな?

 

「魚の名前を覚えるとかどうでしょう?」

「魚の名前?」

「そうです。覚えて行って、話してみて、興味がなさそうなら話を変えればいいんですよ」

「なるほど………」

 

それだったら私にもできるかな?

誠君、楽しんでくれるといいな~

 

「そういえば、柏木さんは最近どうなの?田沼君と」

「えっ?最近?そうだな~。例えば─────」

 

──────────────────────

 

「なるほど。そういえば崇宮さん。早坂さんは魚とか詳しいんですか?」

「いえ、そんな話は聞いたことないですけど?」

「じゃあ、魚について色々教えてあげれば良いじゃないですか!!」

 

いや、それも考えて、準備もできたんだよ?

でもさ

 

「それって、引かれる可能性があるじゃないですか?」

「そういわれてみればそうですね。じゃあ、珍しい柄の魚とか、彼女が気になった魚を教えてあげて、興味があまりなさそうなら別の話題を変えればいいじゃないですか」

「なるほど、それなら彼女と楽しめますね」

「それにしても、うらやましいな。初々しくて、楽しそうで」

 

ん?翼君、何言ってんだ?

もしかして、柏木さんと喧嘩でもしてるのか?

 

「喧嘩でもしたんですか?」

「いやいや全然。寧ろこんなにうまくいっててこのままどうしようかな~、って感じで~」

「そうなんですか。それは良かった」

 

なんだ、喧嘩じゃないのか、良かった良かった

でも、さっきの話を聞く限り、何か悩みでもあるのか?

 

「柏木さんとの関係で何か思うことでもあるんですか?」

「いやぁ、悩みって程じゃないんですけど。最近、渚が黙ってることが多くて……」

「何かしたんですか?」

「いや、思い当たる節はいくつかあるんですよ。でも、全部違うって言われて、もう俺どうしたらいいか」

 

柏木さんがずっと黙ってるねぇ………

彼女の性格上、たぶん翼君が浮気とか、愛を感じないはない

だってあの人絶対翼君がゾッコンだって自覚してるし

じゃあ、なんだ?

 

「とりあえず、時間と距離を置いて見たらどうです?」

「どうしてです?」

「お互いに何か思うことがあって話しづらいなら一度客観的に物事を整理する。これがいつも自分のやっている手段で………」

「どうかしました?崇宮さん」

 

待てよ、ゾッコンだって自覚してる、翼君はこんなに良い子、夏休み明けからの態度からして彼女の要望には尽くすタイプ…………

もしかして、いやないよなぁ………

 

「いえ、1つ仮説が浮かんだんですけど流石にあり得ないので。とりあえず一度客観的に整理してみましょう」

 

まさか、な………?

 

──────────────────────

 

「へ?今なんて?」

「だから、私、翼に結構わがままなことたくさん言ってるんですよ」

「うん」

「彼、全部受け入れてくれて」

「うん」

「でも!怒るときはちゃんと怒って欲しいの!」

 

なるほどね

 

「わかるよ、柏木さん。その気持ち」

「え?わかるの?」

「うん。でもね?きっと、田沼君はホントに無理とか駄目とか思ったらきっと止めてくれると思うよ?」

「どうしてそう思うんですか。翼のこと、よく知らないくせに」

 

うっわ、すっごいトゲのある言い方

柏木さんも田沼君にだいぶ惚れてるんだね

 

「だって、田沼君は柏木さんにゾッコンだから」

「ゾッコンだったら尚更止めてくれないんじゃ」

「違うよ。確かに私は田沼君を誠君から聞いたぐらいでなにも知らない。けど、誠君の人をみる目は確かだから。その誠君がいった言葉だから、私は信じてる。田沼君はゾッコンだけど柏木さんが道を違えそうなら、必ず止めるって」

「翼が、私止めてくれる」

 

うん、きっとそう

だって、誠君の言葉だもん

彼、人と関わってから、その人の内面を見抜くのは大得意だから、きっとそう

 

「そうだよ。だから、きっと、怒るときはちゃんと怒ってくれると思うよ?」

「でも!私だけ怒ってるのは一方的だから嫌で。そう考えるとイライラしてきちゃって」

「なるほどね。私でよければこのまま愚痴聞くよ?優しすぎる彼氏を持つもの同士、共感できる部分も多いだろうし」

「そうですか?なら付き合ってください。だいたい翼はいつも──────────」

 

ここから3時間近くずっと愚痴を聞かされた

途中途中でどっちの彼氏のここがいい、私の彼氏の方が優しいで激突したけど

なんだかんだ、渚さんとは仲良くなれた

警戒してたのがバカみたいだよ

 

《~~一方、彼氏sはというと~~》

 

「なんかすんません。崇宮さんの相談に乗る筈が、俺の相談に乗ってもらって」

「気にしなくていいですよ。今日相談に乗ってもらったお礼みたいなものですから」

 

結局、何で柏木さんが怒ってるのかはわからず仕舞いだし

ホントに気にしなくていいんだよな

 

「それじゃ、俺はこっちなんで」

「そうですか。では、また明日」

「さいなら~」

 

とりあえず、帰ったら

水族館にどんな魚がいるか、周辺にどんなお店があるかのチェックだな

初めての娯楽施設デート、楽しませるぞ~!!

 




どうだったでしょうか?『従者二人は楽しませたい』

なんだかんだ、ほぼ週一で投稿出来ているのに驚いています
まぁ、ここから投稿できないかも知れないですけど

受験勉強の息抜きに書いてるので、次の投稿がいつになるかは休憩中の筆の乗り具合で変わってきます

次回は、水族館デートの予定です
それでは、また次回
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