従者カップルはイチャつきたいから告らせたい   作:トネッピー

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今回は、予告通り崇宮君と早坂さんのデートです

お待たせしました
そして恐らくですが、またしばらく書ける自信がありません

UA36000超えありがとうございます!!


それでは『従者二人♡アクアリウム』どうぞ


従者二人♡アクアリウムpart1

早坂との、ある意味で初デートだな………

 

緊張するなぁ~~~、うへへ~~

 

予習はちゃんとしたし、まぁ、大丈夫だろ

さ、今回はバイクで来いってことだし

そろそろ行くか

 

「ふぅ……。それじゃ、行ってきまーす」

 

《~~崇宮君出発後、崇宮家にて~~》

 

「響也さん、響也さん」

「どうしたんだ?玲香」

「誠君、最近楽しそうですね」

「ハハッ、そうだな。あんなに楽しそうなのは久しぶりだな」

「ちょっと前まで、誰にも素顔を見せなかったのに、本当に子どもの成長は早いですね」

「そうだな………。俺たちはあいつの居て欲しい時に側に居てやれなかった。その間にきっとたくさん良い経験をしたんだろうさ」

 

響也さん………

そうよね、私たちは誠君が小さいとき、つまり一番親に甘えたい時期に本能的少ししか一緒に過ごせなかった

仕事に……いや、四宮の方々を見返す事ばかり考えて、彼と向き合えなかった

彼の事は昴に任せきりで、ね………

その分、余裕の出来た今を家族らしく過ごしたいわね

 

「玲香?どうした?難しい顔をして」

「なんでもありませんよ。所で響也さん」

 

でも

 

「ん?なんだ」

「少しお出かけしましょうか」

「本当か!?今すぐ準備してくる!!」バタバタ

「もう……。どこ行くのかも決めてないのに……」

 

息子が居ないとき位、たまには私も、良いですよね?

 

 

「準備できたぞ!!で、急にデートの誘いなんてどうしたんだ?」

「その、誠君のあの姿を見ると、なんというか、そういう気分になったんです///」

「ハッハッハ!!そうかそうか。玲香でもそんなこと思うんだな」

 

失礼な!

私だって色々我慢してるんですよ!!

とりあえず、響也さんが乗り気になってくれて良かった………

断られるの、結構辛いですからね

 

「行く場所は決まってないみたいだが、行くか。玲香」

「はいっ!!行きましょう!!響也さん!!」

 

さぁて、今日は久しぶりのデート、楽しむぞ~~♪

 

《~~所変わって、四宮別邸~~》

 

「かぐや~。服装こんなので良いと思う?」

「良いと思いますよ?」

「それじゃ、これで行こっかな」

 

それにしても…………

 

「どうして会長のお誘いを受けなかったんですか………」

「だ、だって、あのときはあれですごい幸せだったから、それで、そのぉ………」

「異性を誘うのって、結構勇気いるんですよ?」

「だ、だってぇ………」

「この期に乗じて付き合わないでどうするんですか。会長、他の子と付き合うかも知れないですよ?」

「どうして………そんなこと言うの………?」

「あー、はいはい。すいません。言い過ぎましたからそんな顔しないでください」

 

そんなこの世の終わりみたいな顔されたら追及出来ないじゃん………

それにしても会長さん、報われないなぁ………

それに、これが転機になってあわよくば、とか考えてたけど

考えが甘かったな~

 

「愛さん。最近あなた、私に呆れてるときと必要な報告の時は敬語になるわね」

「両方とも癖みたいな物だよ。それが嫌なら、呆れさせないで」

「それはわかっているのだけれど……。はぁ~~、ホント、どうして断ったの~?私ぃ~」

 

ホント、どうして断ったの?

全く、こうやって世話が焼けるから手伝いたくなるんだよねぇ

 

「もう過ぎたことは割り切ろ?次に誘われたら、今度は行けるように、今度練習しよ?ね?」

「次があるかわからないじゃない!!何を余裕のあることを言ってるの、このおバカ!!」

「」カチンッ

「あなたはいいでしょうよ!!誠って彼氏が居て、余裕があるんですからね!!」

 

黙って聞いてれば、人の気も知らないで………!!

 

「かぐやが凹んでるから慰めてあげようとしたんだよ!?なのになんなの!?その言い方」

「実際そうじゃない!!でも、私は違うのよ。もしこれで会長が誰かと付き合ったら………」

「だったら自分から告ればいいじゃん!?」

「だから、そういうのじゃないって言ってるでしょう!?ホントにわからない子ですね。あなたは」

 

私がわからない子!?

絶対かぐやの方でしょ!?

いつまでも、いつまでも自分の気持ちを認めないで……

 

「大体、あなたが最近出す案は全部両想いが前提でしょう!?」

「だって、そうじゃん!!二人とも両想いじゃん!!」

「だから、仮に会長が私にゾッコンでも私はそうじゃないと何度も言ってるでしょう!?どうしてわからないの!!」

「そうは見えないから言ってるの!!いい加減認めなよ!!」

 

なんでそこまで素直になれないの!?

全っ然、意味わかんない!!

 

「どうして素直にならないの!?素直になった方が付き合えるってわかりなよ!!」

「だから、別に好きじゃないって言ってるでしょう!?あなたこそ、いい加減私の思いに気付きなさいよ!!」

「………わかった。もうそろそろ誠君も来るから、行ってくる。それじゃ」

 

もうかぐやなんて知らない!!

誠君と楽しむ!!

 

《~~早坂さん、移動中~~sideチェンジ崇宮君》

 

っし、到着っと

さて、早坂が出てくるまでゆっくりするかな

お、早いな。もう出てきた

 

「おはよ、愛」

「……おはよう。誠君」

 

ん?なんか、ご機嫌斜めじゃね?

もしかして、体調でも悪いのか?でも、顔色は良いし………

聞いてみるか

 

「愛、もしかして体調どっか悪い?」

「全然そんなことないよ?さ、行こ行こ」

「じゃあ、良いけどさ」

 

かぐや嬢となんかあったのか?

でも、あんまり聞くのはなぁ………

とりあえず、デート楽しませて、自然に話し出すの待つか

 

《~~従者カップル移動中~~》

 

「そういえば誠君」

「ん?」

「ネックレス付けてくれてるんだ」

 

あ、そういえば付けてるな

慣れたから忘れてたけど

 

「まぁな。折角のプレゼントだし、大事にしたいってのはあるけど、俺は付けて見せつけたい派だからさ。ダメか?」

「へ、へぇ~。全然私はいいけどさ~///」

「照れんなって」

「て、照れてないし!!///」

 

ホント、かわいいな~うちの彼女

さ、そろそろ付くな

っと、信号だな

 

「愛、そろそろ着くぞ」

「ん、わかった」

 

さて、翼くんの相談を生かせるだろうか………

不安だ

 

《水族館到着~~side早坂愛~~》

 

ふぅ~~、落ち着いて、落ち着いて……

さっきの不意打ちでだいぶ乱れちゃったけど、大丈夫、大丈夫

私には柏木さんのアドバイスがあるからねっ!!

 

『まずは、自分が感じた彼の変化とか、服装に対して思ったことを言ってみたら?』

 

「さて、ちゃんと駐車もしたし。行くか………。愛?」

「ま、誠君!!」

「おう、なんだ?」

「その、今日もかっこいいよ。その服装もよく似合ってると、思う///」

 

くぅ~~っ!!恥ずかしいよぉ………///

誠君、喜んでる………かな?

 

「」チラッ

「………っ!!あ、あぁ、ありがとう。愛も、似合ってるよ///」

「ありがとっ!!」

 

良かったぁ~~

喜んでくれたよ~~

柏木さん、ありがとう!!

私、貴女とすごく仲良くなれそうだよ!!

 

「それじゃ、行こ?誠君」ギュッ

「わわっ!!引っ張るなって!!」

 

ふんふふ~ん♪たっのしみだなぁ~~♪

 

《~~従者カップル移動中~~》

 

初めて来たけど……

良いね、こういう場所憧れてたんだよね

私がこんな事出来るなんて、思ってなかったから……

一生夢だと思ってた

 

「ていっ」ピシッ

「いてっ」

「んな、悲しい顔しなくてもこれは現実だし、これからもっと実現させてみせるよ」

「誠君………」

 

やっぱり誠君は最高に優しいしかっこいいよ

認めようとしないけどね

自慢の彼氏だよ、ほんとに

 

「まぁ、まずはあの二人を付き合わせて俺らのフリーの時間を増やすのが先だけどな」

「そうだね。それにしてもさ」

「ん?」

「誠君ってなんか変わったよね」

「どうしたんだ?急に」

「なんか最近前より格段に優しいし、それになんか声色が落ち着くというか、側に居ると落ち着くというか………。う~ん、なんか、しっかり言えないけどそんな感じ」

 

だって、初めて会ったときは本当に四宮の関係者なの?って思うぐらいには雰囲気が荒れてたし

それはかぐやの付き人になる頃には気にならなくなったけど、ここまで周りを落ち着かせる雰囲気も纏ってなかったんだけど………

私は今の方が好きだから全然良いけどさ

 

「たぶん、それは色んな理由があると思うぜ?」

「色んなって、どんなの?教えて欲しいな」

「ん。まず、優しくなったってのと声色が落ち着いているのは、愛が彼女だからっていうのと、彼女が出来て心に余裕ができて、そのお陰で周りを見れるようになったからだと思う」

「なるほど………」

 

確かに私も誠君が彼氏になったお陰で今まで以上にみんなと話せたり、私の勝手な体感だけど周りを見れるようになった気がするし、そういう事か

 

「あ、でもたぶんだけど、側に居て落ち着くっていうのは愛が俺に気を許してるんだと思うぞ?」

「え、どういうこと?」

「いや、だってそうだろ。愛、気づいてないかも知れないけど、俺と居るときだけ結構気が抜けてること多いし、何より俺、居るだけで落ち着くとか言われたことないしな」

 

え、じゃあなに?

私が誠君が好きだから一緒に居て気を許して落ち着いてるってこと?

つまり今私すごい恥ずかしい事言ったってこと!?

 

「うぅ~~///」

「まぁ、俺としては嬉しい限りだけどさ」

「え、な、なんで?」

「それだけ俺を信頼してくれてるって勝手に俺のなかで意訳してるからだよ」

 

誠君………

意訳なんかじゃないよ

私、誠君の側に居る時間がかぐやの惚気話以上に楽しくて大好きだから

これからもっと、愛情表現していくね

 

「えいっ」ダキッ

「うぇっ!?ちょ、愛!?いきなりどうしたんだ?」

「えへへ~、誠君が私の気持ちをよくわかってくれてるのが嬉しくて、ね?」

「まぁ、愛が周りの目が気にならないなら別にいいけど………///」

 

んふっふ~~♪今は気にしないもんね~~

さて、それじゃ

 

「そろそろオープンだね」

「そうだな。じゃ、楽しむか」

「うんっ!!」

 

水族館デート、スタートー!!




とりあえず、完成した部分まで

これから本格的に受験勉強&水着イベントetcで書く時間の確保が難しくなりそうなのでとりあえず今の所イメージが固まった部分まで投稿しました

必ず帰って来るのでこの作品を気長に待って頂けると嬉しいです

そして、キャストリア当たりました
そして育成もなんとか終わりました
システム鯖がほしい………
水着巴御前辺りがアーツぶっ壊れ宝具になって来ないかな………なんて

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