あまり前置きが長すぎるとあれなのでここまで投稿が空いた理由は後書きに書かせていただきました。
というわけで、当初書きたかったうちの一つ、体育祭編になります。
それでは、どうぞ
「というわけで、みんなも待ちに待っていたであろう。体育祭の出場、その他諸々決めていくぞ~」
「「「イエーイ!!」」」
来たぜ~!!体育祭~!!
今年は去年より楽しむぞ~!!
さて、なに参加しようかな~
─────────────────
「じゃあ、二人三脚出たい奴いるか~?」
「はい」
へー、愛が二人三脚出るんだ~
愛が!?
「早坂か。じゃあ相方は、崇宮だな。他にいないか~?」
「え、ちょっ、ちょっと待ってください!!」
「ん、どうした崇宮。早坂とペアなことが不満か?」
「そうなの?誠君」
「いや、そういう訳じゃなくて」
話が急に進みすぎて理解が追い付かん!!
そうだ。他にやりたい奴いるだろ絶対
「ほ、他にやりたい子がいるんじゃないですか?ねぇ、皆さん?」チラッ
なんだお前らニヤニヤして
「早坂と崇宮が二人三脚するのに異論ある奴いるか~?」
お前らマジ恨むからな!!
「はぁ~、わかりました。愛さん、やりましょう。二人三脚」
「やった!!ありがと、誠君!!」
ただし
「やるからには勝ちますよ、絶対に」
「もちろん、当たり前だよ」
それじゃ、頑張りますか
《~~そうして、放課後~~》
「誠君、大丈夫?」
「何がですか?」
「いや、なんか無理やり決めちゃったし。それに、いいの?リレーにも出ちゃって」
「こういうのは楽しんだほうがいいんですから、問題ありませんよ」
まぁ、流石に応援団もやるから多少心配になるのはわかるけど……
「なら良いんだけど。無理だけはしないでね?」
「ご安心を。自分の限界は理解しているつもりですから。そんなことよりも、愛さんのお母様は来られそうなんですか?」
「う〜ん………。正直、あんまり期待はしてないんだよね。ママ、忙しいからさ?」
確かに、奈緒さん多忙な立場だもんなぁ………
「あ、でもあれだよ?来てくれたら嬉しいな〜」ピロンッ
「ん?どうかしましたか?」
「やった〜!!ママ来てくれるって〜!!」
おぉ〜!!良かったじゃねぇか
これは俄然やる気が出てきたな
「良かったですね?それでは、私は応援団の決起集会があるので、これで」
「うん!!楽しみだなぁ〜。あ!!応援団、頑張ってね。楽しみにしてる」
「ご期待以上のものを用意してみせますよ。」
「じゃあ、またね〜」
ふぅ、それじゃ気合い入れて行くか!!
《〜〜決起集会〜〜》
「失礼しま〜す…………」
「諸君、我々は必ず優勝しなければならない!!」
「「「然り!!然り!!然り!!」」」
んあ?ナンダコレハ…………
「む?諸君!!新たな同士が来たぞ!!」
「はい?」
「オォォォォォ!!」
え!?なになになになに!?
「わかりましたから。皆さん、少し落ち着いてください」
「君に問おう」
「はい?何でしょうか。」
「この白団に、勝利はあると思うかね」
「は、はぁ………」
この白団に、勝利ねぇ……………
「」チラッ
これだけやる気と活気、それに勝ち気に溢れてるんだからな
答えは一つだろ
「これだけ元気が有り余ってるんですよ?負けるはずがないのでは?」
そもそも、負ける気で体育祭やるバカがどこにいるよ
愛のためにも、そして俺のためにも全力で叩き潰すに決まってんだろ
「素晴らしいッッ!!」
「うるさっ!!」
この人声でっか!?
どっからこんな声出してんだよ
「それでは、よろしくな。崇宮」
「えぇ。よろしくお願いします。団長殿?」
「む?俺は団長ではないが?」
は?
「え、まだ決まっていなかったのですか?」
「もちろんだ。まだ団員が揃っていなかったからな」
「なるほど…………」
あれ?揃っていなかった?
ってことは………
「もしや、私待ちだったんですか?」
「当たり前だろう。流石に団員が揃ってすらいないのに団長を決めるのは、俺の気がすまん」
「そういうものですか」
申し訳ねぇな
まぁ、俺は団長はもう決めたけどな
「で、だ。君は誰を団長に選ぶのかね?」
「皆さんの投票状況はどの程度かお聞きしても?」
「うむ。崇宮と俺で二分されているという状況だ」
「私ですか?」
何で俺なんか選ぶんだ?
特に団長をやれるようなリーダーシップはみせてないはずなんだがな?
「そうだ。俺ももちろんだが、皆も選挙の際の君に心打たれたようでな」
「なるほど…………」
あ〜確かにそんなことあったな
正直、あの選挙の結果で団長に推されたような気がしなくもないな…………
それでも、俺はもう決めてるけどな
「そうですね。私は…………」
「「「ゴクリ…………」」」
「あなたを推しますね。瀬藤先輩?」
「俺、か………?」
「えぇ、あなた以外に瀬藤さんはいませんよ?」
「そ、そうか。謹んでお受けしよう」
「それでは改めてよろしくお願いします。団長殿」
「うむ。皆も至らんかも知れんが、俺についてきてくれ!!」
「オォォォォォ!!」
これだけ周りを巻き込んで引っ張り上げる力があるんだから、この人が適任だろ
俺はここまで人の心を惹く力は持ち合わせがねぇからな
それよりも…………
「この狂喜乱舞をどうにかしないといけませんね………」
「団、長!!団、長!団、長!!」
「お前たち、全員俺についてこい!!」
「オォォォォォ!!」
こういう空気は嫌いじゃないんだけどな〜
いかんせん気が入りすぎだろ、これ
さて、そろそろ止めるか
「団長?」
「どうした?崇宮」
「今日は決起集会ですが、何をやるおつもりで?」
「そうだな。今日は団長を決めることしか考えてたいないぞ?」
「なるほど………」
それはもう終わったもんな
そうだな…………
「それでは、皆さん部活もあることですし、今日はグループを作って解散しては如何ですか?」
「それもそうだな。今日が本番であるわけではないしな」
「それに、ここで力を出されすぎても困りますからね」
「ガッハッハ!!確かにそうだな!!よし!!」
さて、これで解散ですね
「お前たち!!今日はグループを作って解散とする!!次の集合日はまた連絡する!!」
「オォォォォォ!!」
ふぅ、これで今日のところはなんとかこのエネルギーを不発で終わらせることができたな
こりゃやる気の調整が必要だな
じゃなきゃ、途中で破裂しそうだな
《〜〜それから無事にグループ作成し解散〜〜》
ふい〜、疲れた〜
お、優じゃん
「おや?優、何をしているのですか?」
「あ、先輩…………」
おや?なんだか疲れたような、喜んでいるような
なんかよくわかんねぇ表情してんな
「どうかしたんですか?」
「いや、なんというか………。僕、応援団に入ったんですよ」
「おや!それは良いことじゃないですか。それで、久々の人だかりに辟易して疲れてしまったのですか?」
なるほどぉ〜〜
あの優が自分から行動するとはね〜
先輩として鼻が高いよ〜
「いや、まぁ、それもあるんですけどもっと別というか」
「まぁ?詳しい話はそこらの喫茶店で聞きますよ」
「あ、え、いや、そういうんじゃなくて………」
「まぁまぁ、先輩がこう言ってるんですから、存分に甘えなさい。さ、行きますよ〜」
これぐらい強く行かなきゃ、優はどっちつかずでフラフラして逃げるからな〜
ま、話聞いてほしそうだし無理やりでも連れてくのが正解だろうな〜
「え、ちょ、先輩!?はぁ、わかりましたよ」
「それでいいんです。さ、行きましょうか」
《〜〜石上君&崇宮君、移動中〜〜》
さ、優の話を聞くか!!
「それで?何があったんです?」
「それが…………。色々あって女装することになったんスよ」
「へぇ〜………。はい?」
何がどうなると女装に繋がるんだ?
まぁ、高校生のなんかよくわからないノリに巻き込まれたんだろ
優はそういうの嫌ってそうだけど
「いや、もうこの際、ノリが気に入らないとかナシ寄りのナシだろとかそんなのはどうでもいいんですけど、なんというか俺場違い何じゃないかなって……」
「……………」
なるほどなぁ…………
「僕、正直まだ怖いんスよ……。あんなことがあって……。でも、いつまでも逃げてちゃダメだと思うんです。それに………」
「優、もう良いですよ」
「えっ………」
はぁ〜〜〜〜、全くどうしてこうも俺の周りは色々抱えている人が多いのかね?
まぁ、世話焼きな性格の俺が見過ごせるわけもないし、当然っちゃ当然か
とりあえず………
「まず、
「いや、逃げるのはダメでしょ」
「言い方を変えましょうか。
「え?でも、先p……んっ」
全く、後輩としてまだまだだぜ?優君や
先輩のお話はもうちょっと聞くもんだぜ?
とりあえず、そのお口はチャックだぜ?
「こらこら、もう少し黙っていなさい?ここからがポイントなんですよ」
「は、はぁ……?」
「まず、逃げるなんていう言い方をするからダメなんです。そもそもね、人生で逃げるなんてないんですよ。なんでも経験、たとえ逃げたとしてもそこには尊いものが転がっているんですよ」
「先輩…………」
全く、世話の焼ける後輩だなぁ…………
「そもそも、御行は知らんけどな?俺はここまでの人生で何度か優が言うところの逃げをしてるんだぜ?」
「でも、逃げずに向かった方が、良いに決まってるじゃないですか」
「
「え?」
「あっ」
やべ、つい言っちまった
まぁ、ここから立て直すか
「人生別に逃げても良いんだよ。向こう見ずに相手に向かうからこそ潰れてエライことになる奴が跡を絶たないんだよ」
「それは………、そうですけど……」
「まぁ、なんだ。ちょっと話はそれたけどよ。逃げようが脇道にそれようが、立ち止まろうが、後退ろうが本人から見れば前に進んでるんだから気にするなよってことだよ」
「そう………、ですかね………」
思うところはあるけど、ま~だなんかひっかかってる感じだな
こればっかりはどうしようもねぇな
「そんなもんだよ。難しいかもしれねぇけど人生割とどうとでもなるからな。っと、そろそろ帰るか」
「そうッスね……。先輩、今日はありがとうございました。ちょっと気が楽になりました」
「それなら良かったよ」
《〜〜優君&崇宮君、解散後〜〜》
さて、これは解決まで時間がかかりそうな問題だな
応援団に参加したのはいい兆候と見ればいいのかねぇ~?
「ただ、そうか。優からは俺は逃げてないように見えるのか………」
全然そんなことはないんだけどなぁ〜
でも、悪い気はしないよなぁ〜
ヘヘッ、それはそれとして…………
「優、きっとここがお前にとっての正念場だぞ」
1年以上お待たせしたのは理由があります。
進学して、馴染もうとした矢先にリモートになったり、新しい環境に中々馴染めなかったりと色々ありました。
おそらく1番の理由はそこですが、他にもウマ娘をやったりなんやかんやしておりお待たせする形になりました。
今後も中々執筆時間を取ることが難しくなりそうですが、この作品をよろしくおねがいします。
目標は週1~月1程度で書いていく形になると思います。
待ってくださった方々、本当に申し訳ないです。