従者カップルはイチャつきたいから告らせたい   作:トネッピー

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タイトルでわかった方もいらっしゃるかもしれませんが

記念すべき続編第1話は「かぐや様は選ばせたい」です

この作品では頑張って情景描写や風景描写など、地の文を絡める事ができるようにしたいと思っています

それでは、どうぞ


崇宮誠は一緒にさせたい

秀知院学園には1年時と2年時の前後期それぞれ1つずつ授業を選択する

この選択授業では、混合クラスで授業が行われる

 

だから、ここでかぐや嬢と御行をなんとしても同じ科目を選択してもらって、もっと仲良くなってもらわないと

 

「かぐや嬢達は選択授業ってもう決まったのか?」

「それ、私も気になってたんです~。皆さんはどれにしたんですか~?」

 

すんなり生徒会メンバー一緒になりましょう!!ってなれば楽でいいんだがなぁ……

 

「私はかぐやさんと一緒が良いですー!普段クラス違うから、選択授業だったら一緒に授業できて嬉しいですもん!」

「おいおい、そんな動機で選んでどうする。折角の学ぶ機会だ。自分で考えて、自分に必要なものを選べよ」キッ

「そうですよね。誰かと一緒に授業受けたいなんて、そんな不純な動機で選んではいけません」

 

え~……

何でそこで意地張るんだよ

新手のバカじゃん

そうやって上手く行ったこと今まで一回もねぇじゃん

いい加減気づいて素直になってくれよ!!

 

「そうですか。でも、それも青春じゃねぇの?」

「そういえば、崇宮さんはどうしたんですか?」

「ん、俺か?俺は美術だよ」

「誠、その言い方って……」

「もちろん早坂と一緒だぜ?」

「そういえば、誠!!お前、同じクラスの早坂さんと付き合ってるって本当か!?」

 

そういや、御行には言ってなかった……

というか言えてなかったけ?

こんなんだけど親友だから報告はしないとな

 

「あ、うん。そうだな付き合ってるな。うん」

「お前達、一体どこに接点があったんだ!」

「お家関係だそうですよ~。昨日、A組の教室で話してましたから、接点」

 

ちょ、待て藤原

あの時お前居なかったはずだよな?

でも、知ってて当たり前か

あんだけ堂々と質問に答えたんだから

 

「そうなのか?待て、教室でってことは、昨日の騒ぎはまさか……」

「そうだよ。俺が教室に入って早々早坂の奴がいきなり付き合ってることをカミングアウトしたから騒いでたんだよ///」

 

やっべ、改めて誰かに言われるとすっげぇ恥ずかしい

全く、何てことしてくれてんだよぉ、早坂……

今、顔真っ赤だろうなぁ……

 

「崇宮さん照れてます~。かぁわいい~」

「うっせ、そんなことより三人は結局選択授業はどうするんだよ。元々そういう話だったろ?」

「そういえばそうでした~。で、会長とかぐやさんはどうするんですか?」

 

ナイス藤原!!

いつもは鬱陶しいが、こういうときは最高だよお前は!!

あれ、机の上からペンが無くなってる

ということは……

 

「かぐや嬢、もう決まってたのか?」

「えぇ、でもいくら誠でも教えませんよ?これは私の秘密です」

「そうか、だったら深くは聞かねぇよ」

 

さてさて、こうなってくると御行も何もしないわけにはいかないよなぁ……?

 

「そうだな……、俺はおn「「音楽は却下だ(です)」」

「ど、どうしてだ?」

「御行、ちょっと耳貸してみ?」

 

親友として心苦しいが、時には残酷な真実を告げてやるのもまた、親友の務めだよな

 

「何だ?」

「お前の信頼のためにこうやってんだよ。それで理由だが、お前が音痴だからだよ」

「なっ!?」

「会長、校歌1つであれだったんですよ?音楽なんて取ったら私どうなっちゃうんですか……?」

「う……、ぐぅ……」

「「だから、音楽は却下だ(です)」」

 

ん~、こうなるといよいよかぐや嬢に聞く以外の選択肢がなくなってきたな

さぁ、どうする御行?

 

「四宮、ペンを返してくれ」

「あ、はい。どうぞ」

「俺は決めたぞ」

 

お、賭けに出たか

当たる確率は3分の1、そのうち御行が選べるのはその中の2つの内どちらかのみ

実質確率はめちゃ低いだろうな

 

「俺は、崇宮と同じ美術にする」

「おう、理由を聞いても?」

「理由なんてどうでもいいだろ?それより藤原書記、生徒会だよりを職員室まで運ぶのはお前の仕事だろう。運ぶの手伝うから続きは終わってからにしとけ」ドンッ

 

おー、さすが生徒全員分、分厚いなぁ

 

「あっ、そうでした……。戻ったら教えて下さいね~」

「わかりました。帰ってきたらお教えしますよ」

「行ってら~」

 

よし、あの二人は行ったな

 

「で、かぐや嬢?あんたは何選んだんだ?」カリカリ

 

ん?カリカリ?

この音ってペンが走ってる音だよな?

ってことはかぐや嬢、まさか書いてなかったのか?

 

「ふふっ…。ふふふっ♪」

「まぁ、なんだ。一緒になれて良かったな?かぐや嬢」

「ふふふふふふ」クルクル

 

うわぁ~、スッゴい嬉しそうに回ってらっしゃる

これで、出席番号的にかぐや嬢はたぶん御行の隣だろうな

それにしても御行の奴、何でこんなタイミングよく藤原連れて出てったんだ?

ひょっとして、かぐや嬢が書いてないのに気づいた……?

 

「まさか……、な」

 

そんなことより……

 

「かぐや嬢、あんたいつまで回ってるんだよ!?」

「ふふふふふふ」クルクル

 

その後二人が帰ってきて、藤原書記も美術を選択することになった

そんなこんなで二学期初めて生徒会2年が全員揃った生徒会が終了した

 

《~~その夜~~》

 

「ごちそうさま。誠、今日も美味しかったです」

「お口に合ったなら良かったです」

「後で、私の部屋まで来てください。話があります」

「畏まりました、お嬢様。それでは、またのちほど……」

 

さて、早く片付けてかぐや嬢の部屋に行くか

 

《~~崇宮君、片付け中~~》

 

ふぅ、片付け終了だな

 

「崇宮君、片付けもう終わった?」

「ん?早坂か。今終わったとこだな」

「そっか。それじゃ一緒にかぐや様の部屋まで行こ?」

 

そうだそうだ、かぐや嬢に呼ばれてたんだった

ん?一緒に?

 

「早坂も呼ばれたのか?」

「うん。なんの用だろうね?」

 

何のようって、思い当たる節がいくつかあるよ?

主に君が色んな事しでかしてくれたからね?

 

「あ~、うん。早く行くか」

「もうちょっと、ゆっくり話しながら行かない?」上目遣い

 

おうふ、かわええ……

なにあの上目遣い、可愛すぎでしょ

ホント、俺の彼女マジ天使

話ながら行こう、そうしよう

 

「そうするか」

「うんっ!!」

 

あれからちょっと歩いたんだが……

「……」チラッ

「……」チラッ

「「っ!!」」プイッ

 

一体何を話せばいいんだ!?

ちょくちょく見合っては目線を反らして見合っては反らして!!

あぁ~!!こういうときに限って全然話題が出てこねぇ……

いくらゆっくり歩いてても、このままじゃかぐや嬢の部屋についちまう

 

「そ、そういえばさ。崇宮君」

「な、なんだ?」

「スマホってどうするつもりなの?」

「あ~、スマホか」

 

そういや早く買わないとな

あれないと色々不便だし

今週の日曜は空いてるはずだから、そんとき行くか

 

「今週の日曜日に新調する予定だけど?」

「そうなんだ。あの、もしよかったらなんだけどさ……。一緒に行かない?」

「え……?」

 

これって……、その……デートのお誘い、だよな?

 

「一人でゆっくり選びたいって言うんなら全然いいんだよ?」

「い、いや、全然。俺スマホの最新とか疎いからいいんだけどさ。早坂は近侍としての仕事とかは良いのか?」

「それは大丈夫。かぐや様、日曜日にどこかに行くことないから」

 

そ、そうなのか。だったら全然大丈夫だよな?

早坂から誘ってくれたんだし

 

「だったら早坂、頼めるか?」

「うんっ!!それじゃ、日曜日10時にそっちに行くね!!」

「お、おう、わかった。っと、着いたな。さ、近侍モードに切り替えな。入るぞ」

「わかっていますよ、崇宮君。かぐや様、早坂と崇宮です。入りますよ」ガチャッ

 

さ、一体どんなお叱りを受けるのかな?

 

「二人とも、なぜ呼ばれたかわかるかしら?」

「いくつか思い当たる節は……」

「いえ全く」

 

は、早坂さん!?

どうして心当たりがないんですか!?

あんなに色々やったのに!?

 

「じゃあ、言いますね」

「」ゴクリ

「二人ともおめでとう!!」

 

……へ?

 

「ありがとうございます。かぐや様」

「お、おう。ありがとう、かぐや嬢」

 

なんだ、良かった~

てっきり話してないことにたいして怒られるのかと思ってた

良かった~

 

「と、言いたいのだけれど。どうして最初に私に言ってくれなかったの!?」

「「え、そこですか?」」

「何が!?」

「「いえ、何でもないです。続けてください」」

「そもそも、どうして最初に主人である私に言ってくれなかったの!?私悲しかったのよ?すっごく悲しかったよ?」

 

そこなんっすか……

てっきりかぐや嬢が花火を見に行くのに必死になってる時に告白してたのにキレてるのかと思ってたわ

 

「かぐや嬢、それはな?」

「私がかぐや様を驚かせようと思ったので、私が崇宮君に頼んだんですよ」

「そ、そうだったの……。ごめんね?あなた達の気も知らないで怒っちゃって」

「わかって頂けたなら結構です。それで、お話はそれだけですか?」

「あ、後、どうしてクラスのみんなの前で言ったのかしら?」

 

そういえば、驚かすなら別にこういう場面でも良かったわけだもんな?

どうしてなんだ?

 

「それは……」

「どうしてなの?」

「その……、崇宮君は私のだって、みんなに、見せつけておこうと思って///」

「へぇ~。早坂、そんなこと考えてたのね?」

 

「おかわいいこと」

 

「だ、だって!!崇宮君モテるし、優しいからいつ他の子が近づいて来るかわからないから///」

「誠はどう思うの?」

 

どう思う、か……

そりゃもちろん……

 

「うん、俺の彼女マジ天使」

「ふぇ!?///」

「そこじゃないです!」バシッ

「あいたぁ!!」

 

痛ぁ……

何も頭叩かなくても良いじゃん

そこじゃないって、早坂の事じゃなく早坂が言ったことについてってこと?それだったら

 

「俺、別にモテてると思ったことねぇし。さっきの発言からもわかる通り俺は早坂一筋だから近づいて来てもなんとも思わないぞ?」

「だそうよ?良かったわね、早坂?」

「わ、わかりましたから。もう何も言わないでください///」

「お、おう。わかった……」

 

なんか、悪い事したな……

ごめん、早坂

 

「それで、話ってこんだけか?そろそろ寝る時間だぜ?かぐや嬢」

「もうそんな時間なのね。もう戻っていいわよ、早坂。誠はお疲れ様、帰り道に気をつけてね?」

「おう、気をつけるよ」

「「それじゃ(それでは)、おやすみなさい、かぐや嬢(かぐや様)」」

 

ふぅ、まぁ、怒られなかったから良かったとするか

早坂は、大丈夫そうかな

 

「うぅぅぅぅぅ///どうしてあんなことしたんだろ、あたしぃ///」

「そんなに後悔するならしなきゃ良かったのに……」

 

かわいいから俺は全然良いけど

 

「だ、だってぇ……」

「とりあえず、かぐや嬢と御行の前ではあんまりイチャつかないようにしような?」

「え、どうして?」

「なんか、申し訳ないじゃん?」

 

だって、親友と主人が花火見ようと必死になってる時に告白して付き合ってるんだよ?こっちは

それに、あんなことがあったのに二人は進展なしだよ?

それなのにイチャつけないですよ

 

「そう……。イチャつきたかったらかぐや様と会長を付き合わせたらいいんだよね?」

「そうだな……。そうなるな」

「だったら崇宮君!!」

「はい!!」

 

な、なに!?

 

「スマホ買ったら、早速作戦会議するよ!!」

「あ、はい。どうして?」

「だって私、崇宮君とどこでもイチャイチャしたいもん!!崇宮君が後ろめたいんだったらその元を解決すればいいんでしょ!?だから作戦会議するの!!わかった!?」

「そうだな。もう部屋の前だぜ?そろそろ遅いから悪いけど帰るわ」

「あ、ごめん。一人で熱くなっちゃって……」

「いや、実際俺も同じ事考えてたから大丈夫だ。それじゃ、おやすみ。早坂」

「おやすみ、崇宮君。大好きだよ?///」

「お、おう。俺もだよ///じゃあな」

「うん、また明日」

 

《~~帰り道~~》

 

早坂、めっちゃやる気出してたなぁ

早坂の言う通り、あの二人をさっさとくっつければもっと大々的に早坂とイチャつけるんだよな

頑張るか、俺と早坂のイチャイチャのために

 

 

 

こうして、多くのイベントと波乱の待つ俺たちの二学期は始まったのだった




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第一話、いかがでしたでしょうか?

感想、評価、お気に入りお待ちしております

それでは、また次回
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