今回は作者としては初めてのことに挑戦した、実験色の強いものになっています。さて、吉か凶か……。
戦いは終わった。
俺の『サタンクラッシュ』により巨大蛇は完全に瓦解、そしてその中にいたフィーネは響によって助け出され、今ゆっくりと瓦礫に座らされる。
まわりには奏・翼・クリスの3人に加え、戦いの終了を知って避難所から出てきた二課のメンバー、それに未来やどういうわけか板場弓美さんたち3人の姿もある。
「いいのか?」
「お前さんが戦ってる裏で色々あってな、未来ちゃんと同じ民間協力者って扱いになるから」
板場弓美さんに肩を借りたジョーの話に頷くと、視線をフィーネと響へと向ける。
「了子さん……なんでこんなことをしたのか話してくれませんか?」
「……そんなことのために私を助けたのか?」
「このまま何も分からないままなんて嫌です。だから教えてください。了子さんの想いを……」
まるで数十年分一気に老け込んだのではないかと思えるくらい覇気の消えたフィーネは、そんな響の懇願に小さく頷くとゆっくりと語り出した。
数千年の昔、先史文明期と呼ばれる時代にこの世界の人類を創り出した創造主……カストディアンという存在に仕えていた巫女であるフィーネは創造主の一人、エンキという名の男性に恋をした。
神に恋するなど不遜とは思いながらも、それでもどんな結果になろうと胸の想いを伝えようとフィーネは塔を建てる。しかし、想いを伝える前にその行いは創造主の怒りに触れた。
塔は砕かれ、月から『バラルの呪詛』が降りかかることで、人類同士だけに留まらず創造主とも意志疎通と相互理解を可能としていた『統一言語』が失われてしまったのである。
それ以来、フィーネは『バラルの呪詛』を解くために呪詛の発生源……月を破壊しようと考えた。だがそれには圧倒的に時間が足りない。そのため自身の子孫がアウフヴァッヘン波形に触れた場合、記憶と人格と能力を継承して子孫の身体を乗っ取り転生するシステムを己の遺伝子に仕込んだのだ。
そうして何度も何度も子孫に転生を繰り返してきたフィーネは、その度に歴史の裏で暗躍してきた。そして同じように12年前に翼によるアメノハバキリの起動実験に立ち会った時に櫻井了子へと転生、今回の事件のための計画を練り続けていたそうだ。
ちなみにノイズの正体についてもフィーネは語った。
バラルの呪詛により統一言語を失い、言葉の通じる者同士のコミュニティへと分かれた古代人。それが他の言葉を操るコミュニティと手を取り合うことではなく殺すことを選択した結果、環境を破壊せずに相手を殺す為に産み出された兵器……それがノイズの正体だという。
何故それが無差別に襲い掛かってくるのかというのも、その生産工場兼倉庫である『バビロニアの宝物庫』という異空間の扉が開けっ放しになっており、たまにそこから出てきたノイズが災害として扱われているそうだ。
「全てはバラルの呪詛を解いてあの方に胸の想いを伝えるため……私はそのためだけに永遠の刹那を繰り返してきた」
そうフィーネは自身の物語を締めくくる。
「「「……」」」
誰もが人類の起源から続く、あまりにもスケールの大きな話に声も出ない。
だが、俺は今の話を聞いていて明らかな違和感を覚えた。
フィーネの恋したエンキという神、彼はいちいちフィーネの想いが気に入らなかったからといって全人類から統一言語をはく奪するような処置をとるのだろうか?
それこそ傲慢で横暴な神だというなら分からなくもないが、聞いている感じだと柔らかな優しい神だと思われる。そんな相手が普通に考えて全人類連帯責任のようなことをするとは思えないのだが……?
そうなればエンキはフィーネのことは関係なく、何か事情があって『バラルの呪詛』を発動させたのではないかと思う。
いや、そもそも……。
(『バラルの呪詛』とやらだが……コレを『呪詛』呼ばわりしている時点で何かの事情があるな)
『俺だけが感じるもの』によって俺はフィーネの話す内容にはフィーネが知らない裏の事情があることを確信していた。
だが、それを指摘するより前にどうしても俺は聞いておかなければならないことがある。
「今回の件の事情は分かった。 だが、俺はそれとは別で聞きたいことがある。
さっき俺を『シャドームーン』と呼んだな? 俺について何を知っているんだ?」
その俺の言葉にフィーネは俺をジッと見た。
「……そう、力だけで記憶とかは継承されないのね。
いいわ、話してあげる……とはいえ、私もそれほど詳しいわけじゃない。
何と言っても……私がフィーネとして巫女をしていた段階で『伝説』として語られていたのよ。現代にはまったく伝わっていない、失われた『伝説』の話よ……」
そしてフィーネの口から、さらに驚愕の地球の歴史が語られ出す。
先史文明期よりもさらに過去の時代、そこは暗黒の時代だった。それを支配していたものたちこそ、『ゴルゴム』と呼ばれる暗黒の存在である。
フィーネたちにとって神であったカストディアンですらゴルゴムには敵わず、支配されながら明日も見えぬ暗黒の時代を生きていた。
だが……暗黒の時代に、転機が訪れる。
ゴルゴムの2人の王子が、ゴルゴムによる暗黒の支配に疑問を抱いたのだ。暗黒の力による支配……そんな
一説にはそのゴルゴムの王子の1人がカストディアンの少女と恋に落ち、その少女が虐げられていることに怒りを覚えたためとも言われている。
結果として2人の王子はゴルゴムへと反旗を翻した。そしてゴルゴムの王を討ち取り、暗黒の時代を終わらせたのである。
戦い終わると2人の王子は、『この
「その伝説の2人の王子こそ、『太陽を司る光の王子 ブラックサン』そして『月を司る影の王子 シャドームーン』。
『白銀の身体に深い緑の眼差し』……ふふっ、思い返してみれば伝説の通りの姿じゃない。なんであなたが『シャドームーン』だと気付かなかったのかしらね……。
そんな伝説の再臨を相手にしてたのに気付かないなんて……あなたの言う通り、私は絶望的に運がない」
そう言ってフィーネは自嘲気味に笑った。
皆は俺の力のルーツに驚愕しているが、俺としては『やはりゴルゴムは存在したか……』とそれどころではなかった。
「これが私の知るすべてだ……」
そしてフィーネは話を終えるとフラフラと瓦礫から立ち上がり、こちらに背を向けネフシュタンの鎧の鞭を握り締める。
「人が言葉よりも強く繋がれること、分からない私達じゃありません。だから了子さん、きっと私達は分かり合えます」
「……私は今までの永遠の刹那の中で何度となく人の愚かさを見た。
そんな愚かな人間が分かり合えるものか……。
だから私はこの道しか選べなかったのだ……」
響が諭すような優しい口調で語りかけるもフィーネは動かない。
そして……。
「でりゃああああああ!!」
「響っ!!」
突如、フィーネがくるりと反転しながら握っていた鞭を投げつけた。俺は咄嗟に響の盾になるようにするが、フィーネの狙いは響でも俺でもなかった。
「私の勝ちだぁっ!!」
「まさか……!?」
そのまま伸び続けたネフシュタンの鞭の行先は……月だ!
「あああああ、ああああああああっ!!!」
フィーネの魂を賭けるような声とともに踏みしめた大地が砕けた。
……いやそれは誇張ではなく魂を賭けたものだ。その証拠にフィーネの身に纏っていたネフシュタンの鎧が砕け、同様にフィーネの肉体も砕け始めている。
「月の一部を拝借しました、影の王子。
私の全霊を込めて引き抜けたのは十数キロ程度……だがそれをここに落とし、私の悲願を邪魔する禍根はここで纏めて叩いて砕く!」
「……」
皆が唖然とする中、俺はゆっくりと崩れていくフィーネに近付いた。
「次のために……伝説の影の王子でも私の邪魔はさせない! この想いを伝えるために!!」
そんな俺に気付いたフィーネはそう言うが、俺はゆっくりと語りかけた。
「なぁ了子さん……そもそもなんだが、なんでその『バラルの呪詛』とやらが『呪い』だと思ったんだ?」
「話を聞いていたはずだ。『バラルの呪詛』のせいで統一言語は失われ相互理解を失い、人はいがみ合い、争い合うようになってしまった。
これを呪いと言わず何と言う!? 神は私の想いを不遜とし、人類に不和を呼ぶ『呪い』を与えたのだ!!」
「そうか……なら、月を司る影の王子として、一つ断言しよう」
そして、俺は『俺だけが感じるもの』を話す。
「確かに月から別の何かの波動を感じる。これがあんたの言う『バラルの呪詛』なんだろうが……俺はこの波動から『人類への確かな深い愛情』を感じる」
「……えっ?」
俺の言葉があまりにも予想外だったのかフィーネは鳩が豆鉄砲をくらったような顔をする。
「バカな、『バラルの呪詛』によって統一言語が失われたせいで人類は多くの悲劇を味わってきた。
それが……『呪い』じゃない?」
「そもそも、あんたがそこまで愛した男は、全人類に呪いを振りまくような男だったのか?
答えてくれ、了子さん」
「違う、断じて違う! あの御方はどこまでも優しかった。
人である私を自分と対等に扱ってくれた。誰よりも慈悲深く、思慮深い方だった。
そんな方だからこそ、私は心の底から愛した!
どれだけ永遠の刹那にあっても変わらないほどに、愛した!!」
「……ならそれが答えだろ。
『バラルの呪詛』は『呪い』じゃない。 何かの事情があったんだ。
『呪い』と蔑まれながらも……それでも月は
「それじゃあ……すべては私の勘違い……?
私は今まで……あ、ああぁぁぁぁぁ……!!」
すべてを理解し泣きじゃくる彼女の姿は、ひどく小さく見えた。
そんなフィーネに俺は背を向ける。
「不幸な行き違いは今回限りだ。
次の時には、まずはその事情を探してくれ。
そしてそこにはきっと……その人からのあんたへの気持ちがあるはずだ」
俺の言葉に、泣きながらもフィーネは確かに頷いた。響はそんな俺の様子を見て微笑んでいる。
そんな響へ、崩れていくフィーネは言葉を紡いだ。
「響ちゃん……あなたにアドバイスよ。
胸の気持ちは、仕舞い込んでいたら何も変わらないの。伝えられなかった後悔だけが後に残るだけ。
だからその胸の気持ちを歌にして、その歌を信じて伝えなさい。
きっと……あなたの月の王子様はいつだって答えてくれるわ」
「はい……」
「その想い……大切にしなさいね」
そう最後に微笑んで、全身が灰色の塵となって崩れ去る。それがこの事件の黒幕である櫻井了子……フィーネの最後だった。
しかし彼女にとってこの死は終わりではなく、先程言っていたように何処かの場所でいつかの時代に復活を果たすだろう。
だが、そのときの彼女はこんな事件を起こすようなことがないだろうと、俺も響も確信していた。
「軌道計算、出ました……直撃は避けられません」
皆が了子さん……フィーネの死に悼み、その気持ちへの一応の整理をつけたころ情報端末を操作していたオペレーターの朔也さんがそう結果を告げてくる。
「だ、大丈夫よね? たった十数キロくらいの大きさしかないんでしょ?
今から逃げれば……」
弓美さんが不安そうにそう言うが、それに朔也さんが首を振る。
「十数キロの隕石っていうのはね、恐竜を絶滅させた隕石とほぼ同じ大きさなんだ。
そんなものが落ちて来たらこの街どころか人類そのものが……」
「そんな……」
そんな重苦しい空気の中、俺は一歩を踏み出す。
「少し、行ってくる」
「ノブくん!?」
「信人!?」
心配そうな響と未来に、俺は笑って答えた。
「了子さんの話を聞いただろ?
俺は、月を司る影の王子だ。そして今ここに落ちてくるのが月から抉り取った欠片だっていうんなら……その始末は俺がつけるのが筋だ。
心配しないでくれ、すぐに戻ってくる。
ただ……」
そこで俺は振り返って響を見た。
何故だろう、今無性に俺は響の歌が聞きたかった。
「響……俺のために何か歌ってくれないか?
俺はお前の歌声が大好きなんだ。
だから……」
すると、響はいつものような、俺が大好きな大輪の向日葵のような笑顔で俺に答えた。
「私歌うよ。 ノブくんのために、ノブくんへのこの胸の歌を!」
そして響が歌い始める。それは今まで一度も聞いたことがない歌だ。
それも当然、それは『仮面ライダーSHADOWの歌』だったのである。
シンフォギアシステムは、胸の想いを歌に変換するという。ならばこれは、響の心からの俺への応援歌だ。
その時、不思議なことが起こった。
光とともに俺の姿が変わっていく!
全身の銀色の装甲はそのままに、頭部のアンテナがまるでクワガタムシのようになっている。肩の形状も変わっていた。
腹部に月光を取り入れて蓄積するエネルギー器官『ルナバスク』が備わっている。
外見的な一番の変更は腰の『シャドーチャージャー』部分だ。三角形に光をたたえた三連装ベルト『トライルナライザー』へと変化している。
ベルトの3つはそれぞれがキングストーンの『緑』、月の光の『青』、そして『黄』の3色だ。
最後の黄色からは、響を感じる。この黄色は『フォニックゲインの黄色』だ。
俺の中でキングストーンエネルギーと月光とフォニックゲインの三つが混ざり合ったハイブリッドエネルギーが、渦巻いていた。
言うなれば『銀色のアナザーシャドームーンとアナザーRXの合いの子』のような姿に三連装ベルト……それが今の俺の姿だ。
「これは……俺の、SHADOWの強化形態か!」
だが、これは仮面ライダーBLACK RXのような『進化』ではないのが何となく理解できた。
この姿は今一時のもの、いうなれば平成ライダーの最強フォームのような今一時のパワーアップだろう。
だが、それでも十分すぎる。
「ノブくん、その姿!」
「ああ……響の歌が、俺に力を与えてくれたんだ」
そして俺は響たちへと背を向けた。
「響、アンコールを頼む!」
「うん!」
その返事を背中で受けると、俺は全力のジャンプで音を置き去りにして宇宙を目指す。
~~~~~~~~~~~~~~~
残された響は空を眺めながら息を吸い、信人に求められるままに胸の歌を歌い始める。
自分たちを守るために飛び立ったその背中を、少しでもこの歌が支えられるように祈りながら……。
『MoonLight~仮面ライダーSHADOW~』
1.
迫りくる闇の衝撃に
嘆きの声が響き渡る
でも顔を上げて 前を向いて
そこにはほら 銀の風が吹くの
足音を 響かせて 月の光とともに
MoonLight! 闇を切り裂き!
MoonLight! 未来(みらい)を照らす!
希望を求める声に
MoonLight! イナズマまとい!
MoonLight! 降り立つ戦士!
その輝く希望の名は
仮面ライダーSHADOW!
2.
繰り返す悲劇の連鎖に
誰かの涙が零れてる
でも涙拭い 顔をあげて
そこにはほら 銀の影が立つの
その拳 握り締め 月の光とともに
MoonLight! 闇を断ち切り!
MoonLight! 悲劇を止める!
救いを求める声に
MoonLight! 銀の身体(ボディ)!
MoonLight! 翠(みどり)の瞳!
その煌めく光の名は
仮面ライダーSHADOW!
その力 未来(あす)のため 月の光とともに
MoonLight! 闇を切り裂き!
MoonLight! 未来(みらい)を照らす!
希望を求める声に
MoonLight! イナズマまとい!
MoonLight! 降り立つ戦士!
その輝く希望の名は
仮面ライダーSHADOW!
~~~~~~~~~~~~~~~
宇宙空間に飛び出した俺は、マイティアイで地球へ迫る月の欠片を見据えていた。
もしも失敗すれば響や未来、俺の大切な人たちの命が無い……そう理解していても心は穏やかだ。
何故なら……今の俺に失敗などあり得ないと確信しているからだ。
「歌が聞こえる……」
ここは宇宙空間、音は響かず、そもそも地上にいる響の歌声が聞こえるはずはない。
だがそれでも、響の歌を俺は感じていた。
「キングストーンに月の光、そして響の歌……その3つが揃った今の俺に、出来ないことなどない!!
バイタル・マキシマムチャージ!!」
俺の全身から、今までとは比較にならないエネルギーが全身へと駆け巡る。
そして俺はその全てを両足へと込めると全力の一撃を放った。
「シャドーキックッッ!!」
~~~~~~~~~~~~~~~
全員が空を見上げる中、弓美が声を上げた、
「見て!」
弓美が指差す先には、こちらに落ちてくるであろう月の欠片。それに翠に輝く流星が突っ込んでいく。そして閃光が広がった。
「流れ星……」
粉々に砕かれた月の欠片が、光の尾を引きながら降り注いでいる。
そんな幻想的な光景を誰もが見惚れていた。
「おい、あれ!!」
クリスが指さす方向からは、煌めく白銀が下りてくる。
そして……。
カシャ、カシャ、カシャ……
独特の金属質な足音が辺りに響き渡る。
その姿は元のSHADOWのものに戻り、ゆっくりと足音を響かせて歩いてくる。
「ノブくん!」
「信人!」
飛び出した響と未来、SHADOWは変身を解き信人へと戻ると、飛び込んできた響を抱き止めた。
「ただいま、響」
「おかえりなさい、ノブくん!」
微笑む信人に、同じように笑顔で答える響。
「ごくろうさま、信人」
「ああ、ただいま、未来」
そしていたわるように隣に並ぶ未来に、信人が答える。
そして、信人はふと空を見上げて言った。
「そう言えば3人で流星を見ようって約束してたな……。
ほら、綺麗な流星だ」
言って3人は空を見上げる。
幻想的な流星は、3人の前途を祝福するように降り注いでいた……。
今回のあらすじ
フィーネさん「た、助かった……」
キネクリ「何気に一欠ポーズまで出て生き残った奴ってフィーネが初めての快挙じゃね?」
ビッキー「キリキリしゃべれ。 おう、あくしろよ」
フィーネさん「要するに『振られて全人類に呪いかけられたから呪い解いて想いを伝えようとしました』。
きゃ、私ったら恋するオ・ト・メ♡」
奏「いやいや、完全にストーカー系のヤバい何かだろ。恋するオトメとか頭沸いてんのかい」
防人「……ところで原作でも思ったんだが、仮に『バラルの呪詛』解けたとして、どこにどうやって想い伝えるんだ?
エンキさんって、物凄い過去の人のはずなんだが……フィーネの最終的な着地点が見えないぞ」
フィーネさん「……か、考えてなかった! 私、どこに想いを伝えたらいいの!?」
ビッキー&奏&防人&キネクリ「「「「あ、アホかぁぁぁ!!」」」」
フィーネさん「……マジでどうするつもりだったのかしら?原作でもそれらしい資料見た覚えないし……」
ビッキー「目的と手段がもうめちゃくちゃだよ」
奏「知っている方はぜひご連絡ください」
SHADOW「それはわかったが、俺のこと知ってたの何で?」
フィーネさん「あんた、うちの神々を奴隷状態にしてたヤバいのをぶっ潰した、ヤバい奴の片割れでうちの神々の解放者よ」
SHADOW「やはりゴルゴムは存在した! 俺は間違っていなかったか!」
キネクリ「ついに正式にこの作品の歴史にゴルゴムの存在が確定しちゃったよ……」
防人「まぁ、あとがきでは前から確定した話として載せていたがな」
フィーネさん「よーし、最後の力を振り絞って月抉って隕石落とすわ!」
SHADOW「なぁ、これは原作から思ったことなんだが……フィーネさんの目的って『バラルの呪詛を発生させてる遺跡壊して呪詛を消す』ことなんだよな?」
フィーネさん「そうよ」
SHADOW「原作の『月の欠片』とか今回の抉った隕石とか、地球に引き寄せずにそのまま横に動かして月に叩きつければ、『バラルの呪詛』出してる遺跡壊せないか? こう、プチッと」
フィーネさん「あ……ああああ!! 考えたこともなかったぁぁぁ!!!」
SHADOW「やっぱアンタただのバカだろ!!」
フィーネさん「まぁ、こうでもしないとG編に行けなくなっちゃうしそのために必要だったということで。
ほら、作者も響ちゃんと同じくらい好きな怒su毛be絵ti血イィ娘とか出せないと困るでしょ?」
SHADOW「……許そう、すべてを」
ビッキー「……やっぱり色々潰した方がいい気がしてきた。こう、全力で蹴りあげて」
393「手伝うよ、響(足真っ赤」
SHADOW「Hey、ストップストップ! これからいい話するからやめて!!
で、『バラルの呪詛』は『呪詛』じゃなくて愛に溢れてるぞ。
『それでも月は君(あなた)のそばに』」
キネクリ「おっ、こんなところで題名来るのか?」
奏「しかもこれ、フィーネに言うのか。 どう考えてもお前と響のことだとばかり……」
SHADOW「作者曰く実はこの題名は『響とフィーネ双方にかかっていて、響とフィーネは対比関係になっている』らしい。
『月の愛に気付いている響』と『月の愛に気付かなかったフィーネ』って感じだな」
フィーネさん「ああ、完全に浄化されたわ。私はこれから綺麗なフィーネになりまぁす!
じゃ、あとヨロシク」
防人「原作で思ったんだが、あのサイズの隕石って確実に人類絶滅案件どころか地球ぶっ壊れ案件なんだが……なぜそれで『次がある』と思ったんだろうか?」
SHADOW「なんか原作よりかなりショボい気がするが……とにかく行ってくる」
ビッキー「私の歌を聞けぇ!!」
その時不思議なことが起こった。
奏「ああ、今夜最後の『不思議なこと』はここで使うのかい」
キネクリ「バカ1号の歌でオリジナルフォームに変身か……」
SHADOW「これが本作のスタンスだ。
作者としては『シンフォギア』である以上『歌』という要素は必須、しかし既存の曲を使おうとすると規定で色々面倒だ。そこで考えた答えが……
『何? 既存の歌が使えない?
逆に考えるんだ、完全オリジナル曲を作詞すればいいんだ』
だったらしい」
防人「相変わらずアホな作者だな」
SHADOW「というわけでこの作品では『要所要所でオリジナル曲』という形になるぞ。作者としては作詞なんて初めてやったわけだが、どうせ正式なメロディラインがあるわけでもなし、イメージされるキーワードを並べてみると案外それっぽくなって驚いたらしい。一応、作者の中では歌おうと思えば歌えるし」
奏「これ、今後も出てくるの?」
SHADOW「一応、作者も連載開始の段階で今回のも合わせて3曲完成させてから連載を始めたからしばらくは大丈夫らしいぞ。
ちなみに今回の『MoonLight~仮面ライダーSHADOW~』が仮面ライダーSHADOWのOPテーマ曲のつもり」
キネクリ「これ、オリジナルフォームの名前は?」
SHADOW「このまま何もなければ『仮面ライダーSHADOW(シンフォニックフォーム)』とかになるかもだが、まだ決めてない。
いい案があったらメッセージの方に助言がほしいそうだ。無論歌詞とかでもご意見あればメッセージに欲しいそうです。歌詞もEDテーマとか最終決戦挿入歌とか作詞が難航してるみたいだからな。
というわけで隕石壊して響や393と流星見る約束を守って無印編は終了だ」
今回は『歌』が要素として切り離せないシンフォギアということで初の試み、『オリジナル曲の作詞』に挑戦しました。
本作では要所要所で『オリジナル曲』が入り、それで強敵に打ち勝ったりする流れになります。
次回から2週ほどしないフォギア風の話を行ってから、G編の前に『番外劇場版』編に行きます。
次回もよろしくお願いします。