現れた強敵2人……ウェザー・ドーパントと恐竜グリードに、俺と響は構えを取る。
「「ッ!!?」」
ほぼ同時に恐竜グリードから破壊光弾が放たれ、俺と響はそれを左右にとっさに転がって避けた。
「ではお嬢さん、私が相手になりましょう。私の研究はドーパントが専門ですが、あなたも中々興味深いですね。
さあ……あなたの
「……」
避けた響の目の前にゆっくりと迫るウェザー・ドーパント。それを前に響は静かに構えを取る。
「響ッ!」
「おっと、あなたの相手は私ですよ」
ブンッ!!
「ぐぅっ!?」
すぐさま響の元に駆け出そうとした俺の腕を恐竜グリードが掴むと、その凄まじいパワーで俺を放り投げた。
空中で体勢を立て直し着地した俺に、まるで響たちのところには行かせないとでもいうように恐竜グリードは両手を大きく広げて立ち塞がる。
「さて、あなたの終末をはじめましょうか」
「……いいだろう、そういうつもりなら全力で抵抗させてもらう。 この拳で!!」
そう宣言すると、俺は拳を握りしめ恐竜グリードへと飛び掛かった。
~~~~~~~~~~~~~~
「たぁ!!」
ウェザー・ドーパントと相対した響は先手必勝とばかりに胸から湧き上がる歌を歌い上げ、高まったフォニックゲインを拳に乗せて叩きつける。
しかし……。
「そんな攻撃で私が倒せるとでも?」
「つぅッ!?」
響の拳を受けながらも平然と反撃に出るウェザー・ドーパント。ガードの上からでも身体の芯に響くような衝撃に思わず苦悶の声が漏れてしまう。
(やっぱりノイズとは桁違いに一撃が重い!?)
ここ数日で怪人との戦いを何度も経験した響は、今までのノイズとはまるで違う怪人の力を存分に思い知っていた。
パワーも防御力も桁違い、自分の攻撃がまともに効かないこともしょちゅうだ。しかも相手は信人が警戒心を露わにした強敵である。
響は気を引き締めると意識を集中させた。
「ふん!」
再び振るわれるウェザー・ドーパントの剛腕。だが響はそこから逃げるようなことはなく、その攻撃をよく見る。
「ここっ!!」
「何っ!?」
響は迫る剛腕をいなすとその勢いのまま、その顔面に拳を叩き込んだ。
だが怯むことはなく、再びのウェザー・ドーパントから拳が響に振るわれる。しかし響は今度はそれを上に反らした。
「たぁ!!」
そしてがら空きの胴に並足を揃えて膝で軽くしゃがみ、踏み出して背中の体当たり……八極拳の『
(私の力だけでダメージが与えられないのなら、相手の力も利用して……カウンターでダメージを与えていけばいい!!)
これが響の対怪人戦の回答であった。
「ぐぅ!?」
この衝撃は流石に応えたのか、ウェザー・ドーパントが数歩下がってたたらを踏んだ。そこに響が追撃する。
踏み込みとともに強力な肘打ち『
直撃に確かな手ごたえを感じた響は即座に追撃に移ろうとするが、ウェザー・ドーパントも黙ってはいない。
「やってくれますね!」
「ッ!?」
突如として発生した突風が響を空中へと吹き飛ばす。空中で体勢を立て直して着地する響だが、その表情には困惑が見て取れた。
「今のは一体……」
「私はウェザー、つまり『気象』を操ることが出来るのですよ。
このように、ねっ!」
「ッ!!?」
困惑する響に種明かしだと自らの能力を語るウェザー・ドーパント。その瞬間、響の背中に灼ける様なチリチリとした予感が駆け抜け、その予感に従って響は横に思い切り転がった。
ドウンッ!
一瞬前まで響の居た場所に轟音とともに何かが落ちる。バリバリと地面に青白い光が走るのを横目に見た響はこれが何なのか即座に悟った。
「雷!?」
それはウェザー・ドーパントの能力によって発生した落雷だ。そんなものを受ければシンフォギアを纏っていても大ダメージは免れないだろう。
「さぁ、先ほどまでの勢いはどうしました!」
「くぅっ!?」
連続して落ちる雷、たまらず響は回避に専念する。
その直感と卓越した反射神経でウェザー・ドーパントの雷を避ける響だが、避けているだけではどうしようもない。
(何とかして、倒すための方法を考えないと……)
勝利のための隙を狙う響。しかしウェザー・ドーパントとて信人が警戒するほどの強力な怪人だ、響の次の一手を待つほど甘くはなかった。
「あなたは理科の授業は得意ですかね?」
「えっ? ………わっぷ!?」
何のことだと疑問に思う響に、突如として冷たい雨粒が降り注ぐ。ウェザー・ドーパントによる局所的な豪雨だ。
圧倒的な雨量により視界を遮られた響は、その隙にウェザー・ドーパントが攻撃をしてくるものだと考え、最大限のカウンターを繰り出せるように身体を引き絞る。
しかし、響の予想に反して何の攻撃もないまま豪雨は止んだ。どういうことかと思考を巡らす響に、ウェザー・ドーパントが続ける。
「では問題です。 水に濡れた手で電気製品やコンセントを触るとどうなるでしょう?」
「ッ!?」
その瞬間背中に嫌な予感が駆け抜け響はその場から飛び退こうとするが、そんな響に落雷が直撃した。
「きゃぁぁぁぁ!!?」
「正解は感電して黒焦げになる、でした!」
電撃の痛みに悲鳴を上げた響に、愉快そうにウェザー・ドーパントが答える。
ウェザー・ドーパントの起こした豪雨によってずぶ濡れになった響、その水を伝い電撃が響へと襲い掛かったのだ。
「ぐぅ……」
大ダメージに片膝をつく響。それをウェザー・ドーパントは愉快そうに見下ろす。
「ではそろそろ終わりにしましょうか!」
ウェザー・ドーパントの指先で風が逆巻き、次第にそれが大きなうねりとなって巨大な竜巻が形成された。
そしてそれを響へと向ける。
「ッ!?」
自身に迫り来る竜巻。響は歯を痛みを抑え、食い縛って立ち上がる。
しかし避ける暇はない。
「ふぅぅぅぅ……!」
大きく息を吐き腰を落とす響、その視線は死を前に覚悟を決めた者のものではない。
そして、そんな響をすべてを粉々にするウェザー・ドーパントの竜巻が飲み込んだ……。
~~~~~~~~~~~~~~
ズドンッ!ズドンッ!!
「ぐぅっ!?」
連続した轟音の中、それをガードしながら俺は呻く。
それは、恐竜グリードの拳だ。ただの拳でさえ、まるで爆発音のような音をさせる凄まじいパワーである。
「はぁ!!」
俺も拳には拳で応えるべく、パンチを繰り出す。
しかし……。
「甘いですよ」
「なっ!」
突き出した俺の右の拳は、そのまま恐竜グリードの右掌で受け止められていた。
俺の拳が微動だにしない、凄まじいパワーだ。
「ふんっ!」
「ぐぁ!?」
右手を掴まれたまま俺は恐竜グリードにブンッと振り回され、大地に叩きつけられた。しかし恐竜グリードはまだ俺の腕を離していない。
再びの浮遊感、俺をまた叩きつけるつもりのようだ。だが、俺とてやられっぱなしではない。
「シャドービーム!!」
俺は自由な左手を恐竜グリードの顔面に叩きつけるとそのまま零距離でシャドービームを放つ。
シャドービームの爆発が起こり、恐竜グリードが俺の右手を離した。俺はそのまま空中で体勢を立て直すと着地する。
シャドービームの爆煙がゆっくりと晴れた。すると、そこにはまるで様子に変わりがない恐竜グリードの姿がある。
「凄いパワーと防御力だな……」
シャドービームの直撃でもさほどダメージを与えられない様に、内心で冷や汗を流す。
そんな中、恐竜グリードは一気に俺に接近してきた。
「速い!?」
「ふんっ!!」
恐竜グリードの繰り出すパンチとキックの猛攻に、俺も慌てて応戦する。
二度三度と打ち合い、俺の蹴りが入って恐竜グリードは吹き飛ばされて後退するが、すぐに平然として立ち上がった。
「パワーや防御力だけじゃなくて、スピードも速いな……」
恐竜の力強さと打たれ強さ、そして俊敏性のすべてを兼ね備えている難敵、それが恐竜グリードなのである。
そんな警戒をする俺に、恐竜グリードは話しかけてきた。
「あなたは何故終末を、完成を拒むのですか?
あなたたち2人は美しい、本当に美しい若々しい恋人たちだ。
その美しさは、とても尊い……」
恐竜グリードは天を仰ぐように大仰に手を広げて言った。
そこには邪念は感じられない。本当に彼がそう思っているのが分かる。
「しかし、その愛という美しさは時がたつにつれ醜く変わってしまうでしょう。
だからこそ、そうなる前に美しく優しいうちに完成させようというのです。
それはとても価値のあることなのですよ」
「……」
……驚くべきことだが、彼はこの言葉を本気で言っている。俺と響の関係を『美しい』と称し、そのために慈悲の心から来る『親切心』で俺と響を『終わらせようとしてくれている』のだ。
それが分かり絶句する俺はその瞬間、恐竜グリードを前に隙を見せてしまった。
「フンッ!!」
「ぐぁ!?」
急接近してきた恐竜グリードの拳が顔面に直撃し、俺が地面を転がる。
慌てて俺は身体を起こすが、すぐに周囲の異変を感じ取った。
「気温が急激に下がっている!
これは……ヤバい!?」
それに気付いた瞬間、俺はビル一つを飲み込めそうな氷の中に閉じ込められていた。
「では、善き終末を」
氷漬けにされた俺の耳に、そんな言葉が聞こえた……。
~~~~~~~~~~~~~~
「これで耳障りな歌も終わり……なにぃ!?」
すべてを粉々に破砕する竜巻に響が飲み込まれる様を確認しウェザー・ドーパントはほくそ笑むのもつかの間、それは驚きに変わった。
どこからともなく、歌が響いてくる。竜巻の暴風ですら遮ることのできないその歌は当然、響の巻き込まれた竜巻から響いていた。
そして、竜巻が『割れた』。
「……は?」
あまりの出来事に、ウェザー・ドーパントから間の抜けた声が漏れる。
その視線の先にいたのは胸から溢れる歌を歌いあげながら左右の腕を振るい、それによってすべてを粉々にする竜巻の暴風を文字通りに『捌き切った』響の姿だ。
「ふぅぅぅぅ……」
竜巻を消し去った響は深く息を吐くと呟く。
「……沖さん、ありがとうございます。
これがすべてを守り切る、赤心少林拳『梅花の型』!!」
それは沖一也こと、仮面ライダースーパー1から指導を受けていた赤心少林拳、その『梅花の型』を自己流に響が組み込んだものであった。
いかなる悪意からも花を守るがごとき鉄壁の防御は、ウェザー・ドーパントの竜巻すら凌ぎ切ったのである。
自身の竜巻が完全に消されたことにしばし呆然としていたウェザー・ドーパントだがさすがは幹部級の強力怪人だ、すぐに調子を取り戻す。
「竜巻で消せないのなら、幾らでも他の方法はありますよ!」
「ッ!?」
言って、先ほどと同じくバチバチと紫電が舞う。雷の前兆現象だ。
(雷までは今の私じゃ防ぎきれない。なら!!)
「はぁぁぁぁぁぁ!!!」
響が選んだのは前進だった。
地面を踏み抜く勢いで蹴った響が、拳を握りしめウェザー・ドーパントへと一気に迫る。
ズドンッ!!
足元にクレーターが出来るほどの『震脚』。そして握りしめた拳を突き出す。
「我流、
響の最大の一撃がウェザー・ドーパントに炸裂する。
だが……!
「どんなに技巧を凝らそうが所詮は虫けらの一撃。無駄ですよ!」
衝撃は受けたもののウェザー・ドーパントを倒し切るには至らない。ウェザー・ドーパントはダメージを受けながらもその隙に最大の雷を響に叩きつけようとする。
その刹那の瞬間、響の思考は際限なく加速した。
脳裏に過ぎ去るのは、自分を特訓してくれた2人の人物の言葉。
(響くん。百発の拳で倒せぬ相手だからといって、一発の力に頼ってはいけない。一千発の拳をぶつけるんだ!)
(響ちゃん。 爆裂強打の型の基本はね、清めの音を連続して隅々にいきわたるようにすることなんだよ)
『
「はぁぁぁぁぁぁ!!!」
響はそのまま拳の連打を始める響。
「そんな軽い攻撃、何発こようが……何ッ!?」
響の攻撃を軽いものだと笑うウェザー・ドーパントが驚愕に染まる。
響の攻撃は確かに一撃一撃はウェザー・ドーパントにとって軽い。しかしそれが連続で叩き込まれることで威力が増してきている。
それは衝撃波の干渉効果。池に大きな石を投げても波紋は一度出れば終わりだが、小さな石を波紋が弱まる直前に次々に投げ込んでやると波紋が重なって力は強まる。流体力学の基本だ。
それを響はその拳とフォニックゲインでやっていたのだ。
響のフォニックゲインが拳とともに流れ込み、波紋が生まれる。連続して叩き込まれる拳とともに次々生まれる波紋は、響の歌とともにフォニックゲインがビートを刻み始める。
そしてそれは奇しくも、ウェザー・ドーパントを打ち砕いた仮面ライダーアクセルトライアルの必殺技『マシンガンスパイク』によく似ていた。
「こ、これは!?」
「これが私の自慢の歌! これが!!」
「我流、音撃連打の型!!!」
気合いとともに、最後に強烈な一撃がウェザー・ドーパントに叩き込まれた。
「ば、バカな! この私が!!」
その言葉とともにウェザー・ドーパントは爆発の中に消える。
「ふぅ……
それを見届けながら響は、自分へ教えを授けてくれた人たちへと感謝するのだった……。
~~~~~~~~~~~~~~
「では善き終末を」
氷漬けになった俺を砕こうと恐竜グリードがトドメの破壊光弾を放とうとする。
だが……。
「悪いがまだ終わる気はないんだよ!」
俺はキングストーンへと意識を集中させ、それを解き放った。
「シャドーフラッシュッッ!!」
「何!?」
シャドーフラッシュの光が俺を包み込む氷を消し去り、ついでのように迫る光弾すら消し去った。
「まだ終末に抗いますか?」
そう言って構える恐竜グリードに、俺は静かに言う。
「恐竜グリード……いや、ドクター真木さん。
俺はあんたの価値観に文句をつけるつもりはない……」
俺は、あえて人間としての名前で彼を呼んだ。
俺はライダーたちの物語を知っている。だからこそ、どうして彼がその価値観を持つに至ったかも知っているし、その価値観を持つに至った過去を知り納得した。
だからこそ俺は彼の『物事の終わりに価値を見出し、醜く変わる前に美しく優しいうちに完成させる』という価値観自体に文句をつけるつもりはないし、純粋に『悪党』と断じるつもりもない。
その上で、敢えて言う。
「でもな……俺と響の関係にあんたの価値観を押し付けるな!!」
俺は飛び掛かると恐竜グリードと組み合う。
「俺と響の関係はまだ始まったばかりだ。 まだまだ先がある。
あんた風にいうなら……まだまだ美しくなる余地がいくらでもあるんだよ!
その可能性を今、全部捨て去るなんてするものか!!」
そうだ、俺と響はまだ付き合い始めたばかりだ。デートも恋人としてのイベントも、まだまだ足りない。
それなのにこれで終わってたまるものか!
「……愛とは移ろいやすいものです。 もしかした明日には醜く変わるかもしれない。
それでも、今の美しいままの完成を拒むのですか?」
「俺は明日あるかもしれない最悪に怯えるより、明日にあるかもしれない今よりも幸せな日々に想いを馳せる!」
「今日よりよい明日を……なるほど、それがあなたの『欲望』ですか」
「そうだよ! 俺の『欲望』の邪魔を、するな!!」
叫び、俺は組み合った体勢から零距離で『シャドーフラッシュ』を放つ。
「ぐっ!?」
その衝撃に吹き飛ぶ恐竜グリード。
ここがチャンスと、俺は叫んだ。
「バイタルチャージ!!」
そう構えて叫ぶと、全身にキングストーンエネルギーが駆け巡る。そして大きく跳び上がった。
「シャドーパンチッ!」
身体の屈伸、そしてエルボートリガーを起動させ威力を高めたシャドーパンチが恐竜グリードに直撃する。だが、まだ決まらない。
間髪入れずに、俺は再び跳び上がった。
「シャドーキックッッ!!」
「ぐぉ!?」
レッグトリガーを起動させた最大威力のシャドーキックが恐竜グリードに炸裂した。
吹き飛ばされた恐竜グリードはヨロヨロと立ち上がるが、その体内でキックと同時に流れ込んだキングストーンエネルギーが暴れ回り、緑のスパークがところどころで巻き起こる。
「なるほど……君たちはまだ、美しい……」
そう、どこか納得したように呟くと恐竜グリードは爆発して果てる。
「……」
俺は、何とも言えない気分でその爆煙を眺めるのだった……。
~~~~~~~~~~~~~~
「ノブくん!」
「響!」
恐竜グリードとの戦いの余韻もそこそこに、俺は響の声で我に返る。
「響、無事か!? 怪我は!?」
「うん、大丈夫。 ノブくんは?」
「俺も大丈夫だ」
響に大きな怪我もなく、俺はホッと息をつく。
それにしても、あのウェザー・ドーパントを一人で撃破するとは……。
(何だか本当に強くなっているな)
響の成長に驚きながらも頼もしい気分になる。
「まぁとにかく、他の人たちと合流しよう」
「そうだね」
俺の言葉に響が相槌を打つ。俺は他のライダーに合流しようとバトルホッパーを呼び出そうとしたその時だった。
ズンッ!!
「「っ!!?」」
背筋に氷柱を突き刺されたかのようなプレッシャーが俺と響に襲い掛かる。
同時に、俺と響の周りに突如として不思議な光沢で光る『壁』が現れていた。
「これは!?」
「私たち……閉じ込められた?」
そう理解する俺たちの前方およそ20メートルの位置、その空間に突如として光のモヤのようなものが現れる。
そして……。
カシャ、カシャ、カシャ……
どこかで聞いたことのある、よく聞く音が響く。
そして……光のモヤから現れる銀の身体。
それは!
「ノブくんと全く同じ姿!?」
「お前は……!!」
そして目の前のそいつは高らかに宣言した。
「我が名は……シャドームーン!!」
『仮面ライダー消滅歴史改変事件』の黒幕が、ついに姿を現したのだった!
今回のあらすじ
ビッキー「前回の引きから私&ノブくんVSウェザー・ドーパント&恐竜グリード戦だよ。
私の相手は変態医師の井坂先生!」
井坂先生「さあ……よく見せてください!」
キネクリ「井坂先生は相変わらずの大変な変態だなぁ」
SHADOW「で、俺の相手はドクター真木ってわけだ。
もちろん俺らは抵抗するで? 拳で!」
奏「草」
ビッキー「とりあえず普通には効きそうにないんで、もうカウンター狙いで行くね」
防人「いや、カウンター狙いって……相手より技量が高くないとできない気がするんだが……」
ビッキー「あべべべべ、電撃はちょっとマズい!」
ドクター真木「何故終末を拒むのですか? せっかく美しいまま終わらせようと言うのに」
SHADOW「こっちも安定のドクター真木だよ!」
奏「方向性がガン&ソードの『カギ爪の男』に近い気がするよ……」
キネクリ「そうこうしている間にバカ2号も氷漬けか……」
防人「で、ピンチタイムから反撃開始となるわけなんだが……」
ビッキー「竜巻を『割る』!」
井坂先生「……は?」
奏「おい、あの井坂先生が絶句してるぞ! というか何やった!?」
ビッキー「両手を互いに旋回させることでその間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間を造り出して竜巻をぶち割りました。
これが『梅花の型』なんですね!!」
スーパー1「えぇ……」
防人「立花、スーパー1さんが完全に困惑しているぞ!」
キネクリ「つーかそれ神砂嵐じゃねぇか! 今度は柱の女になったのかお前ぇぇ!?」
OTONA「インストラクション・ワン!百発のスリケンで倒せぬ相手だからといって、一発の力に頼ってはならぬ。一千発のスリケンを投げるのだ!」
響鬼さん「とりあえず連続で殴ろう」
ビッキー「ありがとう、お師匠様たち!」
奏「……何だかまた無茶苦茶なことに開眼しているんだが」
防人「OTONAはニンジャだった? いや、NINJAなら緒川さんがいるだろうに……」
NINJA「僕を司令と一緒にしないでください」
キネクリ「人外度は五十歩百歩だと思うんだが……?」
ビッキー「ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!! おおおおっ 刻むぞフォニックゲインのビート!」
奏「……今度は山吹色の波紋疾走し始めたよ(困惑」
防人「この子はまた遠くに行ってしまったのだな……(達観」
SHADOW「俺も反撃開始だ。
俺たちの可能性をあんたの価値観で否定するな!」
393「……で、本音は?」
SHADOW「響とにゃんにゃんもしてないのに死ねるか!
いや、普通だけじゃなくてもっとコスプレとか色んなシチュでにゃんにゃんしたいんで死んでも死ねません!」
ビッキー「ノブくん♡」
キネクリ「どストレートに男子高校生の欲望丸出しだな、オイ!」
フィーネさん「ケッ……ゾンビ映画の即死フラグセリフ言いおって……このまま死ねばいいのに」
SHADOW「さて、強敵も倒したんでさっさと帰って……」
シャドームーン「我が名はシャドームーンだム~ン」
ビッキー「次回はこの劇場版編でやりたかったことの一つ、『SHADOW対シャドームーン』だね!」
というわけで対ウェザー・ドーパント&恐竜グリード戦でした。
ビッキー……君は一体どこに向かっているんだ(笑
次回はVSシャドームーン戦です。
次回もよろしくお願いします。