「凍結」過去の遺物   作:オオソカ

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今回は、一月で書けました。
どうにか、これからも継続していきますので宜しくお願いします。


偽りの愛情

「偽りの愛情」

 

 かの三超神と最初に出合ったのは、魔王トロスと言い伝えられているが

そのトロスは、その後解放したポピンズ達からの質問を全て無言で答え

た。と書き記されている。

.........................

...................

.......

「よく、来たな」

「ハ、ハハハァーーーー」

 扉の先には数々の異形との対決がまっておりその撃破に費やされた戦力は、DR、魔人共に全滅という結果に終わった。疲労困憊のトロスにまばゆい光と共に一体のなにかが現れた。

 その存在を見た時トロスは、地上では自身より強い者達にすら見せぬへりくだった姿勢でその何かに対応した。

 

(コイツは、やばい奴だ。実力とかそういうもんを遙かに超えてやがる。俺が幾ら鍛えたとしてもこう上手くいかねぇ)

 

 転生前に踏みつけられ続けた者、人生の敗者のトロスであったからこそ目の前の存在の危険性を直ぐに理解した。そしてすぐにへりくだった。

 幼き頃からのトラウマは、どれほどの力を得ても依然として魔王を縛り付けていた。その姿は、まさしく親の顔を伺う大きな赤ん坊そのものであった。

「あの時の失敗作が、よくここまで来れたものだ…願いは何だ?」

「えっと、その」

(そ、そう言えば何を願えば良いんだ?)

 前世ならば、使えきれぬ富や誰にも負けぬ身体能力、知力を願ったのであろう。しかし、今自身は下手な存在より遙かに強くなった…なってしまったのだ。ドラゴンは脅威だ、それはおそらく奴等絶滅するまで決して変わらないであろう。

 しかし、このペースで強化が続行できればあのククルククルとの共倒れで自身だけ漁夫の利を得る事は不可能ではない。そうすれば自身はまた、大陸の覇者に返り咲ける。

 次にククルククルの様な存在が出てきても根を積む事ならば、現在自身よりも絶対に格上であると確信している。ドラゴンの王と現魔王よりも遙かに上だと自身があった。

「へ、そのあの、ハハハハ…」

 それゆえの会話伸ばしの相手の目を見ずに愛想笑い。自身の格上の対する処世術は、健在であった。

「…ふむ、お前は伴侶が欲しいと考えているな?」

「え、嫌ないです。」

「それにしては、ここに来るまで天使達をやけに見つめていたが?」

「あ、お美しい方々でしたね、ハハハ….」

 正確には、トロスにとって妻は必要と感じていない。

 なぜならば絶対に自身を捨てると考えているためである。実際に前世では、一切の縁が無かった。そして、同時にそれを不便と感じた事は一度も無かった。それは、自身のスペックで雄としての争いに参可出来ない。いや、入れば入る程に泥沼の様に金銭と時間を浪費し帰って来るのは、拒絶や罵詈雑言であると経験と勘で理解しているのだ。

 

 普通の人間に言わせればそのような異性だけではない、立派な人もいると言う方もいるであろうが果たして…そのような「容姿、性格、能力」に優れた存在が全てに劣る存在に嫁ぐのか?しないであろうマゾヒストでもなければ、なぜ不細工と好き好んで抱き合わねばならぬのだ!

 

 なぜ、自身だけが金銭を一方的に支払う必要があるのか?クズやゲスを好む、善人がいるのか…いてもそれは、精神的な疾患があるものや安全な場所から優越感で出す優しさ(発展途上国に寄付)のような物である。

 

 傷つくならば、ケガはある事を前提に最小限に押さえる。今までトロスが自殺をしないように生きて行けた事は、その教訓を常に実行していたからでもあった。

 

(来やしねよー不細工だってお断りだろ。俺なんて…)

 

 そして肝心な事だが、トロスは以前魔人をその様な存在にしようとして大失敗をとげている。

「なら、なぜ見つめていた?」

「アハハハ….」

 地上では、強者の一角であるトロスも、ここでは元の只の欠陥品であった。そして、人の心を理解出来ぬ神と人以下の心しか持たない欠陥品の交流は平行線のまま、交わらず。時間で言うならば、十分程がたとうとしていた。

「何も、無いのならば元の場所に帰るが良い…」

「え~っと、その(コイツ怖いしもう帰ろうかな)」

「ん?」

 ふと、余所を見回していた時に4つの球体をトロスは、見つけた。

(あれは、卵?か)

「ああ、その通りだ。」

 おい、心まで読めるのかよ…とトロスが怖じけずきながらも話は続いた。

「この大陸は、モンスターが少ないと想わないか?」

「まぁ、あの貝とか俺のムシくらいなもんですから」

 正確には、一部では新しいモンスターも出てきているのだが、万年引きこもりのトロスではそこまで注意が行かなかった。

「そうだ」と一言おいて言葉が繋がれる。

「バランスが悪い」

「はぁ?あいえ、はい!」

(バランス、何言ってんだ…あのドラゴン共のせいでとっくに絶賛崩壊コンボ中じゃねぇか)

「そうだ、今のメインプレイヤーはいささか優秀すぎる」

「あの、メインならば優秀の方が良いのでは?」

「大陸は、メインプレイヤ-とお前達共に戦力はある程度均等でなくてはならん…でなければあの方は楽しめぬ」

「あの方、失礼ですがより上の神様がいらっしゃるので」(こいつ以上の化け物がまだいるのかよ…くわらば、くわらば)

「その為のこの四体の聖女女の子モンスター達だ」

「聖女で、女の子?(無視かよ)」

 此奴らの価値観では、ムシやモンスターの雌の卵なのではないのか

それとも、生きている物なのか、オナホじゃないのか?そう変な妄想が、無能の脳内を支配する。

 

「気になるであろう」

「ええ、その少し」

あまりにも分りやすい動作の為か、神から提案が出される。

「見てみるか?」

「良いんですか!!」

 まじかよ!と想いながら蛇が出るか鬼が出るか少しの興味と怖い物見たさで、嬉しそうに提案にのる。

 

ブォン!!

 

 音と共に、卵の中身が映し出される。

 その中は、トロスの予想を裏切った。

 

(うぁ、これは、良いわ!!)

(赤髪、緑髪、青髪、黄髪の美少女、良い匂いしそうだ。柔らかい肌だろうな)

(欲しい、欲しいなぁ)

 

 その中身の四体…いや四人の美少女と呼ぶには幼すぎるが。美しい事にかわりなくトロスの脳内と網膜に強烈な刺激を与えた。

 

「この四体の聖女女の子モンスター達は、今のメインプレイヤー達の成果を見て随時、地上にて新しいモンスターを増やす礎とする予定だ。」

 

(新しくモンスターを増やす…ってことは)

 

 嫌な考えが、脳裏に浮かぶ…まさか、そんな事は無いだろうと神が作った。ものならば遺伝子から分裂でもするのであろうと思いつつも、ある質問を行った。

 

「あの、新種のモンスターを増やされるとの事ですが、やっぱり神様の作られた物ですから分裂生殖されるんですか?」

 

「いや、それも可能だが本来は交わって新たな種を作らすつもりだ」

「嘘だろ!!おい!!あっ!!」

「し、失礼しました…」

 

 青い顔をしながら超越者の機嫌を伺う。目の前に下げられた美少女達に思わず欲望が只漏れであった。

 

「それほど、気になるのならば」

 

(((お前に、与えようか)))

 

 その言葉は、この世界に生まれた時から聞いたどの言葉よりも甘美に聞こえた。あの美しき存在が自分の物となる。どう飾ってやろうか、彩ろうか、愛して…いや…俺は何考えていた?愛す、欠陥品がお笑いだ。愛や情などは、正常な上級品が行うものだ。そんな綺麗な感情じゃない!!

 

 只欲しい、目の前の少女達が欲しい、欲しいんだ!!俺の物にしたい、色に染めてやりたい、収集したい!!欲しい、欲しい、欲しい、欲し  しぃぃぃ!!!!誰かに愛を語っている姿なんて信じたくない!!他の雄に抱かれるなんて嫌だ!!子供を孕んでいる姿なんて見たくも無い!!今この場で俺の物にならないくらいならば…

 

いっそ、壊してしまえ、殺せ、喰ってしまえ!!

もう二度同じ姿になれないように、誰のものにもならいように、利用出来ないように!!

 

 それをする位ならば、ここ受けとる自分は

まるで、善人ではないか?優しさにあふれている方だ

最初に、選択肢があるから迷うのだ、欲しくなるのだ、選択肢が無ければ傷つかない(なぁに、拒絶の意思も最初だけだ。後は、ずるずると此方に引きずりこむ)それに、自分を拒絶し続けるのならば剥製にして人形でもしてやれば良い。

 

 これ程、美しい人形達ならば今ここで死んでも

 前世よりよっぽど上等な最後だ!!

 

「下さい!!是非!!」

 

 今まで、考えもしなかった夢の一つが実現出来る。その考えは、臆病で卑怯者なトロスから警戒心や猜疑心を一時的に捨て去り…考えるより先に言葉が出させた。

 

「では、血を与えよ!!」

「はい!!神様有り難う御座います!!」

 

 その言葉に流されるままに、己の血を今まで作成した魔人達とは比べものにならない精密な動作、優しい手つきで今までと比べて最大量の血を4つの卵に流し込んだ。

 

パァアアアーーー!!

 

光と共に4つの卵にハートをかたどった様な紋章が浮かび上がる。

 

「生まれよ。そして役割を果たせ」

 

 神から放たれた言葉を合図に卵達が動きだし、殻を破り

次々と少女達が産声を上げた。

 

「力を司る聖女女の子モンスター、ベゼルアイ」

「はい」

 

 赤髪の聖女モンスターベルゼアイが神とトロス両方に、頭をたれながら返事を返す

 

「ああ、よろしく…」

(クールビューティーって奴か?あの目つき、体つき…いい、実に良いぜ!!)

 

 少女の姿を見て、興奮を感じる。この様な美少女がこれからは自身の所有物となると考えるとそれだけでこの世界に転生した事に感謝をしたくなってしまう。しかもこのベゼルアイと同じ少女達が後三人も控えているのだ。妄想が止まらない状態であった。

 

「地の聖女女の子モンスター、ハウセナース」

「ふん!!」

 

 水色の髪の聖女モンスター、ハウセナースがトロスを一瞥すると、強い鼻息と共に直ぐに目をそらす

 

「よ、宜しく…」

(こ、コイツ前世の雌共と同じ態度取りやがって!!…まぁ俺が人から好かれる分けねぇから良いけどよ)

 

 ハウセナースの態度に少し怒りを感じたが、女性が自身に向ける対応なら普通の事、むしろ集団でいきなり陰口、いじめ等しない分、よっぽどマシだ。と思考を切り替え次の聖女モンスターの様子を見る。

 

「命の聖女女の子モンスター、ウェンリーナー」

「えへへ、宜しく」

 

 緑色の髪の聖女女の子モンスター、ウェンリーナーが此方を見つめると、とてとてと近づき、此方の体に触れる。微笑ましい光景であった。そう彼女が服を着ていないと一点を除けば…

 

「へっ、裸、何、なんで!!」

 

 この事にトロスは、異常に狼狽した。今までに数千年を生きてきても誰からも好意を向けられた事など無く、気に入った相手からの裸で抱きつかれる事よりも、竜王やククルククルに殺される方がよっぽど現実的であった為だった。…つまり、完全な想定外である。

 

「き、君ね…少し離れようか、後あの子達みたいに服を着ようね」

「えーなんで?」

 

 異様に優しく、ウェンリーナーに語りかける。幾ら人間で無くなり性欲が無いようになっても、裸の少女が此方に抱きついてくる等、逆に今は無い心臓がいつ止まってもおかしくなく精神的にとても不味い、不味いのであった。

 

(嫌、駄目でしょ!!何でこんなデザインで生み出したの、あの神様、馬鹿か!!女は服着てなきゃ駄目でしょ!!)

「何をやっているのかしら?」

「どうせスケベ根性でしょ?」

 

狼狽するトロスを見ながら、二人の聖女女の子モンスター達も悪態をついていた。

 

「と、兎に角後でちゃんとしたカッコにして下さい!!」

「う~ん、分ったでも可愛いお洋服にしてね?」

「魔王様?」

「な、何!」

「裸の方が用をたすのが、素早くて良いんじゃないの?」

「用って、なに?」

 

 ベゼルアイが首をかしげながら言葉を続ける。

 

「交尾」

「い、いやするつもりないから」

「如何して?そのつもりで私たちを魔人にしたんじゃないの?」

 

「それは、違う!!」

 

大声と共にトロスが否定の言葉を続ける。

 

「俺は、お前達が欲しいと思ったから魔人にしたんだ。それなのになんで価値を落とす真似や傷つける真似するわけないだろ?」

 

「宝石を手に入れて、傷をつけて遊ぶ奴はいないだろ?泥をつける奴はいないだろ?お前達は、俺の所有物であっても性欲のはけ口ではないのだ!」

 

(それに、此奴らも絶対に俺のこと等愛さん!!いかん、いかんなにをほんわかしているのだ。気をつけねば、いつ寝首をかかれてもおかしくない事を自覚しなければ)

 

「どーだか?」

その言葉に、ハウセナースが馬鹿にした様な言葉を繋げる。

「あんたみたいな見て分るようなやつは、私達を魔人にするなんてそんな事以外なにがあるっていうの?」

「せめて、1年くらいは我慢しなさいよ」

「少なくても、今すぐに性的に手を出すつもりは無い!」

(第一、使えるものも性欲も現在はねぇよ!!)

 はなから互いを理解するつもりがない二人の会話は、神の言葉により終了した。

 

「もう、良いか?」

「あっ、済みません」

 途中で神が間に入り、最後の聖女女の子モンスターが姿を現す。

 

「間が、ずれたが…時の聖女女の子モンスターセラクロス」

 

 先ほどと同じく全裸の金髪の美少女がトロスを見つめ続けている。

(流石に、二度目だと全裸の衝撃も薄れるな…急ピッチで服作ってやらねぇと)

「ジー」

「な、なんだ」

「トロス、今は人の体じゃないの?」

「はぁ?俺は君と今初めてあったんたぞ?第一どこが人型だ?これの」

(幾ら醜い容姿だからって、そこまでからかうか?)

「良いけどもう怒って他人を傷つけちゃ駄目だよ?」

 

思い出したように、言葉を続ける。

 

「あっランス達にも酷いことしないでね」

「だれだ、そいつ?」

 

 トロスがこの大陸で固有の名称として覚えているのは、目の前の少女達を除けばククルククル位である。「ランス」等と言う存在には、全く身に覚えがなかった。今まで殺した貝やまるいもの達にもしかしたそんな名前の者がいたとしても、それは既に済んだことである。

 

 神に向き直り、質問を行う。

「あの~あの子ちょっと変わっていませんか?」

「セラクロスの精神は、貴様達と違う時間枠を行き来している。おおかた 未来の貴様がその名の持つ者になにかしたのであろう」

「はぁ」

(誰なんだよ本当に…それに人って…たしかに美少女相手にこの体はちょっとあれだな…余裕が出来たら整形でもするか…余裕が出来たら…)

 

「確かに、貴様に渡したぞ」

「では、さらばだ」

 

「へっ」とトロスが言った時には、既に

 目の前に神の姿は、無くトビラの前に戻っていた。

 黄金像は、4つ定位置にあり留守番をしていた。ポピンズが興味深そうに此方を見ていた。

 

「神には、会えたのか?」

「ノーコメントだ…」

 

 ポピンズ相手に適当な返事をしながら、自身のすみかにこれから此奴らの住居や安全などに気を配らなくてはならないと考えながら帰路につく

 

「じゃ、帰るか…んっ!!」

.........................

...................

.......

その時、トロスの頭に映像が入り込んできた。

 

眼鏡に異常な執着を見せる陶器たち

 

泣きながら、自身になにかを懇願する白い髪の少女

 

黒髪の額に宝石のついている女が、大柄の男と共にドラゴンと人が交わった。生き物と楽しく団らんを過ごしている姿を泣きながら見つめている。少女の姿をしたなにか…

 

聖女女の子モンスター達を全員と交わりながら、子を孕ました。でかい口をしたいかにも自身が嫌悪感を持つ男…そしてまんざらでもない表情で卵をだいている少女達

 

宝石女と白髪の少女をかばった少女を笑いながら、頭を飛ばし殺す。長髪の全裸の女

 

自身の形をかたどった像や書物に嫌悪感を丸出しにしながら打ち壊し、燃やし尽くし動かない自身にあらん限りの罵詈雑言を投げかける人間達

 

…先ほどの大口男に引きつられた少年、少女達と闘い負け何も残せず。「ふん、貴様の被害妄想なぞしったことか」と言われながら朽ち果てる自身の体

.........................

...................

.......

滅びの時代を迎えるドラゴン達、天に帰る聖女達、笑う少女と陶器、安泰の意気を吐く少年達、抱き合う大口男と桃色の少女、哀しい表情を浮かべる宝石女とドラゴンモドキ、嗤う金髪の女神、大口男に情欲の視線を向ける桃色の女神、憎悪を向ける四人の男と女達、異界の魔王と魔人、JPANに妖怪、大国リザース、ヘルマン、ゼス、水色の宝石女と緑髪の男を引き連れ自身に何かを叫んでいる白髪少女…

.........................

...................

.......

初代まるいもの魔王ククルククル

二代目ドラゴン魔王アベル

….魔王スラル

忌まわしい魔王ジル

中途半端な魔王ガイ

哀れな魔王美樹

許すまじ魔王○○○

.........................

...................

.......

おい俺、聞いてんのか!!

 

殺せ、直ぐに此奴らをでかくなる前に殺れ!!

 

あの鯨が目をつける前に!!

 

もう、無駄だ!!そいつらもハンティもスラルも俺を捨てる!!違う男とくっつくぞ!!子を孕むぞ!!無駄なことは、やめろ!!

 

この世界は、彼奴らの出来ステージだったんだよ!俺は、主役でも何でもなかった只のノイズ、遺物だったんだよ…俺は、勘違いしてたんだよ…

 

人間を信じるな!!女を信じるな!!カラーを救うな、守るな!!

信じられる者は、自分だけだ!!良いか夢を見るな!!愛を求めるな!!

 

ジル、○○○、シィル、リア、マジック、シーラ、千、てる、かなみ、志津香、五十六、ミラクルトー、ファリス、パステル、チルディ………………………………….クルックー

此奴らを殺せ!!殺せ!!此奴らのせいで俺は…

 

激しい憎悪を振りまいている少女をクジラが笑っていた…

.........................

...................

.......

「魔王様どうしたの?」

「なにか考え事?」

「ぐぅ」

「ここで、寝るんじゃ無いわよ」

「騒がしい生き物だ」

 

 周囲の言葉に意識が戻る。

 

「いや、なんでもねぇよ」

(疲れてんのかな、俺…こんな映像…)

(まぁ、兎に角)

 目の前の少女達を見つめながら、思考を統一する。

(俺の所有欲と支配欲のせいで、もしかしたとんでもない爆弾を拾ってきちまったかな)

 碌でもない未来だけは、良く当たるものだ

 それは、長くて薄い人生経験の中で、真実と言える一つの答えであった。

「誰の記憶だ…俺の未来なのか…」

その言葉を返す者は、誰も居なかった…

 

Kuku1100年…トロス遂に神への謁見を行い、四体の聖女女の子モンスターを身請けし自身の魔人とする。その後なにかノイズの様な映像が脳内を一瞬流れた事に違和感を覚える。

 




実は、この話を書く際にこの話の落ちが変わってしまうので
かなり、書いては消してはしてました。
次回は、もっと早くお届け出来る様に全力を尽くします。ええ...本当に
後誤字、脱字あったらすみません。
ご報告頂けましたら直ぐに訂正します。
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