神様にソードアート・オンラインのキリトとしての才能を与えられたオリ主が原作キャラに対して俺tueeeをするお話にしたいです!

キリトって鬼滅の刃に登場しても大丈夫だと思ったので書きました!

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ふと思い付いたので投稿しました。


鬼滅の刃にキリトとして転生した件

草木も眠る丑三つ時、僕達家族が暮らしている那田蜘蛛山にまた一人馬鹿な鬼狩りの子供が現れた。

 

「…本当に鬼狩りか?あの子供は」

 

その子供は僅かな距離を歩くだけでも息を切らしていた。黒髪に黒衣の着物を着て女性と見紛うような顔をしていた。背中には鬼狩りの刀を日本背負っている。明らかに疲れ果てており、今にも倒れそうな有り様だった。

 

「…まあ良いか。あんなの直ぐに母さんが始末してくれる」

 

拍子抜けした僕は家の方へと戻ろうと振り向いた所で、あの子供の声が響いた。

 

「すいませぇん!十二鬼月の累さーん!!いらっしゃいませんかぁ!!!」

 

 

…は?あの小僧何で僕のことを知ってるんだ!?いや、そもそもどうやってこの場所を!?

 

僕が思わず声の方向へと振り向くと更に声が続けて聞こえてきた。

 

「聞こえませんかぁ!下弦の伍の累さーん!!僕の名前は…って、うわぁあああ!?糸に体が…あ、やめてやめて!体操らないで!糸で溶かそうとしないで、蜘蛛にはなりたくないし、潰されるのもイヤだぁああああ!!!」

 

どうやら僕の家族が総出で小僧を殺そうとしているようだ。不味い、取り敢えず問い質してから殺さなくちゃ

 

「皆、一先ず殺すのは止めろ。こいつからは聞かなくちゃいけないことが有るから。ねえ坊や?」

 

瞬時に下まで移動してから小僧の首に糸を巻き付けてから、ゆっくりと問い掛ける。すると子供は

 

「あ、ヤッバイ地雷踏んだかな…?」

 

冷や汗をダラダラと流しながら必死の形相で此方を見ていた。

 

 

 

──────────────────────

 

 

 

オッス!オラ、キリト!普通の大学生として過ごしてたら、トラックに轢かれて、鬼滅の刃の世界に転生しちゃったZE☆

 

神様にはお前の名前はキリトにしとくから、ついでにキリトの剣の才能と、顔はGGOのアバターそっくりの女顔になるという事だけを一方的に告げられると、この世界へと送り込まれてしまった。

 

そこで、俺は育てられていた実家を十歳になると飛び出して、日輪刀を盗み出し、キリトとして過ごす為に那田蜘蛛山へと向かったのだった!

 

まともに場所の分かってる強い鬼なんて、ここか遊郭の梅ちゃんしか居ないからね。仕方ないね♂梅ちゃんでも良いけど、鬼いさん止めちくり~に、成りかねないしあの子頭悪いからサックリ殺しに来られたら不味い。という訳で、累君の元へと向かうのであった。

 

 

そして、現在のオレはというと

 

「あ、あははは…」

 

累とその家族から四方を囲まれて、全身を糸でぐるぐる巻きにされてしまっていた。普通に万事休すかも知れない

 

「それで?お前はどうして僕の事を知ってたの?さっさと答えた方が良いよ。どうせ殺されるとしても痛くない死に方の方が良いだろ?」

 

暗に、オレを拷問に掛ける気満々の累だったが、ここで殺られる訳にはいかないオレは一気に畳み掛ける為に、情報を口に出すのだった。

 

「お、()()()()()()()()()()()()鬼狩りを組織している奴等の頂点の一族なので、ここの情報を掴みました!…オレを鬼にしてください!!」

 

他の鬼達はポカンとしていたが、累だけは違う。十二鬼月であるからこそ、その情報が真実であった場合の事を考えると、その事を絶対にコイツは鬼舞辻無惨に報告しなくてはならないからだ。

 

「……お前が産屋敷の人間だっていう証拠は有るのか?鬼に出来るのは、あの方だけだ。証拠が無いなら今ここでお前を殺す!」

 

他の鬼達は困惑していた。自分達のトップである累は当然、こんな人間をすぐに殺すと思ったからだ。累や私達がいる情報を捕まれている以上は、いつ鬼狩りが襲って来るかも分からない。折角、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「る、累母さんは嘘だと思うわ。こんな子供さっさと殺して、きゃあ!?」

 

そう言おうとした母蜘蛛は累の糸で顔を傷付けられ、変化が解けそうになってしまっている。それに対して文句も言わない程に今の累は追い詰められていた。

 

「お前らは黙ってろ!…どうなんだ?嘘なら、そう言った方が良い。今なら痛みもなく殺してあげるから」

 

累は言葉でこちらに脅しをかけて来ているが、最早上に立っているのは累ではない。オレの方だ。だからこそ、オレは堂々と口にした。

 

「当然です。鬼舞辻様の為に必要な情報として、まずは鬼狩りの選抜試験の情報を持って参りました。育手や、鬼狩りの選抜に挑む者と産屋敷の人間。そして、無惨様自身しか場所は分からない筈です」

 

信用していただけますか?そう言おうとした時だ。

 

ベベン

 

オレの身体は無限城へと、鳴女の血鬼術によって転移されていた。そこで、直ぐ様オレは頭を垂れて這いつくばった。

 

面を上げて良い。少しは礼儀という物を弁えているようだな。産屋敷

 

そこには全ての鬼の始祖であり、最も多く十二鬼月を殺した鬼柱ことパワハラ糞上司(鬼舞辻無惨)が立っていた。

 

「どうかお願いします。オレを…私を鬼にしてください」

 

この話は、鬼殺隊に入隊して黒の剣士キリトとして鬼を殺すような俺tueee系の小説のような物ではなく。ただ、純粋に死にたくなかっただけの小心者が二十代半ばで死ぬという運命から逃れる為だけに、家族や、鬼殺隊を裏切って鬼となり、月の呼吸の系譜である【夜の呼吸】を使う鬼となる話である。

 

 

~転生した先が産屋敷輝利人(キリト)だった件について~

 

 




実際、銃弾切れる位だと生き残れる気がしない鬼滅世界なのでした。心意有りでも微妙な気がします

続きません


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