超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth3&VⅡ Origins Exceed   作:シモツキ

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あとがき

 初めましての方は初めまして、そうでない方はお久し振りです…という書き出して本編のあとがきを書き始めて、これで三回目となるシモツキです。

 あ、すみません。いきなりですが、書いていく前にちょっといいですか?……ごほん。

 

 プロローグの投稿が2020年1月5日。そしてエピローグ、物語としての完結を迎えたのか、2022年3月10日…苦節二年、週二投稿を貫き通し、漸く…漸くOEもここまで来た…ッ!嗚呼、長かった…こんなに長くなるとは思ってもみなかった…だけど、無事に完結まで書けて良かった……ッ!

 

……ふぅ。以上、取り敢えず入れてみた安堵の叫びでした。いきなりすみませんでした。…別にあとがきに決まった形はありませんし、そもそもこのあとがきは勝手にやってる事ですから、謝るも何も…って気もしますけどね。

 

 

 しかしまぁ、本当に大変でした。何せ単に二百話もかかったというだけでなく、一話辺りの文量も作品を追う毎に増えてしまっていましたからね。初作品であるOAの総文字数は約71万だったのに対し、OEは現段階(あとがきを書いている段階)でも232万以上……三倍以上ですよ三倍!OPの時も似たような事を書いて、その時は二倍以上じゃん!…ってショックを受け、今後はこうならないようにと思っていたよに…ほんとなんでこんなになっちゃったんでしょうね!?濃密且つ濃厚で232万ならまだ良いですが、多分ちゃんと見直して作り直したら、数十万文字は減ると思います!ついでに話数も減ると思います!……私自身でそれやると、むしろ「あ、これ入れたい…これも書きたかったんだ…」ってなって、減るどころか更に増えてしまう可能性が高いですけどね!何せこれだけ書いておきながら、実はまだ書きたかったけど入れない事にした展開とかありますからっ!…ははは…はは……はぁ…。

 

 て、テンション下がってしまったので気を取り直しましょう。というかアレなんですよね。文字数に関してはほんと、増える一方だったのが悪いんですが、ここまでかかったのは、間にコラボを複数回挟んでいるからなんですよね。外伝的な作品であるOI、OR、OVは別として、OAでは一切コラボなし、OPもOEに比べればコラボの話数は約半分なんですから、期間に関してはそりゃそうよ、って部分もあるんです。それにコラボはやりたくてやってたんですから、別に後悔はありません。

 

 

 さて、それではあとがきの本題…なんてものがあるかどうかはさておき、今回も軽く書いておきますか。

 これまでの作品のあとがきを読んで下さった方はお分かりだと思いますが、今回の話はタイトルの通り、一話丸々あとがきです。ただただ私が作品の事やら、そこから派生した話やらを書きまくるだけの回となっています。つまり一切合切物語要素はないですが、ここで明かす話も色々ありますので、ここまで読んで下さったのなら、そのまま最後まで読んでみて下さい。逆に本編より先にこっちを読んでいる人…がいるかどうかは怪しいですが…は、ネタバレとなる部分も多いので先に本編を読む事をお勧めします。…ま、どうせ今回も長くなるでしょうけどね!今回も色々語りたいですし、何なら本編同様一万字オーバーとか普通にしてやろうかな、って気分ですけどね!

 

 

 さぁ、まずはキャラクターの事です。トップバッターは皆さんご存知、これまでと同じくイリゼです。

 一作目であるOAでは少しずつ成長していき、OPでは女神候補生達の先導者となりつつも新たな一面を見せてきたイリゼは、OEでは更に経験を積んだ、一人前の女神…として描けたかな、と思います。しかし当然それだけではなく、子供っぽさや弄られキャラ的な部分も出せたと思いますし……何よりオリゼ、家族絡みですね。…あ、一応コラボに関する部分、触れないか触れてもちょっぴりとしておきます。それに関しては、コラボのあとがきで書いてますしね。

 迷いであったり、絶大な信頼であったり、或いは情緒不安定になったりと、イリゼにとっての『家族』が、どれだけ大きいものなのかはちゃんと書けたかな、と思っています。…実は最終話、オリゼとのやり取りの中で、「友達や仲間なんかより家族の方がずっと大事だ」…ってイリゼが言う展開も考えてたりしましたが…流石にこれは止めておきました。イリゼにとって、家族(過去の証明)には執着とすら言えるような思いがあるのは事実ですが、最後の最後でそれをやるのは、あまりにも後味が悪いですからね。

 そして、エピローグのラストシーン…えぇそうです、遂にイリゼも自分が守護する国を持つ、守護女神の一人となったのです!守護女神となった事で、その立場となった事で、これからのイリゼはまた変化するのですが…それはまだ、ここで語る事ではありませんね。

 

 続いては、神次元にて登場したキャラであり、イリゼの姉(信次元イストワールの妹)である女神、セイツです。感情に、心に恋する変態さんです。

 彼女については、まず名前について語りましょう。セイツというのは、あるゲームハードから取っています。イリゼ(オリゼ)の元ネタハードに当たるオデッセイ、その次世代機であるオデッセイ2(オデッ『セイツ』ー)から取ったのです。会社であるマグナボックスから取って、マグナにする案もありましたが…次女となる彼女が会社の名前から取るのは変だよねという事で、セイツになりました。…初めはセイツって微妙な名前だなと思いましたが、慣れると愛着が湧くものですね。

 そんなセイツですが…実は彼女、メインのオリキャラの中では一番最後に、つまり一番最近作られたキャラなのです。というのも、元々神次元編のメインは大人ピーシェに任せる予定だったんですよね。ただ、そうした場合、神次元編の過去(本来の意味でのRe;Birth3編)書く場合、Originsシリーズでありながら、Origins系キャラがいない、というか構造的には既存キャラだけで回す物語になってしまうのでは?となった為、生まれる事になったのです。

 つまり、物語の都合で生まれた彼女であり、実を言うとOAの段階でのイリゼ…もう少し濃いキャラにした方が良かったかなと思った彼女とは違い、もう少し違うキャラ付けにした方が良かったかもと思ったセイツですが…やはり彼女も可愛い私のキャラです。これからもっと魅力的に書いていきたいですね。

 

 イリゼ、セイツときたのですから…次は勿論オリゼ、もう一人のイリゼである原初の女神です。規格外にも程がある女神…かと思いきや、人間としての姿は豆腐にすら負けそうなメンタルの彼女です。

 物語としては、当然イリゼの方が先に登場した訳ですが…OAのあとがきでも書いた通り、先に生まれたのはオリゼの方なのです。もう少し細かい話は、OAのあとがきを読んでもらうとして…そのオリゼを知っており、尚且つここも読んで下さっている方は、一人位かなぁと思います。ともかく、私の中でもオリゼがイリゼとしてのオリジナルであり、イリゼは複製体…という事ですね。

 私はマイページで『原作を尊重する』と書いていますが…振り返るとほんと、オリゼは優遇されてますね。人としての姿で一気に威厳がなくなってたり、女神の姿に戻れなくなった際にはレイにいたぶられたりもしましたが、戦歴的には無敗、それも某ストライクなフリーダムかって位被弾ゼロですもん。唯一のダメージは、防御の際の反動…みたいなものですし。…まぁ代わりに、不注意から川に落ちて、頭に水草付けた状態で泣きべそかいてたりもしますが…オリゼにオリキャラ優遇を感じた方がいたとしたら、それは私のミス以外の何物でもありません。

 ただ、私なりのイメージはあるというか、兵器で例えるなら、ネプテューヌ達は戦闘以外でも重機として扱う事が出来る、コスト面でも優しい…というか、限られた予算の中で作られた汎用機なのに対し、オリゼはただ戦争に勝つ事だけを目的とした、予算度外視の決戦仕様機みたいなものなのです。その為女神としての本懐、人を救い導く事に関しては他の女神とは比較にならない程強力ですが、その分思考としても燃費としても遥かに他の女神達より融通が利かず、女神としての在り方しか持たない、持てない…それが、オリゼです。時に人以外も救えるのがネプテューヌ達だとすれば、人(と人の利になると判断した存在)相手にしか救うという発想が生まれないのがオリゼとも言えますね。

 因みにオリゼの登場は、ずっと前から決まっていました。何せ、『Origins』ですからね!Originシリーズじゃないですからね!…まあ本当はOriginよりOriginsの方がタイトルとしての響きが良いよね、と思って決めたのであり、後にオリゼが本格登場する事の伏線だった、とかではないのですが。そしてそんなオリゼは、OE最終話で過去に戻ってしまった訳ですが…これっきりじゃ、ないです。いつになるかは分かりませんが…ちゃんと家族は、再会します。

 

 という訳で、オリキャラの女神を三人語った後は、初の男性メインキャラとなった彼、ウィードの話に移ります!

 原作も、Originsシリーズもメインは女性だけだった(海男は…と、特殊なので例外です)中で登場する事となったウィード。彼の誕生経緯は……実は、ただの勘違い、記憶違いなんです。どういう事かと言いますと…皆さん、原作のある場面で登場した、『草の根青年』をご存知でしょうか。原作で顔の出なかった彼ですが…何をどうしたのか、私は草の根青年を『うずめと一緒に除草作業をしていた青年』と間違って記憶してしまい、「このキャラをメインにしてみたら面白いんじゃ…?」と思った結果、ウィードが生まれたのです。…記憶違いって、恐ろしいですね。そのおかげでウィードを生み出せたとも言えますが。

 キャラ造形…性格面で言えば、変に暗い影を持たせたりせず、割と普通な…熱い心もあれば色欲もそれなりにある、良くも悪くもスタンダードな人物(男)に出来たかな、と思っています。私の別作品の話で悪いのですが、双極の主人公である、千嵜悠耶と御道顕人の中間辺り…とも言えるかもしれませんね。

 変な生まれ方をしてしまったウィードですが、彼がいたからこそ、うずめとくろめはあの形での決着を迎えられた訳です。失敗は成功のもと…とも違いますが、ミスが新たな何かを生み出す事もあるんですよね。これは教訓ですよ教訓。……という冗談はさておき、正直今の段階だと彼の掘り下げは不完全な部分もあるので、うずめやくろめに関してはっきりしていない部分含め、何とかしていく所存です。

 

……何という事でしょう。メインのオリキャラを語るだけで、まあまあな文字数となってしまいました。やっぱりあとがきも、一万字は余裕で超えますね、えぇ。

 って訳(?)で、オリキャラの次は当然既存キャラです。といってもOAやOPで語っているキャラ、原作から然程離れていないキャラも多いですし、コンパクトにいきます。…いきたいです。意気込みの話です…。

 

 初めは守護女神(エピローグラストで守護女神になったイリゼは除く)の四人!彼女達は、ストーリーの大幅変更で主人公となるパートがほぼなくなった(代わりにOPで縮小版を書きましたが)り、くろめが絡むあれこれが変更されたりしましたね。夢イベントに関しては…ストーリー的にどうしても組み込めないのでボツとしましたが、どこかで再利用したいと思っています。或いは後付けでOEに組み込むかもしれません。それ位夢イベには…特にネプテューヌに関しては、原作とは違う意味合いを付ける事を考えていますから。

 もう一つ特筆するなら、やはりネクストフォームの事ですね。こちらもストーリーの関係で習得経緯が大きく変わった訳ですが…オリゼやうずめ、くろめの妄想能力との兼ね合いで、性能も大きく引き上げてみました。一作目からずっと頑張ってくれている彼女達の事は、大切にしなければいけませんからね。

 

 当然守護女神組の後は女神候補生組です。彼女達も守護女神組と同様、ストーリーの大幅変更の影響を受けていますが…それに加えて、原作より姉達に実力を信頼されている、という描写を意識しました。何せOPで候補生組の四人は、凄く頑張り、大いに成長した訳ですからね。勿論、原作にはあった展開や活躍が消えている部分もあるのが事実ですが、その上で「候補生の描写も良いじゃん」と思ってもらえたのならほっとします。

 で、忘れてはいけないのは彼女達の強化フォームですね。強化をしたのは単純に、候補生組にもそういう力を用意したい、と思ったからです。更にその力を習得する経緯で独自のストーリーを作れたので、やはり強化フォームを用意して正解だったな、と思っております。

 

 その次は…うずめとくろめ、ですね。うずめもですが、くろめは特に大幅な変更を受けたキャラとなっております。

 うずめにおける変更といえば、まずは素の性格ですね。原作では女神の姿での性格が素で、でも零次元で皆を守る、安心させる為に格好良さを求めた性格になった…という事でしたが、そうなると彼女が守護女神だった頃は常時ほにゃほにゃしていたの?…となり、過去の回想シーンを書く上で厄介過ぎた為、本作では『格好良いのが好きだが、夢見がちな部分もある(それは隠してる)』…という性格となりました。…た、確かそういう理由で設定を決めた筈です。

 もう一点の大きな変化としては、シェアリングフィールドではなく、シェアリングサークルという技を持っている事ですね。これは妄想能力にも言える事ですが、『基本のスペックはネプテューヌ達と大差なく、その上で特殊能力を持ってる』…というのはズルいなぁと思ったのです。勿論使い勝手は悪い訳ですが、その能力がある事自体のデメリットはない以上は上位互換みたいなものになってしまいますし、私は既存キャラの扱いや株を大事にしたいと思っているので、ダークメガミは普通に撃破が可能とした上で、シェアリングサークルという実用性が極めて低いものとなったのです。

 また、うずめはヒロイン的な立ち位置にもなりましたね。我ながら、このシリーズでメインキャラの異性間恋愛を書なんて、初めは思っていませんでした…でも、書けて良かったとも今は思っています、はい!

 

 一方くろめは、うずめ以上に下方修正がかかりました。妄想能力とダークメガミの性能の弱体化、そして動機の独善化と悉く裏切られるという、今思えば可哀想な位の扱いとなってしまいましたね…。これは、うずめの部分同様、何か特別な理由がある訳ではない、言ってしまえば一介の女神である筈のくろめがここまで強いのは変だろうって事なのですが……いや、もうこの際ぶっちゃけちゃいましょう。正直くろめには、『原作のネプテューヌ達は設定や物語的な縛りを受けているのに、くろめは設定や描写無視を許されている』…みたいな印象があり、それで強い扱いされてるのもなぁ…という思いがあったのが、このような扱いになった理由の一端です。

 でも別に、嫌いという訳ではないのです。むしろここからもっと色んなくろめを書きたい…というか、色々思い付いてるのが、消滅でも融合でもない決着となった理由の一つですからね。特に独善(歪んでいても、皆の事を大切に思っていた)化は、消える事なくその先を書く上で…有り体に言えば、仲間になる上で必要な要素だったと言えるかもしれません。

 あ、そうだ。それで言えば私、こうも思ってるんですよね。原作のくろめは、悪意(復讐心)の塊だから救う事が出来なかった…って扱いらしいですが、残り滓と言われたうずめ側にも怒りを始めとする負の側の感情が存在する以上、くろめにも善意が…温かな心が残っていてもおかしくない、と。…ネプテューヌシリーズって、設定が「…うん?」ってなる事も多いですが、その分想像の余地も結構あるんですよね。

 

 

……うーん、やはり長くなる…これまでより変化させた部分が多いからか、ほんとキャラの部分だけでやたら長い…困るよぉ!何とかしてよぉ!…いや自分で何とかせいや!自分でどうにかするしかないのよ、これは!…はい、余計な事言ってないで続けます…。

 

 神次元の面々は…大人ピーシェ、プルルート、レイの三人ですかね。他の面々も、設定レベルで色々変えてはいますが…正直、深くは語れない理由があるのです。

 って訳でまずはピーシェです。ピーシェはシンプルに、OEの神次元が原作より未来の段階なら、大人になってたら面白くない?…と思ったからです。セイツのところでも語りましたが、ピーシェ中心で話を進める事を考えてたのも、大人化と関わっていますね。

 次はプルルートですが…えー、まぁ…なんというか……精神面での大幅な弱体化をかけないと、原作の形のままだと、私がやってられないからですね…はは…。ただ、プルルートの優しさだったり思いやりだったりの、Sな印象で隠れてしまっている部分を上手く書く事は出来た…と思います。そうであってほしいです。

 そしてレイは…いやぁ、彼女の煽りを考えるのは、変な面白さがありましたね。後、上でうずめくろめの能力に触れましたが、V(Re;Birth3)から女神の設定上のインフレが始まってる気もする私です。因みに、なんだかんだ彼女はオリゼの噛ませにさせてしまった気がするのは…反省点です。

 

 女神だけでどんだけ書くのよって話ですが、これにて一先ず最後、ミラテューヌいきます。

 ミラテューヌに関しては、神次元との兼ね合いでまず存在させる必要があったのと、クライマックスでのあのシーンを書きたかった…というのが大きいですね。ただその為に、言ってしまえば割と無理矢理突っ込んだ結果、やや持て余してしまった感は否めないかな…と思います。…でも、書きたくなりませんか?未来から来た主人公の一人かと思いきや、実は違う道、違う終結を迎えた別次元の主人公だった…なんて、思い付いちゃったら書きたいでしょう!?……その結果持て余したんですから、何やってんの…ですけどね。

 

 

 ふー…よし、まだキャラ沢山残ってますね!どんどんいきますよー!いっくぞー!おー!…ごほん。

 

 ネプテューヌだけど女神ではない、そんな大きいネプテューヌの話ー!彼女に関しては、性格や行動面での変化はあまりありませんが、くろめとの経緯は変わっていますね。ここもウィード程ではありませんが、私の中の認識…というか、くろめとの経緯はこんな感じなのかなぁ、をベースとしました。原作より(多分)早く出会っているのは…OE以前の物語の関係も、あるといえばありますね。

 そんな大きいネプテューヌですが…実は、クロワールの策略で、逆に彼女がねぷのーとに封印されるという展開、ねぷのーとの中は完全な暗闇であり、とても正気じゃいられない場所だった…みたいな展開を考えていました。それが没になったのは…書く余裕がなかったから、ですかねぇ。…あ、これとねぷのーとの代償も、強過ぎるよこれ…からの弱体化でした。

 振り返ると、大きいネプテューヌは原作より聡い、実は巧みなキャラ…って部分が薄かった気もしますが、これに関しては大きいネプテューヌの弱体化というより、ネプテューヌ(女神)が原作より聡い(…多分)分、相対的に目立ってない…のかもです。別に聡くない訳じゃないのです。

 

 原作を知らない方からすれば、何故かいきなり封印されてるクロワールも話しますよ〜。

 皆さんもお分かりでしょうが、クロワールは原作よりはまともになっています。快楽主義である事は間違いないですが、愉快犯的だった原作に比べると、もっと純粋に『凄いものが見たい』に変わっているのです。これはメガミラクルフォースの影響…ではないですね。偶々です。…や、メガミラの彼女は快楽主義ですらないかもですが。

 またもう一つ…どちらかといえばこっちの方がメガミラ風ですが、割と常識人な要素も付く事になりました。その為突っ込むシーンが時々ありましたね。大きいネプテューヌは言うまでもなくボケ側のキャラなので、ある意味凸凹コンビと言えるでしょう。

 

 新たなメーカーキャラ三人は、書くのに苦労しました。何せこれまでの原作と違い、VⅡ(R)のメーカーキャラ達は、基本本編に関わらず、やり取りをする相手も限定的でしたからね。その為、どんなキャラかは分かっても、物語(本編)の中で、周りと絡ませながら書くのが大変でした。そして他のキャラにも該当する話ですが…キャラは増える一方で、尚且つ私がリストラをしない結果、一人当たりの描写がかなり少なくなってしまったのも、私としては反省点です。勿論、だからってリストラする気はありませんが。

 黄金の第三勢力(ゴールドサァド)含む既存の人間キャラ達も、やっぱりちょこちょこは出てくるものの、描写としては…という感じです。それでも最終決戦では頑張ってもらえましたし、ちゃんと存在しているよ、いる意味があるんだよ…って事は示せている、かなぁ…と思います。…あ、でも三人出てきたマジェコンヌとか、忍者対決という事で出番を得たマーベラスAQLとか、或いはまさかの再登場を果たした四天王だとか、やりたい展開の関係で活躍出来たキャラもいるにはいますね。…マジェコンヌの方は、私としても満足の出来です。

 

 一方で、海男達モンスターやアフィ魔Xのロボット二人(二体)は、そこそこ書けたかな、とも思っています。特にアフィ魔Xの二人は敵故に、色々書けた部分がありますね。個人的には、ステマックスとブレイブの絡みも書きたかったですが…今そう思っても後の祭りなんですよねぇ。

 海男達に関しては、ある設定がまだ未公開なんです。そしてそれは、OE終了後に明かされるものと決めていたんです。私の作品らしからぬ展開…というか後味になるかもですが、お楽しみ(?)に…!

 

 

……ふー…や、やっとキャラクター編が終わりました。元からキャラが多いとはいえ、長過ぎますわな…今の時点で、話一本分位の文字数ですもん…。…にしてもやっぱり、あとがき楽しい…!こういう事考えてたんですよ〜って語るの楽しい…!…っていうのを、同じく創作活動してる人は分かってくれると思います、多分。

 

 

 さっ、キャラ絡みの事が終わったので、次は世界観…と思いましたが、改めて語る事はあんまりありませんね。何せ続編ですし。Re;Birth3にVⅡにオリジナルの三要素を全部ぶっ込んだ云々に関しては、OPのあとがきで書いてますもんね。

 じゃ、いっそこのまま軽ーく終わらせちゃいますかー。皆さん、OEもありがとうございました〜!でもまだ設定系の話はありますので、お楽しみに〜!

 

 

 

 

……って訳にはいきませんよねぇ。いや、別にそうしたっていいんでしょうが、まだ私は書きますとも。後、既に「軽ーく」なんて言えない文字数ですしね。9000オーバーしてるんですよ?

 あ、それでいえば皆さん気付いてますか?OEの平均文字数、10000超えてるんです。……なんだかなぁ…これもう、私は短く纏められないって確定したようなものですよね…。

 

 それと、一つ世界観で思い出した事があるので書いておきましょうか。

 お気付きの方もいるとは思いますが、私は『死』の存在…その扱いに関して、かなり気を付けています。気を付けているというか、徹底的に避けています。

 そうしている理由は二つ。一つは、主人公やメインキャラが国の長…それも、かなり一人一人に寄り添う類いのキャラであるからですね。ネプテューヌシリーズって、手の届く範囲は皆助ける(そうしたいと願う)王道的ヒーローみたいなストーリー展開ですが、女神の立場は『個』ではなく『全体(国、ひいては世界)』を考えた判断をしなければいけないものな以上、王道展開に寄せ過ぎると「国のトップである意味は…?」になり、逆にトップとしての描写に重点を置くと、やたら暗い感じになってしまうというか……うーん、我ながらこれだと分かり辛いですね。ちょっと書き方を変えてみましょう。

 例えばこれが、基本メインキャラ(主人公含む)とサブキャラのみで戦いが展開していく話なら、死者はゼロでも不自然じゃないんです。だって関わる人数がそもそも少ないですし。少ないからこそ全員普通の人より強い、ってなってもおかしくないですし。

 しかし、国全体を描写する…謂わば民間人にしろ軍人にしろ、その他大勢が関わる事となると、死者ゼロは不自然なんです。どんだけ一方的な戦いやねん、ってなってしまいますからね。そしてこの場合、主人公が一般人(立場的な意味で)や、何かのリーダーであってもそれが一組織の長程度なら、「多くの人が死んだけど、身を蓋もない言い方をすればそれは赤の他人の死だ」って事で、引き摺らずに済みますが(勿論主人公のミスで死んだとか、そもそも主人公が殺した側なら別)、女神達は国民一人一人を大切にする国の長…謂わば大切な人が国中にいる存在な訳で、となると多くの人が死んだら、かなり引き摺っちゃうと思うんですよね。少なくとも、「大規模なバトル回が終わったから次は日常回!のんびり駄弁ってたりするよ!」…みたいなのは、私からすると不自然に思えるんです。でも、私の思う…というか、私の書きたい作品は、明るくて優しい物語なので、暗い方向に向かわせる訳にもいかない……そういう理由から、死の扱いを慎重にしてるんです。だからこそ、作中でも死者の蘇りという、ともすれば物語が茶番になりかねない展開も入れたという訳です。…一応、シェアの奇跡は死すらも覆すんだ、って展開にしたくて入れた部分もありますけどね。

 

 やたら長くなりましたが、これが一つめの理由です。で、もう一人は…私があんまり、死を(というか辛い事、悲しい事を)物語の道具にしたくないからですね。だって物語の中とはいえ、一人一人生きてるんですから。その人その人の人生や幸せがあるんですから。だったら、物語の起伏とか、感動の為に、殺したり、悲しい過去を背負わせたり…っていうのは、あまりしたくないという話です。する場合でも、何かしらの救いや前を向ける要素を入れたいんです。これはOAから続く、敵キャラをただの悪人、倒され否定される為の消耗品にしたくない…って信念と重なる部分と言えますね。…あ、勿論これは私の信念なので、他の作品を否定するつもりはありません。

…いやはや、世界観について語る事はないと言いつつ、やっぱりあったという…ぽんぽん頭に浮かんじゃうんだもん!仕方ないじゃないか…!そのせいで書く事が増えて、自分が苦しむ事になるんだけども……!

 

 

 えー、では次に語る事といえば…やっぱ、あれですかねぇ。…あれじゃ分からないでしょうし、普通に書きますが。

 あれ、というのは反省点です。OEは無事書き切れましたし、良い作品に出来たと思える部分も多いです。しかしその上で…やっぱり私としては、失敗したなぁと思っております。

 では、それは何故か。文字数?…ノンノン、違います。これは私の欠点ですが、失敗ではありません。話数?…これも違います。失敗の結果伸びた感はありますけども。とにかくそういう長さの面ではなく……ストーリーの全体としての流れが、これまでと違って原作から離れてる(原作の流れに沿う形じゃない)が故に、行き当たりばったりの執筆をしてしまった事です。どうしてそうなってしまったかといえば…単純に、私がざっくりとしか決めずに書いていたからです。個々のイベは考えていても、全体の流れやそれを踏まえた見直しをしていなかったからです。

 

 多分、これが定期投稿の欠点ですね。とにかく決めたペースで更新する事を必須としているが故に、完成したら投稿する、ではなく投稿する為に完成させる(とにかく形にする)書き方になってしまい、近視眼的な物語の進行になったのが実情です。

…と、いうのは言い訳ですね。定期投稿だとしても、ちゃんと全体の見通しを立てて、流れを作っておけば、書きたい展開があったのに入れる場面が見当たらなかった、後になってから「これはあの場面に入れる方が自然だった」…と気付いた、必須のシーン故に無理矢理組み込む事となってしまった、などのミスは大きく減っていた筈だと思います。考えておかなくても書けるとはいえ、やはり後から後悔したくないなら、考えておくべきと言えますね。皆さんも、私のミスから学びましょう!えっへん!

 

…………。

 

……いや、えっへんちゃうねん私…大ポカなんですから、反省しなさいな…。

 

 ごほん。そういう訳で、私としては後悔してる部分も多いというか、組み直しや調整をすればもっと無駄なく、二百話なんてかからず、それでいてイベントの内容は増えている…みたいな感じになるのかな、と思っています。……気が遠くなりそうな作業なので、やりたいかっていうと…は、はは…。

 

 

 これまでのあとがきでは文章に関わる話もしていましたが…これに関しては、OP辺りとそんなに変わってないのかな、と思います。全て手探りだったOA、そこから経験を経たOI、キャラが増えたり原作からの流用が減ったりしたOPと続いて、OP以降は私のスタイルがある程度確立されたのかなぁ…と思っています。いや別に、『シモツキスタイル』なんて呼べるものがある訳じゃありませんが。

 

 

 他には……あ、細かい話かもですが、OEからはネプテューヌシリーズ以外の二次創作ともコラボするようになりましたね。まあ、初めは「出来れば『別次元』で表現し切れない世界は遠慮したいなぁ…と思っていたのですが、今は普通にやって良かったと思っています。やらないで後悔するよりは、やって後悔する方がいい…とは言いません。やらないで後悔する方が、傷が浅く済む事もありますからね。でも、やって後悔せず、むしろ満足する事もありますし、案外「やってみる」っていうのは良い事なのかもしれません。

 あ、じゃあついでにここでシモツキのお節介コーナー!もしここをこれを読んでいる方の中で、「自分も誰かとコラボしたいなぁ…」と思っているのでしたら、取り敢えず誘ってみる事です。私の見立てですが、コラボは嫌だ!誘われてもしたくない!…という人は、あまりいないと思います。勿論、同じ原作のコラボなら…みたいに、条件付きでコラボを考えている人もいるとは思いますが、割と皆「コラボはしてみたいけど、誘うのはハードルが高い…」と思っている気がするので、したいのであれば、自分が誘う側に回ってみると良いかもしれません。ネットではない、現実での人間関係もそうですが、一時の勇気で、案外変わるものですから。

 それでは以上、シモツキのお節介コーナーでした〜。…あ、お節介といえば余談ですが、私は『時に善意が人を傷付ける』みたいなのが好きじゃねーです。そういう時って、大概善意という『動機』ではなく、実際にやった『行動』に問題がある場合が殆どですからね。なのに、善意自体が悪く言われるなんて…そんなのあんまりだよッ!…以上、余談と言えば訳の分からない話をしても良いよね?…のコーナーでした〜。

 

 

 長々と書いてきましたが、まだ書く事が残っています。毎回恒例(まだ三回目ですが)の話があるのです。

 その皮切りは、勿論終わりを迎えて今寂しいか、ですが……あまり、寂しくないですね。これは、三度目って事で慣れてきた部分があると思います。コラボの最終話を含めればもっと沢山終わりを経験してますし、絶対慣れはあります。

 加えて、やっと終わった、終わらせられた…って気持ちもあります。こんな長くなるとは思ってなかったので、終わる寂しさというより、終わらせられないんじゃないかっていう不安の方があった訳ですね。

 ですが、一番大きい理由は……書き切ったけど、やり切ったけど、今私の中にある要素、まだ消化し切れていない展開が、そこそこ残っているからかな、と思います。これはOEで入れる筈が、私の行き当たりばったり執筆のせいで入らなかった(から、どこかで改めて書きたい)ものもあれば、最初からOE完結後に書きたい、完結後じゃないと書けないようなものもあるのです。

 と、いう訳で…もう分かっていますよね?シリーズとして、私の作品を読んで下さっている方々でしたら、次にご報告する事はお分かりですよね?というか、初めて読んだ方でも、今回のあとがきでちょこちょこ触れてますので、流石に分かるよ〜、ですよね?…えー、では……こほん。

 

 Originsシリーズ、続きます。まだだ、まだ終わらんよ…!…って訳です。

 

 はい、皆さん拍手ー!あー、やっぱりね。分かってたよ〜、って方が多いとは思いますが、とにかく拍手して下さいな!してくれたらシモツキ喜びます。何らかの支援をして下さるなら、もっと喜びます!

 そしてその続編…というか、新規の作品は、OPの時同様、二作考えているんです!…あ、いや、場合によっては三作とも言えます!こういう物語を書いてみたいだってだけなら、もっともっとあるんですけど、ね。

 ではまず一作目のタイトルを公開しましょう!別にこれは後でも良いんですが、やっぱり最初はタイトルからですもんね!はい、タイトルいっきまっすよー!こちらっ!

 

『超次元ゲイムネプテューヌ Origins Succession(仮)』

 

 ですっ!一応今回も触れておきますが、最後の(仮)はこれが仮タイトルだよって意味です!これまでは仮としつつもそのまま正式タイトルにしていましたが、今回は『Succession』の他に、『Heritage』という案もあるんですよね。意味合い的には前者の方が良いのですが、これまでOPやOEでは某カードゲームネタをあとがきで触れていたので、同じく触れる為に後者って案もあるよなぁ、なんて考えているのです。…いや、だからってこの作品の後、Originsシリーズのリメイクが始まるとかじゃないですよ…!?

 まぁ、タイトルは近い内に決めるとして…この作品は、OIやORと同系統、つまり後日談であり前日談である、みたいな作品にしたいと思っております。思っているのですが…ここがさっきの「場合によっては三作〜」に該当する部分で、ある程度後日談&前日談(一話から数話で終わる話が主体)の話を書いた後、そのままOS(又はOH)で新たな本編ストーリーを書いても良いんじゃ?…って思考がある訳です。何せ、これまでと違ってもう沿うべき原作がありませんからね。シリーズとしての原作はあっても、直接の元となる作品は無しで書く以上、そのままOSで書いても不都合はないとも思うんです。ただ、タイトル含めどうするかは、今後の私次第ですね。……こ、これに関しては物語そのものには一切関係しない、作品としての体裁の部分なので、行き当たりばったりでも大丈夫…な筈です。

 さて、それから気になる内容としては、OE内では触れられなかった部分の話は確実に書きます。当然日常主体の話も色々書くと思います。でもって更に、というかここからは願望ですが、神生オデッセフィアにこれまでコラボして下さった皆さんのキャラを招待する…つまり、そういう体でのコラボが出来たら嬉しいなぁって感じです。…いや、招待なんて生温い事を言わず、某軍人の言葉を切っ掛けに開催される事になった(のであろう)水着コンテストのタイミングで招待し、各作品の女性陣を信次元民の前で水着姿にひん剥いて…ッ!……っていうのは、賛同意見が来ない限りはやれないんじゃないかなぁと思います。水着とはいえ、他所様のところで薄着になるのは…って思う方もいるかもですしね。ORでも水着回はありましたが、水着コンテストってなるとまた別でしょうから。

 また、それとは別として、『もしも各作品のキャラが負常モンスター迎撃どころか、逆に信次元に乗り込んできて共闘したら…?』…のIFも、私の想像の中にはあります。ただ、あんまり期待はしないで下さい。書いてみたいとは思うものの、来月から更新ペースを落とす予定なのに、あれこれ書こうとすると結局自分を苦しめる事になってしまいますから。…今の私にとって執筆は、辞めたくないしずっと続けたいけど、苦しく辛いものでもあるんですよ、ね。……しまった、これじゃマゾみたいじゃないか…(汗)

 

…ごほん。ともかくOSに関しては現状こんな感じです。なんか内容に関してはコラボの事ばかり触れていますが、普通にコラボ関係ない話も書くつもりです。こういう話やこういうやり取りを見てみたい、というリクエストがある方は、教えて下さいね。それを採用出来るかどうかはまた別ですが。

 最後になりますが、これはもう、原作本編の先を行った話。完全に原作の流れから外れる事となる最新作が、イリゼ達が、どんな道を歩んでいくか…それに期待して下さると幸いです。

 

 それでは、OSの話は出来たので…もう一作の方ですね。もう一作のタイトルは…ドコドコドコドコドコドコ…デンッ!

 

『超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth3 Origins Fate』

 

 こちらとなりました!いやぁ、Fateってなるとやっぱり某聖杯を巡った戦争っぽくなりますが、これまで通り関係ないです。…OEではその作品と同じ開発元から出てる作品に登場するキャラとのコラボもしてますが、本当に関係ないです。

 しかし、ある意味それ以上に気になるのは、『Re;Birth3』の部分なのではないでしょうか。え、OEでもやったよね?どういう事?って思いますよね?えぇはい、勿論説明しますとも。

 と言っても、難しい話じゃありません。単に、OEで登場した神次元の前日談…要はRe;Birth3本編のストーリーを書こうかな、と思っているのです。これの為に、セイツは生まれた訳ですね。神次元の面々に関して、このあとがきであまり語れなかったのも、OFで書くであろうあとがきと被る可能性があるからでございます。

 ですが、先に説明しておくと、OFはこれまでの本編系よりずっと短くなる予定です。何故なら、そのセイツの登場がストーリー後半…場合によっては終盤と言えるタイミングからであり、それ以前は語らないか、誰かの回想という形でさらっと終わらせてしまうつもりだからです。流石に数話で終わる事はないでしょうが、三十話前後…可能ならばもっと短く終わったら良いなぁと思っております。……私の事なので、そうはいかない可能性もあるにはありますが…。

 そんなOFですが、書こうと決めた理由は単に、「やっぱりかなり省略するとしても、ちゃんとRe3本編の話も書くべきだよね」と思ったからです。OEには前々から書きたかったあれこれが沢山あったので、実質的にRe3編を飛ばすようにしてOP(OR)からOEに入りましたが、そのOEを書き終えた今だからこそ、ちゃんとRe3本編も書きたいという思いがあるのです。…いや、セイツが出てきた時点でRe3本編も書きたいと思ってた訳ですが。

 そのOFに関しては、OSより後になるかな…と思います。OSで書きたい事を全て書いてからOFに移るか、最低限書きたい事だけ書いて一旦OFに移行するかは分かりませんが、少なくともすぐOFが始まる事はないでしょう。…駄目だよ、駄目だよ私…!ちゃんと投稿ペース落とさないと、自分の首を締めるだけだからね……!

 

 と、いう訳で新作関係のご報告も終了となります。もう感想返信で何度も書いていますが、この後は設定系の話を書くのでもう少しOEの更新は続きますが、それが終わったらすぐにOSに入ります。更新ペースは落ちても、空白期間は入れないつもりですので、ご安心下さい。

 

 

 ふー…今、15000字オーバーです。もうすぐ16000になってしまいます。何やってるんですかね、私は。…文字書きまくってるんですよね、私は。

 さて、とにかくそんな凄まじく長いあとがきになってしまったので、いい加減締める方向に舵を取りたいと思います。…が、その前にまたこれを語りましょう。

 

 私はこれまでのあとがきで、原作を、原作のキャラ達を大切にする…と書いてきました。…その観点において、OEはどうだったでしょうか?

 しっかり振り返ると、私はぞんざいな扱いや、適当な扱いはしていなかったと自負しています。ただその上で…これまでに比べると、『自分の理想とするネプテューヌシリーズ』を書いてしまっていたような気もします。二次創作は原作を尊重しなくてはいけない、というルールこそありませんが、私はそれを大切にしていた以上、OEが『私の理想に当て嵌める為に、大きく歪んでしまった作品』になっていたのだとしたら、駄目です。根本からして失敗です。…いや、失敗って言うと、まるでOEの中で頑張ってきた全てのキャラを否定するみたいで嫌なんですが、作者として私は反省すべきだな、と思います。

…どうでしょうか?皆さんから見て、OEは原作愛のある、原作に敬意を払っている作品だったでしょうか。そうでないのなら私は反省しますし、そうであったのなら…これからもそういうOriginsシリーズで在れるよう、私は頑張ります。

 

…本当に、執筆って難しくて、奥が深いですね。執筆というか、創作は何かを生み出す事であり、作り上げるというのは育てて完成へ向かわせるという事であり…であれば、難しくて当然かもしれません。そして二次創作は、既に完成…或いは途中まで出来ている物から借りて、違う形にする事。土台がある分楽とも言えますが、実際楽ですが、そこに込める思い…愛次第で、同じ土台でも、全然違うものになりますよね。それ含めて、二次創作は、創作は、面白いものだと思います。

 で…オリジナルであれ、二次創作であれ、一つ一つが世界なんですよね。たとえ現実にあるものでなくても、所詮は架空の話だと思われても…確かにそこには、世界があります。そう思うからこそ…やっぱり私は、大切にしたいです。私の愛する世界の、愛するキャラを、皆精一杯幸せにしてあげたいです。その行い故に、罰せられるキャラだとしても、誰かには尊敬されたり、誇りは守られたりする…そんな作品作りを続けられるよう、これからも私は全身全霊懸けて書きます。

 

 なんだかやたら創作を重く見てる、高尚なものだと思ってるみたいな文章ですが…のんびり書くのもいいように、重く見て書くのも楽しいものですよ?勿論そうすればそうする程大変になりますが…それはそれで、満足感を得られたりもしますから。

 

 

 よーし、語りたい事は粗方語れた!語りまくった!だからもうここからは締めです!やっぱあとがき楽しい…と思って長々書いている、某あとがきの呪いに苦しんだ方からすれば「それは恐ろしさを知らないからだ…」と思われるような私も、流石に締めに入ります!まだ話が聞きたい場合は、もう感想とかメッセージとかで訊いて下さい!語っちゃいますよ〜!

 

 ここまでで語った通り、OEは反省するべき点が多い作品となりましたが、それでも私は楽しく書けました。書いて良かった、書けて嬉しかった…そう思える作品です。これまで通りギャグやパロもがっつり入れられましたし、少し寂しい部分はあっても、希望に溢れるハッピーエンドになりましたし、更にこの先も、或いは過去の話も新たにあって、そういう話に繋がる部分もあるんですから、良い作品を書いたもんだよ、私!コラボも色々楽しめたしね!

 

 そして最後は、謝辞となります。手始めに原作シリーズやメディアミックスの制作に携わった方々と、ハーメルンの運営を行う方々。ここにある幸せ、Originsシリーズが存在出来た理由…どちらも皆様のおかげです。今回もまた、私に書かせて下さり、ありがとうございました。

 続いて、誤字報告や各種活動報告での返信、感想でのあれこれをして下さった方々。皆様なしでもOEは存在出来たでしょうが、ただ存在しているのと、多くの方に支えられ、磨かれ存在しているのでは、まるで違います。OEを、私を支えて下さった事に対し、心からのお礼を申し上げます。

 更に続けて、お気に入り登録や感想、評価などの作品に対する反応をして下さった方々。私の作品は私の書きたいものを書く場ですが、皆様に楽しんでもらいたい、という思いも私の中には溢れています。即ち皆様の存在が、私に活力をくれていたのです。私に書き続けようと思わせて下さり、感謝しています。

 コラボして下さった方や、パロネタの許可を下さった方にも感謝ですね。コラボや二次創作同士のパロをする度、私の作品は広がっていきます。より広く、より多くの心や世界と繋がれて、私は本当に嬉しいです。

 最後は、ここまでOEを、Originsシリーズを読んで下さった皆様全てへの感謝、ありがとうの気持ちです。本当に、ありがとうございました。ちょっぴりでも皆様の心に残る作品になっていたのなら、作者として幸いです。

 まだ終わらない、まだ続くOriginsシリーズ。勿論もういいやと思っている方もいるとは思いますが、これからも読んで下さる方がいるのなら、その人の為に、またこれから興味を持ってくれる人の為にも、私は頑張ります。私の愛する作品を、皆の日々を書き続けます。

 

 

 では……願わくば、皆様のささやかながらも温かな幸せが、夢や希望と共に在り続けてくれる事を。




今回のパロディ解説

・某ストライクなフリーダム
機動戦士ガンダムSEED destinyに登場するMSの一つ、ストライクフリーダムの事。でも流石に、オリゼもオールレンジ攻撃は現状しません。物量は凄まじいですが。

・まだだ、まだ終わらんよ…!
ガンダムシリーズ(宇宙世紀シリーズ)に登場するキャラの一人、シャア・アズナブルの名台詞の一つのパロディ。これはZでの、クワトロ・バジーナとしての台詞ですね。

・いっきまっすよー!
デュエル・マスターズ プレイスに登場するキャラの一人、コッコ・ルピコの代名詞的な台詞の一つの事。るっぴっぴーん、もですが、これも中々耳に残りますよね。

・某カードゲーム
カードファイト‼︎ヴァンガードの事。Heritage…クロノバイザー・ヘリテージの事ですね。丁度ブラスター・ブレードからクロノジェット・ドラゴンへ…でもあったり…。

・某聖杯を巡った戦争
Fateシリーズの中核となる要素の一つ、聖杯戦争の事。やはりFateというと、この作品(シリーズ)を連想する方が多いのかな、と思う私です。

・某あとがきの呪いに苦しんだ方
ライトノベル作家、葵せきなさんの事。何せ葵せきなさんの作品に惚れ、あとがきを楽しんだ私なので、あとがきを書いていますし、毎回こうして出てくるのです。

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