超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth3&VⅡ Origins Exceed   作:シモツキ

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人物紹介Ⅱ(第百一話〜エピローグ)

ネプテューヌ(大)

 

 一見別人かと思う程スタイルは別人、しかし内面はやはりネプテューヌな人間の少女。くろめの事は心から友達であると思っており、だからこそ彼女を止める為、紆余曲折の末きちんと自分の事を話し、イリゼ達に協力。ねぷのーとの代償には流石の彼女も戦慄としたものの、持ち前の前向きさでそれは飲み込み、襲われた以降もくろめを思う心は変わらなかった。そして彼女一人では心を動かせなかったものの、くろめも友情を感じていた事は間違いない。

 ねぷのーとの力により、彼女は何度もねぷのーと越しに使っていたクロワールの次元移動を不完全ながら会得した。しかしその次元移動はとても実用的ではない(そもそも別次元に行けていない)為、暫くは使用を控えるとの事。

 

 

イストワール

 

 見た目は本に乗った小さな妖精そのものである、プラネテューヌの教祖。イリゼの姉の様な立場となる彼女だが、セイツの姉にも当たる事が判明した。そして、彼女は唯一生み出された後、即座に信次元で活動し始めた訳だが、その際は今よりも背が高く、語尾に顔文字を使う独特な話し方もしていなかった。

 

 

神宮寺ケイ

箱崎チカ

西沢ミナ

 

 ラステイション、リーンボックス、ルウィーそれぞれの教祖。災厄の規模や現象の関係から教祖として『対抗』する事は難しかったものの、時間経過により大半の人が目覚めた各国の社会を、人々の生活を維持する為、女神達が国と次元を守る事へ専念出来るように、人の長である教祖として出来る事を尽くしていた。

 

 

コンパ

アイエフ

MAGES.

マーベラスAQL

ファルコム(少女)

鉄拳

ブロッコリー

サイバーコネクトツー

RED

ケイブ

5pb.

ファルコム(大人)

 

 それぞれ第一期、第二期パーティーのメンバーとして女神達を支えてきた少女達。目が覚めて以降は女神達が国を離れている間の警戒に当たっていた。負のシェアの城突入時はそれを阻む空間の歪みの無効化を図る為、コンパとアイエフは信次元、第一期の面々は零次元、第二期の面々は神次元の指定のポイントへ向かい、その後の負常モンスターの襲来時もイリゼ達ならきっと勝つ、と女神達を信じ、その場から離れる事はなかった。

 

 

ミリオンアーサー

 

 第三期パーティーの一員である、王を目指す(そして女の子好きな)少女。チーカマとのやり取りは完全に漫才のそれであり、基本的に緊張感を感じない彼女ではあるが、友として、そして王となる者として、最後まで女神達に協力し続けた。決戦後も他の面子同様留まる事にした彼女だが、その理由は気に入った少女達と居る為…かもしれない。

 武器は剣と盾という、騎士のイメージに合った組み合わせだが、そこに加えて彼女は手にした『因子』というものを使い、他者の力を武器に付与する、或いは因子の持ち主の複製体を召喚するといった能力、技術も有する。自信たっぷりの言動に見合うだけの実力を持ち、因子を用いる事で多彩な策を講じつつ、積極的に前に出て戦う。

 

 

ゴッドイーター

 

 第三期パーティーの一員である、真面目でとても健啖家な少女。元いた次元でも国の防衛に携わっていた為、本業の延長の様な感覚でイリゼ達に力を貸していた。しかしそれは、別次元であろうとノワールやユニの事は尊敬し、力になりたいと思っているが故でもあり、窮地や困難な状況においても女神達への協力は惜しまなかった。

 剣と銃器、それに異形の顎門が如き形態を持つ武器、神機を用いて戦うのが彼女のスタイル。大型の武器だが彼女はそれを難なく振るい、高い身体能力を用いて立ち回る。因みに神機、という名前だが、シェアエナジーを用いている…という事ではない(異形の顎門やアバどんからも分かる通り、普通の武器でもないが)。

 

 

ニトロプラス

 

 第三期パーティーの一員である、戦いへの冷めた価値観を持つ少女。どんな大義があろうと戦いは所詮戦い、と考える彼女だが、それは守る為の戦いを否定するものではなく、パーティーの仲間と共に女神達へと協力していた。また、生肉の語る言葉から考える限り、価値観が独特なだけで決して屈折した性格をしている訳ではないとも取れる。

 戦闘において、彼女は刀や刃を有する拳銃を使用する。ただ、同じ刀剣と銃という組み合わせでも、状況に合わせて距離を変えるネプギアとは違い、近距離戦を主体に射撃は移動しながらの攻撃手段として使う事が多い。また、この二つの他、更に火炎や光を用いる事や、チェーンソーを武器として振るう事もある。

 

 

マジェコンヌ

 

 一度は信次元を滅ぼそうとし、されど嘗ては信次元を守る側であり、今は再び女神と共に戦う女性。くろめ達との決戦時には想定外に備えた待機しており、それが第一期パーティー組への救援へと繋がった。

 

 

ビーシャ

ケーシャ

エスーシャ

シーシャ

 

 四ヶ国のギルド、その支部長を務める黄金の第三勢力(ゴールドサァド)の四人。災禍の中では支部長の立場で、個人よりもギルドとして女神達に協力をし、情報収集や社会機能の回復に奔走していた他、最終決戦ではマジェコンヌと共に、ほぼ孤立状態である第一期パーティーを助太刀するべく零次元へ急行した。

 

 

海男

 

 渋い声の真顔人面魚という、凄まじいインパクトを持つモンスター(?)。信次元へ避難して以降もモンスター達の纏め役として立ち回っており、落ち着きと気遣いに溢れる姿は変わっていない。そして、理由は定かではないが、くろめやくろめが従えていたプロトダークに関して思うところがあるらしく、後者が力尽きた際には物憂げにしていた。

 

 

マジェコンヌ(神次元)

アクダイジーン

コピリーエース

アノネデス

アブネス

ワレチュー

 

 元七賢人であり、現在はセブンスジーニアの中心を担う者達。アフィ魔Xの空中艦がセブンスジーニア製であった為、その責任を取る形で捜索に協力し、それが空間の歪みの突破へと繋がった。そして、最後の戦いの際には女神ではなく仲間としてのレイを助ける為に行動。クロワールの介入ありきとはいえ、彼女の命を助ける事に成功した。

 

 

ステマックス

 

 アフィ魔Xの一員である、初心で人見知りの激しいロボット忍者。アフィモウジャスを友として信じ、最後まで付き従い、乗り込んできた女神達との戦いではユニとの一騎討ちを演じた。結果としては負けたものの、その思いや行動はアフィモウジャスの決心へ影響を及ぼしており、最後は女神達へ一泡吹かせる事に成功。だがこの時点で彼の意思は協力へ傾いていた為、アフィモウジャスの指示の下情報提供した他、最終決戦でも信次元の味方となった。

 本気となれば、人見知りを感じさせない威風を纏う事も出来るステマックス。しかし、本気云々関係なく、(普通の会話ならば)ユニに対しては割と落ち着いて話せるのだが…それは恐らく、単に慣れた以上の意味があるのだろう。

 

 

アフィモウジャス

 

 アフィ魔Xの頭領である、自分の欲望にはとことん忠実なロボット将軍。金の亡者だからこそビジネスには真剣な考えを持ち、筋を通す為内心で縁を切る事を考えつつも暫くはくろめに協力していた。女神との戦いのではステマックスに相応しい『将』であらんとし、最終決戦では連合艦隊を援護。徹頭徹尾自分本位ではあるものの、欲望に妥協はしないという点ではある意味信念を貫く者とも言え、実際それが信用を得ていた部分も少なからずある。

 最終的には突っ撥ねたものの、イリゼとベールの色仕掛けになびきそうになっていた。しかしアフィモウジャス自身はそれを全く恥じておらず、むしろ良いものが見れたとすら思っている模様。

 

 

イヴォワール

 

 リーンボックス教会の重鎮であり、教祖家系の分家出身である男性。現在でこそ教会の人間として行動している彼だが、嘗ては軍に所属し、前線にも出ていた。そして、戦士として、将として彼は数々の偉業を成し遂げ、守護女神戦争(ハード戦争)初期をよく知る軍人からは、半ば伝説の存在が如く思われている。

 

 

兄弟

 

 教会に(一応)所属している、巨乳好きという嗜好を微塵も隠さない二人。性格はともかく、そこそこに優秀である事は認識されていた彼等だったが、シュミレーターでの結果でMGパイロットとしての多大なる才能を有していた事が判明。兄、弟共に専用の機体が与えられ、最終決戦では初陣ながらトップエース級の実力を発揮した。

 

 

アズナ=ルブ

 

 ルウィー国防軍MG部隊の総指揮を担う、元ギルド支部長の男性。魔法に対する適性もそれなりにあり、最終決戦では四ヶ国の全軍人の中で最も早く女神達に加勢。赤い流星、という大層な異名に全く名前負けしない実力を見せ、最初から最後まで戦線を支えた。

 

 

ライヌ

 

 イリゼと共に住む、とにかく怖がりなスライヌ。新たな同居人ならぬ同居モンスターとなったるーちゃんとは、初めこそびくびくしていたものの今は仲良しであり、イリゼがいない間は共に遊びながら過ごしている。

 

 

るーちゃん

 

 とある世界でイリゼに懐き、心を通わせ、友に信次元へ行く事を選んだモンスター。アホ毛と綿毛の様な翼が特徴的な、小鳥の様な存在であり、イリゼの頭の上がお気に入り。人懐っこく綺麗好きで、周囲の人間は勿論ライヌともすぐに仲良くなった。当然人の言葉は話せないが、偶に「違う」と言うかのように「ちるう」と鳴く。

 種族としては「チルット」という種…それも色違いという特異個体のるーちゃんだが、イリゼのシェアエナジーを受ける事で、一時的に進化した姿である、「チルタリス」となる事が出来る。成鳥が如きその姿には龍の性質もあり、各種能力が飛躍的に向上する…が、性格は変わらず、大きな姿のままでもよくイリゼに甘える。

 

 

ミオ

 

 うずめ(くろめ)が迷い込んだとある次元で出会った少女。純粋でやや緩い性格をしており、好奇心が強い。専らうずめの話し相手兼情報提供者だったが、ある時事故で女神メモリーを服用してしまい女神に。しかしその後もうずめとは友好的な関係が続き、うずめも心を許していたが、思い詰めていったうずめの為に、うずめを信じてダークメガミ(プロトダーク)の核となった。そしてそれが、うずめにとっての最後の分岐点、止まれなくなる最後の要因になった。

 

 

リヨン

 

 プラネテューヌ国防軍所属のMGパイロット。ノーレと共に大型ユニットを纏った専用機で負常モンスターを薙ぎ払い続け、十体のダークメガミとの戦いでは、最後の時間稼ぎの為に単騎奮戦。機体に搭載されたシステムの恩恵もあり、全身全霊の戦いの末に彼女は時間稼ぎを全うし、ヘブンズゲートによる殲滅を成功させた。

 

 

ノーレ

 

 プラネテューヌ国防軍所属のMGパイロット。大型ユニットを使ってはいたが、近接戦こそ彼女の本領(射撃や一撃離脱も苦手ではない)であり、専用機が素の状態となってからはその本領を発揮。更に兄であるシュゼットと並び立った際は、それぞれの国の守護女神から力を借りて、単独撃破困難な超大型負常モンスターの撃破という快挙に至った。

 

 

副会長

 

 プラネテューヌ国防軍所属のMGパイロット。マイペース加減は相変わらずで、(女神の姿だったとはいえ)ネプテューヌが軽く翻弄される程。だが同時に実力も衰える事はなく、特殊システムで関節部への負荷を逃す事を前提としているとはいえ、最終決戦ではMGでネプテューヌのクロスコンビネーションを再現するという離れ業を演じてみせた。

 

 

ヴァシュラン

 

 プラネテューヌ国防軍所属のMGパイロット。一見軽い調子の、そして実際軽い調子な男性だが、狙撃手としての腕は本物であり、任務もしっかりとこなすタイプ。軍の中では比較的新参(最終決戦が初陣ではないが)ではあるが、専用仕様の高級機を受領しており、それが依然として各国の軍が実力主義である事を示している。

 

 

シュゼット

 

 ラステイション国防軍所属のMGパイロット。部下と共に対負常モンスターにおける、ラステイション国防軍の一番槍を務めた他、妹のノーレと共に守護女神の力を受けて超大型負常モンスターを粉砕。交戦開始直前にはとんでもない提案で味方の士気を上げ、更にそれをノワールが聞いていた結果、水着コンテストが現実味を帯びる事となった。

 

 

クラフティ

 

 ラステイション国防軍所属のMGパイロット。シュゼットとは別の大隊を率い、エースとしても、隊長としても最終決戦で奮闘し、空戦型且つ機動力に長ける自分の専用機を駆る事で、攻撃に援護にと戦場各地を奔走。特に負のシェアの城へ女神達が突入する際は、最前線の先で風穴を開ける役目を担った。

 

 

メイジン・タカナシ

 

 ラステイション国防軍所属のMGパイロット。特務隊長として、最終決戦では部下と共に遊撃を担当。乗機の性能を十全に引き出す事で八面六臂の活躍を見せた他、ルウィーのアズナ=ルブとはこれといって関わりがあった訳ではない(交戦経験はある)にも関わらず、何か通ずる部分があるのか、ダークメガミとの戦闘中には見事な連携を見せた。

 

 

ニル

 

 リーンボックス国防軍に籍を持つ男性。完全に通常の指揮系統からは独立した部隊の指揮官であり、オリゼとレイ、守護女神達との戦闘に姿を現した。そして、最終決戦では機体の特殊武装と部隊全体を活用した策により、破格としか言いようのない圧倒的殲滅能力を見せ付けた上、対ダークメガミにおいても彼の観察眼は活躍した。

 

 

朱雀

 

 元はルウィー国防軍魔術機動部隊に所属していたMGパイロット。最終決戦では単独での遊撃任務に当たり、空に陸にと奔走。更にダークメガミとの激突時には、所属の違うニルからの声、その意図を瞬時に理解し、的確に連携。これは彼自身の直感の鋭さも要因の一つだが、それ抜きにしても「何か感じるものがあった」と後に彼は語っている。

 

 

クロワール

 

 イストワールによく似た姿を持つ、人間のネプテューヌと共に別次元から現れた女性。解放されて以降は改めてくろめ達に協力していたが、それはあくまで面白いものを見る為、その方が面白くなると思った為。実際最後はくろめとレイ、どちらを助勢する事もなく、逆にレイから力を奪って行方を絡ませた。離脱後、次の行動を考える中で人間のネプテューヌの事も考えてはいたが、すぐにその思考を振り払った為、彼女と会う事はなかった。

 興味を満たす為ならば、何をする事も辞さない。だが、これはジャッジ同様『判断基準が善悪ではない』という事。つまり、面白くなりそうならば何かを守る側に手を貸す事もあるのであり、現にそのような姿も見受けられた。

 

 

スタイリスト

マネージャー

 

 神生オデッセフィア建国式に際し、イリゼのメイクアップを行ったフリーの二人(?)組。その技術は一流のものであり、全く不備などなかったが、ある理由により退散。しかし、イリゼは彼女等の正体に気付いていたらしい。

 

 

グレイブ ※1

 

 ゲイムギョウ界とは違う世界に住む少年。常識の通用しない、滅茶苦茶で無茶苦茶という評価がぴったりな少年だが、困っている人は助けようとする、善良な心も併せ持つ。イリゼが信次元に帰る為の協力をした際にも、その無茶苦茶さと高い行動力を見せた他、悪戯の画策や尾びれの付き過ぎた噂にむっとするなど、外見相応の子供らしさを見せる事もある。愛月とは旅の仲間同士であり、彼が信次元に迷い込んでしまった際は、伝説の存在達に力を借りつつも、自分から世界を超えて信次元に訪れるという大胆さを見せた。

 後述の愛月共々、ポケモントレーナーという立場を持つ。トレーナーとしては純粋に鍛え上げたポケモン達の圧倒的能力を見せ付ける事が多いが、同時に高い観察力で相手や周囲の状況を把握し、思考と直感を組み合わせた策を柔軟に投入するといったように、育てるだけでなく指揮する能力も高いようで、あるリーグ群の優勝経験も多い。

 無茶苦茶な…即ち相手の予想を遥かに超える発想力が強みの彼だが、どうやら無茶苦茶なのは思考や発想だけではないらしく、明らかに人間のそれではない身体能力を見せる事もあるとかないとか。

 

 

愛月 ※1

 

 ゲイムギョウ界とは違う世界に住む少年。心優しく常識人で、年相応の幼さもある。しかし、グレイブには及ばないものの旅の経験が元となった思考や判断能力を備えており、グレイブに対しては振り回されてばかりだが、彼もやはり普通の少年と比較すると驚かされるような面も時折見せる。イリゼの信次元帰還に協力した他、それから暫くしたある時には逆に彼が信次元へと迷い込んでしまったが、その際は同じ境遇となったイリスと仲良くなり、信次元で数日間の日々を過ごした。また、ぬいぐるみ作りが得意で、作った物を友達へプレゼントもしている。

 彼もまたポケモントレーナーであり、グレイブの様な偉業こそないが、実力はかなりのもの。指示の内容、方向性としては堅実且つ真っ直ぐな傾向があり、そこでも彼の性格が見受けられる。加えて知識とそれを基にした推測で、襲ってきた群れの目的を見抜いた事もあり、慎重派だからこそグレイブにはない思考を見せる事もある。

 (女神である為外見・精神的な話ではあるが)年上の異性であるイリゼに対しては慌てふためく事や赤面する事もあり、それに対してグレイブは面白いと、イリゼは年相応の男の子らしくて可愛いと思っていた。

 

 

獄炎(エンブオー) レオン(ピカチュウ)

ウーパ(インテレオン) ドッペル(ミミッキュ)

スラッシュ(ガブリアス) バックス(エースバーン)

ラトル(サーナイト) ブースト(ギャラドス)

ブラスト(ムクホーク) レックス(オノノクス)

つるぎ(ギルガルド) ファイター(ルカリオ)

 

シャイン(ソルガレオ) スター(イーブイ)

 

 ポケモントレーナーである二人が共に旅をする、或いは力を借りたポケモン達。上がグレイブ、下が愛月であり、上記がイリゼが迷い込んだ際の、下記が信次元に訪れた際の個体。二人は他にも多くのポケモンを捕まえている。

 

 

パルキア

 

 イリゼが迷い込んだ世界に複数存在する地方、その一つであるシンオウ地方にて伝説と呼ばれているポケモン。空間を司る神と呼ばれており、威風に溢れた正に超然的な存在。同じ神故か、イリゼの正体を瞬時に察していた。

 

 

イリス ※2

 

 信次元とは違う次元に住む、少女…の姿をしたモンスター。見た目相応、或いはそれ以上に純粋且つ無垢であり、好奇心(知識欲)が強い。一方…というより、その知識欲の高さを示すようにイリス自身はまだまだ知らない事が多く、モンスターである事もあってか、笑顔を始めとする表情や食べ物を冷ますか否かなど、普通の人間なら無意識的に行っている事や、一つの事例で他の場合に関しても理解出来る思考回路などが、あまり見受けられない面もある。自分が別次元に来た事を始めは理解していなかったが、イリゼやブラン達に保護され、後に無事帰還した。

 イリゼ達の前でその姿を見せる事はなかったが、一応戦う事も出来るらしく、イリゼの戦い方を真剣に見ていた。また、モンスターに対しては警戒心を抱かれないという特性も持つ。これは性質的に怖がりであるライヌにすらも怯えられる事なく触れ合えていた為、同じモンスターだから、ではなくイリス特有の特性らしい。

 知識欲の一環なのか、食に対しての欲求も強く、食べた際には(無表情ながら)グルメリポーターの様な発言もする。だがその興味はモンスターにも向いており、止められているらしいが、ついついモンスターも食べてしまう。

 

 

ピーシェ/ヘイトリットハート

シオリ

モナミ

ミキ

ビッキィ・ガングニル

兵藤一誠

ネプテューヌ/パープルハート

ズェピア・エルトナム

ルナ

 

 とある次元に迷い込んだイリゼが繋がりを得た、その次元や別次元、別世界の者達。その際にはグレイブ、愛月もおり、彼等やルナとイリゼとは再会の形となった。因みにピーシェとネプテューヌに関してはイリゼの知る彼女達ではないらしいですよ。長期の関わりではなかった彼女達だが、個人個人、或いは全体で時に話し、時にぶつかり、時に思いを語り合う事で繋がりを深め、力を合わせる事でそれぞれが在るべき場所への帰還を果たした。そんな日々や彼女達に関しては、『大人ピーシェが頑張る話。合同コラボ』や各作品を参照。

 

 

第五班の撃ち手

第五班の切り込み役

第五班の守り手

第五班の爆破師

黄乱の女神

長身のくノ一

ブリザード中隊隊長

蒼魔導の女神

紅魔導の女神

雪幻の魔導書

赤龍帝の青年

紫の女神

死徒二十七祖第十三位

死徒二十七祖第十位

無限の龍神

無茶苦茶なトレーナー

実直なトレーナー

赤薔薇の女神

半魔半人の青年

知識欲旺盛なモンスター少女

現世に留まりし悪魔

陽光の女性

月光の少女

 

 暴走する負のシェアの城、負のシェアの力によって開いた次元の門より各次元、各世界に押し寄せた負常モンスターに対し、それぞれの対応を行った者達。イリゼとの繋がりを持つ者、直接の繋がりは持たない者それぞれだが、自分の住まう場所を守る為、或いは自身の信念や意思を貫く為、退く事も膝を突く事もなく進み続けた。

 

 

凍月影 ※3

 

 嘗てイリゼと対立しつつも理解し合い、同じ目的へと臨んだ男性。自らの行い、失ったもの、そしてその結末の結果今は存在そのものが歪んだ残滓の様になっており、穏やかながらも空虚な在り方で日々を重ねる。だが微かになろうと、最後まで自分を貫き、大切なものを守ろうとした心は残っており、それ故にイリゼの救いを拒む事を選んだ。

 

 

凍月茜 ※3

 

 嘗てイリゼや他の者達と繋がりを作り、同じ目的へと望んだ女性。元々の心の強さと自身にもある責任、そして影への思いから妻として、親として日々を懸命に生きている。様々な意味で複雑な関係となってしまったイリゼと影とは違い、イリゼとは変わらずの友人関係であり、親子共々交流は続いている。

 

 

凍月夕 ※3

 

 凍月影、凍月茜の娘であり、まだまだ幼い少女。しかし親が親故か聡い面もあり、両親からすれば今の世界に残る、未来へ残すべき『今の世を生きる者』とも言える。訓練の相手をした事があるのかどうかは定かではないが、どうやらイリゼの実力も何となく察している様子。そして後に彼女が進む道を、この時は両親も親も知らなかった。

 

 

 

 

※1 彼等の奇想天外な旅に関しては、『ガラルのワイルド散歩』を参照

※2 イリスが日々どんな事を学ぶのかは、『イリスちゃんは知りたい』を参照

※3 彼等の人生やその先起こる事については、『再編世界の特異点』や『並行世界の先導者』など(シリーズ)を参照


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