超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth3&VⅡ Origins Exceed   作:シモツキ

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技(スキル)集(第百一話〜エピローグ)&設定・用語集

技(スキル)集

 

イリゼ

 

天舞捌式・彼岸花

 陣を描くように射出した複数の剣を、攻撃目標の周囲で解放し、解き放たれたシェアエナジーの衝撃を叩き込む技。放った剣の内側は衝撃同士が逃げ場を失わせる為、受け身や受け流しで威力を軽減する事は困難。更に、陣の中央へ天舞漆式・鳳仙花の様に圧縮シェアエナジーを掌底で打ち込む場合もあり、その場合平面のみではなく立体的にも逃げ場が無くす事が可能となるが、当然使用者自身にも大きな負担がかかる。強力な技ではあるが、打ち込む位置が少しでもズレれば狙い通りの効果は発揮出来ない他、動き回る相手には当て辛い為、扱いが難しい技でもある。

(使い手から一言)「もう一人の私が編み出した天舞技法の一つ。天から放つ飽和衝撃で以って、女神が威光を示してみせよう…!」

 

 

セイツ

 

真巓解放・敬愛

 素早く軽快に対象の周囲を動き回り、立て続けに攻撃を浴びせる技。イリゼの天舞弐式・椿と同様の技であり、単体且つ大型の相手や、防御の硬い相手を対象としている。動き続ける事、流れるように攻撃位置を変える事で、相手の対応を躱しつつ少しずつ削る、という点でもやはり同じだが、イリゼの場合は基本的にバスタードソード(長剣)で行うのに対し、セイツの場合は連結剣で行う為、得物が違う故の細かな差異は存在する他、セイツの場合圧縮シェアエナジーをプロセッサ各部に装填している関係から、流れるような連撃とは相性が良いとも言える。

(使い手から一言)「幾層にも重なる、凛と広がる花弁の様に。にしても、天舞弐式との共演は心が踊ったわ…!カップリングシステムばりに技も心もシンクロしたもの!」

 

 

イリゼ(オリゼ)

 

天舞拾式・枯花

 人型の対象、人と同じか近しい身体構造を持つ相手への使用に特化した、力の全てを完全に削ぎ落とす為の技。当然人に対して使うつもりはないものの、対人を意識させるこの技は構想に浮かんだ時点で禁忌としており、天舞技法の中で唯一イリゼに受け継ぐ事はなかった(セイツもこの技に当たる技法は有していない)。天舞零式が元になっておらず、その点においても異例の技だが、オリゼの圧倒的な能力と卓越した技術によって放たれる攻撃は、少しずつ、されど的確に相手の力を無に帰し、使用に踏み切った時点で一切の情も容赦もなく相手を撃滅する。

(使い手から一言)「考案してしまった瞬間の自分自身すら忌み嫌いたくなる…そんな技だ。出来る事なら、使う機会など来てほしくなかったか…人の為ならば、躊躇いはない」

 

 

ステマックス

 

影縫い

 その名の通り、影が地面や床に縫い付けられてしまったが如く相手の自由を奪う技。完全に成功すれば相手はほぼ身動きが取れなくなり、不完全な状態でも(一部にしか作用出来ずとも)大きく動きを制限出来る為、直接攻撃力こそないが、強力な技である事には違いない。名前からして影に作用していると思いがちであり、実際それも間違いではないが、この技は同時に電気的な麻痺も試み、更に名前や効果からくる「思い込み」も利用する事で、初めて強力な拘束となる。そして『影』の性質上、強い光の前では効果が(思い込み含め)大きく減衰してしまうという欠点も持つ。

(使い手から一言)「忍法・影縫いの術!説明の通り、実は結構複雑で脆さもある術なので御座る。機械である拙者同様、精密な作りであるという事で御座るな」

 

 

原点にして頂点(ジ・オリジン)

使用者・イリゼ、イリゼ(オリゼ)

 

 超高速の突進と、後に続く無数の武器による追撃、それを二人が幾度も重ねた末に斬り上げ、別れ、天空から交差する最後の一撃を放つ連携技。鏡合わせの様に、寸分の狂いもなく二人が同じ動きを、或いは向きを反転させた動きを見せるのが特徴的であり、副次的な効果ではあるが、相手にどちらがどちらか混乱させる要素もある。威力、速度、範囲、どれを取っても非の打ち所がない技だが、イリゼはリバースフォームでなければオリゼの動きに追い付けず、追い付けたとしても身体の負担が計り知れない為、(特にイリゼにとって)この技は諸刃の剣とも言える。

(使用者達から一言)

オリゼ「人の守護者であり、人々に希望と安心を示さねばならぬ女神は、圧倒的且つ絶対的な力が、強さが求められる。故に私は…私達は、頂点なのだ。だろう?イリゼ」

イリゼ「勿論。私も女神…もう一人の『私』だからね。…頂点こそ、私達が在るべき姿なのだ(…って言ったけど、いざ言うと恥ずかしい…平然と言えるの流石だよオリゼ…)」

 

 

ガーディアンフォース・ザ・ネクスト

使用者・ネプテューヌ、ノワール、ベール、ブラン

 

 代々細かな調整をしつつも歴代の守護女神に伝わる連携技を、ネクストフォームで使う事を前提に組み直した技。ネクストフォームでのみ使える力を組み込んでいる為、当然ながら通常の女神の姿では使う事が出来ない。ネクストフォーム自体の強さに加えて、それぞれの力を遺憾無く発揮出来るよう動きや攻撃を考えられているが故に、元々強力無比であったガーディアンフォースから更に強く、より圧倒的な技へと仕上がっている一方、個々のネクストフォームの力はどれも制御が難しく、強いが故の危うさもある関係から、連携に失敗した場合の危険性も上昇している。

(使い手達から一言)

ベール「限界を超え、未来の可能性を掴んだわたくし達の全力…個々がこれまでの自分を超えた上で、変わらぬ連携を織り成す…自画自賛ながら、良いものですわね」

ブラン「だな。お互い強さも制御難度もピーキー過ぎて、危険と隣り合わせの連携になるが…何の不安もなく連携が出来る、全力でやれるってのは、確かに良いもんだ」

ネプテューヌ「でもこれ、一つ致命的な問題があるのよね…ネクストガーディアンフォースっていう、そっくりな名前の技が昴次元に存在してるっていう問題が、ね…」

ノワール「いや、神妙な顔して何言ってるのよ…同じ面子で、同じ技を元に、同じコンセプトで構成し直した技なんだから、仕方ないでしょ…い、言い訳みたいだけど…」

 

 

るーちゃん(チルット/チルタリス) ※1

 

エアカッター

 空気の刃を多数放ち、扇状に攻撃する技。一発辺りの威力は然程高くないものの、一度に多数放てる為、面制圧に向いている。因みにるーちゃんは翼を素早く振る事で、翼に取り込んだ空気を放っているが、本来チルット(チルタリス)は自力でこの技を習得する事が出来ない為、これは厳密には擬似エアカッターと評するべきものと言える。

 

龍の波導

 高エネルギーを体内から、口を介して放射する技。エアカッターに比べると高威力だが範囲に劣り、点や線(照射)での活用が主体になる。一応やろうと思えば多少連射も出来るが、負担が大きく連射速度も速くはない。因みに性質的な問題なのか、チルットの姿では使えず、チルタリスの姿でのみ使う事が出来る技となっている。

 

コットンガード

 柔らかな綿を纏い、防御能力を大きく向上させる技。基本は綿で受け止める防御技だが、相手に押し付ける事で動きを阻害する、翼に纏う事でエアカッターを強化(取り込める空気量を増やす)する、物陰に設置しデコイとするなど、イリゼの発想により非常に多くの応用方法を見せている。また、きめ細やかで吸水性も高い為掃除にも活用可能。

 

ゴッドバード

 力を限界まで溜め、溢れ出すエネルギーの光を纏いながら突進をかける技。るーちゃんの技の中でも最大級の威力を誇る、切り札と言える技であり、こちらもチルタリスの姿でしか使えない。力となっているエネルギーの中にはシェアエナジーも含まれており、威力、速度共に他の追随を許さないが、その反面溜めにはかなりの時間を要する。

 

 

獄炎(エンブオー) ※1

 

ニトロフルチャージ

 ニトロチャージという通常の技を発展させた技。使う毎に加速するというニトロチャージの性質に注目し、攻撃する事なくその場で足踏みを繰り返す事によって、本来は一段階ずつ上がる速度を、一気に最大まで引き上げる事を実現している。但し、即座に完了する訳ではない為別途時間を稼ぐ方法が必要になる事、頑丈なポケモンでなければそもそも負荷に耐え切れず、頑丈なポケモンでも長時間の使用は危ない事から、不用意に使える技ではない。

 

大地創造

 地面を殴り付け、力を流し込む事により、岩盤を杭や槍の様に隆起させる技。大地の化身と呼ばれる伝説の存在の大技を再現する、というコンセプトで編み出された技で、地面よりも岩としての性質が強い。重量と高パワーが再現する上での最低条件であり、汎用性はないが、威力は非常に高く、地面から放つ性質上防御も難しい。しかし、間接的な攻撃の為放つまでには一瞬のラグがある事や、空中にいる相手には当て辛い等の欠点も実践する中で判明した。

 

 

 

 

設定・用語集

 

アフィ魔X

 アフィモウジャスとステマックスによる秘密結社。女神達への協力を装っていたが、元々はくろめ達に協力しており、セブンスジーニアから購入した空中艦二隻(とネット上で自律して記事を流すシステム)を運用していた。秘密結社ではあるが構成員は友人関係である上記の両名だけである為、名前はほぼ格好だけのもの。

 

 

黄金の塔

 信次元、零次元、神次元にそれぞれ現れた、文字通り黄金の巨大構造物。次元同士を(便宜的に言うなら)引き寄せる楔の様なもので、ある程度近付かなければ認識出来ない。中にはダークメガミを格納出来るだけのスペースがあるが、破壊自体はそれ相応の火力があれば可能。破壊後も、あった地点は次元的な意味で特異な状態になっていた。

 

 

次元

 国や大陸よりも遥かに広い、そもそも広いという表現自体が正確ではない、概念的存在。本来次元は一つ一つが独立し、それぞれの法則や性質によって存在しているが、一部の力によって繋がる事もある。下記の次元の他にも無数に存在しており、更には別世界(意味合いとしては次元とほぼ同じ)も存在している。

 

信次元

 イリゼやオリゼ達の存在する次元。地続きではないが、『天界』と『下界』の二つがある。他の次元よりも思い(シェア)の持つ可能性や力が大きいとも取れる点が見受けられ、特に善意の思いの場合が顕著。

 

零次元

 うずめやウィード、海男達のいた次元。既に文明は崩壊し、滅びへと向かっている。本来信次元にいた筈のうずめ達がいる、信次元での現象に大きな影響を受けているなど、不可解な点が多く、無数の次元の中でも特に異質。

 

神次元

 セイツやプルルート、ピーシェの存在する次元。信次元に似ている点も多いが、女神の生まれ方や歴史など違う点も多い。下記の超次元とは、信次元と繋がる以前から交流があり、この次元間での大騒動も嘗てあった。

 

超次元

 ミラテューヌが存在する次元。信次元とはかなり似ているが、四大陸の物理的関係性や、一部の歴史などが異なり、天界に当たる空間も存在していない。客観的な見方をするならば、少々信次元より『未来』と言える。

 

 

セブンスジーニア

 神次元に存在する、国際的な超巨大企業。事業の内容は多岐に渡り、その存在そのものが神次元に与える影響も少なくない。しかしその実態は、七賢人と呼ばれる反女神組織の隠れ蓑……だったが、現在は七賢人が事実上の解散をし、レイを除く六人が女神に協力、或いは協力こそせずとも結果的に神次元の利となる行動をしており、CEOであるアクダイジーンを始め、六人全員がセブンスジーニアに籍を置いている。

 

 

想聖器Share

 信次元に住まう全ての人が心に希望を抱き、それを諦めんとする思いを貫いた事によりイリゼの前へと顕現した、奇跡そのもの。信次元の総意が『希望』となった事で現れたとも言え、凡ゆる奇跡を可能とする。後述の《女神化》と近い性質を持つが、こちらは無条件に奇跡の行使をする事が出来、より高位の力とも言える。しかしその反面、次元の総意が希望やそれに準じるものとならなければ顕現しない奇跡の為、任意の発動は限りなく不可能に近い。

 負のシェアの暴走、絶望が次元を包まんとする中で希望が総意となった際にはイリゼの前に現れたが、これはイリゼの能力という訳ではなく、状況や状態が違えば、他の女神の前にも現れる。剣の姿を取っていたのもそれがイリゼにとって最も適した形状だったからであり、別のものの前に現れた場合は、形状も違っていたと思われる。

 また、想聖器が現れた際、下記の『信世器』も同時に各女神の下へと現れていた。どうやら想聖器は信世器の上位に位置する存在、或いは信世器が基になっている存在らしく、特定の条件下で信世器が想聖器となる模様。

 

信世器シェア

 想聖器と同じ瞬間、信次元の女神の下へと現れた、女神やシェアエナジーとはまた別の『形ある思い』。こちらも女神毎に違った形状を持つ。想聖器の様に自在に奇跡を行使する事は出来ないが、女神が任意に顕現させる事が可能であり、信次元の全ての人の思いではなく、その女神を信仰する全ての人の思いが形になったものと言える。

 その性質は、言うなれば『善意の光を、希望という思いを届け、心を照らす』というもの。効果範囲は信世器の光が届く限りであり、かなり広いと言えるが、特定の相手のみを対象とする、という事は出来ない。

 精神を対象とした存在である為、武器として扱う事も可能だが、武器としては特別強い訳ではない。むしろ信世器は、女神の核を出現させているとも言える存在である関係上破壊された場合の危険が高く、戦闘用には向かない。

 

 

ねぷのーと

 人間のネプテューヌが持つ、特殊な本。サイズは手帳程で、のーと、とネプテューヌ自身は呼んでいるが、あまり筆記用に使われる事はない。所謂魔導書の一種であり、生物、非生物問わず押し付けた対象を取り込む事が可能。この力によりネプテューヌは虫の標本として活用している他、飲食物の収納やクロワールの封印にも使っていた(容易には抜け出せず、封印された存在の力を引き出す事も可能)が、それだけの力を発動、維持する為に持ち主の生命エネルギーを吸収する機能があり、尚且つそれは初使用時に一方的に契約が結ばれるなど、実際はかなり危険な魔導書。

 

 

フォーム ※2

 ネクストフォーム、ビヨンドフォーム(カニバルフォーム)、リバースフォームそれぞれの事。

 

ネクストフォーム

 ネプテューヌ、ノワール、ベール、ブランが守護女神としての信念を貫き、信仰者達の思いに応え、限界を超えた先で手にした、『未来』の力。純粋に身体能力が向上する事に加え、それぞれが特異な能力を身に付けている。後述の二つと違い、完全なる奇跡の形として得た力故か、三つのフォームの中でも特に超常的で、ポテンシャルも高い。しかしその一方で突然変異的な能力とも言え、女神をシステムとして見た場合、ネクストフォームは維持するだけでも普段よりシェアエナジー消費が多いにも関わらず、教会のシェアクリスタルからのシェアエナジー配給に支障が出てしまっている、具体的には単位時間当たりの供給量が減っている(結果活動可能時間が短い)という欠点も存在する。

 上記の通り、ポテンシャルは高いが、これはまだ能力の全てを把握し使いこなせている訳ではないとも言える。実際四人共特異な能力は限定的な使用に留まっているが、これがどこまで伸びていくのかは予測不能。

 

ビヨンドフォーム

 ネプギア、ユニ、ロム、ラムがカニバルフォームを制御しようとする中で行き着いた、負の感情も自身を思う気持ちであると捉え、全てを受け止め前へ進まんとする『現在』の力。能力としては後述のカニバルフォームとほぼ同じだが、シェアの担い手である女神の認識の変化により、自らの力として十全に使えるようになった為(その際外見も変化した)、別種の力としてこう称した。単純計算でこれまでの倍のシェアを力と出来る他、選別せず全て受け止めている為、質としても向上している。消耗含め比較的安定している能力だが、負の感情による侵食は緩和されているものの依然ゼロではない為、我を失わない為の安全確保として長時間の使用は避ける事が求められる。

 厳密に決まっている訳ではないが、ビヨンドフォームには第一段階と第二段階が存在し、第二段階は真の力や奥義、或いは本質的な力と言える。しかしそこは個人差が大きく、明確に分かれている場合もそうでない場合もある。

 

カニバルフォーム

 過去にとある女神が開発した、正のシェアだけでなく負のシェアも取り込んだ姿と力。本来はカットしているシェアを活用している為精神が不安定となり、暴走をする危険を孕む。また、そもそも負の感情を持つ者達の思いに応える、というのは信じる者達を蔑ろにする行為とも取れる為、守護女神には相応しくないと開発者は考えていた。

 

リバースフォーム

 イリゼの中にオリゼが能力として内包させつつも封印していた、これまでに紡がれてきたもの、積み上げられきた思いをその身に宿す『過去』の力。具体的には、オデッセフィア(過去)からのシェアエナジー供給の制限を無くす事で、ほぼ無尽蔵のシェアエナジーの使用を可能とする。同時にオリゼへ向けられたシェアも反映する事で身体能力も上がるが、オリゼへの『理想』とイリゼへの『理想』は違い、また元々の能力の関係からイリゼには負荷が大きい為、恒常的な使用は出来ない。上記の二つ(三つ)に比べると能力の超常的な部分は薄いが、純粋に通常時の戦い方を向上、拡張させられる為安定性は高く、またシェアエナジー配給の性質上、時間に干渉している能力とも言える。

 繋がりの完全解放がビヨンドフォームだが、ただ解放するだけでは負担が大き過ぎる、使うだけで危険な能力となっていた。その為調整が施されたらしく、調整後は能力向上の上限が若干下がった代わりに負担も軽減された。

 

 

負のシェアの城

 下記の浮遊大陸に変わり、くろめ達の拠点として顕現した存在。全てが負のシェアエナジーによって形作られており、浮遊大陸に比べれば遥かに小さいが、それでも巨大な城塞となっている。自動修復能力を始め、くろめ達によって様々な性質、能力を付与されていたが、最終的には制御する者がいなくなった事により暴走状態に陥った。

 

 

浮遊大陸

 くろめとレイと力により四大陸の上空に出現した、巨大な大陸。但し、四大陸も同じく浮遊大陸であり、各大陸に比べると小さい。元々はレイの統治していた国、タリを縮小再現する予定だったが、信次元で行った結果、同じ最古の国であるオデッセフィアの要素が混じった形となった。その後負のシェアの城が権限した事で質量弾として落とされかけたがオリゼが《女神化》によって止め、同時にオデッセフィアを縮小再現した大陸へと変えられた(その際増設された兵器も消滅した)。そして、全ての戦いが終わった後、街並みを利用し新生オデッセフィアが建国された。

 

 

ポケモン

 ポケットモンスターの略称。信次元を始めとする格次元のモンスターの様な存在だが、こちらは人に友好的な種も多く、世界として見ると、ポケモンは人と共存していると言える。多くの人は家族や友、仲間として接している。

 

 

《女神化》

 女神の原点にして真髄とでも言うべき、オリゼの奥義。その力は、端的に言うならば奇跡を任意で起こすというもの。如何なる常識や因果であろうと無視出来、死者の蘇生や世界改変といった、概念や物理法則すら覆す行為も可能だが、奇跡の形は発動した者の認識によって定められる為、理論上は万能ながらも、現実的には制約がある。具体的には、上記の死者蘇生の場合、まだ死体の状態が良いならば単に蘇らせる(生命力を与える)事で実現可能だが、原型が分からない程死体の状態が悪い場合や、既に死体が無くなっている場合は、知人からの聞き取りや写真等で死者の情報を集め、それを基に死者を『復元』するという形を取るか、そもそも『死んだ』という事実を改変するかしないといけない。そして復元の場合は死者そのものではなく、『客観的に見た人物』となってしまう側面がある。

 オリゼが奥義としている力だが、原理的には凡ゆる女神が可能。但し、シェアの質、量共に極まった状態でなければ実用的なレベルに至らせるのは困難であり、尚且つ瞬く間に膨大な量のシェアエナジーを消耗する為、不用意な使用は女神の消滅に繋がりかねない。更に奇跡の内容によっても消耗量は変わり、世界改変は文字通り世界(次元)全体に影響を及ぼす関係上、特に消耗が激しい(その為、可能ならば基本は改変ではない奇跡で目的を果たす事が望ましい)。

 奇跡を起こせる力である事は間違いないが、シェアによる奇跡である為、無機物やシェアと関係ない存在には問題ないが、女神の様に高位のシェア(エナジー)を有する存在に対しては、奇跡の行使の難度や消耗の度合いが上昇する。

 

 

妄想能力

 天王星うずめ(と暗黒星くろめ)が有する、想像や妄想を現実のものとする力。具体的且つはっきりとした想像でなければ実現されない為、想像ではなく妄想能力と称されている。ちょっとした幸運から世界の改変まで規模を問わず現実に反映する事が出来るが、漠然としか思い浮かべられない事や、無理だと思っている事は実現出来ず、妄想の性質上、何かの片手間に発動させる事は難しい。一見《女神化》より低位の力に思えるが、消耗はこちらの方が圧倒的に少ない事、条件が厳しいあちらと違いほぼ『妄想』のみで完結している事から、単なる下位互換ではない。

 妄想が条件を満たすと勝手に発動するうずめと違い、くろめは任意に発動する事が可能。しかし本来は無意識に発動させる能力なようで、現在のくろめは実現させる内容が一部歪む、使用後は嘔吐感や倦怠感に襲われるなど、デメリットも生じてしまっている。また、くろめの場合は意識下と無意識下、どちらか一方でも無理と思っている場合実現不可だが、うずめの場合は無意識故に意識下で無理と思っていても、無意識下で可能と思っていれば実現出来る。

 

 

 

 

※1 一応今後もOriginsシリーズのキャラとして登場する事になるるーちゃんの技と、コラボにて登場したオリジナル技に関してはここで説明する事にしました。

※2 作中に登場した各フォームを纏めて説明した方が分かり易いと思い、纏める上での便宜的な表現として『フォーム』と書きましたが、作中での正式な表現ではありません。




今回のパロディ解説

・カップリングシステム
バディ・コンプレックスに登場するシステマの一つの事。姉妹による、ほぼ同じ内容の技の共演ですからね。原点にして頂点(ジ・オリジン)もかなりシンクロしてますが。

・ネクストガーディアンフォース、昴次元
昴次元ゲイム ネプギア SISTERS GENERATION 2(ゆーじ(女神候補生推し))に登場する技と、舞台となる次元の事。先に出たのはあちらですね、パロ許可も得ています。

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