超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth3&VⅡ Origins Exceed   作:シモツキ

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機体(兵器)解説Ⅰ

各種兵器の名称・分類解説

 

ビーム

 高圧縮状態で収束された粒子(エネルギー)の事。基本的には重粒子、荷電粒子、プラズマ粒子の三種があり、重粒子は主にラステイションやリーンボックスで、荷電粒子はプラネテューヌやルウィーで、プラズマ粒子は神次元で使われている。実体弾に比べると兵器そのものの開発、整備難度は高いが、弾薬のコストはほぼ掛からず、威力も同規模の兵器より比較的高い。但し、環境によっては粒子の減衰(拡散)が起こり、水中では大きく性能が低下する。

 

実体武器

 文字通り、実体のある弾頭や剣などの事。開発、整備難度はビームより低く、武器としての安定性、信頼性に長ける他、実体型近接武器は楔の様に扱う事も出来る。一方高威力化はビームよりも難しく、弾薬の重量や近接武器の収納性などはビームに劣る。榴弾、徹甲弾、ミサイルなど弾頭の種類は様々だが、発射形態は三つに大別される。

・火薬・液体炸薬式…薬剤を燃焼させ、加圧によって撃ち出す方式。古い技術であり、最も開発は容易だが、原理的に威力の向上限界が比較的低い。

・自推式…弾頭後部に推進器を持ち、それによって加速する方式。弾頭が大型化し易い為、ロケットやミサイルでの運用が多い。原理的には他の方式との併用も可能。

・レール式…弾頭を電磁加速により射出する方式。最も新しい技術であり開発難度は高いが、威力の向上がし易く、現在は大型砲や長射程火器を中心に搭載されている。

 

 

携行型

 機体の腕部やそれに準じる部位で掴み、運用するタイプ。持ち替えられる事が最大の長所であり、射角も広く取れるが、その分反動を始めとする負荷の問題が付き纏う。

半固定型

 腕部を介さず、可動や展開によって運用するタイプ。携行型よりも性能の追求が出来るが、大型になる程使えるまでの時間のロスが大きくなる。射角はそこそこ。

固定型

 腕部を介さず、搭載した位置から一切動かさずに運用するタイプ。最も性能の追求が出来るが、射角含め取り回しは悪く、大型になると機体の動きも制限してしまう。

 

 

ライフル

 威力、連射性、射程距離のバランスが良い携行火器。基本的にビーム型のみの種類であり、実体弾型は殆どない。攻撃にも牽制にも使える、状況を選ばない武装だが、抜きん出た点もない為に器用貧乏にもなり得る。

ロングレンジライフル

 長砲身型の携行火器。通常のライフルより高威力長射程だが、連射性は劣るという場合が多い。また、高威力長射程だが、大口径である場合はあまりない。

スナイパーライフル・狙撃砲

 狙撃用の携行火器。形状や威力はロングレンジライフルに近いが、名前の通り狙撃に特化した性能を持つ。また、ライフル系だが実体弾型も普通に存在している。

ランチャー

 ロングレンジライフルに近い性能を持つ携行火器。より大口径で連射性はやや劣る、というのが比較した場合の傾向だが、それに該当しない場合も少なくない。

 

 

オートマガン・機銃

 高い連射性を持つ固定火器。同系統の連射型火器に比べて小型だが、その分威力や射程距離は低く、専ら牽制や咄嗟の迎撃等、補助的な運用目的で搭載される事が多い。

マシンガン・(重・軽)機関砲

 高い連射性を持つ携行火器。複数発当てる前提の、そこそこの威力を持ち、射程はライフルに近いが若干劣る。主兵装として扱われる事が多いが牽制にも使用出来、弾幕形成も出来る為に使い勝手が良い武装種と言える。

ガトリング

 大型の連射系火器。携行型、固定型どちらもある。連射性能に重きを置いているが威力もそれなり以上にあり、その分反動や取り回しの問題もある為、牽制には向かない。

 

 

(ハンド)ガン

 小型である事が特徴の火器。携行型、固定型どちらもある(性質上半固定型にする場合は少ない)。性能としてはライフルタイプの縮小版である事が多いが、取り回しは抜群。

 

 

カノン

 高威力長射程の半固定火器。物にもよるが大口径型はあまりなく、強力だが一発で多数を撃破…といった使い方はあまりされず、使い勝手もある程度意識している。

シューター

 非携行型の中では比較的小型の火器。半固定型、固定型の両方がある。性能としてはライフルタイプに近く、非携行型故に自由度は劣るが、ライフル以上に腐り辛い。

ブラスター

 高威力の固定火器。全体的に大口径。砲身がない場合が多い為、そのままではそこまで射程距離は長くないが、粒子量を増やす事により、強引に射程を伸ばす事もある。

ショットカノン

 拡散弾を放つ固定火器。拡散する関係で射程は短く、威力も別れた一つ一つはそこまで高くないが、射程圏内での制圧能力は高く、上手く使えば迎撃武装としても強力。

キャノン・艦砲

 主に戦闘艦に搭載される、攻撃用砲塔。高威力長射程である事が多いが、MGの火器とは桁違い。これは艦載機銃がMGの機関砲並みの威力を持つ事からも見て取れる。

 

 

ロケットランチャー

 自推式弾頭(ロケット弾)を放つ携行火器。高威力長射程だが、武器の性質上連射は難しい。ロケット弾は爆発し広範囲を攻撃出来る為、面での攻撃にも向いている。

グレネードランチャー

 グレネード弾を放つ固定火器。携行火器に追加武装の様に搭載される事もある。射程はあまり長くないが、小型ながら高威力を引き出せる。自推機能を持つタイプもある。

 

 

ミサイル

 誘導機能を持つ弾頭。その性質上、発射装置無しで搭載される事もある。単にミサイル、と称する場合それなりのサイズを持ち、一撃でそれなり以上のダメージを与える事を目的としている事が多い。

マイクロミサイル

 ミサイルの中でも特に小型の弾頭。小型故に威力や射程は低いがその分多数搭載出来、多数同時に、或いは連続で放つ事で強い効果を発揮する。主に一斉射、連射どちらも可能なポッド型と、一斉射は出来ないが発射口の幅は最低限で済むランチャー型の二つがある。多数発射可能な誘導兵器である為に、マルチロックオンとの相性が良い。

 

 

ビット

 遠隔操作により動く端末兵器。有線型と無線型が存在する。自在に動く超小型無人機とでも言うべきもので、種類毎にある程度差異もあるが、基本的には強力。但し運用難度は非常に高く、攻撃能力に関しては脆い部分を狙うか、初めから補助・牽制用と割り切る必要がある。エネルギーの関係から、戦闘中に射出と回収を繰り返すのが基本。

 

 

 

 

機体解説

 

PMG-03(A/S)【オンミニド】

 

所属・プラネテューヌ国防軍

設計開発・プラネテューヌ国防軍/プラネテューヌ企業連盟

生産形態・量産型

生産仕様・A型(一般機)、S型(指揮官機)

動力・PHEC-24 バーストエンジン×2

主推進器

脚部大型スラスター×2(主器)

フレキシブルスラスター×2(副器)

武装

NTW-10M 携行荷電粒子機関砲(ビームマシンガン)×1

PSE-M-11 26㎜フレキシブルスラスター内蔵機銃×2

NTW-12C 背部着脱型荷電粒子砲(ビームカノン)×1

PSE-M-06 対空対地ミサイル×4

PSE-M-16 脚部10連装マイクロミサイルポッド×2

NTW-13S 前腕部荷電粒子収束剣(ビームサーベル)×2

NTW-16D 前腕部荷電粒子防壁盾(ビームシールド)×2

特殊機構

変形機構

新型脚部追加ユニット×2

視線誘導式マルチロックオンシステム

 

 ルエンクアージェに変わるプラネテューヌ国防軍MG部隊の主力量産機として、配備が進められている機体。メインカラーは国色であるパープル。追加装備であるハイパーパックを標準装備とする、というコンセプトで開発されており、更にルエンクアージェの運用データから、武装の見直しも図られている。前主力機の正統発展型である事を求められた本機は、ルエンクアージェと比較して尖った部分こそないが、逆に言えば同じ感覚、同じ運用方法が通用する、前主力機よりも高性能な機体でもある為、現場からの評価も高い。

 可変後退翼を採用している点でもルエンクアージェと同様だが、変形機構は洗練されており、外観としてはよりシャープになっている。加えて本機は左右対称の航空形態となるよう武装を変更、調整している為に、空力においては重量やエンジン出力抜きにも明確に向上していると言える。

 また、無人機故に魔光動力炉を搭載出来ない本機が他国のMGに出力で遅れを取る事を回避する為、双発エンジンが採用された。これは上位機に当たる下記のオンニミド・セーガも同様であり、今後もプラネテューヌが遠隔操作によるMGの運用をするのであれば、主力となるのはやはり双発機である可能性が高い。

 

PHEC-24 バーストエンジン

 両脚部に一基ずつ搭載された動力炉。初めから脚部に搭載する事を前提としていた為小型であり、一基辺りの出力はルエンクアージェのものより低いが、二基合わせた合計出力であれば最新の魔光動力炉にも引けを取らない。

 

脚部大型スラスター

 本機の主推進器(主機)。エンジンと直結している為にエネルギーのロスが少なく、プラネテューヌ国防軍MGの売りである、高い機動性の発揮に大きく貢献している。更に、二種の追加ユニットを統合した新型脚部追加ユニットに搭載された小型スラスターも活用する事により、更に高速且つ自在な空中機動を可能としている。

フレキシブルスラスター

 副機。パイロットからの評判が良く、最新の技術を組み込みつつも続投という形で本機へ採用された。また、大型化しより幅広い武装を搭載出来るようにする案もあったが、スラスターとしての小回りを保つ為に見送られた。

 

携行荷電粒子機関砲(ビームマシンガン)

 主兵装となる、マシンガンタイプの携行荷電粒子砲。どちらの形態でも高速戦闘が基本となり、特に航空形態では一発一発を当てるのが難しい為、ライフルではなくマシンガンタイプが採用された。実体弾の機関砲はオミットされたが、他の武装が充実している為火力は落ちていない。

26㎜フレキシブルスラスター内蔵機銃

 フレキシブルスラスターと同様、ルエンクアージェから続投している武装の一つ。但し、口径自体は同じながら、内部機器はアップデートされている為に、若干だが性能は向上している。

背部着脱型荷電粒子砲(ビームカノン)

 航空形態上部に位置する、威力と射程距離に長ける固定火器。カノンタイプとしてはライフル寄りの性能を持ち、人型形態では手持ちの武装としても使用可能。だが、人型形態では背部、それも取り辛い位置にある為、取り辛く戻し辛いという問題を抱えており、使い勝手が良くない。

対空対地ミサイル

 両主翼の下部に装備する誘導兵器。こちらもルエンクアージェからの続投武装だが、厳密には同じく装着用の部位を持つ、という事であり、規格さえ合うのであれば、ルエンクアージェとは全く違うミサイルも懸架可能。

脚部10連装マイクロミサイルポッド

 新型脚部追加ユニットに搭載される誘導兵器。二つのユニットを統合した為、火力強化ユニットの物より連装数は減っているが、10連装でも通常戦闘においては問題ないと判断されており、実際現場でも特に問題はない様子。

前腕部荷電粒子収束剣(ビームサーベル)

 両前腕部に固定装備されている近接格闘武装。固定故に持ち変える必要がない反面、斬撃の多様さを持たせる事は出来ないが、一撃離脱が基本となるであろう本機の場合は問題ないとされている。一応マシンガンを持った腕でも出力は可能だが、斬ってしまう危険性は高い。

前腕部荷電粒子防壁盾(ビームシールド)

 壁状に展開したビームを盾とする防御兵装。高い防御力を持ち、発生器が無事なら常に万全の状態となり、ビーム故に切断能力も持つが、エネルギー装備故に防御の際はまず展開する必要があり、防御において一瞬とはいえ行程が増えるのは危険でもある(回避一択の方が迷う時間がない分逆に安全)という判断から、一般機は使用不能となっている。

 

変形機構

 上部の機体解説を参照。

 

新型脚部追加ユニット

 火力強化、機動強化にそれぞれ分かれていたユニットを、一つに発展統合した装備。二つの完全上位互換という訳ではないが、無駄を省き、中途半端な性能とならないような調整を為されている。前二種同様、こちらも追加装備ではあるが、装着状態での運用を基本としている。

視線誘導式マルチロックオンシステム

 多数の目標に対する、迅速なロックオンを可能とするシステム。性能はルエンクアージェの物と大差ないが、これはルエンクアージェの時点で十分な物であった為。但し運用データを元に調整され、扱い易さは向上している。

 

バリエーション

A型

 一般のパイロット向けの機体。後述のPMG-04の存在から飛び抜けた性能を求める必要はなく、ルエンクアージェからの運用データも引き継いでいる為、個々のチューンによる差はあるものの、全体的にはマイルドな仕様。

S型

 指揮官用に通信性能や管制能力を向上させている機体。ルエンクアージェと違い、A型同様こちらも単眼タイプの頭部になっている。こちらもPMG-04の存在からA型と基本性能は大差ないが、チューンの具合は比較的強い。

 

 

PMG-04(B/F/N/G)【オンミニド・セーガ】

 

所属・プラネテューヌ国防軍

設計開発・プラネテューヌ国防軍/プラネテューヌ企業連盟

生産形態・少数生産型

生産仕様・B型、F型、N型、G型

動力・PHEC-25 バーストエンジン×2

主推進器

脚部大型スラスター×2(主器)

フレキシブルスラスター×2(副器)

武装

NTW-11M 携行荷電粒子機関砲/荷電粒子重砲(ビームマシンガン/ビームランチャー)×1(F型、N型)

NTW-12M 連装式複合機関砲(ビームマシンガン/レールマシンガン)×1(B型)

NTW-18S 携行荷電粒子狙撃砲(ビームスナイパーライフル)×1(G型)

PSE-M-18 携行電磁加速狙撃砲(レールスナイパーライフル)×1(G型)

PSE-M-11 26㎜フレキシブルスラスター内蔵機銃×2(B型、F型、N型)

NTW-20C 背部荷電粒子砲(ビームカノン)×2(B型)

PSE-M-6 対空対地ミサイル×4

PSE-M-19 12連装マイクロミサイルポッド×2

PSE-M-20 8連装マイクロミサイルポッド×4(B型)

NTW-13S 前腕部荷電粒子収束剣(ビームサーベル)×2

NTW-14S 連結式荷電粒子収束剣(ビームサーベル)×2(F型)

NTW-15S 試作型荷電粒子収束刀(ビームブレード)×1(N型)

PSE-W-03 膝部アンカーショット×2(F型)

NTW-116D 前腕部荷電粒子防壁盾(ビームシールド)×2

特殊機構

可変機構

視線誘導式マルチロックオンシステム

NPドライヴ(NLEシステム)

NEPNS-AM(B型)

 

 新たな主力機として開発されたオンミニド。だがルエンクアージェでは極一部ではあるが性能がパイロットに追い付かない、パイロットが満足しないという事例があり、それはオンミニドでも起こると想定された為に、高位のエースへ向けた性能追求型として開発されたのが本機。名前からも分かる通り、オンミニドとは姉妹機であり、ある程度のパーツを共有している。加えて素体となる機体から、各パイロットに適した改造を行う少数生産機という形を取っている為に、同数のワンオフ機を生産するよりはコストが抑えられている(このエース用少数生産機で対応するという形式は、トップエースから新兵まで全て一機種で賄えるラステイションや、トップエースにはワンオフ機の配備が主体のリーンボックス、ルウィーとの違いが端的に現れているとも言える)。

 上記の通りオンミニドと共通するパーツが少なからずあり、改造前提である為、素体のシルエットはどちらの形態もオンミニドと似ている。しかし武装においては各機毎の専用の物も多く、同じオンニミド・セーガでも外見は変わる。また、ルエンクアージェのS型の使用を引き継ぐように、全てがツインアイタイプの頭部となった。

 更にオンニミド・セーガのみの装備として、NPドライヴが搭載されている。エースの高い要求に本機が応えられているのはこの装備(とシステム)の恩恵も少なからずあり、機体(特に関節)への負荷が大きい動きも可能としている。

 

PHEC-25 バーストエンジン

 両脚部に一基ずつ搭載搭載された、PHEC-24よりも最大出力が高い動力炉。高出力状態でこそ真価を発揮するタイプで、低出力時の性能はPHEC-24よりも低い為、機体同様エース向けの仕様と言える。

 

脚部大型スラスター

 本機の主推進器(主機)。PHEC-25の出力を遺憾無く発揮出来るようオンミニドよりも強化されており、追加ユニットの分を足したオンニミドよりも更に高い推力を持つ(代わりに本機に追加ユニット装着機能はない)。

フレキシブルスラスター

 副機。こちらもオンニミドより高い推力を持つ。その高い推力を持たせる為、若干ながら大型化しているが、本機を駆るパイロット達は皆振り回される事なく使いこなし、変幻自在な機動を見せている。

 

携行荷電粒子機関砲/荷電粒子重砲(ビームマシンガン/ビームランチャー)

 F型及びN型の主兵装となる携行火器。オンミニドの物より若干大型でその分の取り回しと引き換えに高性能だが、一番の差異は砲身を二分割し、強力な単射(照射)を放つ事が可能となるモードを持つ事。連射と照射を使い分ける事で、状況に応じた射撃を行う事が出来る。

連装式複合機関砲(ビームマシンガン/レールマシンガン)

 B型の主兵装となる携行火器。二種の機関砲を連装型として縦に連結しており、その分重いが同時発射も個別発射も可能で、片側のみの場合、撃たない側のリソースを回せる分威力が向上する。そして本装備は二丁を分割する事も可能であり、それぞれ持つ事で別方向への攻撃も出来る。

携行荷電粒子狙撃砲(ビームスナイパーライフル)

 B型の主兵装となる携行火器。未使用時は右側のフレキシブルスラスターへ懸架し、航空形態ではその状態で放つ事も出来る。その名の通り狙撃用の武装であり、高い威力と収束率を持つ他、当然使い勝手は悪いが、ロングレンジライフルの様に白兵戦で使う事も可能。

携行電磁加速狙撃砲(レールスナイパーライフル)

 B型の主兵装となる携行火器。フレキシブルスラスター左側に装備し、こちらも懸架状態で射撃可能。通常の狙撃はビーム型で事足りる場合も多いが、こちらは弾頭を変えられる利点を持つ事、対ビーム性能が高い相手にも必殺を行えるようにする事から、光実の両方が採用された。

背部荷電粒子砲(ビームカノン)

 B型に装備される半固定火器。航空形態では砲口が後部を向き、人型形態では腋から振り出す形で使用する。連装型でなく単装型二門の為別々の目標を狙う事が出来、カノンタイプ故に十分な威力と射程を持つ。ハイパーパックのカノンを発展させた武装であり、それ故に信頼性も高い。

12連装マイクロミサイルポッド

 両下腿部に装備する誘導兵器。火力強化ユニットからポッドを分離発展させる形で採用された。オンニミドとは片側で二連装、両側合わせても四連装分の差しかないが、対多数戦や単独で広範囲をカバーする事もあり得る本機においては、僅かな差でも有効に働くとされている。

8連装マイクロミサイルポッド

 B型の両上腿部と背部左右(ビームカノンの外側)に計四基搭載される誘導兵器。多数の火器での圧倒や面制圧をコンセプトとするB型とマイクロミサイルの相性は良く、制圧能力とミサイルの総弾数を上げる事、その両方を目的に搭載され、両形態どちらでも活用されている。

連結式荷電粒子収束剣(ビームサーベル)

 F型の左右腰部に装備される近接格闘武装。前腕部の物と違い手持ち式で、自在に振れる他投擲も可能。だが最大の特徴は柄尻同士を連結させる事により双刃刀の様に扱える点で、この形態は扱い辛い反面変則的な攻撃が可能となり、機器の連結により出力上限も多少ながら上昇した。

試作型荷電粒子収束刀(ビームブレード)

 N型の腰背部に装備される近接格闘武装。その名の通り刀の様な反りがあり、粒子を偏った状態で収束させる事によって、出力はそのままに刃側の切断能力を向上させている(逆に峰側は落ちている)。因みに視察の際、ネプテューヌが本武装を「聖剣ネプテューヌ」と(勝手に)名付けた。

膝部アンカーショット

 F型の両膝部に、斜め上を向く形で搭載されている武装。ワイヤーと繋がった刃を射出する事での中距離攻撃や突き刺す事による機体の固定、拘束などが基本の運用方法だが、本武装は膝蹴りの形を取ると丁度前を向く角度となっており、蹴撃強化の為の武装としても扱われる。

26㎜フレキシブルスラスター内蔵機銃、対空対地ミサイル

 オンミニドの物と同様の武装。機銃に関しては、二種類の狙撃砲を懸架する関係でG型には搭載されていない。

前腕部荷電粒子防壁盾(ビームシールド)

 ビームの壁を作る事により攻撃を防ぐ防御兵装。オンニミドと違い、標準で使用可能となっている。発生器の側面から出力する関係上発生器上部は無防備だが、そこは装甲で覆う事によりある程度の防御力を確保。因みにオンミニドもだが、シールドとサーベルは装置を共用している。

 

特殊機構

変形機構

 本機の基礎設計はオンミニドと共通している部分が多い為、変形機構もかなり近い。

視線誘導式マルチロックオンシステム

 視線の動きを機械側でトレースし、ロックオンを行うシステム。各パイロットの癖に合わせた調整がされ、素早いマルチロックオンの為にピーキーな仕様にもなっているが、基本的な部分はオンミニドの物と同じ。

NPドライヴ(NLEシステム)

 NP粒子生成装置を軍事用に発展させた機関、NPドライヴ。それによるNP粒子を活用するシステムであり、NP粒子の「受けたエネルギーを取り込む」という性質を利用し、高機動時や近接格闘時の関節の負荷を纏わせたNP粒子に取り込ませ排出する事により、従来では不可能だった動きを可能としている。これは変形機構の為にフレーム強度が他国のMGより低いプラネテューヌ製MGとの相性が良いのだが、生成ペースの関係で常時のフル稼働は出来ない。

NEPNS-AM

 NPドライヴのリミッターを解除し、尚且つ貯蔵したNP粒子も完全解放させる事でNP粒子を全体に纏うシステムの事。謂わばオーバードライブであり、全体にNP粒子を纏っている事で、慣性を完全に無視したような機動も可能となるが、活動時間には制限があり、終了後はドライヴの機能が大幅に低下する。理論上は攻撃を受けても全てNP粒子にエネルギーを取り込ませ排出する事で無効化出来るが、MGクラスの出力では、一発で粒子切れにもなりかねない。

 

バリエーション

B型

 リヨン専用機。光実合計六門の砲と多数のマイクロミサイルを搭載する、射撃・砲撃重視の機体。重火力を活かした援護は勿論、高い技量と機体の機動性を発揮する事によって積極的に切り込む事や、単騎で多数を相手取る事も得意としている。更に本機のみ、試験的にNEPNS-AMを先行搭載された。

F型

 ノーレ専用機。武装は勿論、本体の調整面でも接近戦、特に近接格闘戦を重視した仕様となっており、切り込み役から対強敵、状況に合わせた遊撃任務など幅広くこなす。また、近接格闘重視と言っても遠隔攻撃能力が低い訳ではなく、火器も一通り揃っている為、射撃においてもその性能を発揮する。

N型

 副会長専用機。試作型の収束刀を除けば武装は標準的な物のみであり、素体含めオンミニド・セーガの基本形態(勿論副会長用の調整はされている)に最も近い機体と言える。但し、フレキシブルスラスターには特殊な改造がなされており、噴射炎を翼の様に展開可能。だが、視覚的効果は強いものの推力としては消費の割に低い為実用的ではない。

G型

 ヴァシュラン専用機。二丁の携行狙撃砲を備えた狙撃仕様。当然頭部や各部センサーも狙撃に合わせた調整が施されているが、狙撃特化ではなく、その気になれば高機動戦も可能。狙撃と可変機構(高機動)の相性に関しては、状況に応じて素早く移動(その場からの離脱)が出来る為、かなり良いとされている。

 

メギド・ユニット

 

 オンミニド・セーガに接続(半格納)する事で運用する、超大型追加武装ユニット。大型の砲と大出力の推進器、計六基の大型ビームシールド、そして四基からなる大型コンテナによって構成され、単独での大部隊制圧や、拠点の攻略を主眼に開発された。その火力は最早、超小型の戦闘艦(同世代の戦闘艦には遠く及ばないが)とでも言うべきレベルであり、それ故に使用には大きな制限が付く。また、運用に関してもエース級で漸くまともに動かせる、という域である為、圧倒的性能ながらプラネテューヌ国防軍では数機しか開発されていない。

 大型故に通常のカタパルトでは射出出来ず、基地や戦闘艦の甲板で航空形態のオンミニド・セーガと接続後、そのまま出撃する事になる。上記の通り強力だが小回りが利かない為、基本的には一撃離脱で運用される事になり、また致命的な被弾をした際のような緊急時用として、接続した機体と即座に分離する事が出来る機能も持つ。

 

 

LMG-05(A/B/S)/(FA/T/G/W/SA/R)【ガエリブル】

 

所属・ラステイション国防軍

設計開発・ラステイション国防軍/ラステイション工業団

生産形態・量産型

生産仕様・A型(一般機)、B型(エース用強化機)、S型(指揮官機)

動力・GBXE-03 魔光動力炉×1

主推進器

脚部内臓中型スラスター×2

可変バックパック搭載フレキシブルスラスター×2(T型)

背部大型ウイングスラスターH×4(G型)

背部大型ウイングスラスターS×2(W型、R型)

MCI-01 背部大型コンテナスラスター×2(FA型、SA型)

MCI-02 脚部中型コンテナスラスター×2(SA型)

武装

HRI-L03 携行重粒子砲(ビームライフル)

HRI-L03S 携行重粒子砲剣(ビームライフル/ブレード)

HRI-L04 携行重粒子機関砲(ビームマシンガン)

HRI-L05 携行高射程重粒子砲(ロングレンジビームライフル)

HRI-L06 携行重粒子拳銃(ビームガン)

FRI-L05 58㎜携行重機関砲

FRI-L06 42㎜携行軽機関砲

MW-M01 30㎜ラックライフル(銃身下部に片刃ブレード、4連装グレネードポット、アンカーショット等を装備可能)

FRI-L10 340㎜携行ロケットランチャー

HRI-S01 重粒子収束剣(ビームサーベル)×2

HRI-LM07 頭部重粒子機銃(ビームオートマガン)×2

GM-07 肩部(上腿部)3連装マイクロミサイルポッド×2(G型、W型)

GM-08 大腿部4連装マイクロミサイルポッド×2(G型、W型)

FRI-S01 大型両刃重剣

MW-S02+ 大型重破砕槍剣(/21㎜機銃×4)

MW-S03 大型重破砕砲槍(/ビームランチャー)

FRI-S09 新型片刃長剣

FRI-S07 脚部ブレード×2(シュゼット機)

FRI-S08 脚部重粒子収束剣(ビームブレード)×2(クラフティ機)

FRI-M04 アンカーショット×4(SA型)

FRI-S03 コンバットナイフ×2

DW-01 中型シールド

特殊機構

視線誘導式マルチロックオンシステム

BMRシステム

MFS-01 可変バックパック搭載ホバーシステム(T型)

MEB-01 高エネルギーシールド発生装置

AW-03 高高度索敵レドーム(R型)

 

 ラァエルフに変わる、ラステイション国防軍MG部隊の主力量産機。メインカラーは国色であるブラック。最新技術や運用データを基に、純粋に性能向上を目指して開発された機体であり、運用方法や使い勝手は変わらないが、その分機種転換が容易であり、信頼性も高い。配備としては、新規生産された物と、ラァエルフから改修によって更新された物があるが、性能に差異は無く、そのような経過がある事もあって、ラァエルフ用の武装は全てガエリブルでも使用可能。これは逆に、ガエリブルの武装も(動力問題がなければ)ラァエルフで使用可能という事でもある。

 本体は最低限の装備のみとし、装備群を纏う事で多彩な仕様を実現する、というコンセプトは変わらず、MG運用のノウハウが重なった事により、装備群の数は増えている。そして装備群も、基本的にはラァエルフへフィードバック可能であり、更新前の機体でも装備群次第で延命出来るという、ラステイションの技術力の高さが現れている。

 ガエリブルは、初陣の新兵から国を代表するトップエースまで、全てのパイロットの要求と技量に応える事が出来る。それはチューン可能な範囲(拡張性含む)が凄まじいという事であり、複数の機種を運用する必要がない(コストや整備における苦労が少ない)為に、高い質を確保しつつ数も揃えられる機体となった。

 

GBXE-03 魔光動力炉

 科学技術と魔法技術を組み合わせる事で、これまでにない出力の発揮が可能となった魔光動力炉シリーズの一つ。他国でも使われている動力炉であり、新型であるガエリブルに求められるエネルギーをも十分賄える力を持つ。

 

脚部内蔵中型スラスター

 本体搭載の主推進器。ガエリブルは装備群側の推進器も高出力である為、ラァエルフの物から大きく性能が向上している訳ではないが、その分信頼性や安定性を突き止めており、パイロットの無理にも応え得る堅牢さを有する。

可変バックパック搭載フレキシブルスラスター、背部大型ウイングスラスターH、背部大型コンテナスラスター、脚部中型コンテナスラスターー

 それぞれT型、G型、SA型、FA型の推進器。基本的な仕様はラァエルフの物(SA型、FA型は A型の発展系)と同じながら、各機器は最新の物にアップデートされ、尚且つ運用データから各仕様のコンセプトに合わせた最適化もなされており、本体同様に性能向上している。因みにウイングスラスターのHは、後述のS型と名前を差別化する為のもの。

背部大型ウイングスラスターS

 W型とR型に搭載された推進器。H型の物より大型且つ大出力だが、一対二枚と数そのものは減らされている為、合計出力や小回りはG型装備群の方が高い。後述するが、S型は空中機動における安定性を目指した装備。

 

携行重粒子砲(ビームライフル)

 一部の機体で実戦テストが行われていたライフルの正式採用型。多くの機体が装備するFA型は大型コンテナの存在によって搭載可能な武装が増えている為、バランスの良いこの武装と、連射性の高い機関砲を両方持つ事が多い。

携行重粒子砲剣(ビームライフル/ブレード)

 メイジン機の専用装備。銃身下部に新素材のブレードを装備している複合武装であり、複合武装故の重さを逆に利用する事で、素早く鋭い斬撃を可能としている。ライフルとしては通常の物より若干大型化しているが、メイジンは巧みな操縦で使いこなしている。

携行重粒子機関砲(ビームマシンガン)

 一部の機体で実戦テストが行われていたマシンガンの正式採用型。ラァエルフの主兵装であった機関砲と近い感覚で使える事、弾幕形成能力が高い事から現場での評価が高く、多くの機体で扱われている。

携行長射程重粒子砲(ロングレンジビームライフル)

 大型長砲身の携行火器。技量の高い一部のパイロットや、火力支援を行う機体で運用される事が多く、その為ライフルやマシンガン程は使用されていないが、多用するパイロットからの信頼は高い。

携行重粒子拳銃(ビームガン)

 小型短銃身の携行火器。取り回しは良いが威力が低い為、街中での戦闘や、近距離でも多彩な動きが出来るエース向けの武装という認識が強い。因みに機能面は似ていないが、ラックライフルが参考元となっている。

340㎜携行ロケットランチャー

 自推式のロケット弾を放つ携行火器。十式(アズラエル)で運用されていた同系統武装の有用性に着目し、新規の武装として開発された。高威力だが大きく装弾数も少ない為、ライフルやマシンガンを同時装備される事が多い。

重粒子収束剣(ビームサーベル)

 一部の機体で実戦テストが行われていた近接格闘武装の正式採用型。非使用時は殆ど場所を取らない為どの装備群とも相性が良く、標準武装の様に二基装備される。因みに同様の理由で本体にもナイフが装備されているが、通常使用と予備武装とで住み分けは出来ている。

頭部重粒子機銃(ビームオートマガン)

 実体弾型の機銃から置き換わる形で本体に搭載された武装。運用方法も同じであり、牽制用の武装ならば光実の違いが活きる事は殆どなく、であれば弾薬の関係から余裕が生まれるビーム型の方が良いという事で採用された。

大型重破砕槍剣(/21㎜機銃)

 T型装備群用として開発された、大型の近接格闘武装。槍剣としての性能は殆ど変わっていないが、内部に大型両刃重剣(槍剣とは対照的に取り回し易い武装)を格納出来るよう小改修がされている。

大型重破砕砲槍(/ビームランチャー)

 T型装備群用武装、大型重破砕槍剣の派生として開発された近接格闘武装。刀身を二分割し、そこから砲撃を行う事が出来る。機銃型とは違い、ランチャーは突進時(近付く最中)での攻撃を主目的として搭載された。

新型片刃長剣

 新素材を刀身に使用した近接格闘武装。携行重粒子砲剣のブレードと同じ素材であり、高い切断力を持つ他、対ビーム性能も高い。しかし、刀身の負荷を常に気を付けて運用しなければ通常の刃より折れ易い(脆い)という弱点も持つ為、エース用の武装とされている。

脚部ブレード

 シュゼット機の専用装備である、蹴撃用の武装。通常時は爪先部分と膝部分の二点で接続されているが、角度を変え、膝部分から外す事も可能。専らシュゼットは両腕部にも近接格闘武装を持ち、四刀流の様にして運用する事が多い。

脚部重粒子収束剣(ビームブレード)

 クラフティ機の専用装備である、蹴撃用の武装。爪先部分から発振する。主にクラフティは二丁のマシンガンと機体各部のミサイルでの高機動射撃戦を行う為、本武装は携行火器を両腕部に保持したまま、接近してきた相手を素早く迎撃する為の武装として扱われる。

アンカーショット

 SA型の各コンテナ外部に装備される武装。ラックライフルの物を調整し搭載されている。攻撃や拘束にも使用可能だが、どちらかというとワイヤーを用いた変幻自在な機動を行う事が主な目的。

58㎜携行重機関砲、42㎜携行軽機関砲、30㎜ラックライフル、肩部(上腿部)3連装マイクロミサイルポッド、大腿部4連装マイクロミサイルポッド、大型両刃重剣、コンバットナイフ、中型シールド

 ラァエルフから引き続き運用されている武装。マイクロミサイルポッドは、T型とW型それぞれの固定火器。

 

特殊機構

視線誘導式マルチロックオンシステム

 ソフト面のアップデートをした上で、継続して採用されているシステム。 A型とB、S型でシステムの感度が違い、 A型は扱い易さ重視、B、S型はピーキーな性能重視となっている。

BMRシステム

 パイロットの一部の動きを機体に反映させる、操縦支援システム。システムの性能やリミッターの設定はほぼ同じだが、性能を落とさないままシステムの安定性やパイロットの負荷を減らす方向で、ある程度の改良が施された。

高高度索敵レドーム

 R型装備群の背部に装備される、大型設備。早期警戒・電子戦仕様であるR型装備群の根幹をなす装備であり、広範囲の索敵、情報収集、そして発信を行う。背部では、ウイングスラスターSと並べるように設置されている。

可変バックパック搭載ホバーシステム、高エネルギーシールド発生装置

 前者はT型、後者は一部の機体に搭載されていた、本機でも引き続き採用されている機構。ホバーシステムは推進器同様最新技術でのアップデートがされ、後者は一部のエース向けの装備としての地位を得ている。

 

装備群

FA型

 A型を参考に、旧F型に変わる新たな基本装備として開発された装備群。二基の大型コンテナを背負っており、それを用いる事で重武装化を果たしている(為、一機ごと武装構成が違う)。また、搭載武装によってはコンテナを肩越しにせり出させる事により、半固定砲の様に使う事も可能。

W型

 高性能だが操縦の難しいG型をマイルドにし、空戦型の主力とすべく開発された装備群。空戦能力はG型に劣るが飛行の安定性は高く、それ故にG型よりも(多少ながら)反動の大きい武装を使い易い。因みに上腿部のマイクロミサイルポッドはG型専用であり、W型装備群には搭載されない。

SA型

 FA型とは逆に、 A型をベースに更なる高性能化を主眼として強化された装備群。主に特務隊で扱われ、他にも極一部のエースが活用しているが、ラステイション国防軍全体で見れば本装備群を使う機体はかなり少ない。

R型

 早期警戒・電子戦仕様である装備群。その性能を十全に発揮する為飛行能力を有しており、W型装備群に近い。目的の関係からあまり多くの武装を搭載する事はないが、その高い索敵能力を活かし、ロングレンジライフルの様な長射程武装を使う事はある。

T型、G型

 ラァエルフから引き継ぐ形で運用されている、陸戦空戦それぞれの装備群。各機能はそのままに強化されている。

 

バリエーション

A型

 最も生産数の多い、一般兵向けの仕様。しかしまだ慣れない新兵とMGに乗り慣れたパイロットとでは求めるものも違う為、チューンとデチューン、どちらも幅広く行えるように余裕を持たせた設計となっている。

F型

 高性能機を求めるエース向けの仕様。品質の高いパーツを中心に組み上げられており、チューンもしっかりとなされている。また、エースと言っても一人一人長所は違う為、こちらも設計には余裕を残している。

S型

 指揮官用の強化やシステムを施された仕様。F型から発展する形で組み上げられているのがS型であり、単騎性能も高いが、「指揮官=エース」という訳ではない為、F型より総合性能で劣るS型、というのも存在する。


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