適当に作ったら何故かできたお話。
モンハンの太刀って、BLEACHに出てきても違和感ないものあるよね?ってことで出来た物。
設定とか全く考えてなかったのでこれ以上続きません。

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モンハンの夜刀【月影】って、カッコイイよなぁ・・・
BLEACHの斬魄刀、変身するよなぁ・・・

せや!斬魄刀を夜刀【月影】にしたろ!

ってことでできた作品。
後悔はしてないが反省はしている。
原作登場人物一切無し。
続きません


月影堕とす夜刀の煌

「・・・煌めけ・・・【月影】」

 

真夜中の大森林。

一筋の赫が、軌跡を凪いだ。

 

【・・・グォォォッ!】

 

軌跡の先には白い仮面の化け物。

闇夜に煌めく、月明かり一閃。

たったそれだけで・・・

 

【グォォォォォ・・・ン・・・】

 

化け物は上から崩れるように霧散した。

あとに残ったのは月光を受け白く光る黒染めの刃と、赤い瞳だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空座町からほど近い、山の中。

中心街から少し離れた位置にあるその山には霊園もあり、人気そのものは少ない。

その山道で1人の少女が制服を身にまとって歩いていた。

 

「・・・今日も今日とて・・・悪霊狩り、か・・・」

 

ブツブツスマホを弄りながら(※ながらスマホは止めましょう!)その少女は山道を登る。

右耳に片耳ヘッドホンを付けて暑くもなく寒くもない春の日差しを受けながら彼女は歩いていた足を止めた。

 

「それで?そこの貴方はあたしになんの用?」

 

振り向きもせずそう呟く少女。

周りには誰もいない。

居ない、が・・・

 

『へっ・・・てめぇみたいなガキが毎日毎日ここを歩くの・・・いい加減ウンザリしてんだ・・・乗っ取ってやるっ!』

 

底冷えするような声があたりに響き、白いモヤが唐突に現れ、それが人型を作る。

その人型が少女へ飛びかかろうとしたその直後、

 

「・・・はぁ・・・また(プラス)か・・・いい加減、あたしにちょっかいかけるのやめて欲しいなぁ・・・」

 

『っ!?』

 

少女の姿は実体を失い、後ろから少女の声が聞こえた。

 

整と呼ばれた霊が最後に見たものは・・・

 

「・・・取り敢えず、尸魂界(ソウルソサエティ)に送っとくね」

 

最初の頃の不遜な態度とは一変した、聖女のような、それでいてどこか悲しげな顔をした、()()()()()()()()()少女の姿であった。

 

少女は一息つき、

 

「・・・あたしは・・・これでいいのかな・・・」

 

独りごちた後、また歩き出した。

風に舞う桜が少女を包み、見えなくなって・・・再び見えた時には制服姿へ戻っていた。

 

「・・・さて、明日も学校、頑張りますか♪」

 

少女は奥に見える大きめの屋敷を眺めながら、鼻歌交じりに帰路に着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

空座第一高等学校。

 

そこに件の少女は居た。

 

「うーん・・・こうでもないし、あーでもないし・・・」

 

少女の名は柊彩花(ひいらぎあやか)

この高校の生徒であった。

彼女は1人、朝の教室で云々と唸っていた。

 

「おはよー、彩花・・・ん?また朝から勉強?」

 

「あ、たつき。うん、ちょっと先のことを予習しとこうかなって」

 

彩花に声をかけたのは同じクラスの有沢竜貴。

腕利きの空手部員でインターハイにも出場する、と意気込んでた。

 

「あんたもマメだねぇ・・・」

 

「成績は落としたくないからね」

 

呆れたようにため息をつくたつきに、彼女はこれからのため、と苦笑いしながら答える。

 

「お、そろそろ授業始まっちゃうね。また話そうよ」

 

「たつきもちゃんと勉強しなよね〜」

 

時間はいつの間にか始業時間となり、また一日が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あたしは考える。

何が足りないかを。

 

あたしは見出す。

何があるのかを。

 

あたしは問いかける。

あたしが、なんなのかを。

 

 

 

 

 

 

 

 

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放課後。

あたしは空を見ながら歩いていた。

夕焼け、綺麗に染った茜色。

 

「・・・へいわ、って・・・いいよね・・・」

 

軽く吹く風が、心地よく頬を撫でる。

短い髪を後ろでアップにし、束ねてない横の髪を手の甲で撫であげる。

 

・・・こんな、素敵な日々がいつまでも続けばいいのに・・・

 

そう、思った。思ってしまった。

 

「・・・っ!?」

 

【グォォォォッ・・・】

 

突如、目の前の道路が土埃を爆発させた。

あたしは思わず跳び退り、未だ煙の上がる目の前を睨む。

 

「・・・また、か・・・」

 

あたしがつぶやくと共に土埃は晴れ、異形が姿を現す。

ずんぐりとした巨体に白い仮面。

胸に大きな穴が空いた、化け物。

 

「・・・虚っ!」

 

あたしはすぐさま意識を切り替える。

桜が舞い、あたしの体は白い着物を纏う。

 

背中の大太刀を抜き放ち、あたしはニヤリと密かに笑った。

 

「・・・煌めけ・・・【月影】!」

 

夜刀は、静かに煌めいた。

 

 

 

 

 

 


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