蛇王龍に転生したらしいwithメルトリリス   作:北8出口

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独自設定、独自解釈があります。


黒猫と魔王2

「……んにゃ?」

 

黒歌は豪華なベットの上で目を覚ました。

 

「ここはどこにゃ…?私は確か…あの男たちに追われていたはずなのに…。」

 

すると扉が開いてそこから1人の少女が入ってきた。

 

「あら?目を覚ましたようね。」

 

「貴女はあの時の…?」

 

「あら、覚えているのかしら?私は快楽のアルターエゴ・メルトリリス。メルトと呼んでちょうだい。よろしくね。」

 

「私は黒歌にゃ。それにしてもどうして私を助けたのにゃ?」

 

「そのことはもうすぐ来る2人が説明してくれると思うわ。だからもう少し待ってちょうだい。」

 

するとそこへサーゼクスとセラフォルーが部屋に入ってきた。

 

「にゃっ?!何で魔王の2人がここにいるのにゃ?」

 

「ここはグレモリー領の私の住んでいるところだからだよ。マデュラ達に君を保護するように頼んでつれてきてもらったんだよ。」

 

「メルトちゃん、他の3人はどこに行ったの?」

 

「ヒロインXが約束された勝利の剣(エクスカリバー)を手に入れて、それの試し打ちをするって言ってマデュラを連れて行ったわ。グレートレッドはそれに付き添っていった。私は面倒くさいからここで待っていたのよ。そろそろ帰ってくると思うわよ?」

 

「なら、帰ってくるまでの間にマデュラ達のことを説明しようか。帰ってきたら詳しいことを話そうか。それにしても約束された勝利の剣(エクスカリバー)とは教会が保持しているのではなかったのかい?詳しいことを聞かなくては。」

 

「そうね☆それがいいと思うわ☆」

 

「サーゼクス様!白音、白音は無事なんですか?!」

 

黒歌はサーゼクスに叫ぶ。

 

「ああ、心配しなくても君から預けられたから怪我を一つもなく無事だよ。それも含めて説明するから君はゆっくりと体を休めなさい。かなり消耗しているようだ。今何か食べるものを持って来させよう。」

 

そう言うとサーゼクスはどこかに連絡をした。そうして少し経ったころ、グレイフィアがお粥を持って現れた。

 

「こちらお粥でございます。消耗しているとのことなので食べ易いものを用意致しました。お口に合わない時は言ってくださいませ。」

 

「ありがとにゃ。こんなに美味しいものを食べるのは久しぶりにゃ。」

 

「そう言ってもらえると感謝致します。」

 

そうしてメルトたちはゆっくりするのであった。

 

………

 

ここは神様に用意してもらった自由に暴れられる場所だ。そこに俺とヒロインXとグレートレッドは来ていた。

 

「さあ、マスター!今からこの約束された勝利の剣(エクスカリバー)の威力を見るのです。」

 

「なら、的を用意しないとな。」

 

そうして俺は龍の姿に戻り力を溜めた。そして空に向かって咆哮を放った。

 

「死を呼ぶ凶星」

 

すると空から蒼く輝く巨大な隕石が降ってきた。

 

「的を用意してやったから、後は好きにしてくれ。」

 

「ありがとうございます!全力でいきます!」

 

するとヒロインXが持っている約束された勝利の剣(エクスカリバー)が白く輝き始めた。

 

「束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。受けるが良い『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』!」

 

剣から白い光の巨大なビームが放たれ、隕石がそのビームに飲み込まれた。

 

「まだまだいきますよ!」

 

すると今度は黒く輝き始めた。

 

「卑王鉄槌、旭光は反転する。光を飲め!『約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガーン)!」

 

黒い光のビームが放たれ隕石は飲み込まれて跡形もなく消滅した。

 

「今、光と闇が交じりセイバーに見えます!」

 

「これで気は済んだか?」

 

「まだです!もっとビームぶっぱさしてください!ほら、グレートレッドも手伝ってください。」

 

「妾も手伝うのか?ゆっくりとしていたいのじゃが。こんなことならメルトの方にいるべきじゃったか…。」

 

「ほらほら、早くしてくださいよ。私はまだまだビームぶっぱしたいんです!」

 

そうして俺達はヒロインXの気が済むまで付き合わされるのであった。

 

…………

 

そうして俺達はグレモリー領のサーゼクスのところへと帰ってきた。

 

「ビームぶっぱは楽しかったですね!マスター!」

 

「つ、疲れた。これで気は済んだか?」

 

「はい!これでセイバーになれました!」

 

「妾も疲れたのじゃ。」

 

「あら、おかえり。帰ってきたみたいね。」

 

「ああ、ただいま。ヒロインXの相手は疲れた…。」

 

「まあ、ヒロインXは満足しているんだしいいんじゃない?」

 

「いいけど。それよりそっちはどんな感じだ?」

 

「今から詳しいことを説明するところよ。貴方たちのことは一通り説明しておいたわ。」

 

「なら、自己紹介だけしておくか。俺はダラ・アマデュラと言う。マデュラと呼んでくれ。龍だ。よろしくな。」

 

「私はコードネームヒロインXです。セイバーを倒すためにいます。よろしくお願いします。」

 

「妾はグレートレッドじゃ。よろしく頼むのじゃ。」

 

「私は黒歌にゃ。よろしくなのにゃ。それにしても本当に聞いた通りなのにゃ。ダラ・アマデュラにグレートレッドもいるなんてにゃ。」

 

「私はさっきしたからいいわね。」

 

「さて、自己紹介も終わったところでこれからの話をしようか。まずは黒歌、すまなかった。」

 

「私からも謝るわ。ごめんなさい。」

 

サーゼクスとセラフォルーが頭を下げた。

 

「にゃ?!魔王様たちが頭を下げる必要はないのにゃ。特にサーゼクス様は妹の白音を保護してくれているのにゃ。」

 

「そう言ってもらえるとありがたいが、我々悪魔が君たちの生活を壊したようなものだから、謝罪させてくれ。」

 

「にゃー、私は自分で主だった悪魔を殺して復讐はしたし、魔王様達が頭を下げる必要はやっぱりないのにゃ。悪魔になったことも最終的には自分で決めたのにゃ。だから、頭をあげてくださいにゃ。」

 

「わかった、言う通りにしよう。とりあえず、これから君はどうしたい?」

 

「白音は何してるにゃ?」

 

「白音なら、私の妹の眷属になると言っている。何でもお姉様と一緒の悪魔になってお姉様を助けたいとも言っていたな。」

 

「白音が優しい子に育ってくれてよかったにゃ。白音のことは任せてもいいかにゃ?魔王の妹の所なら変なちょっかいも出せないはずだにゃ。私1人では守り切れないことも分かったし、私以外との繋がりも白音に持って欲しいと思っていたところだにゃ。勿論、白音がどうしたいかを聞いた後でにゃ。」

 

「ああ、分かった。後で姉妹でゆっくりと話すといいさ。それで君はどうするつもりだい?」

 

「私はどこかで働いて暮らしていくつもりだにゃ。これでも一通りの家事は出来るので、どうとでもやっていけるにゃ。」

 

「それなら俺達と一緒にくるのはどうだ?」

 

「マデュラ達とにゃ?」

 

「ああ。そろそろ決めた土地でゆっくりとしたいと思っていたところだったしな。何よりうちにはよく食べるやついて、手伝ってくれる人を探していたところなんだ。良かったら俺達と一緒に来ないか?」

 

「私と一緒にいてマデュラ達は迷惑じゃないのかにゃ?私、これでも賞金首だにゃ。」

 

「それに関しては君はもう賞金首じゃ無くなっているから大丈夫だよ。」

 

「それなら良かったにゃ。私が一緒にいてもいいのかにゃ?」

 

「例え、賞金首だろうと全く問題ないよ。これからよろしくな。」

 

「ありがとうにゃ。これからよろしくなのにゃ。」

 

「話はまとまったようだね。マデュラ達はこれからどこに行くのかは決まっているのかい?」

 

「ああ、日本に行こうとは思っているけど、詳しいところまでは決まってはいない。」

 

「それならグレモリーが統治している駒王町はどうだい?良いところだよ。それに日本神話から借りて統治しているからそこら辺の問題も大丈夫だと思うよ。一応日本神話に連絡してするけど、君達の方に日本神話側から何か接触があるかもしれないけど。私の妹もそこに住む予定だから、白音とも会いやすいと思うよ。」

 

「それなら、そこでいいか。みんなはどうだ?」

 

「私はどこでもいいわよ。それよりやっと人形が作れるようになるのね。」

 

「私もいいですよ。美味しいものがあればなお良いです。」

 

「妾はどこでもよいのじゃ。」

 

「私もそこでいいにゃ。白音とも会いやすいにゃ。」

 

「私もそこをオススメするわ☆近々そこにその町に私の妹も住む予定だから、何かあったら私にも言ってね☆」

 

「なら、駒王町に行くか。」

 

「家などは私が手配しよう。黒歌を保護して貰ったお礼だ。勿論、報酬とは別だ。」

 

「ああ、ありがとう。」

 

「家の準備などがあるから、しばらくはここに滞在してくれ。準備が出来たら言うよ。部屋は後で用意させるからゆっくりしていってくれ。」

 

「なら、その間に俺は日本神話と話して来よう。」

 

「私も行くわ。」

 

「私はここで美味しいご飯を食べてます。」

 

「なら、妾もここでこやつの様子を見ておこう。」

 

「なっ、私は子供ですか?!」

 

「充分、子供じゃ。大人しくしておるのじゃ。」

 

「グレートレッド、ヒロインXのこと頼んだぞ。」

 

「分かったのじゃ。」

 

「私は白音と話してくるにゃ。」

 

「ああ、黒歌はまだ体調が全快していないんだから、ゆっくりしてくれ。」

 

そうして俺達は各々の自由に過ごすのであった。




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