ゲートに巫女さん   作:ソウクイ

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第16話

 

 

何だか様子の可笑しい伊丹。

 

何か命令をされた事が原因らしい。内容が気になって伊丹が拝命した命令を聞き出した。伊丹は簡単に口を割った。

 

命令がどんなモノか聞いた後になるほどと頷いて笑みを浮かべた。

 

 

「伊丹、逝ってらっしゃい」

 

 

私は優しい言葉をかける。溢れる優しさを乗せた渾身の綺麗な微笑みまでつけてる。最後に涙が流れるように頑張ってみる。ちっともでない。

 

「……」

 

とても怨みがましい目線を向けてきた

スマイルゼロ円だと不満だと

涙(目薬)を用意しないと…

もっと具体的にモノじゃないとダメ?

 

「えっと伊丹の宗教ってなんだっけ」

 

友人として暗にお葬式をあげてあげるととても気のきいたことをいう。仏教で良い?香典って幾らぐらい?友人だから奮発するわよ。仏教でなく神道ならウチの神社で格安でやるわよ。初めてだからやり方わかんないけど

 

「俺の人生が終わった後の想定は止めてくれませんかねぇ」

 

「そうは言うけど…今回の任務って遺書が必要な任務なような…真面目に伊丹って自衛隊での立場大丈夫なの?」

 

命令の内容はダークエルフからの救難要請を受けて伊丹が救いに行くことらしい。

 

相手はドラゴン。

 

この世界では地震、雷、火事、ドラゴン(オヤジ)みたいに理不尽な相手らしい。

 

もっと詳しく言えば性的なお仕事に来てると思ってたダークエルフさんからきた要請、ダークエルフの里が伊丹も出会ったドラゴンに襲われてるらしい。この世界でドラゴン此れまでどうにもならない災害扱い。なのに伊丹がドラゴンを撃退しちゃった。だからドラゴンを撃退したって噂の自衛隊の駐屯地まできたそう。報酬は大きいダイヤモンド。 テュカの里もドラゴンにやられたそうだけどエルフってドラゴンの怨みでも買ってない?それか好まれてる?

 

ダークエルフの里こ場所も不味くて自衛隊の軍備でも危ない相手で最初、自衛隊は依頼を受ける気はなかったそう。けど何かメリットが出来て自衛隊は要請を受けることにしたそう。けどダークエルフの里がある場所が国境の関係で少数しか送れないから、怪獣みたいなドラゴン討伐に支援無しで伊丹達だけ行かせる。聞いた感想としては謀殺狙いか懲罰任務?

 

「俺って立場大丈夫…じゃない?」

 

「…王子さまの顔面クラッシュ事件がヤバかった?」

 

「それかなぁ」

 

「それかダークエルフの人が来た噂の根本が伊丹だからって自業自得な理由か」

 

「ぁぁそれかなぁぁ」

 

それか功績?を上げてる事への妬みか。

 

考えてみたら思い当たる節しかない。

伊丹、真面目に戦死して欲しいとか思われてない?

 

「断ることって出来ない」

 

「無理かなぁ」

 

まぁそらそうよね。

 

「なら残念だけどモンスターハンター伊丹としての伝説の始まりだと思って行くしかない」

 

「伝説の始まり?それ仮に炎龍討伐しても後で他の何かとも戦わされるって希望のない話か???」

 

冗談だけどあったりして。

 

他の生き物の生態調査とかで有り得るかも、龍が居るなら他の野生の生き物とかわりと気になるでしょう。ゴブリンとかオークとかファンタジー生物居るみたいだし。危険がなく簡単なら他の人で、危険か困難なら伊丹に、そんな未来が見えた。流石に可愛そうだから口には出さない」

 

「なぁ銀座の時もだけどわざと口に出してね??」

 

 

そんな事実無根な疑惑は丁重に無視してもう一度詳しくドラゴン、炎龍について聞いた。判明してるスペックを聞く。巨体なのに空を飛行する。銃が効かない戦車並な皮膚、森一つを焼く火炎放射、圧倒的な質量、それから伊丹達の戦力を確認した。伊丹たちは歩兵部隊みたいなもん。これは…

 

「EDF隊員になりに行くの?」

 

「…俺も思った。此処だと地球の防衛と関係ないけどな」

 

「命のお値段は隊員と等価ぐらいでない?」

 

「激安で売りに出されるのは勘弁してほしいなー」

 

さて…まぁ…炎龍っての気になるしちょっと私も見学に行かせて貰お。カメラも用意して、モンスターハンター伊丹の勇姿を激写しないと、どうせモンスターハンターならコスプレ衣裳も強制するのもいいかも。人に巫女服強制してるんだし拒否権はない。伊丹のモンスターハンター姿想像したら微妙なコスプレそうで笑える。伊丹はそれでいいとして、栗林さんにも頼んでみよう。麒麟装備…

 

……コスプレでも護符を張り付けたらハンター装備わりといいんじゃない。栗林さん近接戦闘得意とか聞いたこともあるし。え?近接戦闘の装備ならロゥリー?

 

それは、ほら…胸部の辺りがね。モンスターハンターの装備って"膨らみが"有ること前提みたいな感じだし。残念ながら圧倒的に足りないというか、もし装備を着たらそう…

 

「ろくなこと考えてない顔をしてるな」

 

「……伊丹、特に意味はないけど向こうをみてスッカスカって言ってくれない」

 

ロゥリーが居るけど何の意図もない。

 

「なんか知らんけど、断固拒否する!」

危険回避能力がたまに高い。

 

「なら別の事を頼むわ。伊丹隊長に協力して欲しいことが有るの」

 

「お前の隊長になった覚えはない。あと協力ってなんだ?何だか嫌な予感がするぞ」

 

「いやいや炎龍退治にもしかしたら役立つかも知れないから良い話よ」

 

デメリットは伊丹の評判が更に死んじゃうかも知れない事だけど…うん、デメリットは無いようなもんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では出発」

 

俺達は炎龍討伐に向かう事にな駐屯地のあるアルヌスの丘を出る。部下と厄介ごとを持ってきたダークエルフのヤオ、あとテュカ、ロゥリーがついてきてくれた。……テュカは仲間の敵討ちでもある。霊夢の護符でお別れをして少しは心情の整理はついたみたいだけど、それでもまだ危うそうに見えるな。

 

「あれ?」

 

テュカは誰か探してるみたいだな。

誰か居ないのか?

誰か居ないのか確認したけどもう全員のってるぞ。レレイか。

 

「…霊夢は来ないの?」

 

そっちかぁ。

 

テュカって最初あんな怖がってたのにいつの間にか霊夢と仲が改善されてるな。

結構セクハラされてたのに…同族とお別れさせてくれた恩からかね。

 

「そう言えば居ませんね……炎龍退治に関係あるものとかで何か用意してましたし来ると思ったんですが」

 

確かに用意してたな。

栗林のスリーサイズ調べたりして……

調べるの俺に頼むな!

 

「…霊夢ちゃんに黙って出てきたのよ」

 

そう、魔理沙とミスチィとレレイと人形の観察でまだ残ってるアリスには言ったけど、霊夢だけには隠して出てきた。

 

「え、なんで!?」

 

「イタミが魔理沙とミスチィとレレイとアリスに霊夢の相手を頼んでたわね」

 

普通に行くだけなら感づくだろうからな。魔理沙、ミスチィ、レレイ、アリスには俺達が出ていくまで霊夢の足止めを頼んだ。

 

アリスは知らんけど、魔理沙とミスチィ、レレイにはわりと甘いから足止めしたとわかっても二人は大丈夫だ。因みに俺にはまったく優しくない。同じ友人枠なのに、オッサンか俺だけオッサンだからか。オッサン差別良くない!

 

「な、なんで黙って出てきたのイタミ」

 

俺も連れてって炎龍退治に協力させたかったよ。けどさぁ、炎龍退治の命令を受けた時に…

 

「上から直々に霊夢を同乗させるなと言われたんだよ」

 

命令だけじゃなくて出発する時に監視されてたし。霊夢が同行しようとしたら止められてたろな。止められたら同行がダメなことが霊夢が知ることになる。だから面倒な手を使ってまで霊夢に気付かれずに出てきた。

 

なんで連れてくの今回に限ってダメだったんだろうな。討伐で危険だと解ってるからか…護符造りを霊夢がサボり過ぎたせいか。

 

「来れない理由は…察っせますが、戦力半減どころでないっすよ」

 

「戦力扱いするな。俺達が戦力扱いするなんて外聞が悪すぎるし。本人も戦力として宛にするなとか文句言うぞ」

 

戦力扱いは出来ない……今回は完全に頼ろうと思ったし建前にしか過ぎないけど。

 

「言いそうねぇ」

 

「で、でも霊夢って…戦ってくれるよね」

 

テュカの言うとおり戦ってはくれれるよ。盗賊の時も温泉の時も文句言いながら戦ってるし。…戦うまでやる気ない台詞を散々に言うけどな!素直に人を助けるのそんなにイヤか。

 

「けど今回の炎龍相手だとそんなに頼れないんじゃないです」

 

「なんでだ?」

 

「だって銀座の時もこの前の盗賊の時もだけど相手が気絶するぐらいの攻撃しかできなかったですよね。人が気絶するぐらいの攻撃なら炎龍に効くと思えませんよ」

 

「いやあれ手加減してただけだよ。弾幕でヘリの防弾ガラスぶち抜いてるの見てたろ」

東方の霊夢ってそんな物理的な攻撃力高いイメージ無いけど此方の霊夢は攻撃力ある。飛行にしても護符にしてもスペック高過ぎない?って何度思わされたか。博麗霊夢に似てるだけの別の何かに思えてくる。手加減抜きならスプラッタ待った無しだろ。

容赦なく人を射的の的にしてる様な攻撃してたけど霊夢ってあれで人道的だった。

 

ちゃんと前に本人に手加減してたか聞いたことある。それで息の根を止めない程度には手加減はしてると怖い答えを聞いてる。その時に俺は霊夢の優しさ一厘、あとの九分九厘割は下手にやって幽霊になった時にストーカーに成られるの嫌なんだろう…と手加減の理由を推理した。

 

本人からは優しさ1.2倍は有るって訂正された。誤差にしか成らない優しさだな。お前の優しさそれで良いのか

「そう言えばやってましたね。やろうと思えば威力は上げられるんですか。威力を上げれば炎龍にも攻撃は通せるんです?」

 

「いけるんじゃないか…たぶん」

 

何とか炎龍と戦える位の力はあると信じたい。

 

「博麗さんって実際のところ何れぐらい強いんでしょう」

 

「どれぐらいだろうな」

 

誰も知らないだろ。

 

霊夢ってこれまで相手が人だから手加減してるだろ。本気ならどうなるんだ?

 

 

予想だと帝国って霊夢一人で落とせるんでね?

最低でも帝国の城は落とせてたろ。

 

この前、帝都に行った時に一人でも占領出来そうとか不穏すぎる事を呟いてた。あれ本人は冗談のつもりだとかほざいてたけど、占領しようと思えばマジで出来たんでないか。少なくともお姫様には出きると思われてたな。お姫さまにイタリカの活躍を見られたせいで。何だと思われてたんだろな霊夢。

 

俺の予想だと炎龍と同じぐらい危険物、ぶっちゃけアイツ此方の世界じゃ炎龍(災害)と同じカテゴリーの生き物扱いされるんじゃないか。違うのか聞かれたら友人として悲しいが否定はできない!とても悔しいけどな!!

 

「……霊夢なら炎龍を一人で倒せそうな気がする」

「いやいや」

 

炎龍って霊夢なら戦えはしそうだけど流石に倒すっては難しいだろ。テュカの霊夢の評価は相当に高いな。

 

「…できるわねぇ」

 

ロゥリーさんや。なんで遠い目をしてるんだろね。…今断言しなかった?

 

「言っちゃダメなんですが、こういう時には頼りたいですよね…」

 

「けど今回は来るの禁止された」

 

「あんなのでも民間人だからな。確実に危険だと解ってる討伐には送れないんだろ」

 

…理由が護符造りをサボり過ぎたせいとは思わないでおこう。危険だから来れないんだ。此れまで霊夢が同行した所でも危険な目にあってる?いや前までは本来なら危険な行き先ではなかったから、毎度襲撃されただけで…ん?…帝都とか素で危険でなかったか?

 

「そんな危険な討伐に俺達命令されて行くんですがね」

 

「俺達だっけって可笑しいですよー…」

 

そうだよなぁー。炎龍って本来は巨大ヒーローか戦闘ヘリとか戦闘機で相手にするのだろうよぉ。俺達みたいな少数部隊を送る相手でねー。霊夢が言ってた通りEDF隊員扱いみたいにしか思えねぇよ。普通に考えて俺たちなら炎龍をやれる!と信じられたより…あーーやっぱ嫌われてるのかねぇ。

 

「こ、コッソリ霊夢を連れてきたらダメだったの?」

 

「命令無視はいけないんだよ。命令無視は…命令を守るためにも霊夢は連れてけないんだ!」

 

俺は力強く断言する。なんだその胡散臭い物を見る目は、俺は命令は無視してないぞ。ちゃんと霊夢を連れてきてない。ちゃんと置いてく努力もした。誠心誠意命令を遵守したんだぞ。ちゃんと皆知ったよな?俺が命令を忠実に守ったの

 

何故か不信を感じられるから別の話をしよう。

 

「モンスターハンターってあるよな」

 

霊夢が最近矢鱈話題にするから俺も話題にしてみた。

 

「突然なんです?勿論やったこと有りますがどうしました」

 

「こうして討伐に向かうって立場になると思うよな。モンハンのハンターって頭可笑しい」

 

リアルに例えると初期の相手でも熊やらトラ相手、此方でいえばオークとかを刀で?…無理だわ。古龍とかなるとそらもう炎龍クラスかそれ以上なの相手になんだろ。武器はお手製で生身であの炎龍みたいなのと対決するんだろ。自殺志願者かな。

 

「俺達も頭可笑しいって事になりません?」

 

「モンスターハンターのハンターの方がマトモでは?ちゃんと相手に効く装備で戦うんですから」

 

炎龍に効く攻撃力が欲しいな。

そういや国会で炎龍相手に武装の火力足りないって言ったよな。言ったよなぁ…。なのに火力不足のまま送り出されるって…

 

って

 

「え?栗林もモンハンやったことあるのか」

 

オタク嫌いだしゲームなんてするタイプでないと思ってたな。モンハンみたいなアクションゲームならやるのか?

 

「なんでか霊夢ちゃんにやらされたんですよ」

 

なんだと、霊夢のヤツめ、オタク嫌いな栗林にまでモンハンやらせてたのか。…絶対にあれの為だな。

 

「モンスターハンターの話をしてるとハンターの装備が欲しくなりますね…」

 

ロゥリーのハルバート見てる。装備に興味を持つとか霊夢の思惑通りだな。ロゥリーのハルバートって少しハンターの装備ぽいか?…ぽいどころかロゥリーってリアルモンスターハンターみたいなもんだな。炎龍と普通に接近戦で戦ってたりするし。これで凄いのはハンターみたいに戦えるロゥリーなのか、不死身のロゥリー並な事をしてるハンターなのか。

 

「モンハンのハンターと言えば、ゲームの耐久力可笑しいですよね。攻撃を喰らっても生きてるって……俺達だと一発食らえば終わりですよね」

 

「それは軽く当たるだけでトラック衝突するぐらいの威力は食らうだろうから…バラバラになるんじゃない」

 

トラックは例えには生易しいだろなぁ。特撮怪獣と同じと思ったら何万トンとかだろ。低く見ても数千トンは有りそう。バラバラどころかミンチ、すり身?霊夢葬式上げてくれるにしても原形が残りそうでないぞ。

 

「えっと、博麗さんの護符は…今回はあてにしない方がいいです?」

 

「そらしない方が良いだろ」

 

少し位なら防げそうなって思うのはダメだ。もしかしたら防げる?なんて期待するのは危なすぎる。攻撃範囲に入ったらアウトと思って対処した方が良い。攻撃範囲に入らないで済むと思えんけど……

 

「持ってきた装備は使えますかね…」

 

「道中で盗賊でも襲ってきたら使えるぞ」

 

「あの龍には意味ないと…」

 

「以前に銃弾が皮膚で弾かれてましたもんね」

 

弾かれなくてもサイズ差的に蚊に刺された位の損傷しか無理だろー。やれても注意を逸らせられるぐらいか。

 

銃弾でも片目は矢でやられてたし眼とか柔らかい所なら潰せるだろうけど、両目を潰したら無茶苦茶に暴れそう…。

 

「頼れるのは手榴弾か…あれの腕を吹き飛ばしたコイツ位ですかね」

 

ポンポンと持ってきた切り札の一つを叩いた。

それが効くことは既に腕を吹き飛ばして実証されてるしな。ただ効くだけで倒しきれるかは別問題。普通に当てるだけなら数が足りない。頭とか心臓当たったらいけるだろうけど、当てる難易度が高いよな。

 

高いよなぁ…

 

前に一発ぶち当てて腕を吹き飛ばしてるんだし、知能があるなら警戒するだろ。これは罰ゲームありの対戦ゲームで魔理沙に盤外の不意討ちを食らわせて、二度目の不意討ちは学習されて避けられて復讐されてる霊夢を見たの思い出して思う。……なんで思い出した。あれを思い出す必要ないな。普通に警戒されてると思えば良いだけだな。

 

霊夢といえば来る前に、寝床を探して爆弾仕掛けて吹き飛ばすとか卑劣なアイデア布教してきたな。他にも幾つか姑息な手ばかり提案してきたな。リアルな戦闘では真正面から突っ込む脳筋戦法な癖に

 

脳筋ってより霊夢みたいに正面からやれるなら態々作戦考える必要も無いからか。

 

…霊夢には正面から何とか出きる力があるから正攻法ができる。けど俺みたいな非力な一般人には正面から戦うなんて出来ない。これでも部隊の隊長で責任もある。俺が原因なら俺が巻き込んだようなモノでもある。ならアウトな事でもやんなきゃいけない。例え卑怯でも反則でも後が怖くても!

 

…なんで俺がこんな至極真面目な事を考えなきゃいけないんだろうなー。真面目に考えないと後悔する事に成ったり人生の終わりを迎えるからだよなぁ。なんで俺ってこんな立場に成ってんの?出世なんて興味なかったのに隊長なんて。

 

「……」

 

ダークエルフ(厄介ごとを持ってきた犯人)のヤオが不安そうに見てきてるな。日本語で話してて理解してないけど、さっきまでの会話の不穏さを感じるみたいだ。なんか見てるととても不安に成るなぁ。だって…

 

「…霊夢が見た時に悪運は有りそうだけど、普段は運が悪くて幸が薄そうって言ってたのが不吉なんだよなぁ」

 

実際、一族の存亡をかけて助けを求めてきてたのに、美人局して強盗したとか誤解を受けて捕まってたりしてたし、霊夢の感想だけでなくて現実に運の悪さがまったく否定できないのが…

 

そう言えば、あの時に霊夢が憐れんだ感じで俺を見てきたの何だったんだろうな?初めはそんな相手と関わらなきゃいけないからって思ったけど…何か違うような。

 

なんだ??皆して俺を見て

 

 

 

 

 

「イタミどの、彼処が私の故郷になります」

 

どうやら到着したみたいだ

…到着しちゃったみたいだ。

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