少女のつくり方 〜艦隊これくしょん〜 作:山田太郎
暇つぶしにでもなれば幸いどす。
その1 → https://syosetu.org/novel/212996/40.html
その2 → https://syosetu.org/novel/212996/126.html
今回のお品書き
【 艦の速度 】
【 海軍の方位 】
【 蛇足★敬礼 】
【 おまけ★駆逐艦 】
【 後書きと言う名の近況 】
【 艦の速度 】
↑┏ 一杯
速┃ 最大戦速
い┃ 第◯戦速
┃ ↑
┃ 艦で違う
┃ ↓
┃ 第一戦速
┃ 強速
遅┃ 原速
い┃ 半速
↓┗ 微速
船速ではなく戦速。これは戦闘速度の略。
第一戦速からは3ktごとに刻んで数字が上がっていく。艦によって出せる速度が違うので、第二戦速の上が最大戦速だったり第三戦速の上が最大戦速だったりとまちまち。
最大戦速の上にある一杯は過負荷全開の「リミッター外しちゃいますのよ〜」状態。無理をさせている状態なので、主機の破損と隣り合わせな緊急脱出用。
つまり「ボイラー一杯まで回せ! 最大戦速!」なんて言われるとなんのこっちゃってなる。
なんとなく勇ましい感じは伝わるので、まぁ良し。
みんな大好き! アニメ「はいふり」の第1話では、初めての出港時に「両舷前進原速赤黒なし針路一五◯度」と言ってますね。
出港してしまえば基本的に片舷で進むことなどないので、まあそこの説明は省く。
赤黒ってのはプラスマイナスを表してる。原速黒15と言えば原速の回転数より15回転増し増し。赤15なら逆に下げろよってこと。
船の速度を表す
なぜ結び目かと言うと、昔は結んだ丸太を等間隔に浮かべて時間あたりどれだけ進んだのかで判断してたみたい。
ktの換算はカレンダーで覚えるのがいいです。
1kt = 1.852km
カレンダーの一日から下に一桁ずつ読んだときと同じになる。
カナリの昔に提督が山崎にそんな話をしてたはず。
【 方位 】
軍隊モノでよく見聞きする「3時の方向! 敵です!」ってやつはクロックポジション。12時は真正面。稀に昼飯の方向なんて使う人もいるらしい。
これは主に陸軍が使うイメージ。
海軍は方位で針路を示す。上のはいふり例だと一五◯度。
北が0度。提督がよく回して遊ぶ羅針盤などもあるし、海軍さんは慣れてるんだろう。
つまり一五◯度は南南東の方角。
横須賀女子海洋学校から出港するなら「まぁ、そうなるな」。
はいふりと言えば、アニメ表現としてはアレで非常に正しいが、陽炎型の舵輪はあそこにはないので参考にしちゃうとツッコミを入れられちゃうかもしれない。陽炎型の操舵室は本来あそこの下の階層。
針路は「
特に呼び方が厳密に決まってるーなんてのはなかったんじゃないかと思う。海軍は陸軍と違ってどうでもいいところは結構ゆるゆる。
【 敬礼 】
蛇足にはなるが、敬礼の細かい規則も海軍にはない。
一時期よく言われた「海軍式敬礼」なんてのも特にない。狭い艦内にいるときに敬礼するなら肘を小さく畳むだけ。ただの周囲への配慮なので、甲板にいるときや陸に上がっているときなんかは普通にやってて、そんな写真も残っている。有名なところなら「瑞鶴甲板上での最後の写真」や「山本五十六長官の敬礼写真」がネットでも見られる。
あと「挙手の敬礼をするのは帽子を被っているときだけ」だ。
儀礼的な場ではノリで許されてる感があるが、こちらは自衛隊でも規則で決まってたりするので、制帽なしで挙手の敬礼をするとペナルティをもらいかねない。
はいふり最終話で敬礼している人としていない人がいるのは制帽の有無。なのでだいたいの艦娘は挙手での敬礼、敬礼と言われてイメージするアレを行わないわけだ。
薄い記憶によると、アニメ「ブレイブウィッチーズ」にて制帽被った誰かさんの敬礼に主人公姉妹が頭を下げて返礼してるシーンがあったと思う。
また、艦これ公式絵に「敬礼をする吹雪」がある。
ちゃんと制帽を被らせているあたり公式の“分かってる度”は高い。
【 おまけ 】
神風型 ┓ 特型前の艦種で、この2種は似てる。
睦月型 ┛ついでに峯風型も似てる。
特型(吹雪型) SpecialTypeと呼ばれる駆逐艦のドレッドノート。
細分すると特Ⅰ、特Ⅱ、特Ⅲ。
艦これ採用の吹雪型、綾波型、暁型分類はレアかも。まとめて吹雪型って呼ばれるほうが多い気がする。
初春型 ┓条 軍縮条約時代の艦種。
(有明型)┃約 初春型の5番6番は有明型とも。
白露型 ┛型 広義では村雨までを有明型にしてることもある。
朝潮型 脱条約。特型系譜に戻った艦種。おっきい
↓
グレードアップ
↓
陽炎型 ┓通称「甲型駆逐艦」。艦隊型(通常)の決定版。
夕雲型 ┛艦内電源が直流と交流であるほかはマイナーチェンジ。
別物
秋月型 防空駆逐艦として上のシリーズとは別クチの乙型駆逐艦。
別物
島風型 さらに別クチ。僕の考えた最強の艦隊型駆逐艦である丙型。
別物
松型 戦時急造の丁型駆逐艦。工程省略のためにいろいろ簡略化されてて、帝国海軍の最短建造記録やら最多姉妹艦記録やらを持っている海軍最後の駆逐艦シリーズ。安く早くがウリの艦ではあるが、使い勝手の良さは侮れなかった。
駆逐艦が役割ごと大きく変わったのは特型以降。上でも書いたが全艦通して吹雪型と呼ぶことのが多い気がする。その場合は「吹雪型24番艦電」のようになる。
資料によって分け方もいろいろ。朧型で分けているものもあれば、初春型白露型まで含んで特型と表記してるものもある。
なので初期艦選択時に五月雨が「特型」を名乗るのもあながち間違いとは言えない……かもしれない。
特型を車のクラウンだとすると、初春型や白露型の条約型駆逐艦はカローラ。がんばってクレスタ。
普通工業製品は後に出来た物のほうが高性能だが、ここのスペックはそうとも言えない謎な感じ。サイズが違うのでいろいろ窮屈ではあった。確か長さで6mくらいの差があったはず。
詳しくはトップヘビーな初春型から第四艦隊事件、有明型爆誕! までの流れをさらってみよう。新型のカローラの条約型と型遅れのクラウン特型……と言える? かもしれない。
司令駆逐艦や艦隊旗艦を妹が務めてることが多いのも同じ理由。
当たり前だが妹のほうが新しい。
初春型と白露型の間に有明型があったりなかったり。
その場合は村雨までが有明型になることが多い。最終的に春雨までを有明型に……となったが、白露以降と有明、夕暮は設計が違うので結局初春型、白露型分類で落ち着いた。危なかったぜイチバンさん。
超細かく分けると
初春型(初春、子日、若葉、初霜)
有明型(有明、夕暮)
白露型(白露、時雨、村雨、夕立、春雨、五月雨)
海風型(海風、山風、江風、涼風)
差異は微妙なところなので、駆逐隊は有明、夕暮、白露、時雨で組んでいる。いた。
条約破棄後に新しく造ったのが朝潮型。
これのバージョンアップが陽炎型。
両者の違いも微々たるもの(暴論)なので、こちらも霞、霰、陽炎、不知火で駆逐隊を組んでいる。
艦これ的には霞が朝潮型の末娘だが、彼女を9番艦にしている資料も多い。霰改二が「霞姉さん」と呼ぶのもそんなところから。
夕雲型は陽炎型のマイナーチェンジモデル。
あえて強引に言うと、この3型はみんな似たようなもんだ(違う)。
しかし陽炎型と夕雲型はホントに似たようなもんだと思ってくれていいと思う。分かりにくく説明すると、モデルチェンジ前のクラウンと現行のクラウンくらいの差だ。
雲シリーズの夕雲型、さらに夕雲、巻雲、風雲と駆逐隊を組んでたことから長らく夕雲型だと思われてたのが秋雲さん。
正しく陽炎(不知火)型になったのは1994年のことなので、本人的にはまだまだ慣れないだろうと思う。
雑木林シリーズは面倒なので省略。
一応言っておくと、話半分に聞いておいてね。
そしてここいらの知識が物語の本編に活用されることは多分ない。多分。
イベントはE6を終えて休憩中。
連休中にプラモでも作るかと考え、なぜか土台とアクリル板まで買ってきた。波に翻弄されつつも戦う駆逐艦をジオラマで製作中。
あとその合間の息抜きに艦娘絵を描いたり、なんだかんだと艦これ漬け。時雨のドールヘッドが欲しい今日この頃。
銀行強盗の続きどうしようかなぁ、と頭を悩ませつつも、基地の畑で捥いできたばかりのトゲトゲが激しいキュウリをあの娘に突っ込むプレイ話を書いて精神の安定を図っています。
ラバウルの人たちも総出で畑を作ったりしてたので、基地に畑があるのは特におかしくないだろう。それ以外がすべておかしいけど。
それではまた、次話でお会いしましょう。
追伸
心優しいお便り待っておりまっす。