戦い続けろ、その身を焼き尽くすまで。愛し続けろ、その身が灰になるまで。
雪花の空に燐光を燃やしながら――



*エルツ大陸では竜族を始祖に持つ国家「サフィルス王国」「ルベウス帝国」、頭部に鉱物の角を有する種族が多く住まう「リゥスイ連合」の三国が存在した。
共通歴268年4月、ルベウス帝国皇帝オルヒの死をきっかけに、幼い次期皇帝の補佐を担っていた「議会」が設立。彼らは政権を掌握すると、利己的な理由で隣国サフィルス王国王都へと侵攻。
サフィルス王都は陥落し、女王オディリアと第二王女アルテミジアは惨死。第一王女の顛末は今も分かっていない。

それから十年後――
サフィルス山間部の小さな村に、サフィルス国宝“炎の紋章”を持つ娘の姿があった。
娘の名はユーディト、かつて従騎士と共に王都を逃げ延びたサフィルス第一王女その人である。
共通歴278年、秋。
止まっていた歴史の針は動き出そうとしていた。



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この作品は<シーズン2>です。
シーズン1はコチラ→【https://syosetu.org/novel/190940/

こちらの作品群はいわゆる「僕の考えたファイアーエムブレム」になります。
小説の内容として以下の内容を含みます。苦手な方は閲覧の続行を推奨しません。
・殺人、戦闘、暴力、死亡描写などのショッキングな描写
・性描写に関する間接的表現
・異性愛・同性愛に関する描写

※※※当作品をダシにして、本家シリーズや本家キャラクターを批判することは絶対におやめください。そういった趣旨の作品ではありません。※※※

長々とした注意書きを読んでくださってありがとうございます。
シリーズを知ってる方も知らない方も、本編をお楽しみいただければ幸いです。

※pixivとの同時投稿です。設定資料集などもあります。
誤字修正とかの都合上、ハーメルンは一週間遅れでの更新となります。
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4章
  1幕()
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